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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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121.  めぐり逢う大地
悪魔に魂を売った時代遅れの男が辿る運命を描いた、文芸大作風西部劇。原題が示す通り、この物語の主人公はピーター・ミュラン。しかし、この名バイ・プレーヤーには華が無さ過ぎる上、登場人物達の中核を成すだけの求心力が最後まで感じられない。もちろんマイケル・ウィンターボトムの演出にも問題があったのかもしれない。だから物語がエピソード毎に分散してしまって、支流が集まって大河ドラマを形成する筈が、何本かの支流ドラマのまま終わってしまった印象。また、折角大規模なオープン・セットを組んでるのに、例によってウィンターボトムが手持ちカメラのクローズ・アップを多用するので、非常に勿体なく感じました。この作品は、文芸映画には合わない人達だけで作ってしまったのかもしれません、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-08 00:03:15)
122.  フェアリーテイル(1997)
何とも中途半端に描かれた「コティングリー妖精事件」の顛末。ファンタジーにしたいんなら、もっともっとファンタジックに描くべきだし、実録風に描きたいんなら、もっともっとリアリティを重視して貰いたい。少女達の成長を描きたいんなら、兄の扱いはもっと小さくても良いし、家族の再生を描きたいにしては親の描写が弱すぎる。コナン・ドイルやハリー・フーディーニも、単なる優しいおじさんで終わってしまってる。そして、最初から妖精を飛ばし過ぎ。こういうのは、最後の最後に登場するから感動するんでしょうに…(ま、「大人のための残酷童話/妖精写真」みたいな怪しい幻覚よりはマシですけど…)。もっとも本作では、少女達のイマジネーションとして登場させた方が良かった。そんなことで、私も中途半端な点数、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-08 00:01:00)
123.  オネーギンの恋文
暮らしに不自由が無く、幸せな家庭というものを信じず、自分の感情を押し殺して生きるオネーギン。そんな生き方の所為で、珍しく得た友人と呼べる人間とも彼は決闘してしまう。若い頃はこういう生き方でも問題なく前に進んで行ける。しかしやがて、自分がこれまで失ってきた多くのものを思い知る時が来るのです。最後までニヒルを通すのも良いですけど、思いの丈をぶちまけて、更に自分の過ちを思い知るのも悪くない。とりあえず彼は、満足感は得られたんじゃないでしょうか。あと、ヘンテコなロシア訛りを聞かされなかったのは、アメリカ映画と違って良かったです、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-21 00:03:36)
124.  ヴィゴ
「カメラの前の情事」等という恥ずかしい副題を付けられてしまいましたが、本作は海外B級ソフト・ポルノではなく、伝説の映画監督ジャン・ヴィゴの短い半生を、妻となるリデュ・ロジンスカとの出会いから綴っていく伝記映画です(いつもの如くロマーヌ・ボーランジェは見事なオッパイを披露してますが…)。しかし、映画監督としてのヴィゴがどういう作家だったのかは余り描かれません。例によって伝説の芸術家らしく、ヴィゴは冒頭から破天荒な性格ですけど、彼の目的や内なる欲求が良く判らないので、単に結核を病んで自暴自棄になってる様にしか見えない。ラヴ・ストーリーとしても、これまた良くある芸術家の恋愛モノと何ら変わらない。つまらなくはなかったですけど、結構中途半端な仕上がりでした。そういう訳で、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-02 00:03:17)
125.  王子と乞食(1977)
