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521.  ゴールデンスランバー(2009) 《ネタバレ》 
いわゆる巻き込まれ型サスペンス映画で面白くなかった事がない。というぐらいこのジャンルにはずれは少ないですね。 その理由を考えるに、まず主人公が無実だということを観客だけが知っている点だろう。窮地に立たされる主人公をどうしたって応援したくなるものだ。 この映画でも主人公は例によって無実の罪を着せられ、冒頭から逃げまくることになる。その過程はスピーディーであり、テンポよく進むので全く飽きさせる事はないだろう。しかし、残念なのは終盤に進むにつれ、段々粗が見えてくる所だ。何故あんなに都合良く主人公を助ける人物が続出するのか。いつの間に花火を用意したのか。目立ちすぎる車。警察間抜けすぎじゃない?などなど、あげればキリがないが、この手の映画の肝は如何に主人公に感情移入させるかだと思うので、その点においては成功してるんじゃないだろうか。堺雅人の演技が素晴らしく、最後まで目が離せなかった。   最後に、管理人さんの真似して私も伏線を一つ。  ・犯人のニュースの後に流れるVTRで白と黒のツートンカラーの猿。小猿は”白い”→犯人はシロ  という事かなと思ったんですけどどうでしょう。違ってたら御免なさい(^_^;)
[DVD(邦画)] 7点(2013-11-21 17:45:07)(良:1票)
522.  SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者 《ネタバレ》 
YOYO!近所のビデオ屋に無いと思ったけどYO!よくよく探したら準新作の棚の最上段にあったぜYO!もう旧作なのにYO!SAY!WOOH!   前作「SR2」を番外編的作品とするなら、本作は紛れもなく1作目の正統な続編と言えるだろう。1作目でイックとトムを見捨てたマイティが東京で頑張る姿を描いているのだが、いきなり殺人、強盗、人身売買と、これまでの作品では考えられないほどの犯罪てんこ盛りな展開に少々ビビってしまった。  しかし、「SR2」では重要そうに見えて実はどうでもいい立ち位置だったイックとトムが現れてからはコメディ全開の展開で終始ニヤニヤ。安心して見れました。そんな彼らも今作では栃木の将軍と手を組み遂にステージデビューを果たしたりと大活躍。それにしても伝説のTKD先輩はどこまで神格化されているのか。TKD先輩キラカードには笑ってしまった。   てっきり栃木で再び出会ったSHO-GUNG3人が再結成するのかという夢が膨らんだが、しかしこのシリーズの鉄則としてこれまでそんなに甘い展開を許しては居ない。現実はとことん厳しいのだ。結局マイティは夢やぶれたまま、再びラップをやることなく去って行くのみだ。フェスでの長回しによる逃亡シーンは圧巻。   しかし、それでも最後の最後。ちょっとだけご褒美が用意されていた。偶然車が故障しフェスに戻るマイティ。そこで彼は観た。自分が捨ててしまった夢や情熱を今まさにステージの上で炸裂させ、輝いているかつての仲間を…。完結編と呼ぶに相応しいラストシーンは涙無くしては観られなかった。
[DVD(邦画)] 8点(2013-11-20 15:22:25)
523.  蛇イチゴ 《ネタバレ》 
騙されているかもしれないとわかりつつも息子に頼るしかない父と母が哀れで滑稽だった。これはのちに「ディア・ドクター」で偽医者を信じようとする村人に通じるものがあると思った。莫大な借金で正常な判断が出来なくなり、どう誤魔化そうが現実から目を背けようがもう選択肢は無いのだから…。 救いは唯一まともだった娘だ。ラストで、兄と対峙する場面の緊張感は凄い。ケリを付ける為に入った山で兄は蛇イチゴを見せようと誘うが、そんなものは無いと信じる妹はそれを拒む。しかし、家に帰ってみるとそこには…。 なかなか考えさせるオチで美味かったです。 ただ、こんなオチ用意されたんじゃあ妹はたまったもんじゃないだろうな。
[DVD(邦画)] 7点(2013-11-19 22:18:21)(良:2票)
524.  SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム
前作より全てにおいてパワーアップしてる!これは面白い!  まず、前作ではやや物足りなかったラップのシーンがこれでもかこれでもかという具合に炸裂してる!サイタマノラッパー対グンマノラッパーの対決シーンは圧巻!  そして、今回は女の子ラッパー達が主役だが、前作の登場人物よりもさらに重い試練を背負っており、より青春ドラマとしても見応えのあるものになっている。 川原でライブをやる為に100万円を貯めるというのはちょっと無いかなと思ったけど、彼女達の想いの真剣さゆえ引き込まれるものがあった。 金の為にプールでラップの曲を披露する場面の彼女達の真剣さはどうだ。いや、決して格好良いものではない。むしろ、痛い上に寒すぎて直視できない。しかし、それは遠くからのロングショットにてぼんやりと画面に映し出されるので大丈夫だ。これは巧い!と、思わず叫んでしまった! 観てる間はなんてダサダサの歌なんだろうと思っていたのだが、終わってみていつの間にか「シュシュシュー」と呟いてしまっている自分が居た。びっくり!  これはSR3も絶対観なきゃなるまい!しかし、近所のビデオ屋には置いてやがらねぇ。どうしたものか。
[DVD(邦画)] 8点(2013-11-19 20:05:19)(良:1票)
525.  劇場版 SPEC~天~
ここで言うべき事じゃないですが言わせて下さい!家の近所のビデオ屋!(全国チェーンの某店)いつまでSPECドラマ版のDVDを準新作でレンタルしとるんじゃい!もうレンタル開始から2年以上経過しとるんじゃ~い!(怒)  失礼しました。人気ががあればいつまでも新作料金でレンタルさせようとする最近のビデオ屋のシステムが嫌い。そして、人気が出たらすぐ劇場化する最近のドラマの風潮も嫌い。そりゃあファンとしてはでっかいスクリーンで続きを観たいですよ?でも、ただ金をかけるだけで中身が薄ペッらい糞みたいな出来の映画をわざわざ金払って観たくないってばよ。  急にファティマ第3の予言がどったらこうたら…なんか無理矢理話を壮大にしようってのが見え見え。やたらアクションが派手になったりCGに金をかけまくったり…。ファンはそんなの求めてないですよ。ジョジョ単行本がスクリーンに大写しになったころにはもうこの作品から完全に熱が冷めていました。  DVDが激売れして味をしめたのでしょうか。劇場版公開直前にテレビでドラマスペシャルを放映→すぐDVD化。そして最後の完結編は2回に分けて公開。と、とことんファンから金を搾り取る気まんまんですね。絶対完結編2部作は観に行ってやるものか!  と、だらだら怒りをぶつけてしまって御免なさい。これもSPECドラマ版を愛するが故の怒りですから。
[映画館(邦画)] 2点(2013-11-13 18:42:25)
526.  ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
 なんかチェンソーを持った怪人と戦う美少女が居て、その美少女に一目惚れした少年が一緒に戦っていくという中二病全開ストーリー。  時代劇風の格好いいオープニングでいやがおうにもアクションに期待が高まるが、この映画にアクションを期待してはいけない。殆どCGとワイヤーで誤魔化されたそれはアクションと呼べる代物ではないからだ。そもそも、チェンソー男のあの現実感の無さはなんだ。戦う美少女もあんな大男と互角にやりあえるほどの強さは感じられず、両者の戦いに全くリアリティーは無い。  だがそれもそのはず、これはアクション映画ではなく青春映画というに正しい。ツンデレ女子高生に想い寄せる主人公のストレートすぎるアプローチは小っ恥ずかしくもあるが、そこは市原隼人なので違和感なく許せてしまうから不思議だ。その主人公と一緒に生活する友達は芸術志向で、常に絵を描いたり曲を作ったりしているのだが、主人公には何も取り柄がなくテストでも0点をとる落ちこぼれだ。そんな主人公の焦りや葛藤、そして恋を物語は描いていく。  そして、事あるごとに主人公を待ち構えているのがチェーンソー男だ。それは夢幻かもしれない。しかし、それを乗り越えようとする事で少年は一層成長していくのだ。チェーンソー男は誰の人生にも潜んでいるのかもしれない。
[DVD(邦画)] 6点(2013-11-13 17:45:49)(良:1票)
527.  ソラニン
