101. 大いなる遺産(1946)
《ネタバレ》 モノクロの映像が独得の雰囲気を醸しだしていて良かったです。ただ、ずっと引き延ばしておいて、あのラストはハァ~っていう感じで肩すかしでした。古典映画の良さと欠点を両方とも味わえる映画です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-03 00:07:16) |
102. 麦の穂をゆらす風
《ネタバレ》 今に続くアイルランド紛争をアイルランド側から見た映画です。どんな戦いでもなにかしら息抜きがあるものです。ケン・ローチの映画が好きなのは悲惨な状況の中で、ホッと息をつける、息を抜ける部分があるからなのですが、この映画にはそれがないので悲惨さだけが残りました。余所の国のことはもとより、同じ国の人のことさえも理解するのはむずかしいけど、理解しようと努力することは出来ます。この映画を見て理解する努力をすることですら難しいということを実感しました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-11-17 05:54:52) |
103. やさしくキスをして
《ネタバレ》 大好きなケン・ローチの映画の中でも一番苦手な映画。いつものように人種や宗教などの違いなどからくる差別や偏見を扱っていますが、この映画に関してはみんなが自分の幸せばかり押し通しすぎです。あまりにも自分の立場を考えてと主張しすぎる人が多くゲンナリでした。他の人の幸せのためにと身をひく慎ましやかさに感情移入しやすいので、こういう映画は嫌いです。エジンバラの大学に行く妹と、学校長はのぞいて、みんな不幸になればいいと思ってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-11-12 23:13:06) |
104. ルワンダの涙
《ネタバレ》 ルワンダの内戦を欧米人の牧師とキガリの技術学校に青年協力隊の英語教師として赴任してきた英国人青年の立場から描いています。 時が流れて再び、この争いはなんだったのかを見直すのは興味深いです。 映画は、隣同士だった人間がナタで殺し合うという生々しさはないので安心してみていられます。 「ホテルルワンダ」同様に少数派ツチ族側から見ているので、一方的にフツ族が悪いと言う風にとれてしまいます。ジョン・ハートが神父役で良い味を出していますが英語教師ヒュー・ダンシーが、ちょっと気になりました。 「ラスト・キング・オブ・スコットランド」の主人公と同じ違和感を感じました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-14 23:47:01) |
105. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 以前、ルワンダへの旅行を予定していて、行かないままに内紛が起きました。当時、色々なニュースで取り上げられていたので、色々と調べましたがフツ族とツチ族の歴史と欧米人のかかわりが、分かり切っていたことでしたが衝撃的でした。映画は物語に過ぎないと思いましたが、お金で命が左右されるストーリーは興味深かったです。ドン・チードルは他の映画のイメージが強いので、ややマイナスでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-14 23:41:03) |
106. 野生のエルザ
《ネタバレ》 この映画くらい子供の時に見たのと今見るので感じ方が違うのも珍しいです。子供の頃に見れば野生に帰れて良かったね、ですむのかも知れないけど、今は色々と考えてしまいます。動物園の動物をかわいそうだと言い切っているけど、家猫より野良猫の方がしあわせに決まっていると言うようなものです。どちらが幸せかは決してわからないことです。出てくるライオンたちがかわいくて、特に大きくなって動物園に移動させられる3匹が、それぞれ猫のように運ばれるシーンは思わず顔がほころびました。その後、作者はライオンに殺された風に装われて地元の人に殺されてしまいましたが、その話に関しても色々と隠されていることがありそうです。。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-08 15:57:36) |
107. 真珠の耳飾りの少女
美しい映像で絵画と映画をクロスオーバーさせています。フェルメールの絵から想像していったストーリーですが、ストーリー自体には、あまり興味を持てませんでした。この5点は映像と絵が描かれた時代を描いたことへの得点です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-27 23:15:12) |
108. プラトーン
《ネタバレ》 面白くかったしリアリティーもあったけど、あまり印象には残りませんでした。時間が過ぎて評価してみようと思ったときに、どんな映画だったのだろうと、しばし考えてしまいました。「ディアハンター」ほど痛々しくもなく、「MASH」ほど、こんなこともありなんだと驚かせてくれる訳でもなく、自分の中では平均的な戦争映画です。 [映画館(字幕)] 5点(2006-09-17 15:41:52) |
109. ギャング・オブ・ニューヨーク
