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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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21.  ディセント 《ネタバレ》 
ほんとどんだけ怖いんだよっていうホラー映画だ。 特に点数の高いホラーを狙って見ている訳ではない自分には、 こんな怖いホラーに出会えるのは年に2度あるかないかだ。 まずこの映画をほめるとすると女性ばかりな点だ。 年齢は20代前半から後半の女性ばかりなので、ある意味で楽しい。 ロケーションは山小屋から洞窟内部だ。 その洞窟が怖い。 まず何が怖いって閉所恐怖症的な怖さだ。 狭い通路で天井が崩れそうになった時の圧迫感というか息苦しさといったらない。 それから暗いところの恐怖。暗いから何がいるかが分からない。 暗いところから心霊映像のように浮き上がる存在の不気味さ。 また正体の分からない存在に対する不気味さ。 ネタバレをいってしまえば地底人なんですが、正体が分かってしまうとそれほど怖くはない。 ただし急に出てきてビックリする怖さがある。 先は読めるけどビックリする。 久しぶりに心臓に悪いホラー映画を見た。 幽霊みたいのも怖いし、この映画どんだけ怖いん。 totalfilm誌が寄せたコメントにある「途中怖くて映画館を出たくなった」というのはあながち嘘ではない。 この映画の恐怖は、スペインのレック並みに成功しているかも。 子供のころにエイリアンを見たときに味わったような怖さだった。 個性豊かな女性たち。トゥームレイダーみたいな女が好き。 主人公の女は血を浴びた瞬間から人格変わった風だったけど、どうりでなと思った。 喉笛を事故で掻っ切られた女はかなり残酷だった。 それから「待て」って大声で何度もいってるのに突っ走るかよ。せっかちな女だな。 このように女たちのキャラクター性が濃くて面白いです。 終わり方は結構ダウナーだ。
[DVD(吹替)] 7点(2013-07-07 16:52:09)(良:1票)
22.  スペースバンパイア 《ネタバレ》 
ホラーブームの原点ともなった最高傑作とパッケージに書かれてた。 それも分かる内容だった。 テーマ曲の雄大な感じから気に入った。  恐らくスピーシーズの元であり、パラサイトイブもここからいくらか来ていると思う。 エイリアンのような宇宙船描写と、宇宙に対する未知の恐怖。 また吸血鬼をユニークな視点で描き、SFバンパイアというものを創造してしまった。 いや、SF映画と吸血鬼映画との高次元な融合とでもいうか。  またゾンビ映画の名作ともいえそうで、 たぶんこれは「走るゾンビ映画」の走りともいえそうだ。 たぶんヴァンパイアゾンビというのも当時まだ新しい。 この作品が元になった映画は僕が知らないだけでもっとあるだろう。  なんといっても規模が素晴らしい。 地球VS地球外生命体というスケールをこのスペースバンパイアはド派手にやってる。 大量の死体の山が他の映画に類を見ない終末的風景だ。 ゾンビ映画としてみた場合こんな規模の大きなゾンビ映画はないかもしれない。 天から教会を縦に突き抜ける光の柱は画的に神々しい。 古いSFファンタジーの良さも感じられる。 トビーフーパー監督の初期のやり過ぎ感が作り出す半端なき迫力のシーンの数々が面白い。 スプラッタやモンスターの表現も実に迫力があり「悪魔のいけにえ」でみせた実力が生きる。  そしてこの作品を見たときSF映画を見たなという実感がわいてくるそんな超SF映画だ。 
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-26 00:05:26)(良:1票)
23.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
面白かったと思う。 コメディが良い感じで、思ってたほど爆笑しなかったけど面白かった。 (あんま僕はこの監督さんの作品とは相性が良くないみたいですが)平均点の高い監督さんなんですね。 前半はよく分かんなかったけど、 殺人鬼らしき影が出てきた辺でワクワクしてきた。 後半から徐々にアクションも増えてきて、コメディにも拍車がかかってきて面白くなってきた。 さらにスプラッタが面白くて、、、走る黒装束の人がクリムゾンリバー2のようだった。