昔の名優を贅沢に配置した大味な大作という、この時期の流行を取り入れたファミリー・ムービー。やっぱり本作一番のミス・キャストが主役のマーク・レスター。子役時代(と言っても、この当時でも19歳)も美しく可愛かっただけで演技が上手かった訳じゃない。だから、ひょろひょろと中途半端に成長した本作の彼は最早見る影も無い(彼自身が既に「昔の名優」って感じか…)。底辺の暮らしと雲の上の暮らしを対比させた物語の本質も、サラッと流しただけでお終い。その分、陰の主役となって物語を引っ張ったのがオリバー・リードでした。忠義と愛情を奉ずる落武者(?)という役柄は、彼の容姿も相まって中々迫力がありカッコ良かったです。決して名作ではないですが、今でも普通には観れるんじゃないでしょうか、5点献上。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-02 00:00:56)
126.  魔王
個々のエピソードが全体の物語を形作るのではなく、それぞれが独立した何かを表してる様に感じた。また、通常「鬼」と訳される“ogre”を「魔王」とした邦題も良く解らない。魔界で「オウガ」は下っ端で、RPG等では言わばザコキャラです。この映画のジョン・マルコビッチもナチスというボスキャラに仕える小鬼に過ぎない。そして、彼が良かれと思ってさらって来た少年達も、いつの間にか小鬼へと変わっていた。この時初めて、彼は自分のしてきたことを知るのです。たぶん聖書に精通してないと、この寓意性が解らないんだと思う。従って、私にも良く解りませんでした、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-15 00:08:39)
127.  シェルタリング・スカイ
俗物を軽蔑しながら誰よりも俗物な自称・芸術家夫婦の自爆旅行記。不毛の砂漠を舞台にした不毛の夫婦関係でベルナルド・ベルトルッチが描くのは、冷酷で強大な自然が如何に美しく、か弱くちっぽけな人間が如何に愚かかということ。タイトル的には“The Sheltering Sky”よりも“The Isolating Desert”という方が相応しいです。この流浪の物語から何か哲学的な命題でも導き出せれば面白いのかもしれませんが、私もどう受け止めて良いものやら解りませんでした。唯、映画後半のテーマは「後悔」だったんでしょうかね。「後悔先に立たず」とは良く言ったもんです、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-15 00:07:26)
128.  愛のエチュード
エミリー・ワトソンって普通の人を演じてても正常には見えないので、私にはこの二人が異常者カップルに見えてしまう。もしかしたら、精神を病んでいる男に無条件でシンパシーを感じられる雰囲気を持つ女優ということでワトソンをキャスティングしたのかもしれませんが、女の配役はもっと普通のお嬢様に見える人の方が良かった。また、棄権して不戦敗の決まった人間をわざわざ追い詰める男(元マネージャー?)の真意も理解できない。今一つピンと来るものが無かったのは、チェスに詳しくない所為ばかりじゃなさそうです。これなら「とらばいゆ」の方が楽しめました、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-20 00:09:58)
129.  g:mt/グリニッジ・ミーン・タイム
夢を追いかける若者達の挫折と恋愛と葛藤を描いた、恐ろしくオーソドックスな青春群像劇。仲間の一人は事故に遭い、一人はドラッグ・ディーラーの道へまっしぐら、一人は父親コンプレックスに苦しみ、理想と現実の狭間でバンドは解散…と、全てのエピソードがどこかで見たことのあるものばかり。青春時代ってこんなことしかないのか? 特別演出が優れているとも思えず、「グリニッジ標準時」をタイトルにするだけあって本当に標準的な仕上がり。彼らの音楽も私には良く解らない(ボーカルが加入してからはシャーデーを思い出したゾ)。そういった訳で標準的な点数、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-09-20 00:09:31)
130.  眺めのいい部屋
旅先で出会った自由の香りを漂わせる男と、親の決めた家柄のあるガチガチの堅物。これまでなら本作同様、前者を選ぶのがロマンスの定石でしたけど、後者を選んだブリジット・ジョーンズは同じ英国人でも、現代的な女性だったことを改めて思い出しました。で、本作のヘレナ・ボナム・カーターの家柄はもの凄い上流という感じはせず、上の下くらいの感じなんでしょうか。旅行できること自体が贅沢だったのだとは思いますけど、フィレンツェの宿も超高級ホテルという感じじゃない。この辺が多くの人の共感を集めるのに一役買ってるんだと思います。そういうことで、5点献上。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-20 00:06:50)
