81. バーン・アフター・リーディング
ブラックユーモア満載のいつものコーエン映画。一癖も二癖もある人達がいっぱい出てくるよ。マルコビッチは何か面白い事をやらかす訳ではないが存在事態が笑えるし、クルーニーはクールなんだかエロいんだかヘタレなんだかつかみ所が無くてよい。ブラピは意外なキャラクターが最高にはまってた。笑い転げるほど面白い映画ではなかったけど、そこそこ笑えて気軽に楽しめる映画でした。 [DVD(字幕)] 6点(2013-11-14 00:45:25) |
82. ドラゴン・タトゥーの女
この手のミステリ―でいつも思うのは、なんで何十年も前に解決出来なかった事件をただの探偵があっさり解決してしまうのか。そして、必ず近くに犯人が居て真相に迫りそうになったら襲ってくるのか。それを言ったらお仕舞いですね。まあ見事にお約束満載であまり真新しさは無かったですね。 良かったのはドラゴンタトゥーの女でしょう。彼女はジェームズボンド並の活躍で完全に主役でした。ダニエル·クレイグが霞んでました。ダニエルは捜査力は凄いけど、銃くらい携帯した方が良かった不用心すぎるでしょう。彼が猫を呼ぶシーンが好き。「cat!」って、名前付けないのね(笑) [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-11-13 22:29:33) |
83. 希望の国
外を出る時は必ずマスクをしてたり、洗濯物を外に干さなかったのに、いつの間にか次第にそれらを止めてしまっている。皆が普通にやってるから大丈夫だろうという、いかにも日本人的な考えだ。そこへ宇宙服を身にまとった女の出現である。この非日常的な光景が強烈な印象をもたらしている。当然周りの人々は特異な目で彼女を見る。はたまた怯え蔑んで、しまいにはこの街から出て行けという。この街は安全だから、普通に暮らしても大丈夫なんだと、誰もがそう思いたいからだ。しかし、放射線量は確実に事故の前よりも増えているのだ。この、現実を見ようとしない人々の姿がよく描かれていたと思う。 [DVD(邦画)] 6点(2013-10-10 21:47:38) |
84. 運命を分けたザイル
まさに「よくあんな状況から帰ってこれたよなぁ~」と思わされる映画でした。ってそのまんまかい(笑) まあ、最初から助かることは分かっているわけですから、この映画の肝はいかにして助かることができたのかということをリアルに描くことだと思います。そういう意味では凄い説得力がありました。見ていて何度も「絶対そこで死ぬだろ」と思ってしまいましたから。映像も迫力がありよかったです。彼の最後まであきらめない精神力はほんとに素晴らしいと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-26 13:52:47) |
85. モーターサイクル・ダイアリーズ
南米でロードムービーと聞いただけで、見ずにはいられませんでした。しかも、監督は「セントラル・ステーション」のウォルター・サレスである。これは感動を期待せずにはいられない。で、感想は・・・南米の風景を満喫できただけで満足でしたけど、感動はあまりなかったです。それは何故だろう。旅をしていく過程で、あまりに簡単に困難を乗り切っているような感じがしたからである。たしかに、これだけの大旅行を2時間で収めるとなると、細かいところはどんどん省いていかなきゃならないだろうけどね。スタートしてわずか5分くらいの間にもう600キロを越えていたのには驚きました。そしていきなりゲバラの恋人らしき人の家で6日間も沈没してたのには笑ったけど。それから、金がないはずなのにガソリン代とかはどうしていたんでしょうか?そういう細かいところもちゃんと描いて欲しかったですね。全体的に綺麗にまとまりすぎてるなぁ、という印象でした。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-01 23:10:11) |
86. アナと世界の終わり
そんなに期待していなかったが、まあ期待しないで良かったなというのが正直な感想。 取り敢えずゾンビにミュージカルを組み合わせれば面白いんじゃね?というユルいコンセプトのもと作られている(おそらく)ので、ストーリーは有って無いようなもの。ノリと勢いだけで突っ走っている。 もう少しコメディに振ってくれていればもしかしたらもっと面白くなったかも。 [映画館(字幕)] 4点(2019-06-03 21:57:31) |
87. アナイアレイション -全滅領域-
ネトフリ限定だったが、TSUTAYAでもレンタル開始していたので鑑賞。 もっとクリーチャーと戦いまくるようなのを期待していただけにこれは肩透かし。 何が起こっているのかよくわからないけども、何か物凄い事が起こっているぞ!と思わせる系のSFホラーだった。 映像もなかなか美しいし、じわじわと来る怖さはあるのだけれども、あまりにもスローなテンポと説明不足により結局なんだったのか?と思っちゃって、それほど熱中は出来なかった。 主演のナタリー・ポートマンにしても、喜怒哀楽が薄く終始同じ表情である為、何処か他人事のようであまり感情移入も出来なかった。 [DVD(字幕)] 4点(2019-05-15 18:25:52) |
88. ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