[DVD(吹替)] 7点(2013-05-03 01:12:22)
24.  吸血鬼サーカス団 《ネタバレ》 
かなり面白いハマーホラー。 その昔、シュテッテル村では少女が次々と行方不明となっていた。 犯人はその土地の城主で彼は吸血鬼だった。 村人は結束して吸血鬼を倒した。 しかし村は吸血鬼によって呪われてしまった。 十五年後、黒死病の蔓延する村に奇妙なサーカス団がやってきた。 彼らの正体はおおよそ吸血鬼だった! 村人と吸血鬼サーカス団との大戦! 従来のハマーホラーのヴァンパイア映画と比較すると エンターテイメント色が強く怪奇色は減ったのかもしれないが、 しかし中世ヨーロッパの雰囲気は色濃く、サーカスと吸血鬼の組み合わせによって怪しい雰囲気は増した。 物語がすすむテンポは良いと思う。 美男美女が多いだけでなくキャラクター性が凄く高い。 キャラクターだけで楽しい映画だ。 ドーラがめちゃくちゃ美少女。 黒豹の男がイイ表情してる。 森で獣に襲われる悲惨なスプラッタ描写が強烈。 怪奇映画とエンタテイメントとが見事に一体化した傑作怪作ヴァンパイア映画。  
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-12 00:12:23)
25.  吸血ゾンビ 《ネタバレ》 
ゾンビの原点ともいわれるハマー・ホラー映画。 恐怖城ホワイトゾンビのような、ブードゥーの魔術でゾンビを生み出すみたいな映画だ。 恐怖城ホワイトゾンビほど不気味な演出や恐怖表現は成功していない。 働くゾンビがたくさん出て来た。 本来ゾンビとは主人に仕えて働くものだったらしい。 そんなゾムビーのメイクはけっこう迫力ある。 いきなり最初のゾムビ―が出てきた場面はびっくりした。たぶん名場面だ。 アフリカ系の太鼓のサウンドが呪術っぽい迫力はあるけど時にバカっぽい。 恐怖城ホワイトゾンビはベラルゴシという怪奇名優の怪演がマニアにも喜ばれたが、 この吸血ゾンビはおどろおどろしいゾムビ―以外に目立った点はない。 アンダーグラウンドな不気味さはあるが、吸血鬼映画のような幻想性はない。 ハマーホラーの怪奇な雰囲気はまあ楽しめるか。 ジェームズフォーブズ卿はひとりで活躍し過ぎだ。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-03 23:41:08)
26.  バンパイア・ラヴァーズ 《ネタバレ》 
ハマーホラー。 自分は女バンパイアものってなかなか見たことがなかった。 怪奇幻想とエロスが濃厚に絡み合う物語は素晴らしいと思った。 美女の首がとぶっていうのがちょっと衝撃的だ。 古城、墓地、洋館、酒場、森、すべてがゴシックロマン色に包まれていて自分好みな映画だった。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-16 01:17:30)
27.  ドラキュラ血のしたたり 《ネタバレ》 
吸血鬼カーミラをモチーフとした作品。 吸血鬼カーミラという小説はヴァンパイア小説の基本中の基本でありながら 自分は恥ずかしながら読んだことはない。 のでこの作品が原作とどの程度リンクしてるのかはなんともいえないけど。 この作品の最も印象的なのは美しい双子の姉妹だ。 彼女らが非常にエロスな存在で吸血鬼幻想を彩る。 当時の衣装はみんなそうなのかもしれないが、開いた胸元がグラマラスさを隠しきれずにセクシー過ぎだ。 もう男性はそこに目が行くしかないように衣装がそうできている。 ブラザーフッドのリーダーであるグスタフ役に、怪奇映画ファンに非常に人気のあるピーターカッシング。 厳格なキリスト教観念にとらわれた冷徹な男の役として素晴らしい演技を見せる。 グスタフをはじめとするブラザーフッド一味は魔女狩りで罪のない美女を火祭りにしていた。 最初は一番嫌いなタイプな奴だとも思ったけど、最後の展開で好感度はアップした。 結局この映画では魔女狩りも吸血鬼も同等のものである。 両方とも美女の命を食い物にしているバケモノだからだ。 魔女狩りのような残酷な儀式も怪奇映画に華を添える。 美しい姉妹フリーダとマリア。フリーダはエロさを表に出すが憎たらしい。 清純派マリアのほうが慎ましいけど内からセクシーさがにじみ出る。 それにしても女学校とか美女ばかり出てくる。 当時の男性の観客を意識したものだろうか。 ところでこの映画のようにヴァンパイアを倒すとしたら投げ槍の選手でもないと到底無理だ、、、 けどそんなツッコミはどうでもいい。 ・・・ 厳格なキリスト教の雰囲気、魔女狩り、ブラザーフッド、美しい双子姉妹、 これらはきっと怪奇ファンを楽しませるだろう。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-14 12:54:54)