131.  恋するシャンソン
台詞の合間に新旧織り交ぜた様々なヒットソングをオリジナルのまま挿入し、それを出演者が口パクで歌うという、一風変わった演出のミュージカル風恋愛群像劇。話自体は毒にも薬にもならない、本当に他愛の無いフランスらしい男女の痴話言。この映画で圧倒的に楽しいのは、会話の間に突然挿入される歌。ミュージカルの様に踊ったりせず、また、歌を聴かせる訳でもなく、単純に台詞代わりに歌が使われる。しかししかし、多くの日本人が私と同じだと思いますけど、使われる歌のほとんどに馴染みの無いことが致命的です。これで本作の楽しさは半減してしまう。これは過去数十年のオリコン・ヒットチャートから、新旧、そしてジャンルを織り交ぜて代表曲を選抜した日本版リメイクを切望します。そういうことで、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-09 00:05:58)
132.  オズ
本作当時から数えて40年以上も前に作られた「オズの魔法使い」の「正当な」続編ですけど、本家よりも「ダーククリスタル」か「ネバーエンディング・ストーリー」の続編っぽい仕上がり。ファミリー向けに作られてた前作は、それにも拘らず世代や時代を超えた永久不変の名作ですけど、現代風にダークな世界観を持つ本作が、逆に子供騙しに見えてしまうのは何故か。また、「オズの~」の撮影技術や特撮は今見ても新鮮なのに、本作のはまんま20年前の技術にしか見えないのは何故か。ということで、9歳にして現在と全く変わらない顔立ちのフェアルーザ・バークに、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-20 00:36:37)
133.  スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
インディ映画ながら60億円以上の予算があった(?)訳だから、一概には比べられませんが、奇しくも同年度に同じ手法で映画を作った宇多田…もとい、紀里谷和明よりは遥かにヴィジュアル・センスもストーリー・テリングの才能も感じました。しかし、確かに「空想科学冒険活劇」と呼ぶに相応しいイメージとストーリーではあったものの、「レイダース/失われた聖櫃」を初めて観た時の様な新鮮な感動はありません。ヴィジュアル・イメージ自体にも斬新さが皆無なので、それが楽しめるのも前半まで。後半へ行くに従い画作りのチープさよりも、お話のチープさが鼻を突いてくる様になりました。あと、アンジー出番少な過ぎ。予告じゃグウィネス・パルトロウ以上のインパクトなのに、これじゃ助演どころかカメオ出演レベルです、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-06-12 00:10:01)
134.  28日後...
新機軸を期待させながら、結局はありきたりの着地点に向かってしまうので、個人的にはかなりがっかり。人間は本質に於いて「感染者」と変わらない…なんてこと、もう言われなくても百も承知してます。同じテーマでも、もう少し話の作り様はあった筈。本当にこれじゃ「ゾンビ」のまま。クライマックスに軍人の狂気を持ってくるのも陳腐だし、感染者の襲撃も少な過ぎて恐怖感やバイオレンス感も薄い。特に気に食わないのが、感染者同士が殺し合わないこと。感染者同士が殺し合ってる横で、非感染者同士が殺し合う。この方がずっと絶望感に溢れてると思うけどなぁ…、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-06-02 00:07:05)(良:1票)
135.  天使にさよなら
昔気質の父親と、何故か天使になることを夢みる思春期少年との反目と和解を描く、ファンタジックで少しヘヴィーなファミリー・ムービー。「リトルダンサー」を書いたリー・ホールのラジオ・ドラマの映画化ということですが、例によって父親が失業中の労働者階級という設定は見飽きたし、テーマ自体も別段目新しくは感じません。特別信心深そうに見えない息子の趣味も良く解らない(父親が息子をゲイと勘違いするのも、むべなるかな)。そして私自身は、この結末をどう受け止めて良いのかも解りませんでした。大天使ガブリエルは、この結末に納得してるんでしょうか…? 5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-05-25 00:09:27)
