141. ハッシュ!
丁寧かつ自然な演出に感心いたしました。良い演者を集めています。料理は素材が一番と言っている感じ。ほんと美味しく仕上がっています。結婚して生まれてきた子がいろいろな形で試練に遭っているのを見ると「ありかな」なんて言ってみたいけど、私としてはあのような形での出産は受け入れられない。こんな価値観多様の時代だから「なんでもありよ」なんて理解のあるような事を言ってみたいけど。私は秋野暢子派。 7点(2003-01-22 01:50:39) |
142. 模倣犯
何を描きたいのか分らない。愛人の子供で愛を教わってないとか、豆腐屋の親父に説教されただけで爆発(!?)とか、つまらない描写ばかり。主人公は単なる変態バカなのに、天才ぶった独り善がりの勘違い野郎。すごいトリックや複雑な人間関係の妙を期待していただけに幻滅しました。森田監督のカメラは嫌いではないのですけど、今回は悪い方向に働いた場面が多かったです。 3点(2003-01-06 18:35:35) |
143. ヴァイラス(1999)
期待して見なければそこそこ見れる映画。結構一生懸命作っている感じはあるのですが、もうこの手の展開は食傷気味。宇宙、海、機械、ゾンビ、全部出したかったのねん。 5点(2003-01-05 14:23:36) |
144. シンプル・プラン
雰囲気的には「続・ファーゴ」という感じ。中途半端な賢さを持った者とおつむが足りなそうな者たちを欲がかき乱してよく計画がすすむわけない。きれいごとを言っていても実際大金を見せられると人が変わるのは、誰も笑えない人間の弱さであり恐いところ。納得いかない筋運びも少々ありましたけどよく出来た映画。劇場だったら+1だったでしょう。 6点(2003-01-02 17:28:26) |
145. 光の雨
言いがかりとも言える総括の恐怖を感じました。ストレスがおこす疑心暗鬼はあそこまで暴走するのか。どうしてあのようなことに至ってしまうのか心理学の面から知りたい。現代の若者を描く事で人間らしさを保った映画でした。昔の場面だけでは大変辛すぎる。 7点(2002-12-24 01:27:53) |
146. みんな~やってるか!
たけしはやっぱりコントには弱いかな。2点の欄が欲しくてちょっと拝借。 2点(2002-12-18 03:37:05)(笑:1票) |
147. ローラーボール(2001)
視聴率が上がるからっといって人をあやめていく?、あの競技が何故これほどまで人気が?危険だからって主人公たちが発作的ともいえる逃亡?・・・と疑問だらけの映画。特典映像では一人一人のキャラを考えていたみたいなので、それをもっと引き立せればよかったのにと感じました。いろいろな要素が絡み合って生かせなかった映画です。 4点(2002-12-10 17:10:51) |
148. スパイ・ゲーム(2001)
長い回想シーンがあまり意味を持たなかった。回想によって救出する理由の深さを物語るのかなと思ったら、安いメロドラマのような思い出・・。そして書類を偽造して簡単に部隊を動かせるなんてねェ。ほんとゲーム(遊戯)でした。しわしわなロバートレッドフォードですけど、すこし昔の大活躍を思い出しました。 4点(2002-12-08 10:38:31) |
149. 仄暗い水の底から
おざなりにされる子供、朽ちたマンション・・・現代社会の苦悩が子供に及ぼす影響をホラーで描いた作品。子持ちとしては悲しいかな感ずる部分がありました。煽情的な音楽は良いけれど、ホラーとしてはもう一歩かなという感じです。何故「ママだよ」なの?子供を守るなら一緒に生きていかなければ。軽い気持ちで見たので軽く楽しめました。 6点(2002-11-20 14:03:03) |
150. 突入せよ!「あさま山荘」事件
学園ドラマみたいな軽い演出が、あの事件に合わない気がしました。もう少し重厚に撮ってもよかったと思います。犯人側を写さない恐さと、警察側を短に英雄的に扱わないで混乱ぶりを描いたところは、良い方向性だった。これで見るとあの作戦は失敗だったのですね。今だったらどのような作戦に出るのだろう。兎にも角にも相変わらず役所は良いなぁ。 5点(2002-11-05 10:09:55) |
151. Dolls ドールズ(2002)