漫画を映画化したものは数あれど、ここまで原作に忠実に映画化されたのは史上例をみないのではないだろか。ほぼ99.9%原作と一緒。セリフも大体そのままだし、じゃがいもが妖怪みたいになってるというくだりや、カエルマスコットに手紙を入れようとする老人、花村ひとみwithインソムニアといった細かいネタもちゃんと盛り込みつつ「ウォンビンウォンビンウォンビンビン俺のち○ぽこまじウォンビン!」というどうでもいいくだらない歌までちゃんと再現しているとは恐れ入った。まるで脚本が存在してなくてコミックを台本代わりに撮っていたんじゃないのかとさえ思った。唯一不満点を挙げるとするなら、種田が美男子すぎることくらいだろうか。  これだけ完璧に映画化したのであれば思わず満点をあげたくなるものだが、何故だろうそんなに面白いとは思えなかった。ラストのライブシーンの宮崎あおいの唄が酷かったからだろうか、いやそれだけではない。原作の持つ独特の空気感というか心に訴えかけてくるようなメッセージ性が伝わってこなかったのだ。例えば、芽衣子が種田の代わりに自分がギターとボーカルをやってやろうと決意する場面。映画ではそこまで熱意が伝わって来なくてなんか唐突な印象だった。それから芽衣子はもっとコミカルな面もあるんだけど、映画ではひたすら可愛いくて美化されすぎな気が…。原作ファンとしてそこまで望むのは欲張りすぎでしょうか。
[DVD(邦画)] 7点(2013-11-11 23:24:12)
528.  SR サイタマノラッパー 《ネタバレ》 
 劇場版かまってちゃんの監督作品と知って思わず借りました。最初はゆるい感じのコメディかな?と思って観てましたが、主役の太ったラッパーが夢を追う姿に感動し、次第に引き込まれていきました。安っぽい映像がより田舎で燻る若者達のリアルを際立たせていたと思いました。    基本的に主人公はダメ人間なんですね。家では半ニートだし、不良にはからまれて負けるし、同級生にはバカにされるし、ラッパー仲間の中でさえも雑魚扱いされている。しかし、ラップにかける想いは誰よりも強く、だからこそ応援したくなった。ラスト、別れた仲間にもう1度夢を語り、帰ってこいと誘うラップのシーンは感動しました。ゆうばりファンタグランプリも納得の熱い映画ですね。
[DVD(邦画)] 7点(2013-11-10 20:31:17)
529.  探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
前作はBARに依頼の電話がかかってくるという所が印象的でしたが、今回は殆どBARに居ないですね。探偵はBARにいないです。前作に比べてハードボイルド感もダウン。ストーリーも2時間持たせるにはボリューム不足だし、つまらない。見所はひたすら乱闘に次ぐ乱闘と洋ちゃん&龍平の掛け合い。洋ちゃんのスキージャンプのシーンは合成感丸出しで笑った。銃撃戦&カーチェイスはリアリティーがなさ過ぎてもはや失笑レベル。あと、途中から北海道観光映画みたいになっちゃってます。毎回同じ事やってたんじゃあこのシリーズ飽きられますよ。次回作で大幅な改変に期待。
[インターネット(邦画)] 4点(2013-11-08 19:34:44)(良:1票)
530.  俺俺
封切から半年経ち、DVDが出たというのにまだ誰もレビューを書いてないとは…。 三木聡監督待望の最新作。突如として俺とそっくりな人間が現れる。そして、しだいに増殖し始めた俺。俺だけの国=俺山を作るべく、街にいる俺達を集め始めるが…。やがて俺が俺を削除し始める。と、プロットだけ書くと楽しそうだが、世にも奇妙な物語にありそうな安っぽいストーリーでがっかりでした。 三木監督得意の小ネタや笑いも少なめでサスペンス色が強い為、いつもの三木ワールドを期待すると肩透かしを食うでしょう。シリアスに徹しているわけでもなく、笑えるわけでもなく、なんとも中途半端。もっとコメディ色が強ければ楽しめたかもしれません。
[DVD(邦画)] 4点(2013-11-07 20:11:12)
531.  劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ
この映画を観た翌日、僕は近所のTSUTAYAさんで 神聖かまってちゃんを借りた 「友だちを殺してまで」というアルバムを借りた 「ロックンロール」というやつだ しかし、何がいいんだか全然分かりません   正直、この映画のラストのライブシーンでボーカルのの子が登場したのを目の当たりにした時、何かおかまみたいな声だし、女装して緑色のメガネをかけて歌うなんてぜってぇあぶねえ奴だ。イカれてる。そう思った。しかし、借りてきたアルバムを聞いている内に段々とその音楽世界にはまりつつある自分が居た。歌詞は酷いし、声も気持ち悪い。しかし、上手く説明できないが何故か引き込まれる魅力があったのだ。   劇中には、かまってちゃんを愛する様々な人達が登場する。幼稚園児は、幼稚園に居る時も家に居る時もパソコンでずっとかまってちゃんのライブ映像を観ている。感情を内に込めたままひたすらPCに向かう姿は異様でもある。しかし、かまってちゃんのライブ当日、家に友達を呼んで皆で一緒にパソコンで観戦するのだ。そこにはちゃんと友情が育まれているではないか。「のこ来たーー!」と歓喜し、ニコニコ生放送にコメントして皆で騒いでいるのを見たらそれまでの不安は吹き飛び、何とも微笑ましい気持ちになった。   一方、プロ棋士を目指す女子高生は、親の反対を押し切り将棋に打ち込んで行く。彼氏に浮気されてもあるてぃめっとレイザーで吹き飛ばし、ライブに行けない代わりに決勝戦で完全燃焼する。この女子高生を演じた二階堂ふみはこの映画に一筋の光を照らした。この映画で1番輝いていたと言っても良い。真の主役だった。   最後に総評。 クライマッスのライブシーンに向かって、色んな人の思いが収束していく、その構図は面白かった。ただ、肝心のライブシーンが小規模だし、盛り上がりに欠けたのが勿体無い。そこに至るまでのかまってちゃんサイドの描き方もゆるく、あまり魅力を伝えきれてないんじゃないかと思った。確かに低予算なら仕方ないのかもしれないが編集次第ではまだまだ面白くできたはず。もっともっと、クライマックスで弾けて欲しかった。不完全燃焼。
[DVD(邦画)] 7点(2013-11-07 17:27:20)
532.  脳男
てっきり脳男が爆弾魔で、江口洋介がそれと対決して行く物語かと思ったら違いました。ジャンルにSFとあるが、どこにSF要素が?サスペンスというのが1番当てはまるが、サスペンスにしては緊張感が足りない。爆破シーンしか見せ場が無いので飽きてくるし、殆どの時間が脳男の正体を分析するのに割かれているのでうんざりしてしまう。
[DVD(邦画)] 1点(2013-11-06 13:28:03)
533.  藁の楯 《ネタバレ》 
壮大なスケールで描かれるこれぞバカ映画と呼ぶに相応しい作品。まあ、リアリティーをそんなに追及しないのであればそこそこ楽しめるかもしれないだろう。如何せんツッコミ所が多すぎて困る。特に酷いのは、最初の方でパトカーだらけの所に爆弾積んだトラックが突っ込んでくるところだろう。いくら10億もらっても死刑になるぞと言いたい。これはもう、ただ爆発シーンを見せたいだけである。正に金をかけた大バカシーンの誕生である。次いで酷いのが、ラスト。刃物を持って暴れる犯人を何故射殺しないのかと。正当に殺せる大チャンスなのに。あんなに大勢の警官が居ながら何をやっているのかと…やれやれ。
[ブルーレイ(邦画)] 2点(2013-11-06 02:16:36)
534.  ディア・ドクター 《ネタバレ》 
鶴瓶のあのいかにも善人そうな顔の奥に見え隠れする得体のしれなさ。それが何なのか完全に明かされないまま物語は終わるので、妙な居心地の悪さを抱えたままモヤモヤ感が残る。あの医者の目的は何なんだろう。村人達はきっと知っていたんだろうか。等々、色々想像力を掻き立ててくれるので、観た後もしばらくこの映画を引きずってしまう。この感じ、西川監督の前作「ゆれる」を見終わった時に似ている。
[DVD(邦画)] 8点(2013-11-05 15:29:44)
535.  空気人形
え?ダッチワイフが心を持って動き出す?しかもビデオ屋で働きはじめてそこで恋に落ちる?いきなりの超展開に空いた口が塞がりませんでした。ここまで完全にコメディだと早とちりした私はゲラゲラ笑いながら観てました。 だが、この映画はそのままゆる~いコメディ映画では終わらない。板尾に正体がバレたあたりから急にサスペンスホラーになりだして、これは一体どうなるんだ?と、完全に物語に引き込まれている自分が居た。 岩松了が人形とヤル場面でまたコメディに引き戻され、人形に空気を入れたり抜いたりする場面はシュールすぎてどん引きと、なんとも忙しい展開が繰り広げられたが、要するにこれはペ・ドゥナを観るための映画である。と言い切ってしまっても良い。そのぐらい彼女なくしては成立しない映画である。 そして、これまでのシュールな展開が嘘のように美しい映像と、せつない余韻を残すラストはさすがの是枝監督作品と唸らされた。
