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1.  Winny
末端でシステム開発にかかわっている人間なので、この事件が映画化されると知り、かなり期待して見に行きました。  勝手な期待の方向は、邦画版「エリンブロコビッチ」的なものでしたので、少し期待外れの感が否めません。  7年間のなぜ1審までを中心にしたのかなというところと、愛媛県警の裏金告発との絡みが弱く(この方は匿名ではなく実名で告発された勇気ある方なので)だったら最高裁の審理まで描いてほしかったなというのが正直なところです。 とはいえ、1審のやりとりは見ごたえありましたし、金子氏のピュアな人柄もよく描かれていて、好感が持てました。  悪意を持った権力の恐ろしさや報道をそのまま鵜吞みにすることの恐ろしさ(事件当時の私がまさにそれでした)、を改めて考えさせられる映画でした。
[映画館(邦画)] 6点(2023-07-16 16:47:45)
2.  怪物(2023) 《ネタバレ》 
すでに評判の通り、同じ事柄を母、教師、息子の3者の視点から描かれます。 視点が変わるたびに見ているこちらの先入観をこれでもかというほどひっくり返されます。 特に湊視点で片方の靴をなくした場面と、校長にトランペット(トローンボーンだったかな?)を吹く場面がとても好ましかったです。 あと、高畑充希が退場する場面での「また今度」にはニヤリとさせられました。  怪物は誰なのか、少年たちは死んだのかがいろいろな場面でコメントされていますので、今時点の見解を残しておきます。 私は、他人や自分自身であっても自分には見えない部分があり、それに対する恐れや思い込みが怪物で、視点を変えながら物語を進め、私たちの先入観を取り除いていくことができれば、怪物なんて本当はいないんだと説明されているように思えました。  嵐の中横倒しになった車両に雨が落ちる場面は、美しいながらも息苦しく、終盤に湊と依里が車両から出て駆け出す場面では涙があふれましたが、でも少年二人は死んでいないと信じることにします。 モチーフになったと思われる銀河鉄道の夜もカンパネルラとジョバンニは死んでいないと信じてます(笑)  是枝監督が活躍する時代に生きていてよかったなと思います。
[映画館(邦画)] 8点(2023-07-16 16:23:36)(良:1票)
3.  ダンスウィズミー(2019)
矢口作品が好きだと思っていたんですよ。 今回も、思いがけずミュージカルをやることになった主人公が・・・スウィングガール的な、ウオーターボーイズ的な展開で楽しめるかと思ったんですが。 ラ・ラ・ランドっぽい感じでよろしく!って声が聞こえてくるような冒頭のオフィスでのシーンにげんなり。 途中からはなぜかロードムービー的に車で懐メロ合唱?20代がしってる歌じゃないよね?なんで?とか、一流企業の正社員の女子社員、なめすぎだよとか、ミュージカルもっちょっとちゃんと勉強して撮ってくれよとか、なんかかちんとひっかかるところが多すぎて、本当に残念なほど楽しめませんでした。 こちらが、社会人歴が長くなりすぎてしまったのかもしれませんが、監督にも自分が世間知らずなことを認識してもらって、会社フィールドの舞台設定は控えてもらいたいです。
[映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2019-09-02 22:23:43)
4.  藁の楯
テーマは面白そうだけど、でも日テレ・・・。どんなもんかなぁと思ってましたが、面白かったです。娯楽映画として、十分に合格点です。 もちろん、トレーラーの炎上シーンなんかは、ハリウッドで作ったほうが迫力はあるのでしょうが、十分に見応えのある(2時間退屈させない)ものでした。 松島奈々子のSP役が、なんかちょっとSPシリーズの真木ようことかぶってみえたところと、華がほしいのはわかるけど、そもそも護送メンバーに女性が入る意味がちょっと弱かったところが減点。
[映画館(邦画)] 7点(2013-05-03 23:02:14)
5.  まほろ駅前多田便利軒 《ネタバレ》 
