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ポール婆宝勉(わいけー)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 358
性別 男性
ホームページ http://blogs.yahoo.co.jp/angelisfullthrottle
年齢 33歳
メールアドレス wk20039@hotmail.com
自己紹介 【ポール婆宝勉のちょこっと言わせ手!】

★2009年もポール婆宝勉およびわいけーをよろしくお願いいたします。m(_ _)m

★2009年は『アンダーワールド3』と『イエスマン』に期待。
 でもどちらも近くのシネコンで公開されないとか、何のイジメですか?

★【ともとも】さん、お帰りなさい!(^^)ノシ

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1.  ブラックブック 《ネタバレ》 
スピルバーグにしろ、ポランスキーにしろ、石原慎太郎にしろ、映画製作者が「戦争映画」を作るとき、戦争が持つ残酷さや悲しさを描こうとする作品は数あれど、まさかエンターテインメント―――それも男女の愛と裏切りが渦巻くサスペンス映画に仕上げてしまおうなどと考える奇怪な監督はそういない。その、世の映画監督たちが誰も思いつかなかった(いや、ひょっとしたら、思いついても誰もやろうとしなかったのかもしれない)映画を、ポール・バーホーベンは堂々と完成させてみせた。その心意気と、作品の圧倒的な完成度の高さに対し、最大限の賛辞をここに贈りたい。彼の生い立ちについて少しでもかじっている人なら知っているとは思うが、バーホーベンは戦争中に幼少時代を過ごし、街中で死体の横を歩いたり、兵士に銃を突きつけられ失神したという経験の持ち主であり、そういった経験が『スターシップ・トゥルーパーズ』に反映されているような戦争批判の精神につながっているのだという。しかしこの映画では、戦争の悲しさや残酷さといった、様々な映画監督たちがゴマンと描いてきたものは描かれていない。この映画が描いているのは「人間が持つ愚かさ」であり、戦争はあくまでそれを描き出す為のファクターでしかないのだ。なぜ戦争を体験し、なおかつトラウマを抱えているはずの彼がそんな描き方をしたのか?それはバーホーベン自身が、戦争というものの本質が何であるかを理解しているから。彼は戦争を憎んではいるものの、戦争がなくなるとは思っていない。彼はおそらく、諦めと嘲笑に満ちた目で人々の争いというものを見つめているのだろうと思う。なぜならこの映画でも描かれているように、争いは人間が持つ愚かさから派生するものだから。つまり、愚かな人間は腐っても愚かな人間であるように、戦争はいくら時が経とうとも絶対になくなる事はない、とバーホーベンは言っているのだ(それがラストシーンで描写されている)ハリウッド時代の作品に比べて暴力描写が物足りず、バーホーベンらしさが少し感じられなかったのは正直、否めない。だが、それが何だというのだ?「戦争反対」「いじめや差別はダメ」「話し合いで解決」などと上辺だけで無責任な叫びをあげる糞人間どもにバーホーベンが放った、この渾身のメッセージに圧倒させられずにはいられない。
[映画館(字幕)] 10点(2007-06-09 22:54:15)(良:2票)
2.  時計じかけのオレンジ
・・・・何も語らない。とにかく見るべし、そして感じるべし。「I'm singin in the rain~♪」
[DVD(字幕)] 10点(2004-09-21 22:11:57)
3.  エイリアン2
やっぱり「エイリアン」シリーズは面白い!いや、それどころか、今までこのシリーズのBest1は「4」だと思っていた私の心を、いい意味で裏切ってくれました。そう、実は私、ここまで評価が高い作品をまだ見た事が無く、シリーズの中で見ているのは「1」「3」「4」だけだったんですよ。それが今回「2」を見て、シリーズのBest1は「2」だという事に、今さらではありますが気付きました。何と言っても前作とは違って、倍にも増した爆発シーン、弾丸の雨あられなどアクション描写が非常に多く、娯楽映画として文句のつけようがありません!ついでに白状しますが、ニュートに惚れました(爆)本作の中で何回も「キャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」だとか「リプリィィィィ!!!!」など、喉から血が出る位絶叫していた彼女ですが、そうやって叫ぶシーンがある度に、自分はしびれていたクチなのです。(笑)あと、これを見た後はもう3を見たくないし、正直な話フィンチャー監督が少し嫌いになりました。あんな綺麗な少女を、(映画の中ではありますが)簡単に殺してしまうなんて・・・・・。それから、てもさんへ。てもさんは「3」を見ることをお薦めします。リプリーとニュートの絆の強さは本作でも3でも充分に生かされていると思います。まず、3ではニュートは死んでしまいます(言いたくない)。3の中の、ニュートの死体を見ながら嘆き悲しむリプリーの姿に、二人の絆の強さが生きていたのでは、と思います。あと本作の医務室のシーンでも、てもさんの言う「二人の絆の強さ」は充分に生かされていたのではないでしょうか?それは別として、気になる事や気に入らない事はあるものの、これは傑作中の傑作であり、私のマイベストのひとつに認定です!期待以上だったので、これは10点です!