28.  血のエクソシズム/ドラキュラの復活 《ネタバレ》 
ブラムストーカーの原案をもとにつくられた正統派ドラキュラ映画。 原作とは違った展開が楽しめる。 この作品の主役は美女にモテまくる。 お城の雰囲気とドラキュラの存在感はかなり本格的だ。 怪奇映画の名優クリストファーリーの演じる吸血鬼は存在感がヤバすぎる。 真っ赤に血走った目が怖すぎた。 不気味な迫力ナンバーワンの演技だ。 最期の雄叫びの凄まじさに痺れる。 名場面が多すぎる。 ドラキュラロマンに酔いしれる本物のドラキュラ映画。 怪奇映画のど真ん中。
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-12 20:59:43)
29.  ローズ・イン・タイドランド 《ネタバレ》 
テリーギリアムの描く不思議な世界を久しぶりに見た。 テリーギリアムの描く”不思議の国のアリス”は現代風な現実を毒たっぷりにまた独特な視点で強く描き、 それが突拍子もないぶっ飛んだファンタジーと融合する面白いものだった。 最初の現実の荒んだ家庭内風景は「どこが不思議の国のアリスやねん!」って感じで ”不思議の国のアリス”とはあまりにかけ離れた雰囲気でびっくりしたけど。 でも場面場面で不思議の国のアリスのような美しくメルヘンな場面がみられた。 たぶん映画サイレントヒルでも子役を務めたこの少女は非常に美少女だった。 そんな美少女が変な男ときわどい場面がけっこうあったのでなんかドキドキした。 現実と幻想が入り乱れるこの作品で、嫌というほどに現実が浮き彫りになる。 この作品にあるファンタジーとはまったく無責任なものであると思える。 主役の少女にしたって登場人物にしたってみんな現実というものを全く見ようとしないので、 観賞者が逆に登場人物のことが心配になってくる。 そこでイラッとはしないけど気の毒になってくる。 特に主役の少女は自分の世界で生きるしかなかったから必死で自分の世界を作ってるような気がしてなんか健気だ。 宗教女はひどかった。彼女の言う「罪人」とは「自分以外の誰か」のことであるかのようで、自分の「罪」には立派に目をつむる。 そんな風に現実というものにちゃんと向き合っている登場人物が皆無なこの映画は非常にぶっ飛んでいる映画でした。 さらに野暮なこというと、自分の知る映画の範疇でいうと ヤンシュヴァンクマイエルの人形、”悪魔のいけにえ”の食卓、”パンズオブラビリンス”の現実と幻想、”ミツバチのささやき”のラスト、 などをほのかに思い出させる場面があったかもしれない。これもまた個人的な感想。 
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-12 20:51:29)
30.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
素晴らしい! 唯一の3D映画アバター。それは感動の映像体験だ。 スピルバーグはたぶん嫉妬したであろう。 いや、恐らくすべてのクリエーターが嫉妬したであろう美しすぎる映像世界。 個人の芸術家はこの作品を前に何ができるのか。 この世界を創造したキャメロンはまさに天才である。 自分はこんな素晴らしい世界を見たことがない。 ファンタジー世界を崇拝する者にとっては最高の幸せだ。 完璧に構成された見事な一場面一場面に息を呑み、 圧倒的なスケール感と物凄い迫力にただただ感動するばかりだった。 震えるほど美しい場面がある。それはもう美の極致だ。 SFファンタジー映画はこの映画をしばらくは超えないだろう。 内容はエンターテイメントの次元をとうに超えている。  