原作の雰囲気がよく出ていた良作。行天の力の入らない感じを、手をブラブラさせた歩き方でよく表現しているなと感心した。 とくに、多田の離婚の下りを瑛太にかたらせ、回想シーンを挿入しなかったのは正解だとおもう。 「なんじゃこりゃー」はもう、にやにやせずには見ていられない。この二人なら、シリーズ化されても見に行くなぁ。  プライベートで残念なことがあったばかりだったので、うっかり帰り道で涙しました。 
[映画館(邦画)] 7点(2011-09-07 21:47:21)
6.  コクリコ坂から 《ネタバレ》 
ゲドと比べると・・・、少なくとも商業ベースに乗せられるレベルの作品にまとまっていた。起承転結もある。70年代横浜の雰囲気もよく伝わってくるし、初恋ものストーリーは、いくつになってもそれなりに楽しめる。 市電のホームで海が告白するシーンは、とてもよかったと思う。  ただまあ、夏休みに上映する内容かと言われると、そうでもないんですよね。 他の人のレビューで、「める」な意味がわからないとあったけど、そりゃそうだと思うわけです。70年代少女漫画をかじったことがある自分には、海→ラ・メール(でいんだよね?)→める、なんだろうと、なんとなく察することができますが、 夏休み映画でジブリに期待して映画館に足を運んだ10代、20代にこれをわかれと言われても・・・ちょっと無理だろうなと。  ジブリの看板なしに、晩秋に小さい映画館でみたなら、佳作と思えたであろう作品。 
[映画館(邦画)] 6点(2011-08-16 22:24:16)
7.  悪人
原作未読です。 この映画が一番の悪人はだれか?を問うていることは間違いありません。 佳乃にいらっとして、車から放り出そうとする増尾への共感、自分を見下そうとする佳乃にカッとする祐一への共感、被害者の父が増尾へスパナを振り上げた際に感じた共感、恋愛至上主義が蔓延している現代において、それらしき相手に出会えずに負け組感を抱いている光代への共感、色々な立場への共感、いらだちを感じ、世間が悪い、犯罪に手を染めた人間が悪いという単純さを受け付けない映画でした。 出会い系で知り合った関係の男を運命の出会いと思いこみたい深津演じる光代と、出会い系で出会った男を利用していたことから目をそむけ、怒りを娘の純真を踏みにじった?増尾にぶつけていく柄本明演じる佳男、何を考えているのか全く分からない妻夫木演じる祐一がそれぞれ光っている佳作です。 ただ、何しろ後味が悪いので、見応えはあるけど爽快感はないですね。
[映画館(邦画)] 6点(2010-11-09 01:25:39)
8.  借りぐらしのアリエッティ
映像は文句なく美しかったです。ただ、それ以上なにが見どころ?主題となるものは?となると、まったく何も思い浮かびません。 過剰な世界観や主義、思想が提示されるアニメは苦手なので、トトロのように単純に楽しい気持ちになれる映画を期待して見に行ったのですが、ちっとも気持ちが晴れないまま、劇場をでました。 少年と小人の少女の交流、もしくはまるで世界を分かったようなかわいげのない少年が、少し大人になるとか・・・なんかないんでしょうかね?浮上するような、明るい明日を夢見られるストーリー展開。期待したほうが悪いのか、もはや大御所が未来に希望を抱いていないのか、複雑な気持ちです。   
[映画館(邦画)] 5点(2010-09-05 22:33:36)
9.  アマルフィ 女神の報酬 《ネタバレ》 
映画終盤で、ようやく、織田・佐藤・真保・フジテレビ・テロって、ホワイトアウトと同一シチュエーションと気が付きました。雪山でよかったことを、なぜわざわざイタリアまでいって・・・?と、疑問に思います。そこそこ楽しめる内容にはなっていますが、他の方の感想にもあるとおり、織田の人物像が不明確で行動が一貫していないんですよね。影ある一匹狼って設定なんでしょうが、過去をある程度見せないと、ちっとも共感できません。着任前の大使館の場面で織田のキャリアを読み上げるとかして欲しかったです。逆に、天海祐希の過去は紹介されすぎでどこか、アンバランス。 テロリストとの対決シーンが、非常にへぼく、ホワイトアウトのほうが良かった、との印象です。
[映画館(邦画)] 5点(2009-08-10 00:03:12)
10.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》 