途中からニューヨークのひとつの歴史ものを見る感じで見ていました。演技派の俳優がたくさん出ているのにうまいなあと感じれるような俳優にとっての見せ場の少ない映画だった気がします。ニューヨークにこういう時代があったんだなあと思ってみれば面白い映画です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-02 01:41:33) |
110. マグダレンの祈り
《ネタバレ》 実話ものの映画である意味、驚きはしましたが楽しめる映画ではありませんでした。修道院からの脱出ものですが実話とフィクションの線引きは難しいです。実話を実話として描く映画の限界を感じました。ラストに登場人物達のその後を字幕で入れることが実話映画では当たり前のようになっていますが、食傷気味です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-29 12:54:44) |
111. プライドと偏見
《ネタバレ》 「ラブアクチュアリー」が大嫌いなので試写会が当たってネットで調べたら同じ制作者と知って引きましたが、こちらの方が楽しめました。ラストのご都合主義に変わりはなかったけれど、納得するシーンがいくつかありました。容姿がいまひとつなので男に相手にされないと気がついている主人公の友人が、似たような女に相手にされそうもない男性を結婚するに当たっての台詞「ロマンスなんて私には一生縁がないけど結婚をしたかった」がシビアでした。自由恋愛の当たり前になった現在のひとつの結婚の形だと思います。映画を見ているときにふとジャニス・イアンの「17歳の頃」が聞きたくなりました。ストーリーよりも、ところどころに映し出される田舎の美しい景色と音楽に癒されました。 [試写会(字幕)] 5点(2005-12-27 14:31:28) |
112. フォロウィング
根本に流れるストーリーに魅力が感じられない。ラストのオチもどうでもいい感じがした。ありきたりの内容なのでミステリー好きな人には向かないかも知れない。愛情を感じられない映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-22 13:29:35) |
113. チャップリンのニューヨークの王様
以前、チャップリンリバイバルの時に「モダンタイムズ」や「街の灯」を見て感動して、チャップリンが大好きなんだと思いこんでいました。20年以上経って見ていない映画をひとつずつみていきながら、どれも面白くないなあと感じていましたが、この映画に関しては楽しめました。メッセージ色が出過ぎていない(パロディになっている)部分が良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-29 06:30:25) |
114. バレンチノ
ケン・ラッセル色が半端にでていていまひとつ。絶世の美男といわれらバレンチノ演じるルドルフ・ヌレエフとミシェル・フィリップスのラブシーンはきれいでした。 5点(2005-02-22 09:29:05) |
115. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 昨日、「フレディvsジェイソン」を見て、今日「エイリアンVS. プレデター」を見ました。感想が一緒です(泣)。反則ありのプロレスを見ているようでした。バトルで映画の時間を持たせるのは大変なので、途中途中に人間の虐殺を入れて、うまく最後のバトルまで引っ張りました。それにしても人間から見ると敵と敵を戦わせて生き残るってパターンしかなかったようで残念。もっとめちゃくちゃ、なんでもありでも良かったのにと思いました。共に、続きそうなので、次回作は「エイリアン+フレディVS. プレデター+ジェイソン」のタッグマッチでも、見てみたいです。本当に映画になったら、ちょっと嫌だなあ。 5点(2004-12-08 02:45:56)(笑:1票) |
116. トゥー・ブラザーズ
トラの兄弟がかわいかったです。彼らがアップで昔、子トラだったことを思い出すシーンで目がウルウルするところ、特にかわいい。「シュレック2」長靴をはいた猫の実写版って感じかな。映画館で隣の席の親子連れの子供が何回も母親に「このトラ、お兄さんの方?弟の方」とか聴いているのがかわいかったです。 5点(2004-09-25 07:10:52) |
117. メンフィス・ベル(1990)
当時放映されていたCMがちょっとおしゃれで、面白そうだなと思って見ました。CMと同じでそれ以上でも、それ以下でもなかったです。 5点(2003-09-10 02:03:49) |
118. 未来惑星ザルドス
だいぶ前に名画座で見たのですが、印象は石の頭、地味なシャーロット・ランプリング、ふんどし?のショーン・コネリー・・・。 5点(2003-08-26 03:58:58) |
119. 恋人たちの曲/悲愴
いかにもケン・ラッセルという映画です。性的な嗜好の扱い方でいろいろ言われていますが、こんなのもいいでしょう。 5点(2003-08-26 03:51:53) |
120. コレクター(1965)
昔テレビで見て、次の日に同級生たちが怖い怖いと言っていたのですが、自分としては面白かったなあと思ったけど、みんなが言うほど怖いかなあと思ったのを覚えています。 5点(2003-08-04 06:10:34) |