10点(2003-09-20 20:24:03)(良:1票)
4.  ホテル・ニューハンプシャー
おとぎ話には、常に善と悪、光と影、愛と憎しみの二つのバランスがある。例えばヘンゼルとグレーテル。主人公であり”善”であるヘンゼルとグレーテルは、たどり着いたお菓子の家で”悪”である魔女に出会い、さらわれて閉じ込められ、食べられてしまう危機に陥る。しかし、二人はお互いの知恵を振り絞り、見事に危機を脱出し魔女を倒し、最後は幸福な結末へとたどり着いた。もし”善”が無ければ、物語を読んでいく人々に希望を与える事は出来ない。そして”悪”が無ければ結末にたどり着くまでが非常に空虚なものとなってしまう。”善”と”悪”、どちらが欠けても物語は成り立たない。”善”があるから”悪”があり、”悪”があるから”善”がある。両方が常にバランスを保ち、両立しているからこそ、人々はおとぎ話に夢を感じることが出来るし、その結末に幸福を感じることが出来るのだ。・・・・・そう、だから人生は”おとぎ話”。人生だって、きっと”善”と”悪”の二つがあるからこそ、時に生きることの素晴らしさを感じることが出来る。人生の中に満ちている”悪”の部分を味わうとき、確かに辛くて辛くて仕方が無いだろう。きっと誰かはその辛さに耐え切れず”開いた窓”から人生を終えて自由を得たいと思うかもしれない(しかしそれは本当の自由では無いのかもしれないが)しかし、同じく人生の中に満ちている”善”のパワーは、そんな”悪”の持つパワーなど吹き飛ばしてしまう。”善”の持つ幸福なパワーは”悪”の持つ悪質なパワーには決して負けはしない。だからこそ人生は幸福なのだ。そう、まるで自分たちを危機に陥れた魔女を倒した、ヘンゼルとグレーテルのように。・・・・・俺は、生まれながらのネガティブ思考なので”開いた窓”から”自由を得よう”と考えたことが何度もある。俺の人生は、きっと開いた窓がいくつもあるのだろう。でも、きっと俺の人生の中にも生きていて良かった、と心の底から思える瞬間があるさ。イエス!俺は生きるよ。今は楽しくなくても”人生はおとぎ話”という事を身を持って実感出来るその時を、待っていたっていいじゃないか。I keep passing my open windows,because life is fairy tale!!
