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黒部の太陽さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  湯を沸かすほどの熱い愛 《ネタバレ》 
最後、まさか、火葬場じゃなくて、りえの遺体を風呂場で燃やして、残った家族で風呂に入っているんじゃないですよね(違法だし)。煙突からやたら赤い煙が出ているところは天国と地獄を思い出しました。夫が、何故、15年前に聾唖の美人女性と結婚し、その女性が生まれた子供の声を聞くことができなくて夫を去ったことは理解できないし、別れてすぐ美人の女性(宮沢りえ)と再婚できたのはしゃくだし、そのくせ、浮気して子供(鮎子)をもうけ、偶然、その浮気相手に再開して、急に蒸発したかと思えば、その浮気相手に逃げられており、夫は平然とりえの元に戻るのだが、今度はりえが病気で入院したら、聾唖の女が夫が住む家に出入りしてるって(まさか愛し合ったんじゃないよな)、オダギリジョーの周りの女たち、何が何やら、もう、めちゃくちゃでござりますがな。そして、女ばっかりの旅行中に簡単に見知らぬ男を車に乗せ、あげく、この男が、フーテンの寅さんみたいに、ふらっとりえの家を訪ねてきて、夫より先に食卓にどーんと座っているなんて、、、そんなアホな。りえと違って本当の難病で、老い先短い私の残り少ない貴重な2時間を返して欲しいです。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-12-27 15:31:04)
2.  赤ひげ 《ネタバレ》 
20歳で初めて見てから、古希にして通算4回目の鑑賞で、ストーリーは知っているので、事務仕事のついでに、ながら見でしたが、どんどん引き込まれ、ついには手をとめて見入ってしまいました。いつもの感動から10点といいたいところですが、今回は以下の2点をマイナスとして、9点にしました。①山崎の回想はいらない。山崎を好きな女がめでたく結婚できたのに、地震のショックで、あまりの幸せなことに不安になり、山崎を捨てて、親が決めていた男の元に走り、子供までもうける。そして山崎に会い、悔いて自殺する。そんな話はありえないと思う。残された夫と子供があまりにもかわいそうです。ここを省けば、やや長い映画も時間的に丁度よくなると思いました。②加山と結婚を約束していた女が、違う男と結婚していたのも、不自然です(もっとも、内藤洋子が可愛いので、むしろ、そっちの方がいいなあとも思いましたが)。三船の重厚な演技、加山の純真の青年ぶり、その他の出演者の演技等は、何回見ても感動させられます。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2023-12-19 10:51:40)
3.  Fukushima 50 《ネタバレ》 
事実として、未曽有の放射線事故拡大防止に命を懸けた人たちがいたのは確かであり、あの想定外の大事故を映画として、真摯に極力再現して記録し、後世に記憶として残そうとする(崇高な)意図に対して、あれはどうだ、これはこうだと、安直に非難するべきではないと思います。実際に見ていてはらはらし感動したので満点評価をしたいところですが、やっぱり、映画としてみれば、佐藤浩市のやたら大仰な演技が鼻につくし、その娘がどうのこうのはどうでもいいことと思いますので、1点減点して9点と評価しました。
[地上波(邦画)] 9点(2021-03-18 15:35:45)(良:2票)
4.  黒部の太陽 《ネタバレ》 
中学生の時、学校で団体鑑賞した。何やら感動的ではあったが画面がやたら黒っぽくて眠たかったのを記憶している。トンネルが貫通してあれを見よと壁の旗が黒部の風に揺れる場面、どういう訳か、あれを見よ、黒部の太陽(夕日)が見えるぞ、と錯覚していた。その後10年ほど前に再見し、今回3回目の視聴となる。まさに大作である。黒部ダムの建設自体が想像を絶するが、この映画も50年以上前によくぞこんな大作を作ったなと、裕次郎の映画人としての心意気が凝縮されており十分評価に値する。記録映画としても価値があり末永く残したい映画です。ただ一つ、姉の晴れ姿に涙した妹が早世するのが悲しい。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2021-03-01 16:37:33)
5.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 