part1が結構楽しめたので、期待してたんですが・・・ わざわざ2部作で公開した割に、内容薄いです。不要なエピソードを削って1本で公開してくれたらもっと楽しめたのに、残念です。 正直、時間延ばしのための不要なエピソード、多いですよ。女の活躍とかって、ちょっと変なことになってますし。ラストシーンも、何じゃそれってありえんだろう、って思いますよ。 
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-13 22:18:33)(良:1票)
11.  インスタント沼
転々を見たときにも思ったのですが、この監督は、いい意味で往年のハンサム俳優を使うのがうまいですね。今回も風間杜夫が好演しています。 ただ、(どうでもいい感じの)話がごちゃごちゃ多すぎでしたかね。 あいかわらずちょこちょこした笑いが多くて楽しめますが、好みとして、転々のほうが好きなのでこの点数で。 だらんとしたい日の昼下がりにでも、ビール片手に楽しんでください。
[映画館(邦画)] 6点(2009-06-13 22:08:54)
12.  ハッピーフライト(2008) 《ネタバレ》 
そこそこ楽しく見られますが、矢口監督最新作への期待にかなうほどではありませんでした。 とにかく、そこそこ名の知れた俳優陣がこれでもかというほど出てきてうるさいです。みんなそこそこで、主役って人がいないし、機体への致命的なトラブルも起こすわけにいかず、悪いのは鳥ってことで(苦笑) 他の方のレビューにもありましたが、架空の航空会社にして、機上チームと地上の岸辺一徳チームにしぼったらもっと面白かったのではないでしょうか。 この映画の公開期間中、レイトショーでクライマーズハイを上映するらしい地元の映画館の心意気にいちばん笑いました。
[映画館(邦画)] 5点(2008-11-19 00:23:53)(良:1票)
13.  レッドクリフ Part I
想像以上に楽しめました。もちろん、PART2に続くためそちらも見なければ評価しにくいですが、たくさんの登場人物、その上、全て男性、という条件にも係わらず、各登場人物のキャラクターをよく描いてありますし、戦闘シーンは壮大で痛快です。 中、台の人たちにとって三国志というのは、日本人にとっての関が原とか、赤穂浪士みたいなものなんでしょうかね。この戦の意味も、登場人物たちも、何も説明しなくても分かっているよね、的な感じはあります。私も人形劇で慣れ親しんでいたので楽しめましたが、まったく予備知識がないとつらいかも。 ハトを見て、やっぱりジョンウーだなぁ、とにやりとしました。 劇場で大迫力で見ても、part2公開後にDVDで一気に観賞しても楽しめる作品だと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2008-11-02 22:25:13)
14.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
「不可解ななぞに対する科学的な解明・実証」、がなかったので、ガリレオっぽくない!と思いましたが、他の方のレビューを見るに、原作どおりなんですね。(原作未読なので) 謎解きについては、それも伏線だったのか、あれもそういう意味だったのか、とまんまと引っ掛けられ楽しめました。 ただ、どうしてもあのラストは納得しがたいなと思われました。 二人の出会いの場面で石神が数学の問題について「あの解答は美しくない」と語っていますが、取調室で語った湯川の解答は美しいのか、そんなことを考えてしまいました。  もちろん、松雪泰子号泣シーンで堤慎一は最上級の幸せを得たのだという考え方もありますが、ちゃちいストーリーになってもいいから、誰かがもっと幸せになるエンディングを見たかったです。 
[映画館(邦画)] 6点(2008-10-15 00:18:42)
15.  転々
コネタ満載、脱力系映画です。三浦友和が思った以上に好演しています。物語のスタートにおけるオダジョーの状況も、三浦友和の最終目的も結構シリアスなはずなのに、このユルやさしい感じでお話を進められるのは三木監督ならではです。 全世界が泣いた!とか、感動の実話!!とかはもういいよ、と思ったりときにぜひ見て脱力してください。