[DVD(字幕)] 9点(2005-12-14 23:38:19)
5.  ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
俺にとってこの映画はずっと「見たいけど見られない映画」という存在でした。ビートルズファンならば見とかなきゃヤバイだろって事もあったし、何よりビートルズの映画だったので、いざ鑑賞せん!!って事でビデオを探したけれど・・・・。ナーイ!無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い置いて無いレンタルして無い!次の週もその次の週も物色に近い形で探しまくったのですが、結局見つからず、俺にとってこの映画を見るという事は「夢」となって消えていきそうになっていた現在2004年。ビデオ屋で何借りようかなーと迷っていた所に俺の目に飛び込んできたDVD!「ハード・デイズ・ナイト」!!OH脳!(笑)パッケージを見るとどうやら新入荷だけど旧作落ちしてる模様。もはや2年来の夢となっていたDVDをしかもレンタル半額の日に借りない手は無い!いざレジへ!・・・・・・という事で俺にとっては「夢」であったこの作品、念願の鑑賞に至りました。俺は、「イマジン/ジョン・レノン」でしか動くビートルズを、しかもチョロッとしか見てない為、1時間28分中画面狭しと動いて喋りまくるビートルズをたっぷりと堪能する事が出来たし、映画の中で披露される音楽もほとんどが知っている曲だったのでなじみやすく、非常に良かった。ついでに当時の4人の人気がどれ位の物だったのかも分かったし、4人はかなりのヤンチャ坊主だったのだなあと思いました。今現在、この4人が全員揃って演奏する姿を見ることは、もう我々には出来ないのだなと思い、寂しくなりました。
9点(2004-08-24 23:37:16)(良:1票)
6.  ハリー・ポッターと賢者の石
見る前は「CGに頼ったおこちゃま映画」とバカにしていて、見るのも敬遠していたのですが、いざ見てみると私が見たファンタジーの中ではダントツの出来と言える位面白かったです。CGはどうか?と思いますが無駄に大人っぽくなく無駄に子供っぽくないストーリーは個人的に大好きです。あとキャストに関して書きたいのはハーマイオニー役のエマ・ワトソン!!可愛いです!かなり好きです。点数は映画自体8点+エマ・ワトソンに1点=9点です。
9点(2003-04-02 20:19:52)
7.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
前略、セルマ・イエスコヴァ様。天国でいかがお過ごしでしょうか。私があなたと出会って、もう2年が経とうとしています。この映画を見終わった直後の事は、今でも昨日の事の様に思い出す事が出来ます。幸福な結末しか知らなかった私にとって、あなたの「死」という結末は、あまりにも衝撃的すぎました。しばし体が硬直し、身動き出来なかったのが今でもまざまざと思い出せます。見終わった直後は、感想を上手くまとめる事が出来ませんでした。が、日が経つにつれ、あれはこうなのだな、ここはこういう理由があったのだなと少しずつ整理し続けて、今に至ります。私は正直、この映画が嫌いです。私にとって映画とは、元気の薬、そうあなたにとって言えばミュージカルのようなものだから。あなたもミュージカルを演じたり、見たりして、不幸な気分になるのは嫌でしょう?それと同じです。あなたの選択も本当のところ、正しいとは思えません。ジーンの気持ちにもなってみて下さい。彼は光を与えられた代わりに、「殺人を犯して死刑になった」母を持つという過去を一生引きずって生きていかなければならない。それが元で人の道を踏み外してしまう事もあるかもしれないのです。それでも、私がこうしてあなたに手紙を書き、こうして伝えているのは、私があなたに最高の「敬意」を抱いているから。「死」というのは、生を受ける全ての者にとって、最も恐ろしい行為です。私も、あともう少しで死ぬとしたら、怖くて怖くて何も出来ません。しかし、あなたは自らその道を選んだ。何故かは私には分かっています。あなたにとって、ジーンはかけがえの無い存在であり、あなたが心の底からジーンを愛していたことは、私にも分かっています。その、愛する者の為ならどんな結末も恐れずに自分から突き進むあなたの心を、私は心から尊敬しているのです。もし私に家族の愛が信じられなくなったり、近い将来家族が出来た時は、この映画を見て、あなたの心を目で感じ、学びたいと思います。今の世の中は、親が実の子供を殺すという、悲しい事件が多く起こっています。でもそんな今だからこそ、私はあなたと、あなたの心がより大切だと感じているのです。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」という映画のタイトル、「セルマ・イエスコヴァ」というあなたの名前、愛に溢れたあなたの美しい歌声を忘れる日など、私には一日もないでしょう。それでは、お元気で。さようなら。
