1. キサラギ
《ネタバレ》 素晴らしい。閉じられた空間で限られた登場人物で謎解きが進んでいくパターン。いわゆる脚本命の映画です。このパターンにはなかなか良くできた作品が多いような気がします。制約を設けたほうが脚本は書きやすいのでしょうか?映画館で観る旨みはないのかもしれないけど、見知らぬ人たちと一緒に笑いながら映画の中の閉じられた空間に一緒に入り込んで同じ時間を楽しむのも悪くないものです。 [映画館(邦画)] 9点(2007-07-21 23:24:35) |
2. ONE PIECE FILM RED
《ネタバレ》 音楽メインの映画が好きなので評価は甘めかもしれないですが、歌あり、コメディーあり、オールスターキャストの熱い展開ありで目をキラキラさせながら鑑賞できました。大海賊時代に平和な世界を目指すのは大切なことです。 [映画館(邦画)] 8点(2022-08-28 00:25:20) |
3. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
《ネタバレ》 クレヨンしんちゃんの映画で初めて衝撃を受けた作品。子ども向けの映画でそのままハッピーエンドではいけなかったのか。とは思うが、そこがこの作品のまさに肝となるシーンで、そのままのハッピーエンドになるのとは大きく評価が異なるのでしょう。単純明快で泣ける映画です。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-01-22 16:49:29) |
4. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
《ネタバレ》 これは家族で鑑賞するのに絶妙なバランスを保っているのではないだろうか。子ども向けのアニメでありながら、一緒に観ている親の方が心を揺さぶられる。それでいて子どもも飽きさせない展開。昭和という特別な時代のなぜだか懐かしく感じる魅力がたくさん詰まった作品です。平成生まれや令和生まれでさいも昭和という時代は懐かしく感じるんじゃないかとさえ思わせる。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-01-17 23:35:41)(良:1票) |
5. いま、会いにゆきます
《ネタバレ》 自分にとっては間違いなく思い出の作品の一つです。原作は読書という趣味を与えてくれました。初めて映画館で鑑賞した時はタイトルロゴが映し出されただけで、鳥肌が立ちました。それから月日が流れ再度の鑑賞です。やっぱり良いものは良いのですが、主演のお二人のプライベートが頭をよぎり、残念な気持ちになります。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-07-24 23:41:57)(良:1票) |
6. 39 刑法第三十九条
《ネタバレ》 強引な設定・展開を役者陣の演技でグイグイと突き進んでいきます。演出で魅せる映画ではなく演技で魅せる映画です。そういった点では舞台向きの作品かも知れません。刑法第三十九条がどういうものかが少しだけ垣間見れます。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-09-22 03:50:40) |
7. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
《ネタバレ》 25年前にテレビで観た時は何も起こらないドラマの何が面白いのか。と思い、つまらないの一言で片づけてしまいました。それから25年の月日が流れて2度目の鑑賞となった今回。何も起こらない小学生のひと夏。彼らは大きな大きな色あせない思い出を手に入れたのでした。これは素晴らしい。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-08-29 00:01:46) |
8. ちはやふる 結び
《ネタバレ》 これは面白いです。全国大会からクライマックスに向かってぐいぐいと引き込まれ、全国大会の決勝が終わった瞬間、思わず拍手しそうになりました。全国大会後のまとめ方も見事です。大好きなシリーズになりました。完結するのが惜しいくらいです。 [映画館(邦画)] 8点(2018-04-08 00:34:04) |
9. 秒速5センチメートル
《ネタバレ》 好きです。ただ、薄っぺらいなとは思いますが。好き嫌いがはっきりと分かれる作品ではないでしょうか。この作品の好き嫌いは『君の名は。』の好き嫌いと一致するのではないでしょうか。テーマ曲がこの映画のために書きおろされたかと思うようなシンクロニシティです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-01-08 03:19:47) |
10. 殿、利息でござる!