ハリー・ポッターシリーズが好きな訳でもなく、前作も全然つまらなかったのに観に行くという…その理由は! 何やら可愛い魔法動物が出てくるから。笑 なので、小難しい人間ドラマについては殆んどパスの方向で(物語的にはちょっとワクワク感が足りない上に暗くてダメ) まず、今回のキーワード的なビーストである木の妖精みたいな奴とニフラーだろう。両者ともにおいしい役所だったし、その動きがとにかく可愛い。でかい猫の化け物みたいな奴も存在感あって良かったですよ。あと、河童が気になったなぁ、もっと出して欲しかった。 主人公に関しては前回はビースト使いとして未熟過ぎて駄目だったが、今回は色んなビーストを操っていてとても良かった。ファンタスティック! [映画館(字幕)] 4点(2018-11-27 19:12:14) |
89. パーティで女の子に話しかけるには
パーティにおける女の子への話しかけ方を教えてくれる映画では決してない。むしろ、パーティでさえ無い。そこで繰り広げられるのはおよそ常識では計り知れない謎の集会だった! 感覚で理解する映画なのかなと思う。 あり得ないほど非日常的であり、何を訴えたいのか全くわからない映画。 でも、青春映画としては正しいようにも感じる。勢いとノリだけで突っ走ってる辺りが! [DVD(字幕)] 4点(2018-07-01 23:00:14) |
90. ロブスター
ディストピア感溢れる設定自体は興味を惹くものだったが、こうなればいいなぁという私の期待を終始裏切り続け、全く理解不能な着地点へと向かっていた為、かなり置いてけぼり感が凄かった。 動物になるくらいなら無理矢理にでも示し合わせて契約結婚したりとかしても良さそうなのに、必死さが無いというか、皆なんか目に生気が感じられなくて‥‥もうちょっとやる気出そうよ〜と思ってしまった。 [インターネット(字幕)] 4点(2018-04-25 02:06:58)(笑:1票) |
91. ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
エドガー・ライト好きにはたまらない作品であるはずなのにイマイチノリきれなかった。 いい歳したオッサン達が酒場12軒はしごするという無謀なプロットは面白かったが、SF的展開になってからはひたすらバトルばかりで飽きる。そんなに大爆笑するような展開でもないし・・・。 ゾンビを宇宙人に置き換えただけで、「ショーンオブザデッド」と殆どやってること同じじゃんと思った。 [ブルーレイ(吹替)] 4点(2017-10-10 20:27:32) |
92. トレインスポッティング
新作が公開されたので見直してみたが、今観るとさすがに古いし、薬をテーマにしたもっと衝撃的な映画が沢山作られてるので、そんなにインパクトもない。 青春ものとしてもキャラクターが皆退廃的すぎて盛り上がらない。 ロバートカーライルのキレ演技が面白いぐらいしか見所がない。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-04-12 00:10:34) |
93. T2 トレインスポッティング
まず前作ありきの映画なので前作観てない人は観ても訳わからないと思うので注意です。 さて、20年ぶりの続編という事で、前作のファンという訳でもないが他に観るのがなかったので暇つぶしに鑑賞。 ユアンいつの間にか老けたなぁ。頭の中でSW1のオビワンで止まってたわ(だいぶ古い) ざっとあらすじを説明すると、前作で金を持ち逃げしたレントンが帰ってきて、また仲間と騒動を繰り広げるというもの。年をとっても相変わらず皆クズなので、結局はまた前作と同じような事をやってるという全く進歩のない内容。前作に比べてメッセージ性というかテーマも希薄でただ集めましたという同窓会的ノリに付いて行ける人には面白いかもしれない。今回のメインイベントは金を取られて激おこプンプン丸状態のベグビーとの対決。前作ではかなり危ないやつだったが、すっかり年老いていて前作ほどのキレはなくダサいセーターを着てるしあまり怖くはないというね。最終的にはレントンと室内でブレードランナーごっこに講じるという内容。 [映画館(字幕)] 4点(2017-04-12 00:03:31) |
94. パイレーツ・ロック
全体的にぐだぐだしすぎ!長い割に無駄なシーンが多く感じた。下品な会話や馬鹿騒ぎしてる場面も重要だけど、もっとDJとして活躍してる場面をたくさん見せるべきだと思った。キャラクターにあまり魅力を感じられないが最大の欠点。主人公すらも誰なのかわからないほど皆薄っぺらい。政府の描き方もステレオタイプで全然リアリティが感じられなかった。クライマックスの展開も狙いすぎてて思いっきり滑ってる。全然危機感も感じない上に何処で感動したらいいのか全く謎。ロックだロックだと叫んでいても全然響いてこない。 [DVD(字幕)] 4点(2014-11-08 19:50:47) |
95. モールス
《ネタバレ》 ビデオ屋でラブストーリーの棚にあったから、あんな展開になるなんてびっくり。一緒に「フロムダスクティルドーン」を借りていたので、まさかのジャンルかぶりでした。もし、好きになった女の子が人間じゃなかったらどうする?怖いけど切ない、やっぱりこれはラブストーリーの棚で正解。 [DVD(字幕)] 4点(2013-11-18 22:04:10) |
96. 28週後...