狂気の中の愛。「べティーブルー」が躁の狂気だとしたらこれは鬱かな。あざとい演出がもうほんとに沢山あるのですが、スーッと心に入ってゆっくりかき乱す映画です。北野作品で、賛否含めていろいろな視点で意見があるのも面白い。私も採点するのに困る。逃げの6点で・・。四季の映像はそんなに美しいとは思わなっかったが、ホーキング青山はよかった。 6点(2002-11-01 15:25:44) |
152. の・ようなもの
中途半端な歳の青春映画。何気ない日々を、これだけ飽きさせず楽しく描ける・・・なかなかない映画です。サイコばかりではなく、またこのような肩のこらない落語精神旺盛の映画撮らないですかね。当時は、あんな海老天の多い天ぷら蕎麦食べたかった。今じゃ健康に気を使って・・・。 8点(2002-10-26 01:09:08) |
153. 家族ゲーム
久しぶりに見ましたけど、今でも個性のある映画ですね。この頃から森田芳光はチャレンジ精神旺盛です。おもしろい。学生達おとなしいですね。日直でブリブリの逢い引き・・・今もあるのかな。土屋君みたいな髪型たくさんいたなぁ。懐かしいなぁ。思い入れが強いのは、これと「の・ようなもの」です。 8点(2002-10-26 01:00:56) |
154. ピンポン
期待してしまったせいか余り面白く感じられなかったです。ピンポンの対戦がいまいち躍動感がない。キャラ設定がありきたりで、主人公も練習すれば強くなってしまうというベタさ。全体的に演出が弱かったと思います。でも一番の原因は「少林サッカー」の後に、ハシゴして見にいってしまったことかもしれません。ホーマンファイの魔力がかかっていたのでしょう。 5点(2002-09-17 12:03:21) |
155. 千と千尋の神隠し
神様も含め「欲」に対する接し方で、いろいろ考えがめぐる作品でした。「欲」の恐さは、くされがみに間違われたものや、カオナシに特に感じました。千尋は成長というよりも最初から強い子だったという意見に賛成。逆に子供ならではの無垢さで「欲」に抗う事が出来て教えられるところがあった感じです。大人になると「欲」に弱くなるのだなぁ。生きていく上で「責任」が出てくるからなァ。油屋の俗っぽい嫌な感じを与える場面から、電車に乗り綺麗な海に転換させる場面いいですね。清々しい気持ちの解放感です。 7点(2002-08-27 12:06:31) |
156. 修羅雪姫(2001)
まだまだ日本のアクションも捨てたものではないですね。あとはストーリー。これはもう少しひねらないと・・。この監督はもっと何倍も予算をもらって作品を作る価値のある人に感じました。いつものままの釈有美子が急に強くなる作品も見たい。そういえばこの映画、キャラ設定がいかにもなんですよね。 6点(2002-07-17 02:36:32) |
157. 五条霊戦記//GOJOE
どうも作品に重みがないな、と思っていたら登場人物たちの話し方に迫力がないのです。腹の底から出してないというかドスがきいてないというか。カメラは本当に動き過ぎで、位置関係がわかりづらくなるほどの落ち着きのなさ。殺陣の下手さ(スターウォーズでなく黒沢明!そうそう!)もあいまって、これも作品を軽くしてる。船木だけが重厚だった。 5点(2002-06-03 14:51:26) |
158. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
これはこれは皆さんおそろいで好評ですな~。アニメでは久しぶりぶりに感動したぞ~。カーチャン、トーチャン、娘で5、6回見てしまったぶりぶり。子供の強制力強し。娘よ、チョコビーは買えないんだよ。たぶん。 7点(2002-05-26 04:43:08) |
159. GO(2001・行定勲監督作品)
良く出来た脚本と演出に、久しぶりに集中して見ました。主人公がベタに強かったり、ベタな恋愛(拒絶から仲直りのあたり)をしたのは気になりましたが、とにかく楽しいセリフが多くて筋運びがうまい。在日問題に対しても突っ込み過ぎず、生きのいいあんちゃんの叫びとして描いてる所が逆にリアルでした。ジョンイル君みたいな子を主人公にして描いても面白いものが出きるのでは。 9点(2002-05-14 00:40:45) |
160. ウォーターボーイズ
みずみずしい面白さに点数アップ!演出も演技も実に実に稚拙なものがあるのですが、出演者の若さに、サービス精神にかき消されてしまいます。楽曲の脈絡のなさが学生ぽくって素敵です。あれをヘンにまとめてしまうと、つまらないお・と・な。 7点(2002-04-14 10:43:25) |