老い先短い私の貴重な2時間損した。教師となった息子の思い出話を聞く生徒は退屈だったに違いない。そもそも80分しか記憶がないという設定が理解できない。あんな若い家政婦が11時から7時まで独身の男性と過ごすなんてホントかな。あの狭い部屋で8時間も何の家事をするのか疑問。家政婦が博士とできてしまうのではと思わせるのも不愉快。義弟と不倫し子供までなした仲ならなぜルリ子が博士を見てあげないのか不思議。小学生の息子をほっておいて夜7時まで働くなんて非現実的。普通なら夕食を作っておき夕方5時くらいにさよならでしょう(ルリ子のドライな家政婦ならそうするでしょう)。結局、何がいいたかったんだろう。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-02-23 10:53:49)
6.  サラリーマン忠臣蔵 《ネタバレ》 
10年ぶり2回目の鑑賞。忠臣蔵のストーリーを知っているので見ていて安心感があるから娯楽によい。森重、小林、東野、三船、加藤、そして艶のある女優陣など豪華な顔ぶれです。みな今の俳優と違って話すスピードがゆったりしているせいかセリフが聞きやすい。それにしてもやたら銀座の場面がでてくるが、若い頃、自分もいずれサラリーマンになれば、銀座や新宿のクラブに行けるのかと期待していたが、ついにそんな楽しげな場面は経験できなかった。そういう意味でこの映画はサラリーマンの夢でもあり、大人のユーモアと気品があり、にやにやしながら楽しく見れるので評価はほぼ満点としたいが、唯一、三木のり平が出てなかったので9点にしました。
[DVD(邦画)] 9点(2021-02-22 09:22:56)
7.  椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 
見せる映画、見た後、ああ面白かった、楽しかった、見てよかったと思える映画、まさに娯楽映画とはこれで、単純な勧善懲悪のストーリーにサスペンスあり、ユーモアあり、時代劇として斬新な切り合いあり、そして、最後の居合の名場面、俺は今すごく機嫌が悪いんだ、、、三船もいいし、加山もいいねえ。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2021-02-15 15:47:49)
8.  新幹線大爆破 《ネタバレ》 
初めて見た時もその後見た時も十分面白かった。今、20年ぶりに見たら、あらがいっぱい目についた。というよりも、警察のやたら仰々しいにもかかわらず無能なのと、宇津井健のやたら正義感ぶるところとにしらけ、おーい、柔道部の諸君、そいつをつかまえてくれーと叫ぶところ、新橋の喫茶店が火事になるところ、何よりも、一見こわもての高倉健のおまぬけぶりに、苦笑してしまいました。ということで7点かな。それにしても実際に新幹線に爆弾仕掛けてなくてもこの犯罪は成立したんとちゃう?
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-02-15 15:42:44)
9.  社長漫遊記 《ネタバレ》 
この映画に限らず、一連の森重の社長シリーズに9点を差し上げます。どの映画もストーリーはマンネリで同じですが、上等の喜劇であり映画の品もよく見終わって面白かったなあ、楽しかったなあと至福感を味合わせてくれるから映画としてはほぼ満点です。それにしても、社長の森重をはじめ頭の固い秘書役の小林圭樹の演技は品がよく滑稽で、特に三木のり平のたいこもち演技は素晴らしい。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2021-02-09 10:27:32)
10.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 
この映画ではないが、30年ほど前に単身赴任で東京にいる時、正月明けの休日に上野の映画館で、「男はつらいよ」と「釣りバカ日誌」の二本立てを見た。それまでも出身地の大阪で何回も見ていた時と比べて、上野の映画館では初めから終わりまでお客さんたちがみんなげらげらと大声笑っており、映画館にいることだけでも楽しい気分になった記憶があります。さすが下町の寅さんだなあと思いました。映画とはかくあるべきでお客さんを幸せな気持ちにさせただけで満点を上げたいと思います。なので、寅さん映画は全てに9点をあげましょう。すべての映画に地方の四季折々の景色が抒情的にカットインされている場面があり日本のよさを映画の中に記憶としてとどめているのもよい。惜しむらくは毎作、さくらに動揺・抒情歌を1曲歌わせる場面を作って欲しかったなあと思います。
[映画館(邦画)] 9点(2021-02-09 10:20:16)(良:2票)
11.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