9点(2003-03-23 19:03:15)(良:2票)
8.  エディット・ピアフ~愛の讃歌~
映画全体としての印象を一言で表すならば「バラバラのまま組み込まれたパズルのピース」。少し駆け足な感じはあったにせよ、個々のエピソードに関してはしっかり描かれていたと思います。だけどあまりにも時系列をいじくりすぎてそれらのエピソードが一つの物語として成り立っておらず、映画としての全体的なまとまりは悪かった印象です。それでも、見終わった後に確かな満足感が残るのは、音楽の素晴らしさと、マリオン・コティヤールのまるでピアフが乗り移ったような・・・・・という表現さえも陳腐に思わせる素晴らしい熱演のおかげに他なりません。若かりし少女時代から、死が目前に迫った晩年まで、エディット・ピアフという人物をまさに怪演とも言える全身全霊の演技で演じきる姿には、まさに「『女優魂』を見せて貰った!」という感じです。最後にマリオン・コティヤール。アカデミー賞主演女優賞、おめでとうございます。m(_ _)m
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-29 13:45:08)
9.  ライラの冒険/黄金の羅針盤
内容に関して全く期待していなかったのが幸いだったか、予想以上に良かったと思います。ファンタジー映画っていえば最近は『ハリポタ』とかで見られる、魔法の杖とやらを使って「なんちゃらかんちゃら~!」とか呪文を唱えてバーン!なガキ臭い(笑)戦闘シーンに飽きてしまっていたので、さすが本国ではPG-13を喰らっただけの事はある本作での剣や弓矢を使った本格的なバトルシーンがまず好印象でしたね(人もそれなりに死にます。血は出ませんが)キャラクターも濃いし世界観も独特で、上映時間も程よく最後まで飽きませんでした。続編は待ちきれない!という程ではありませんが、まぁ公開されたら見に行くかな?て感じです。それと忘れちゃダメ・・・・・・・・・・・・・・。ダコタ・ブルー・リチャーズが可愛かったです(笑)
[映画館(字幕)] 8点(2008-04-29 13:27:11)
10.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
デップ&バートン6度目?のコラボ!と聞いた時は正直「またかよ」と思いましたけど、予想以上に良かった、というのが見終わった感想でしたね。思ってた以上に悲劇的な話だったと思う。『チャリチョコ』から一転、血の滴るダークな世界観には引き込まれましたし、何よりミュージカルシーンの素晴らしいこと!!俺は節操が無いのでこれだけで及第点をあげられるのです。(笑)個人的に印象が強かったのはヘレナ・ボナム・カーターで、ハッキリ言ってジョニデを喰うくらいの力強い歌唱を聞かせてくれたように思います。今までバートンの奥さんだから出てるのか、と思ってましたが違ったんですね。(笑)また最近のバートン映画は『ビッグ・フィッシュ』『チャリチョコ』と、それまでの展開が良かっただけにラストが無駄な映画が多かったのですが、本作にはストーリーにも無駄がなくそれも高評価できます。ただ不満はと言えば、後半、ストーリーがシリアスになるにつれ映画のタッチもそれとなくダークになっていった部分。あれが後半の悲劇を引き立てていると言われればそうなんですけど、前半のコミカルなテイストのまま悲劇を描いても、俺は良かったと思います。前半を見ている途中には「これは『オペラ座の怪人』や『DITD』に続く、俺の中でのミュージカルの名作になるかも!」と思ったのにね。(笑)まあしかしながら、バートン作品の中ではかなり上の方ですね。
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-19 17:51:39)
