41. 永遠の0
テロリストと神風特攻隊の違いを説教臭く描いた作品。 しかし、特攻を否定する人達がいかにも物知らずで鼻持ちならない嫌な奴等として描かれているのはどうなんだろ。 否定する側を醜く描くことで、相対的に特攻を美化しようとする意図を感じてしまう。 せめて両面をイーブンに描いてほしかった。これでは一方的な考え方の押し付けになってしまう。 そもそもこの作品のテーマが特攻への一方的な否定的解釈へのアンチテーゼなのだとしたら、 同じように一方的な解釈を見せつけるのはどうなんだろう。やっていることは同じじゃないのか。 とにかくイデオロギー要素が根底にかなりの部分で溢れているため、 見る人によって物凄く気持ちよかったり、または嫌な気分になると予想される作品だと思う。 [地上波(邦画)] 5点(2015-12-11 13:14:25) |
42. 雲のむこう、約束の場所
正直な所、よく分からない話だったため全く感情移入できない。SF設定とか、並行世界とか、おお?と思わせる部分もあったけど、消化不良な感じは否定できない。 [インターネット(字幕)] 4点(2015-12-08 19:14:25) |
43. グスコーブドリの伝記(2012)
ストーリー的に重い話であるが、ファンタジー要素が興醒めの要因になってしまう。苦労を乗り越えて成功を手にしたとかの達成感が希薄。「成功に共感できない」のが致命的に痛かった。アニメーション自体はかなり頑張っていてジブリアニメみたいだった。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-11-28 01:39:43) |
44. 図書館戦争
全体的な陳腐感は拭えなかったかなあ。折角の特殊な設定がストーリー上あまり意味を成していない。ゆえに面白さにパンチが無い。ただの教官と教え子のラブストーリー以上のものが見出せなかった。 [地上波(邦画)] 3点(2015-11-20 13:26:45) |
45. GODZILLA ゴジラ(2014)
怪獣は迫力あったが、それだけ。ストーリーはあってないようなもの。厳しいね。 [地上波(吹替)] 3点(2015-10-24 17:16:24) |
46. テルマエ・ロマエⅡ
1と同じパターンだけど、逆に心地良いマンネリズム。個人的には今作の方が良かったように感じる。上戸彩とのラブロマンスが抑えられていて、ギャグ路線の軸をぶれなかったのが良かった。 [地上波(邦画)] 6点(2015-10-20 13:30:52) |
47. 黒部の太陽
登場人物達があまり有能には見えない。ひたすら根性で推し進めたという感じ。現代の映画なら、工夫とかひらめきで困難を乗り切るカタルシスを演出してきそうだが、この映画ではそれがあまりない。愚直にやり抜いた結果、上手くいきました!という浅い内容に見えてしまう。 それでも、登場人物達の時代を色濃く反映した熱い振る舞いには、一定の魅力があったと思う。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-19 01:37:46) |
48. 思い出のマーニー
とにかく食べ物が美味そう。毎度の食事がやたらと豪華。映像の美麗さについては、とうとうここまで来たかと思わせるぐらいの高水準。話の方は、半分くらいまで「一体どういう話のか?」全体像が見えず、もどかしさが募った。ラスト近辺で「あ、こういう話なのね!」と全体像がようやく理解できてスッキリする。しかし、何か一味足りない。悪くはないけど、もう一歩何か心を打つものが欲しかった。ひょっとしたら2度3度と見直したら、面白さが広がる作品なのかもしれない。自分は1回しか見ていないので、こんな感想にとどまる。 [地上波(邦画)] 5点(2015-10-14 12:26:08)(良:1票) |
49. 帰ってきた若大将
《ネタバレ》 青大将が手紙を追っかけることの馬鹿馬鹿しさと、すぐに懐かポケットに入れればいいのに手に持って感慨に耽っている間に誰かに奪われてしまうもどかしさ。そんなあほらしい場面が何度も描写されているこの映画はなんなんだろう。チープを通り越して苦笑してしまうような映画。加山雄三と田中邦衛のいつものやりとりを生温かく見守る懐の広さがなければ、見てもほとんど面白くはないだろう。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-10-02 14:03:44) |
50. かぐや姫の物語