CGで作られた世界はFFなどのゲーム美術に共通するところもある。 しかしFFなんかよりも遥かに美しい。 いや、これはアメリカ版「ラピュタ」といっても良いくらいに幻想的な世界。 ネイティリはどことなくもののけ姫のサンを彷彿とさせる。  色彩的に青が非常に美しく神秘的。 まるで海のように深く静かに輝く幻想的なムードの青に癒される。 また水の表現が非常に美しい。 これはタイタニックやアビスを監督したキャメロンならではの成せる業。  この作品には人間の原始の美しさとエネルギーで満ちている。 この作品を見ると現在に生きる人類はどれだけ霊や自然との一体感を失ってしまったのかと思う。  ナヴィ族の生活は美しく生のエネルギーに満ち溢れる。 そこで生きる強さと逞しさが生命の強さを思わせていて美しい。 獰猛な獣や奇妙な植物たちが埋め尽くす森こそ正に「命」そのもの。  しかしこの作品で行われるのは人類がこれまでにしてきた残虐な行為だ。 軍人たちが神聖な巨大樹を焼き倒すとき神をも殺した。 巨大樹こそ自然の象徴で、それを欲しいもののために破壊する人間の姿がそこにはある。 そういった自分よりも遥かに大きな神聖なものを破壊してしまうことに「畏れ」のような感情はないのだろうか?  戦闘機をはじめとする背景には、キャメロン映画にあるメカデザインのカッコ良さがみられる。 戦闘機に描かれたドラゴンの絵にはドラゴンの霊が宿ってるみたいでカッコいい。 このアバターは映画史の中で唯一3D映画として語られる映画だと思う。 
[映画館(吹替)] 10点(2013-01-24 23:37:35)(良:2票)
31.  ヘンリィ五世(1944) 《ネタバレ》 
デパートに買い物に行ったらシェイクスピア名作映画集ってのが500円で売ってたから、 そのうちでもっとも大作っぽいものを選んで買ってみた。 シェイクスピアの文章は難しい。 だから映画の字幕でも読みにくい文章が結構あったけど、 シェイクスピアの名言ともいえそうな素晴らしい言葉も多かった。 若きイギリス国王ヘンリィ五世の、皆を率いる王としての在り方が素晴らしいと思った。 なんとなく高貴で高尚な感じの戦争映画で、最近の映像効果でコテコテの戦争映画よりも面白いかも。 衣装もセットも楽しめて、音楽は素晴らしく、戦場面は土臭くも迫力あり規模が大きいと感じる。 原作は未読。劇場のシチュエーションから始まる物語は観客をひきつける効果あり。 また非常に凝っている。
[DVD(字幕)] 7点(2012-12-28 23:13:36)
32.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 
なんでも出来ちゃう男ってあんま好きじゃない。 だからか知らないけど007シリーズってあんま興味ない。 でも全然知らないのもマズいと思ったので見てみることにした。 これだけシリーズが続く秘訣は何か知りたいし。 007シリーズがこれで初めてじゃないけど。 褐色女はセクシーだ。フィールズもセクシーだ。 それはボンドがセクシーだからか。 でもボンドって接着剤の名前だ。 悪党のボスが素晴らしくキレた様子だった。 最新機器のタッチパネルを意識した操作が嫌だ。 時代とともにカッコよさも違ってくるので、 最近のアクションの主人公は最新機器もスマートに使いこなせないと話にならないらしい。 ちょっと流行りのフリーランニング風アクションが楽しい。 序盤で銃をどちらが先に手にするかというアクションが少ししつこいと感じた。 「ここが見せ所」という意気込みが伝わってくる。 他にも動きの激しいアクションが楽しめた。 あんま分かんなかったですが、セクシーな男が招く不吉さというか、 そういうものを招いてしまう影響力?なんか痺れる。 
[地上波(吹替)] 6点(2012-12-05 23:21:37)
33.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