11.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
好評だった前作から一転。平均点があんまり高くない『バイオ』シリーズ第3弾。いえいえ、十分面白かったと思いますよ。確かにジルやアンジェラはのっけからスルーだし、前作で生き残ったLJやカルロスは途中で死ぬし、何だか『エイリアン3』みたいな雰囲気を漂わせてはおりますが(あーそうか!だから低評価なんだ)このシリーズに求めるべきものはしっかり存在していたと思います。というのもその「このシリーズに求めるべきもの」が何と言っても「ミラ様のアクションシーン」でありまして。個人的な観点で言えば、銃を主に使用しての『Ⅰ』『Ⅱ』とは違い、ククリ刀を主な武器としてのアクション、というのが個人的には良かったと思います。あとⅡのラストで出てきた念動力をうまくアクションシーンに生かしていたのも良かったし(前作で出てきたときは、悪い意味でどうなるかと思いましたが。笑)ただ不満は、そのミラがあまり活躍しない事ですね(--;)生き残った人類なんてどうでもいいんです。このシリーズはミラが見られればそれでいいんですから、もっと無敵にしてもっと画面狭しと暴れまわって欲しかったですね。それから『Ⅳ』は本作以上に原作離れした映画になるでしょうから、ここで終わらせるべき?とも思います。
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-19 16:57:23)
12.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
面白かった!ここ最近見たハリウッド製アクション映画ではブッチ切りのNo.1です!!12年ぶりに帰ってきたジョン・マクレーン=ブルース・ウィリスはジジィになってもまさに無敵でしたね(笑)近年の急速なCGの進化によるアクションシーンの激しさはシリーズ最高と言っても過言ではない出来で、次から次へと繰り出される壮絶なアクションシーンに息つく暇もありませんでした。やっぱり特筆すべきはVS.F-35型戦闘機のシークエンスでしょうか。あそこを予告編で流さなかったのは正解だったと思います(US版の予告編しか見ていないので、何とも言えませんが)監督を努めたレン・ワイズマンは過去3作のプレッシャーにも負けず、良い仕事をしましたねぇ!夜のシーンでは、暗闇を完全な黒ではなくて青がかった色で描く部分が、やっぱりワイズマンだなぁと思ったり(笑)彼がこのシリーズを愛してきたという事はよく伝わってきました!とにかく今までシリーズをこよなく愛してきた人にも初めて触れる人にも絶対に損をさせないまさにエンターテイメント。お薦めです!【追伸】最初は吹替版を見ようと思っていて、劇場の大きさの関係から直前になって字幕版に変更したのですが、見終わった後からウィリスの吹替が樋浦勉でなく野沢那智だったと知ってショック!やっぱり吹替を見ればよかった・・・・・。
[映画館(字幕)] 8点(2007-07-18 23:13:23)
13.  Vフォー・ヴェンデッタ
怖かった・・・カッコよかったし、楽しめたけど、でも、怖い映画だった。何が怖いって、この世界が怖い。イギリスの植民地と化したアメリカ。そこにはもはや人権が存在していなかった。そこで繰り広げられるあまりにも残虐な人々の支配。反逆する者は男だろうと女だろうと子供だろうと容赦なく殺される。管理化された未来。こんな世界がもし、近未来に存在してしまっていたら、そして、もし世界のどこかには今もこんな国が存在していたら。そう思うと怖くてたまらない。俺はこの映画のメッセージには激しく賛同します。つまり一般化されたものが必ず正しいとは限らない、悪に見える人物が時には正しいこともある。そういう事なんでしょうね。俺自身がこういう、何というかアンチテーゼ的な事をやってのける人物に魅力を感じてしまうせいか、とにかくⅤがカッコよかったです(仮面をつけているとはいえ、Ⅴをヒューゴ・ウィービングに演じさせたのは正解だったように思います。)ただ、あまりにも娯楽性が薄すぎたのはどうかと思いました。こういうビジュアルの映画なら必ず一人は娯楽映画を期待する観客がいるはずだし、製作者側にもそれによって肩透かしを食らう客がいる事が見えてたと思う。別にこれは娯楽映画じゃないからいいんだよ~ん、てな反論をされるかも分からないけど、じゃあ映画ってそもそも何?て考えされられてしまう。映画ってもともと娯楽を求めるためのものですよね?とは言えそのストーリーは十分に面白かったので8点。