《ネタバレ》 独特の和の雰囲気が良くて惹き込まれますね。個人的には、かぐや姫よりもおじいさん・おばあさんの方に感情移入してしまいました。かぐや姫はあくまでも異質な存在なので、「普通の人」であるおじいさん・おばあさんの視点の方が理解し易い。最後の別れのシーンではウルッときました。分かっていてもカタルシスを喚起します。対して、原作にはいないはずの捨丸の存在はどうなんだろう。話がやや現代風の俗っぽさを帯びてしまったように感じられました。 [地上波(邦画)] 6点(2015-09-27 01:24:07) |
51. 呪怨 -終わりの始まり-
佐々木希とトリンドルは可愛いね。そのくらいしか褒める所のない映画だったよ。 [地上波(邦画)] 3点(2015-09-09 14:20:16) |
52. 居酒屋ゆうれい
居心地良さそうな、いい感じの居酒屋。客も人情味に溢れたいい人ばかり。これだけだと、ただの心温まる人情ドラマなんだけど、幽霊という異質なものが入り込むことで、奇妙な感覚のコメディとしていい味が出ていた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-07-23 14:25:36) |
53. 若大将対青大将
若大将の影が薄く、青大将がクローズアップされた内容でした。かといって青大将が大活躍するわけでもなく、いつもながらの酷いセクハラが、今回は更に輪を掛けて酷かったという感じに過ぎないです。個人的には、もうちょっと青大将にもいい所を見せて欲しかったという印象です。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-05-18 14:33:20) |
54. 風立ちぬ(2013)
あれ、これで終わり?というあっけなさがありました。過度な装飾がされていないという意味ではいいのかもしれないけど、アニメとしてはちょっと物足りないような気がします。その分ストーリーに深みがあるのかと言えば、自分にはどこに見所を置いていいのか見極められず、ただ淡々と進むのを眺めるだけになってしまいました。ひょっとして『分かる人には分かる』ストーリーなのかもしれませんが、自分は乗れませんでしたね。 [地上波(邦画)] 5点(2015-04-21 13:47:55) |
55. 劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐
とりあえず仲居くんの演技が酷すぎるんじゃないかというのが率直な感想。ドラマ未見ですが、幾人かの障害者の演技が誇張され過ぎて不愉快なものを感じました。 [地上波(邦画)] 3点(2015-03-26 13:51:25) |
56. ルー=ガルー
《ネタバレ》 最後までよく分からない要素が多過ぎます。特に主題にもなっているルー=ガルーが作品中で重要な意味を持っているとは思えない。狼?だから何?といった所です。あっけなくやられるラスボスも意味不明。今までの展開を考えたら、あんなふうにやられることくらい予想できなかったのかな?あまりにも御都合主義でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2015-03-21 01:33:57) |
57. TRICK トリック 劇場版 ラストステージ
基本的にはギャグを楽しむ映画ですね。若干やり過ぎ感もありますが、まあ結構面白いです。 [地上波(邦画)] 5点(2015-03-12 14:22:18) |
58. 俺の空だぜ!若大将
相変わらずの漠然としたストーリー。若大将も若くなくなってきて、オッサン臭漂うオッサンのための映画の色が濃くなった。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-02-18 14:03:06) |
59. ブラボー!若大将
これまでの社会人シリーズと大きな違いもなく、いつものメンバーでいつものやり取りが繰り広げられる。その中で、今回は青大将が特に目立ってたかな。いつも以上の3枚目振りに、ちょっとあざとささえ感じられた。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-02-05 14:21:03) |
60. ニュージーランドの若大将
「とりあえずいつものメンバーで、ニュージーランドを絡めた話にしました」ってノリだけの映画。中身はほとんど何も無い。まあ気楽に見られるのでそれはそれでいいけど。この時代の流行を知るという意味では、見る価値があった。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-01-22 14:04:49) |