5回目の鑑賞でも、最後まで目をくぎ付けにさせるのは、内田吐夢監督の練られた映像と役者の重厚な演技によるものと思う。現代の映画のようにあわただしく騒がしく早口で何を言っているのか聞き苦しい映画ではなく、それこそ水上勉の小説をたんたんと読むような感慨がある。三国の映画をすべてみた訳ではないが彼の代表作ともいえる名演技だし、伴淳の朴訥とした味のある名刑事役は高倉健もかすんでしまう。惜しむらくは、女を強く抱きしめるだけで死んでしまうのかという疑問と、犯人が船からたやすく飛び降り自殺できるのかという疑問が残りますが、それらをおしてまでも、見るものを最後まで堪能させるという映画本来の使命を十分満たしており、必見の価値があります。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2021-02-09 10:05:03)
12.  少年時代(1990) 《ネタバレ》 
40数年前に原作を読み感動。富山県出身の藤子不二雄による思い入れたっぷりのマンガも原作に劣らず素晴らしかった。映画館で封切映画を見てさらに感動しその後も数回テレビで鑑賞。見るたびに映画の良さを実感します。昨日久しぶりにCSで見ました。舞台の入善町の立山を仰ぐ農村の風景の中、学校への一本道を学童たちが歩いていく場面にノスタルジーを感じます。入善から泊まりの海岸をタケシが疾走しているのが目に浮かぶようです。子供たちのあどけない姿が二十四の瞳のようにいきいきと描かれており、陽水の歌も効果的で、毎回、視聴後いい映画だったなあと思えるので気前よく10点あげます。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2021-01-19 11:07:42)(良:1票)
13.  天国と地獄 《ネタバレ》 
私事で恐縮。50年前雨で高校の野球部の午後の練習がなくなり友人たちと二本立ての映画館に行った。黒い煙幕をあけて入った画面を見た瞬間白黒からカラーに変わり、トランペットが大きく鳴り響き「パパ、きれいな煙が出てるよ」と少年が叫んだ。緊迫した場内の雰囲気で思わず立ちすくんだ。他の客に迷惑にならないようにそっと着席し訳も分からず最後まで映画を見た。そして二本目の椿三十郎を面白く見て、もういちど最初から天国と地獄を見、コロンボのように犯人が分かった状態で映画を堪能した。そして案の定、黒澤のファンになり、映画そのもののとりこになった。爾来50年、映画を趣味として、さまざまな映画を見てきましたが、邦画では天国と地獄を超えるものはないと思います。あの日あの時あの場所でピンクの煙が立ち上る名場面をあんなタイミングで見れたことは、誠に奇跡であり自分にとっては幸せな映画入門であったなあと思うのです。
[映画館(邦画)] 10点(2021-01-17 16:01:53)(良:1票)
14.  エレキの若大将 《ネタバレ》 
古希を迎える小生にとっては、加山は永遠の憧れです。若大将シリーズのストーリーや映画の内容などに、いちいちあらを探すのは滑稽です。映画は、ただただ楽しくあればいいと思います。映画館でお金を払って、楽しい2時間を過ごして、終わって、面白かったなあ、楽しかったなあと、すがすがしい気分になり、明日も頑張ろうと活力が湧いてくれば、それだけで十分だと思います。そういう意味で、若大将シリーズは、森繁の社長シリーズと同じく、私には全て10点満点です。
[DVD(邦画)] 10点(2021-01-17 15:44:06)(良:1票)
15.  砂の器 《ネタバレ》 
50年前小説を読んだ時にはストーリーに何の違和感もなく面白かった。その後映画を何回か見たが毎回面白かった。今回、久しぶりにCS放送で見た。子供が出来た愛人が勝手に流産で死んでくれるなんて世の不倫男性がさぞ喜ぶだろうなあ、その他にも、突っ込みどころ満載だった、が、しかし、それを補って余りあるものが、小説では到底表現できないあの映像美である。それに加え、放浪する父子と音楽があいまって、たんたんと犯罪を解説していく丹波の名演が秀逸である。映画5点+映像美2点+丹波の演技2点=9点です。ちなみに、加賀英良って、えいりょうと呼んでいるがひでおとも読めます。本名のひでお(秀男)からとったんでしょうね。松本清張のきよはるをせいちょうと読ませるように。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2021-01-17 15:36:15)
16.  忠臣蔵(1958) 《ネタバレ》 
コロナ禍のヒマな中でBSでやっていたので久しぶりに視聴しました。60年前の映画なのに画面もきれいでなによりも役者の演技がうまくセリフも実に聞き取りやすい。終盤の見せ場、宿場でかちあうところ、夫人に別れを告げるところ、勝新が兄に別れをつげるところなど、知ってはいるのに、いや知っているからこそ、涙が出て止まりませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2021-01-10 10:06:38)
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