《ネタバレ》 どこを見て仕事をしているのか。この一言に尽きるでしょう。日々の仕事の中で「どこを見て仕事をしているのか」と考えながら仕事をしてきたつもりではあるが、改めて、誰のために、何のために、を心がけて仕事に取り組んでいこうと前向きにさせてくれる映画でござる。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-03-01 18:53:33) |
11. 紅の豚
《ネタバレ》 個人的にはジブリ映画で一番好きな作品。この作品に出てくるバカな男達。男から見てかっこいいと思える男。彼らに男のロマンを見るのは私だけではないはずだ。女性から見れば「男ってバカよね」って思うかもしれないが、男はバカなんですよ。 [地上波(邦画)] 8点(2016-11-15 00:05:27)(良:1票) |
12. BRAVE HEARTS 海猿
《ネタバレ》 2作目、3作目が個人的には楽しめなかったため、今作は斜に構えての鑑賞開始。序盤は伊藤英明さんと佐藤隆太さんの暑苦しい演技でいつも通りの海猿路線を踏襲しており、中盤からどんどんと引き込まれ、いくつかのピークを迎え終盤の佐藤隆太さん救出までドキドキハラハラしながら観ておりました。海猿シリーズでいつも欠落しがちのドキドキ感、ハラハラ感がこの作品にはあるのです。佐藤隆太さんの救出後に関しては蛇足感はありましたが、許容範囲ではないでしょうか。海猿シリーズの中で個人的には一番楽しめました。 [地上波(邦画)] 8点(2013-11-10 03:03:28) |
13. アウトレイジ(2010)
《ネタバレ》 組織の中で単なる指示待ち人間として上司の命令を淡々と遂行していく人間よりも、学を身につけ指示を遂行しながらも自ら考え、先を見る人間が最終的には出世していくというストーリーを描いた作品。サラリーマンにとってはひょっとしらた組織で生き抜いていく為の気付きがあるかも。 [地上波(邦画)] 8点(2012-10-02 23:10:10) |
14. となりのトトロ
ここだけの話。トトロに似てるってよく言われます。ちなみに妻はポニョに似ています。 [地上波(邦画)] 8点(2012-08-26 01:00:35)(笑:2票) |
15. 千と千尋の神隠し
《ネタバレ》 個性的なキャラクター達が狭いはずの空間がめちゃくちゃ広く見えるくらいに元気いっぱいに動き回ります。この映画は千の成長を軸に物語が展開していき、それだけで子どもから大人まで十分に楽しめるファンタジー色の強い物語です。かわいらしいキャラクターもいっぱい出てきます。しかし、その一方で随所に散りばめられているエピソードには『個性』についてが大きなテーマとなっているような気がします。人?それぞれに個性があり、それは名前や外見ではなくその人?が本来持っているもので、名前や外見では決して判断してはいけないということ。しかし、名前や外見や属性で判断してしまうということ。また、どんな人?にもそれぞれの役割があり、活躍できる場所が必ずあるということ。そして、それを認めてくれる人が必ずいるということ。製作者側の意図はそうではないかもしれないけれども、今回何度目かの鑑賞で初めてそう気付かされたとき、鳥肌が立ちました。 [地上波(邦画)] 8点(2012-07-16 02:23:06) |
16. ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜
《ネタバレ》 原作ってこんなんやったっけ?と思い出しながらの鑑賞。まぁ、原作と多少違うところはあるんだろうけど、エピソード的にはしっかりとチョッパーの魅力を引き出していると思います。このチョッパーというキャラクターが誕生したこと自体が奇跡。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-05-03 20:07:48) |
17. ゴールデンスランバー(2009)
《ネタバレ》 原作既読。原作はヒットを連発する伊坂幸太郎氏の作品の中でも間違いなくトップレベルの作品。したがって、ストーリー展開は安心して楽しめる内容。それに加えて演者達の味のある演技により長尺がだれることなく最期まで楽しむことが出来ます。映画館で観る必要はないかも知れないけど、機会があれば観ておかないともったいない秀作です。万人にお勧めしたい作品。 [映画館(邦画)] 8点(2010-02-07 05:27:00) |
18. パッチギ!
《ネタバレ》 監督は嫌いである。でもこの映画は好きである。暴力シーンが過剰に盛り込まれているのが気に障る。その対照としての音楽シーンが際立っている。葬儀のシーンでは深く深く考えさせられる。でもやっぱり監督は嫌いである。 [地上波(邦画)] 8点(2008-06-04 21:57:52) |
19. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 示談でやってもいないことをやったと認めて生きるのか、やってないと訴え続けて有罪となって刑罰を受けて生きるのか。私なら後者かな。冤罪なのかそうでないのか、それは当事者本人と真犯人がいるなら真犯人との2人しか知りえない真実であって、第三者である裁判官はただ単に証言、状況証拠、物的証拠から機械的に判断することしかできない。それは裁判員制度で裁判員として召還される私達にも言えることであってその際には冤罪を生まないために真摯に検証する必要がある。と言うことを深く考えさせられる映画であった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-05-31 22:09:06) |
20. ぼくたちと駐在さんの700日戦争
《ネタバレ》 映画化された部分はブログにて既読です。高校生が運転するのは映画としてまずいだろうから、原作には登場しないキャラクターが新しく創作されています。他にも時間的な制約上色々と原作から変更されている点はありますが、笑いあり感動ありなところは原作と同様です。劇場が笑いに包まれていました。暖かい気持ちになれる作品です。こんな高校時代を過ごした人の思い出は色あせることはないでしょう。うらやましくもあります。観るかどうかで迷いましたが観て良かったです。 [映画館(邦画)] 8点(2008-04-06 22:22:05)(良:1票) |