最初のロバートカーライルがゾンビから逃げる場面がハイライト。あの絶体絶命感はやばい。その後は一旦平和になるが、避難区域に感染者が一体入ってきてしまい内部が大パニックになるという「エイリアン3」的展開。そこまでは良かったんですが、なんか如何にもヒーロー然としか兵士が絡んできてからは大味な展開でしらけてしまいました。かなりグロいシーンもあるので要注意。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-10-21 20:50:02) |
97. リトル・イタリーの恋
うーん、よくありそうな話です。弟が兄のためになんとか恋人を見つけてあげようと頑張ってるのに、はっきりしない兄のなんと情けないことか。そんな2人の兄弟愛はとても良かったのですが、兄の結婚相手として登場する女性のなんと存在感の薄いことか。セリフも少なくて何を考えてるのか全然伝わってこない。ラストの急展開にもちょっと無理があるような・・・どうして互いに惹かれあうようになったかもっとじっくり描くべき。 [DVD(字幕)] 4点(2006-10-24 21:53:24) |
98. Vフォー・ヴェンデッタ
スピーディかつテンポの良い展開で物語には入り込めましたが、アクションを期待していたのでちょっと物足りない感じ。せっかくウォシャウスキー兄弟が関わってるんだから、マトリックスばりのエビ反りナイフ避けとか見たかった(笑) [映画館(字幕)] 4点(2006-06-18 21:45:15) |
99. ダニー・ザ・ドッグ
《ネタバレ》 もうとにかくダニーを金のためだけに従えようとする悪役のボスが嫌な奴ですよね。なんせしつこい上にしぶとい(笑) これくらい嫌な奴の方がダニーを応援しがいがあるってもんです。でも、ラストの戦いでは意外にあっさりと決着がついてしまったのが残念ですね。もう少し卑劣な行動に出ても良かったのに。例えば、ダニーを救った親子を人質にしてダニーを追い詰めるとかね。全体的にアクションもドラマ部分も中途半端な印象を受けました。もう少しじっくり脚本を練ってほしかったところです。 [DVD(字幕)] 4点(2006-03-23 23:00:15)(良:1票) |
100. エイリアンVSヴァネッサ・パラディ
《ネタバレ》 タイトルからしてまともな映画なわけはないのだが、中身はやはりというか期待通りのはちゃめちゃっぷりであった。簡単にストーリーを説明すると、歌手を目指すヒロイン、ヴァネッサ・パラディが音楽コンテストに出るため歌の練習をしている所に、彼女を狙うニセ音楽プロデューサーや、脱獄した元恋人などが出てきてゴタゴタしているところに何の理由もなく突然エイリアンがやってきて、田舎街でプチ宇宙戦争が繰り広げられるという代物である。しかし、どんなピンチな時でもヴァネッサ・パラディだけはきちんと綺麗に撮っている辺りはなかなか凄い(笑) あと、動物(ぬいぐるみ)虐待や、血がドバドバ流れたりするので、そういうのが苦手な人は注意した方がいいでしょう^^; まあワタシの場合、最初からB級映画だと割り切って見にきているので、宇宙戦争なんかよりはよっぽど楽しめましたけどね。 [映画館(字幕)] 4点(2006-02-10 22:53:13) |