136.  プランケット&マクレーン
何の気なしに観たので、製作総指揮ゲイリー・オールドマン、そしてリドリー・スコットの息子のデヴュー作だとは思いも寄りませんでしたが、雰囲気的にはイギリスの西部劇って感じですかね(「マカロニ・ウェスタン」風に言えば「フィッシュ&チップス・ウェスタン」?)。この手の時代設定だと貴族社会の中だけの話か、若しくは下々の暮らしを追うだけの話というのが多かったと思いますけど、この「紳士強盗」が両者を行ったり来たりするので、当時の風俗を縦断的に描く独特の作品という感じはしました。息子としては演出手法も独特なものを目指したのかもしれませんが、リアルで重厚に作りたいのか、ポップでファッショナブルにしたいのかが良く判らず、こちらは成功してるとは言い難いです。もう少し頑張りましょう、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-25 00:07:42)
137.  エリザベス
何が起きてるのか非常に判り難い薄暗い映像の中で、終始陰鬱に描かれるのは英国王室の伝統と血筋と宗教と、そしてそれらを取り巻く権謀術数。肝心のエリザベスが、それを描く為の駒の一つでしかない様に見えるので、この映画は欧米人を除けば、エリザベス一世当時のイギリスの社会的・歴史的背景にかなり明るくないと面白くないと思う。極東の地に暮らす歴史に無知な私も例外ではありません。もう少し一人の女性の物語として見せてくれれば、私の様な者でももっと楽しめたと思います。という訳で、これが出世作となったケイト・ブランシェットの白塗りに、5点献上。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-25 00:06:46)
138.  ミリオンダラー・ホテル
考えてみたら、私にとって初のヴィム・ヴェンダース作品。「ベルリン・天使の詩」は一度トライしたことがあるけど、未だ通しで観てない。この映画も大挙して有名どころが出てなかったら観てなかったと思う。で、変わり者の集団の中に敵意むき出しの異端者が入り込み、そこに笑えるドラマを紡ぎ出すってのは良くある手ですが、本作のメル・ギブソンは彼ら以上の変わり者。一体、彼の設定の意味は何だったんでしょう? 同様に、この物語で描きたかったことも良く解らない。人生は一夜の夢ってことかな。ま、美しい映像やハリウッド・スターを眺めて飽きはしなかったので、5点献上。
5点(2005-03-08 00:18:57)
139.  マン・オン・ザ・ムーン
アンディ・カウフマンというコメディアンには全く馴染みが無く、この映画を通じて初めて知りました。活躍(?)したのは70年代中頃から80年代前半とのこと。これは日本で言うと、「8時だヨ!全員集合」すら俗悪番組とされた時代に、たった一人で、本気とも冗談ともつかない「めちゃ×2イケてるッ!」か、悪意を持って素人をコケにする「ロンドンハーツ」的なお笑いを実践してた感じでしょうか。そう考えれば、いくら先進的なアメリカン・ショー・ビジネスでの話としても早すぎる。没後20年近くを経て、ようやく彼の目指したお笑いにコンセンサスが醸成され始めた感じでしょうか。彼が自分の人生そのものをヤラセの冗談にしてしまったのは解りましたが、映画はそこから何を導き出したかったのかが今一つ解りませんでした、5点献上。
5点(2005-03-08 00:18:35)
140.  バイオハザードII アポカリプス
前作と違い、のっけからゾンビがワラワラ登場してくれるのはありがたかったんですけど、前作同様ホラー色やサスペンス色は希薄なので、面白さの点では今回も今一つでした。これだけゾンビに囲まれる恐怖感の無い「ゾンビ映画」も、ある意味凄い。正にゲーム感覚。それに皆さんご指摘の通り、「エイリアン2」と「4」を足した様なストーリー設定は丸っきり新鮮味に欠ける。物理的時間が短いのもあって、流石に退屈する間も無く終わってしまいますが、印象に残るのはミラ・ジョヴォヴィッチ嬢の変わらぬ脱ぎっぷりだけというのでは寂し過ぎます…。よって、ミラ嬢にだけ5点献上。
5点(2005-02-15 02:24:18)
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