[映画館(字幕)] 8点(2006-06-02 23:12:12)(良:1票)
14.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
面白かった!前作でも同じだったけど、上映中はずっと泣いたり笑ったりできて、全く飽きる所が無くて、ドロドロしてもいなくて。いいですねえ、こういうの。前作も十分面白かったですけど、これはひょっとしたら前作よりも上かも?ラブコメディ&恋愛モノって俺はあんま見ないんですが、本作と前作は例外です。あ、でも、原作ではブリジットがタイの刑務所に入れられる辺りがもうちょっと詳しく描かれていたんですけど、映画では少し短めだったのが減点対象かも。非常に面白く、好きなエピソードだっただけに残念でした。ま、映画ではブリジットとマークの恋愛物語がメインだから仕方ないのかもしれませんけど・・・。【ちなみに】映画をご覧になられた方は原作も読まれることをオススメします。すっごく面白いんで。
8点(2005-03-26 20:58:27)
15.  オペラ座の怪人(2004)
その醜い顔のせいで、一度も優しさを味わったことの無かったファントム。愛する女性を手に入れたくても、手に入れられなかったファントム。ごく普通の男性であったはずの彼が、自らを"Phantom of opera"と名乗らなければならなかったのは、彼の周りに”人種差別”という環境が渦巻いていたからでは無かったのか、と思った。彼があのような醜い顔になったのは、おそらく生まれながらの病気か、事故か何かによって起こった物だと思うが、なぜ何の罪も犯してないはずの彼が、世間から忌み嫌われ、嘲笑され、そして痛めつけられなければならなかったのだろうか?差別というのは、彼のような”障害”だけでなく”肌の色”から”生理的な物”あげくの果てには”個人の趣味”という下らない物に至るまで・・・。人間というのは、必要も無いのに他人を自分と比較したがり、他人との差異を嘲笑う事でしか、自分の強さや立派さを証明できない生き物なのだなと、改めて痛感させられた。この映画では、そんなファントムの強いられた現実が、そして彼の心が、ひたすら痛かった。美しい音楽と、華やかな雰囲気、そして俳優たちの名演に彩られたこの作品では、制作陣たちは実はそんな事も伝えたかったのでは無かったのだろうか・・・・・と感じた。
[映画館(字幕)] 8点(2005-02-27 22:14:39)(良:1票)
16.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
やっと実現した、SF映画界の2大モンスターの対決企画。この2匹の対決を見届けるために、そしてスクリーンでエイリアンとプレデターの姿を見ておくために、劇場まで足を運びました。しかしこのサイトでの平均点はイマイチで評判もあまり良くなく正直な所、見るまで不安でした。けれど実際に見てみたら、すごく良かった。”ついに実現した2大モンスター夢の対決!!”という名に相応しい娯楽作に仕上がっているな、と素直に満足です。とにかく2匹の対決シーンが本当に凄まじい。「フレディVSジェイソン」と同じく2匹とも人間は殺りたい放題、相手のモンスターにはやりたい放題なので大規模なバトルが展開されすごく迫力がありました。また、エイリアンとプレデターの両方の世界観を決して壊す事なく丁寧に描いている点ももちろん高評価です。ただキャスト兼キャラクターでは全然パッとする人がいないと思ったんですが(ヒロインのサナ・レイサンでさえ存在感がない)まあ人間が主役の映画じゃないですし何よりそれ位2匹の存在感が凄かったからだろうなあと思います。ただ、2匹の最初のバトルシーンではカメラ近づきすぎ、動かしすぎで何やってるか分からなかった。深い印象を残すバトルシーンなんだから、そこら辺はもう少し考えて欲しかったな。あと自分はエイリアンファンだから、本作の中でエイリアンがあまりに弱すぎるのも少し頂けないかと。しかし、全体的な出来としては娯楽作として十分に満足出来ましたし、個人的には今まで待った甲斐があったなあと思いましたので8点にします。あ・・・果たして次に製作される「夢の対決シリーズ」は何なんですかね?俺は「ターミネーターVSドラえもん」を希望(笑)
8点(2004-12-26 23:26:33)