やっと観れたバイオハザード4! おお!日本じゃないか。前作の反省か?漢字も正確みたい。 前作ではよほど日本のファンに怒られたのか?日本文化好きな外人に叩かれたのか? ちゃんとマジメに日本で撮影してるみたいです。 中島美嘉は服装から主要キャラクターかと思ったけど残念! ゲームバイオハザードのパラレルワールド。 あのバイオハザードがまさか日本で発生したという感動! そしてまさか東京の地下にアンブレラ社東京支部があったという感動! あの憧れのウェスカーがアンブレラ社東京支部にいたという感動! バイオハザードのパラレルワールドは凄いことになってるのです! でも感動感動の嵐の直後の、ウェスカー実写版がダサいという大打撃! Orz・・・ ウェスカーの笑みのダサさの衝撃・・・ でもウェスカーが富士山に突っ込んだという感動! もはや意味不明の再現度です。 今回は「File」もちゃんと存在します。 クリスだと思ったらエンジェルだった。 クレアはあんなんじゃない! どうせなら新宿からアフリカに行ってくれれば良かったのに。 バイオのレッドピラミッドシングこと処刑マジニ(大斧男)の再現レベル超たけぇぇ!めっちゃカッコイイ。 ゲームで目立たなかった分だけハッスルしてくれた処刑マジニ。 脚本は誰だよ!美人は最後までってのがB級ホラーの定説だろ・・・チッしょうがねぇな。 ウェスカーVSクリスのあの名場面が実写化!? 再現レベル高!てかそのまま!でもゲームの方がカッコイイから残念! ウェスカーの服装の再現度メチャ高いけど顔がダサいので残念! 人体実験の被験体の管理方法がゲームに負けじと凝ってる! 廃ビルから戦闘機から大型船まで原作のアイディアをフル活用。 真っ白なだだっ広い空間はもはやアート映像。 だけど何故かB級なショボさが漂うラストステージ。 頼れるところだけゲームに寄りかかる弱さがある! そんでもってやりたい放題。 金さえなけりゃ内容はB級ホラー直系! マトリックスから持ってきたスタイリッシュアクションと、 ダイハードみたいなアクションもあるけど、アクション性がシリーズ最も低く感じた。 
[DVD(吹替)] 5点(2012-09-19 00:29:41)
34.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
世界は荒廃した。まるでマッドマックスのような世界観です! 水も食料もないので悪党がはびこり、弱者は救世主の存在を求めています。 もう世界中の人々が七つの傷の男の存在を待ちわびている、そんな雰囲気です。  コンボイを率いるクレア・レッドフィールド女隊長は、 まるで北斗の拳2で皆を率いて戦う成人リンの姿と被るかもしれません。 そうなると、カルロスが成人バットです。 救世主は現れますた!そうです。エスパー・アリスです。 ローブをまとい、不思議な妖術を使ってザコを蹴散らします。 「私の周りでは人が死ぬの、、、」と、 少し不吉めいたキャラを出しているところが、またちょっとだけケンシロウしてます。 北斗バイオ拳でカラスの群れなど瞬殺です。 アリスの両鉈アクションが南斗水鳥拳に見えなくもありません。 高いところに立ってピュ~と口笛吹くのはちょっとキザっぽい。 出しゃばり度の高さではケンシロウにも負けません。  かと思えば、アリスは綾波レイのようでもありました。 フィギアのようなヒロイン大量生産的なアレで、オタク文化的で日本の現代アートのテーマにもなりそうな感じ。  地下研究所でボスと対戦するのは、映画シリーズの中では一番バイオっぽいかもしれません。 それでこの作品では人工知能(娘)が可愛いです。理想の少女像です(バーチャルなだけに)。 シリーズを通して少女が出てきましたが、この少女が一番可愛いです。  東京メトロの看板はふざけてますが、全体的に結構面白かったです。 
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-16 01:29:51)
35.  フル・モンティ 《ネタバレ》 
なかなか素晴らしい作品でした。 不況に負けない明るさがなんとも魅力です。 そして完璧な肉体よりも素人には素人の良さがあるのだなと。 様々な愛が描かれる中でコメディーもあり、非常に面白かったです。 デブ男の奥さんが素晴らしいです。 なんとも冴えない肉体の集まりですが、そこに良さを見つけていくところが良いです。 それこそ人間の良さを発見していくかのようです。 素っ裸になるっていう行為にはなんともいえない素晴らしさがあります。 素っ裸になったらもう元気しかありません。 最初は嘲笑でしかなかったものが最後に素晴らしいものになるのは素晴らしいです。 (・・・なんでポリ公の格好だとゲイっぽく見えるんだ?) 