[映画館(邦画)] 7点(2008-02-25 00:00:12)(良:1票)
16.  陰日向に咲く 《ネタバレ》 
原作の評判が良かったので期待していたのですが、なんだかうすっぺらないい話って感じでしたね。時代考証や登場人物の設定も適当で低予算だけど、出演する俳優さんの力でなんとか引っ張った2時間ドラマのような印象です。 三浦友和と岡田准一の和解シーンがなかなか良かったのでこの点をつけますが、こんなのを感動のストーリーとか紹介されるとちょっと違和感を感じます。
[映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2008-02-10 01:04:51)
17.  スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
三池作品、豪華なキャスティング、ということで、かなり期待して行ったんですが、残念ながら期待ほどではありませんでした。 お遊び映画ですから、登場人物に深みが無いなんてことは、むしろ歓迎ですし、ところどころの笑いどころは結構気に入っているんですが、如何せん、長すぎるよね。こういうお話って、短すぎって位でちょうど良いんではないかと。もっと言ってしまえば、映画館、という環境で見る必要性を見出せなかったです。深夜番組で3週連続で公開だったら、楽しめたろうになぁ。とはいえ、豪華キャストによる全編英語劇、香川照之のイカレ演技や伊勢谷くんの死に際の表情、タランティーノのにんまりセリフなど、こまかい見所は結構ありますので、秋の夜長のDVD観賞にはお勧めです。
[映画館(字幕)] 5点(2007-10-06 20:59:14)
18.  しゃべれども しゃべれども
レイトショーで見てきました。それなりの評判を聞いてはいたんだけれど、想像以上に良い作品でした。もっと、評価されてしかるべき。 特筆すべきは、映し出される東京の美しさ。丁寧に丁寧に、江戸から続く現代の東京を拾い上げています。映し出される交通機関は、都電と水上バスのみ、建造物は古びたクリーニング屋さんに、寄席に浅草寺。自動車の雑音や、ネオンを綺麗に消して、聞こえるのは虫の声。水上バスから見える高層ビルやマンションさえも、黄み掛かった太陽でぼかして、着流しの主人公の景色に溶け込ませています。 東京に生まれ育っても、なかなか見ることの出来ない、ステキな映像と、朴訥としながらも活き活きとした登場人物が満載です。 惜しむべきは、八千草薫のキャスティング・・。どうしゃべっても、山の手のおばあさまなんですよね。あの雰囲気は、重要だけど、喋りのテンポがどうにも悪く、いたたまれませんでした。 それ意外は、伊藤史朗の師匠も主演の国分太一もとても良いです。 DVDでもよいので、ぜひ見て欲しい佳作です。
[映画館(字幕)] 8点(2007-09-04 00:23:40)
19.  酒井家のしあわせ
最近の邦画には、ユースケサンタマリアというちょっと薄い存在感を持った俳優が欠かせなくなってきました。頼りなかったり、ちょっと情けなかったりするそんな、普通の人を演じるのがうまいですね。 ストーリーは、14歳の男の子を主人公に、いたってシンプルな起承転結でまとめられた家族の話。 友近、浜田マリ、高知東生など、大丈夫か?花形俳優ゼロって感じの作品ながら、笑えてちょっと泣ける佳作にまとまっています。 山崎まさよし作曲のテーマ曲も、とても良いですよ。  
[映画館(邦画)] 7点(2007-01-22 22:45:43)
20.  長い散歩 《ネタバレ》 
モントリオール映画祭グランプリ作品、正直なめていました。思った以上に良い作品です。 重い問題ながらも説得力のあるストーリーと、山崎努、高岡早紀ら俳優陣の演技には充分な見所があります。 難点をいえば、後半ちらりと写る、高岡早紀が裸足のシーンは余分でしたし(改心したとは思いたくない)、提起したテーマが多い割には、逃避行の終わりのまとめ方がいま一つです。が、たまにはまじめに社会問題を考えてみる、良いきっかけとなる映画とおもいます。 
[映画館(邦画)] 7点(2007-01-06 23:24:14)
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