17.  エイリアン/ディレクターズ・カット
何回も見てて、もう話の内容だって丸分かりなのに、何か新しい映画を見てしまった気分ですね、俺は。今こそ何回も見て飽きてたけど、劇場公開版を初めて見たときは、とにかくハラハラドキドキしたのを覚えています。なんつーかその気分を、もう一回味わった気分。映画が名作だからなのか、挿入されていた未公開シーンのおかげで新鮮な気分を味わえたからなのか。本当の理由が何であれ、俺は出来れば、前者の理由であると思いたいですね。劇場公開版を見た人でもこのディレクターズ・カット版を見る価値は多分あると思います。エイリアン最高!ちょっとアルティメット・エディションが欲しくなりました。
8点(2004-08-17 20:49:38)
18.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 
あのですねえ、俺はもうこの「~アズカバンの囚人」は見るつもり無かったのよ。だってさ、前作は何か本筋からズレてる感じだったし、3人は前作や前々作から比べると面影ねえー!って位変わっちゃってるし、おまけに監督交代した人気シリーズ第3弾は大体が駄作ってパターンが多いしさ。でも、でも、でも、でもぉー、デモーーーー、見ちゃったのよ!NOー!NOー!ノー!脳ー!濃ー!(笑)だって仕方ないジャン!近くのシアターでさ(たまに映画上映会をしたりする。ちなみに前作や『デイ・アフター・トゥモロー』はここで見ました)前作に引き続き上映してたんだし!おまけに学校で割引券が配られたんだし!仕方ないジャン!・・・・・。十分ハイテンションになった所で(笑)本編に対する個人的感想を早速。↑にも書いたとおり、監督が交代した人気シリーズ第3弾はほとんどが期待はずれってパターンが多いのだけれど(『エイリアン』は例外)本作は俺的に見て、成功の例ですね。コロンバス監督からバトン・タッチしたアルフォンソ・キュアロン監督は独自のセンスを発揮しすぎず発揮しなさすぎず、このシリーズの持ち味をしっかりと生かしていたと思います。また前作は低年齢対象のくせに血などの描写が多く「こんなの小さい子供に受けるのか?」と思ったけれど(実際にアメリカでは泣いた子供がいたという実例もある)本作はまだ低年齢でも見やすいのでは?だから前作のオカルトっぽさにガッカリした人、見る価値ありますよっ!!またキャストに関しても、やはり主役の3人がGOODだった(特に特に特に良かったのはやっぱH・GことE・W。笑)雑誌とかで見ると変わりすぎてて引くなあと思ってたけど(失礼!)成長した3人もなんか悪くない感じでした。あとシリウス・ブラックが実はワルじゃなかったってのが意外だったし、グレン副所長・・・じゃなかったゲイリー・オールドマンが悪役じゃないってのも珍しいねえ。とにかく第3弾の本作はストーリー的にもキャスト的にも前作を上回っており、十分合格点をあげられる映画であると言えるでしょう!!がしっっっっっかぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーし!!本作でとうとう男のケジメをつけたろやんけぇ!!次回作の「~炎のゴブレット」は多分見ない・・・・・・・!?NOー!NOー!NOー!ノー!ノー!能ー!納ー!また見てるぅぅぅぅぅぅぅぅ!(笑)
8点(2004-07-25 20:09:48)
19.  エイリアン
一番最初に見たときはハラハラドキドキしましたが、何回も見るうちに何か飽きて来ていました。しかし、ディレクターズ・カットで、この劇場公開版を最初に見たときの気分に引き戻され、やっぱりエイリアンシリーズは「1」「2」「3」「4」共に名作であると実感しましたね。ということでディレカトに便乗して8点で。
8点(2003-09-15 19:32:51)
20.  ターミネーター
おそらくこの映画は、その後のアクション映画にかなりの影響を与えたのでしょうね。まさに「アクション映画の金字塔」的作品だと思います。私は「2」に慣れていたのでアクションがすごいとは思えませんでしたが、まだ若く髪型も今とは違うシュワがいいですし、ストーリーもやはりジェームス監督にしか作れない程のクオリティを持った作品だと思います。点数は・・・。8点かな。
8点(2003-07-17 21:53:43)
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