[DVD(吹替)] 7点(2012-07-26 00:49:14)
36.  ヘルハウス 《ネタバレ》 
怪奇映画が好きな人ならノックアウトしてしまう程の濃厚な怪奇幻想の雰囲気。 序盤の退廃的な風景は素晴らしい。 タナー嬢のゴスロリな美しさ、フィッシャーの精神的に憔悴した感じが見事。 演技を超えたキャラクターは本気度があり迫力が漲る。 この映画の霊現象もまた迫力が凄い。 そして重苦しい恐怖が暗い。 本物のオカルト映画という感じがする作品だ。 洋館の雰囲気はどのホラー映画よりも素晴らしい。 ベラスコの狂気の人間像がこの作品の中で生きている。 タナー嬢が中盤から終盤にかけて色気を増してくのがヤバい。 若くて美しいタナー嬢の霊媒体質が性的に利用されてゆく様が生々しく描かれている。 これはオカルトホラーとして非常にレベルが高い。 この作品は呪いのようなものが感じられて気が重くなる。 この作品の古臭さはカルトさと幻想的なムードを高くしているので本格ホラーの魅力だと感じる。 目新しいホラー演出が好みの人には全く向かない。 淡々としていて物語の運びが少々悪いのかもしれない。 ただそれは飾ることよりも描くことに専念しているからだと僕は感じた。 そのリアリティー重視なところが良い。 あまり納得がいかないのは、霊的な力を科学の力で打ち消してしまうということだ。 これだけ邪悪な霊力を見事に描いた作品が何故そんなガッカリな事をしてしまうのか。 最後は邪悪な霊力よりも人間の狂気にゾッとしてしまった。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-07-26 00:41:15)
37.  ヘル・レイザー 《ネタバレ》 
素晴らしすぎる恐怖演出。素晴らしすぎるグロ表現。 手作り感あふれる生々しいスプラッタ場面。 このヘルレイザーがホラー映画の名作であることは見てすぐ分かった。 正直ドラマは面白くないので途中で期待は落ち込んでましたが。 パズルボックスが生み出すSF的な表現が素晴らしい。 そこから発せられる光の表現にも味がある。 異次元をこれほど見事に描いたホラーはあまり無いです。 地獄の光景をここまで感じさせる映画もまず無いです。 不安を掻き立てる不条理なアイディアも神がかりに芸術的。 これはアートと呼べるホラー。 全く新たな新境地で恐怖演出を成功させた名作。 それは全く恐怖を他のホラー映画に依存していない独自の恐怖表現で完成され、 ホラー映画の中でも自立度が高く、そのオリジナリティーあふれる恐怖世界観には強みがある。 あの名作漫画ベルセルクの世界観にも多大な影響を与えた。 ファンタズムと並ぶ異次元の恐怖の傑作。 (※注意:蛆とゴキ虫が苦手な人は気をつけましょう) (DVD化されるのが遅過ぎたため一点マイナス) (追加:昨日レンタル店にヘルレイザーの続編「ワールドオブペイン」と「ヘルワールド」のレンタルアップDVDが500円で売ってたので買ってきてしまった。見るのがとても楽しみです) 
[DVD(字幕)] 8点(2012-07-21 00:14:58)(良:1票)
38.  ストレイト・ストーリー 《ネタバレ》 