[DVD(邦画)] 8点(2013-11-04 18:16:03)(良:1票)
536.  アフロ田中
基本的にくだらない映画は好きなんですが、これは自分にはいまいちでした。最初、巨大なアフロが出てきた時点が笑いの頂点であり、クライマックスでした。悪く言えば出落ちですね。話が進むにつれ段々とアフロにも馴れてきて、ストーリー自体はそんなに真新しさを感じさせるものでもなく、よくある童貞の恋物語であった。 良かった点を挙げるなら松田翔太がちょっと好きになった事だろうか。これまでの彼の役柄は、クールでナルシストで近寄り難い雰囲気のイメージだったのに対し、この映画ではどうしようもなく馬鹿で、だけど何事にも真面目で一生懸命で憎めないキャラクターを演じていて、凄く好印象だった。これからももっと役柄の幅を広げていって欲しいと思う。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2013-10-29 01:30:47)
537.  モテキ
やたらカラオケのシーンが多くて、カラオケが苦手な私はやや食傷気味だった。しかも、ただ歌うシーンのみならず、物語の途中で急にカラオケのpv風に歌詞が出てきて歌で主人公の気持ちを代弁したりするので油断できない。面白かった所は主人公のヘタレっぷりですね。あんなどうしようもない奴がモテるからこそモテキの魔力なんだと思う。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-10-28 22:03:29)
538.  絶対の愛 《ネタバレ》 
あまりにも彼を愛するが故、時間が経つにつれもしかしたら自分の容姿を飽きられてしまうのではないか。思い詰めた女はある決断をする…そうだ整形して別人になってもう1度最初からやり直せばいいんだ!…ってそんなバカな!!早くもギドクワールド全開である。やはり今作の登場人物も一筋縄ではいかない。異常すぎる。しかし、テーマはいたってシンプルだ。愛についての物語である。狂おしいほどに…。  それにしてもこの男、軽薄すぎるでしょう。彼女だけを愛するとか言っておきながらひっきりなしに合コンに参加するわナンパしまくるわで、なるほど彼女のあの決断も無理はないなと妙に納得。こんな男なもんだから、終始ドロドロした修羅場が展開されていく。 男が女の正体に気付き驚愕するシーンを観た時、ああ私はこういう瞬間を観たいが為に映画を観てるんだなあ、と改めて思ったのであった。そしてラスト、追い詰められた男がとった決断とは…整形返し!?またしてもそんなバカな!と叫んでしまった…。  ロケ地はほぼ喫茶店と芸術公園と主人公の部屋。低予算かつ短期間の撮影でこれだけの傑作が撮れる手腕はさすがである。
[映画館(字幕)] 9点(2013-10-28 21:21:30)
539.  アナザー Another(2011)
観終わって最初に思ったこと。これは日本版ファイナルデスティネーションだな。 で、↓のレビューを観ると出てくる出てくるファイナル~の名が。皆同じこと考えてるんだなとちょっと安心しました。 だって死に方がいちいち残酷なんですもん。
[DVD(邦画)] 3点(2013-10-27 23:34:25)
540.  夢売るふたり
居酒屋を経営するある夫婦の平和な日々が一転、火事によって引き裂かれてしまう。2人がもう1度店を復活させたい一心でたどり着いた答えはー詐欺だった。あんなに善良そうだった2人が夢の為に人を騙し犯罪を重ねていく。物語は夫婦である男と女の対比を見事に描き出していく。夫はひょんな事から大金を手に入れ、満面の笑みで小躍りしながら家に帰り、妻にこれでまた店をやり直せると報告する。しかし、それは訳ありの金である。単純でバカな男を阿部サダヲが巧く演じていた。そして、勘の鋭い妻を演じた松たか子の演技が凄い。札を燃やして夫を問い詰める修羅場が最恐だ。女の怖さを前面に出している。また、生理用ナプキンを装着する場面や自慰に耽る場面など一見不要と思われがちだが、それがいっそう女の生々しさをもろに出すことに成功しているのではないかと思った。とにかく、最初から最後まで主演2人の演技が光っていた。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-10-22 20:52:08)
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