1. ジェラシー(1980)
素晴らしい作品。こんなうまいセリフを駆使した脚本はめったにお目にかかれません。「ジェラシー」のコメント欄があったことも嬉しい。 10点(2001-08-17 02:14:10) |
2. プラトーン
煽情的な音楽と共に兵隊の苦悩を見事に出している作品。分かりやすい悪役あり、勧善懲悪ありで娯楽映画の作りはしてるけども心に訴えてくる戦争の悲惨さが深い。このような作りは当時は斬新でした。 9点(2003-09-11 02:10:09) |
3. クライング・ゲーム
まさか〇〇〇ンがついているとは!これほどにニュー〇〇〇というかオ〇〇が進化してたとはと驚いた記憶があります。綺麗。気がつかなかった。意表を付かれるのは大好きだったので、『シネスイッチ』の帰りにあの歌を何度も口ずさんで喜んでいました。〇〇ー〇〇マイラブ。〇、多用してみました。 9点(2001-10-20 13:10:21) |
4. 2001年宇宙の旅
コメントを書くのに最も緊張してしまう作品。思春期の頃、よく読んでいた某雑誌でいつも一位でしたもんね。わからない事が魅力になった初めての作品。今見てみると、力のある映像とスリルとサスペンス(?)のストーリーは分り易いのではと・・・。ラストシーンだけ分りにくいのでは。『宗教映画』と言う言葉に同感。なるほど。10か9か迷ったけどワクワクして何度も自発的に見てないので・・9点。 9点(2001-10-20 12:16:20) |
5. ダンサー・イン・ザ・ダーク
監督の映像技術と日常の何気ない音からミュージカルに入るアイデアに感動。裁判、もう少しどうにかなったのでは。再度、国選弁護人でも良いし、セルマを好きな人達が資金繰りをするとか。これでもかと不幸にもっていく事とミュージカルの短調さおよびメロディに飽きてくる時もあったけど志は好きな映画です。 9点(2001-09-28 16:12:05) |
6. ヘアスプレー(2007)
ずっと微笑みながら観ていました。会話シーンは少なく、音楽とダンスで固めて多幸感を沸きあがらせる作品。映画としてはストーリーのはまり具合は薄い。良いコンサートを見た心地よさに近いと思う。楽曲が耳触り良くて、のれますね。全ての危機を愛で乗り越えている形が痛快だ。世も変化し、人も変われるんだと、出演者が全員躁状態で体現しています。躁の畳み掛けで試写会場(東京厚生年金会館=音響◎)に拍手が聞こえた。公式サイトに何度もお邪魔してお歌♪を聴いています。 [試写会(字幕)] 8点(2007-09-24 15:31:12) |
7. ラブ・アクチュアリー
劇中の台詞でもあるように、「欲と戦い」ばかりと思われるの昨今、愛をこれだけ盛りだくさんに取り入れた志に感動。ユーモアは少し弱く、狙い過ぎで片腹痛い部分もあります。しかし、お洒落な映像の中で愛は増配されていきます。新聞も暗いニュースばかりでなく「この人があの人に恋しました」事件というページを作ればいいのにな・・・と自らも片腹痛いことを考えてしまいました。。でもいいのです。「欲や戦い」と同じか、それ以上に「愛する恋する」ことも多いはずなのだから。子孫繁栄のDNAの勝利的な映画でした。LOVE・LOVE・LOVE。 [DVD(字幕)] 8点(2005-04-03 11:05:47) |
8. ラストエンペラー
中国史勉強のきっかけにもなり、一人の人間の生き様の勉強にもなる映画。庭師になったあの人を淋しく感じない。中国の歴史の重みと欧米の作り手の軽快さがうまく絡みあっていた。ストーリーと坂本龍一の音楽に同じうねりを感じた。 8点(2003-10-01 10:21:36) |
9. エイリアン
この作品の船員が宇宙で働いている労働者という感じが一番出ていた。細かく作られた斬新な船室やエイリアンのデザインなど当時は驚いたものです。赤貝かと思った。静と動のメリハリも良いです。 8点(2003-09-11 02:21:50) |
10. ファーゴ
「北の国から」殺人事件版。ただただ純粋に真っ白な雪の中で、穏やかな女刑事夫婦と汚れ荒みまくる犯人達の面白い対比。幸せとは、そこそこの生活と心の平穏にあると教えてくれる映画です。 8点(2003-04-24 01:55:30) |
11. スナッチ
何か新しい表現を見つけようとしている演出に敬服。『ロック、ストック~』の時ほどは驚かなかったけど、やはり面白い。ブラピの超個性カントリーボーイぶりは素晴らしい。有名俳優嗜好ではないですけど、やはりブラピやデルトロが出てくると華やかでステキデス。二回見てやっと人間関係が理解できました。 8点(2001-10-16 11:00:29)(良:1票) |
12. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
流れるような展開。壮快。タランティーノかリッチ-か。どちらも好き。 8点(2001-09-28 10:19:26) |
13. ユナイテッド93
爆破、墜落・・。人は究極の生命の危機になると成功と失敗の割合を考えてどこまで動けるか?この場合大変崇高な行動となる。そしてそこでは、残されるであろう地上の愛する人に対する気持ちも強くなる。陳腐な表現で申し訳ないが、この映画にはきちんと愛と勇気が描かれている。しかし、映画として退屈になる面も見られる。ドキュメントタッチでもあり、ドラマでもありというもどかしさから来るものだ。何はともあれ、黙祷ですけど。 [映画館(字幕)] 7点(2007-01-30 20:24:54) |
14. 戦場のピアニスト
ドラマチックな展開はないのですが、生身の人間がひたすら生きていく姿が表現されていました。うまく行き過ぎかなぁという感じですが、実話と言われればピアニストという必要性も含めて納得しないでもないストーリー。しかし、戦争は、ほんとに、地獄。 7点(2003-02-20 14:35:34) |
15. ブリジット・ジョーンズの日記
BON!BON!女性の下着をこれほどまでに非セクシーで面白く描いた点は凄い。30過ぎたら、これが現実だ。コメディーとしてはいまいちの感もあったけど、めげてもしょげても個性的なブリジットの可愛らしさに点数アップ!BON!BON! 7点(2002-04-18 01:17:21) |
16. 小さな恋のメロディ
思春期にあんな思いが出来ればどれだけ嬉しいか・・・。憧れました。トロッコに乗って何処かへ行ってしまいたい。お腹が空いて帰ってきてもいいじゃないか。純粋な恋は素晴らしい。私には・・もう出来ない・・いや!やる気になれば!(「生きる」の渡辺勘治風に) 7点(2001-11-09 02:50:25) |
17. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
硬派だ。従来の007から、ユーモア、愛きょう、おんなったらし、変な敵キャラ、秘密兵器などを取り除いた感じ。いまいち不満足。やはり007は、軟派でなくては。今で言えば、石田純一が意外に強いみたいな。 [地上波(吹替)] 6点(2009-10-14 21:32:40)(良:1票) |
18. エイリアンVS. プレデター
両怪物の作品は、隠れているところからササッと出てくる怖さが良いところでした。しかし、今作品はもう出すぎの感も。「ウルトラファイト」なみにあからさまでした。この戦いは、悪と悪で突き詰めて欲しかった。どちらかを正義の見方的にしてはいけないと思います。。 [地上波(吹替)] 6点(2008-05-04 22:18:11) |
19. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 とにかく撃ち合って、壊し合っていた。それはそれで6点くらいの価値あり。しかし、大きな肉を出され「さあ食べろ!美味しいだろう!」と追い込まれた感じ。 ちょうどプロパガンダの為の「ダイハ-ド」TV放送があり、比較が出来て良かった。今作品「4」は、第一作の静と動アンサンブル、孤独の戦いへの必然性と荒唐無稽のほど良い混在、徐々に増加させるダイナミクスなどが足りなくなっているとつくづく感じました。建造物侵入やハッキングって、そんなに簡単に出来るものなの?と、浅薄な脚本に苦言は野暮と思いつつ、常に感じて鑑賞しました。最後が倉庫って「太陽にほえろ!」か?。 [試写会(字幕)] 6点(2007-06-28 20:11:28) |
20. めぐりあう時間たち
先天性か後天性か、情緒不安定な女性達の不可解な行動物語。やはり人の幸せとはその人の素養である心の内によるものが大きい。最初の2人はおかしいが、メリルストリープ演じる役の人は、まあ普通に近いのではないか。この人だけ誰かの役に立つ事を幸せに感じている。構成の面白さや女優さんたちの熱演、きれいなピアノ伴奏で一応飽きないで見られましたが、もういちど見たいとは思わない。この作品を見た後、超B級アクション映画を見たらバランスとれてスキッとした。 6点(2004-01-28 14:17:56)(笑:1票) |