恥かしいことに“ストレートに心に響く物語”で「ストレートストーリー」だと今まで思い込んでいましたが、 実は“ストレイト兄弟の物語”だったのですね。 これが実に素晴らしい映画です。 イレイザーヘッドをかました鬼才監督の作とは思えないです。 非常に優しく、画面は温かさに包まれます。 淡々と描かれるのは自然の温もりです。 派手なことをしないで面白みを出すのは熟練された表現だと思います。 広大な風景が映し出されるとまるで呑み込まれるような美しさと不思議な陽光の温かみをおぼえます。 旅の途中で様々な人とのふれ合いがあり、そこに人間の温もりがありました。 スローライフやマイペースを自分に取り戻し、自分の欠点までも許し愛せてしまうかのようなヒーリング度の高い癒し映画。 非常にヒューマンな映画ですが、リンチ監督のセンスによるユニークさも見られます。 リンチ監督の「闇」も今回ばかりは自然の中(夜の森の暗闇など)にひっそりと溶け込んでいるようです。 いや、普段から「闇」を見つめるリンチ監督だからこそ、この陽光みなぎる温かみの映画が作れたんだと僕は思います。 淡々としているところに「隙」があり過ぎてそうでいて、実は一切ないという、そして感動は本物という凄すぎる作品です。 (しかし僕は何故かウィンナーがとくに忘れられない) 
[DVD(字幕)] 9点(2012-06-27 18:48:51)(良:2票)
39.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
ルワンダ紛争の悲惨さをただただ伝えていました。 人間の怖さと残忍さがあり、 また逆に人間を救おうと必死になる人の姿があります。 そして怯えながらも必死に生き延びようする人々の姿があります。 家族愛と子供たちの笑顔がありますが、 外では無数の死体が転がります。  大虐殺の被害者の膨大過ぎる数の上で、 子供たちの歌う民族音楽には生命の力が漲ります。
[DVD(吹替)] 7点(2012-06-22 23:14:31)
40.  クロコダイルの涙 《ネタバレ》 
ジュードロウ様が甘くも美しすぎるヴァンパイア映画でした。 ヴァンパイア映画らしい悲壮感に満ちたメランコリックな雰囲気があって良いと思います。 独特なのはヴァンパイアを、まるでシリアルキラーを描いたサスペンスのようにも描いているところです。 シリアルキラーが絵を描いたり、殺した相手の持ち物を収集したりというような習性を、 まるでヴァンパイア映画らしく美しくロマンチックにやっているところが良いです。 これまで見たヴァンパイア映画では、ヴァンパイアとは愛に飢えた化け物であると僕は解釈していますが、 この映画では血を愛であるかのように例えているところがなんとも面白いと思います。 血(愛)に飢えて苦しむヴァンパイアの姿はまるでシリアルキラーのようでもあります。 この映画のヴァンパイアは血=愛というヴァンパイア式の愛を得ることよりも、 むしろ人間らしく自分の身を滅ぼすことを決意した誇らしさがなんともロマンチックで悲壮的だと思います。 最後は少し怪しいところもありましたが。 「人間が横になるとき、哺乳類が横になってそれから爬虫類が横になる(うろ覚え)」 ちょっと印象的なお話が物語中にあります。 爬虫類の話で本能を表してましたが、最後で危うく人間のところの理性が勝ったみたいです。 この話の爬虫類とはジュードロウ演じる人物に潜むヴァンパイア性のことだと思います。 この映画ではある人物に焦点を当て、その二面性をうまく描いています。 始まりと終わりの霧に包まれたような幻想的な雰囲気は素敵でした。 地味めかもしれませんが普通のヴァンパイア映画とはまた一味違う独創的な感じがあります。 男の僕でもジュードロウのあの目で見つめられたらヤバいと思った。
[DVD(吹替)] 7点(2012-06-14 00:45:30)
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