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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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221.  シンプル・プラン
サム・ライミ版「ファーゴ」。全くと言っていいほど作風、風景、テーマが「ファーゴ」と一緒。サム・ライミはどーゆーつもりでこれを撮ったのでしょうか? 彼の作る意味が見出せない上に、新鮮味がまるで無い。もう少し違うやりようがあったと思うけど…。しかし、駄作ということではありません。普通の人が壊れていく様を、確かな技術に裏打ちされた演出と、俳優の確かな演技で最後まで一気に観せては貰えます。その点では「ファーゴ」より観やすい。それにしたって腑に落ちない…、6点献上。
6点(2003-01-12 18:46:16)(良:1票)
222.  ヴァイラス(1999)
とにかく最初から最後まで想像通りに展開する馬鹿でも思いつく話。全く想像を裏切らないので、途中を見逃してもストーリーが分からなくなることはない。ホント、テレビで何気なく観るのが丁度良い。同じ様な作品でも「ザ・グリード」くらい弾けてれば、それなりに面白くも観れますが、こんなくだらない映画をこうも真面目に作られちゃ目も当てられない(これが監督のセンスの差というものなんでしょうねぇ)。ま、ジェイミー・リー・カーティスの古典芸能が見れたから良しとしますか、3点献上。
3点(2003-01-12 18:44:18)
223.  運命の女(2002)
エイドリアン・ラインお得意の官能ドラマ(原題はズバリ「不貞」)。前半は妻の物語、中盤は夫の物語、そして終盤に夫婦の物語となって帰結する。夫・妻それぞれを丁寧に描写しているので、物語に非常に説得力があります(ちょっとヤリ過ぎの様な気もしますが…)。若い外国の青年に溺れ、回春していく中年女性をゾクゾクする様な演技で表現するダイアン・レインも良いですが、映画でも実生活でも幾多の女を泣かせてきたリチャード・ギアが、逆に妻に裏切られる中年男を納得させる意外な好演。謹告、浮気の代償は大きいですヨ、6点献上。
6点(2002-12-08 23:07:46)
224.  奇人たちの晩餐会
Mr.ビーンみたいな人が10人位集まって饗宴する映画かと思ったら、全然違った。登場人物は6人(内馬鹿は1人だけ)、舞台はマンションの一室のみ。脚本も完成されてるし、元々は舞台劇なんじゃないですか(実際は知りません)。嫌味な主人公がドツボにハマっていくのが基本的な物語ですけど、笑いのポイントは本作の晩餐会の趣旨と一緒で、馬鹿が馬鹿な事をするのを見て笑おうというもの。最も辛辣なのは馬鹿のチャンピオンが公務員、特に税務署員だということでしょう。洋の東西を問わず、公務員は馬鹿に見えるもんなんでしょうね。しかし個人的には、馬鹿が馬鹿な事をするのを見てもイライラするだけで笑えない。馬鹿を馬鹿にする会自体が見てみたかったです、5点献上。
5点(2002-11-23 18:40:52)(良:2票)
225.  ゴースト・ドッグ
真っ先に「武士道とは死ぬことと見つけたり」って語られちゃあ、後のストーリーはミエミエじゃん。おまけにスケールは極小(ちんけでお目出たい田舎マフィアの内部抗争)。とりあえず観てる間は「レオン」よりずっとカッコ良いけど、観終わってしまえば「だから何?」という様な映画。食わず嫌いでジャームッシュの作品は初めてでしたけど、これは割と普通のインディーズ・ムービーでした。ということで、武士道に殉ずること、すなわち犬死になり、5点献上。
5点(2002-11-23 18:39:05)
226.  永遠と一日
おい、このタイトルはカットの長さのことなのか。一体いつになったら話が先に進むんだ…、それにしても、ね…眠い…。ま…まさかこの監督は…。あ、もうダメ…、意識が遠のいて…い……く…。zzzzz…。(以下寝言) むにゃむにゃ…そう言えば「旅芸人の記録」もギリシャ映画だったし、油断したなぁ…。どんな芸術性やメッセージがあってもこれは認められないなぁ…。それはギリシャの社会や文化や歴史を知らないからじゃないと思うなぁ…。この映画に眠らないでパルムドールをあげたカンヌの審査員は、ある意味偉いなぁ…。い…1点…献上。
1点(2002-10-17 19:30:30)
227.  続・黄金の七人/レインボー作戦
日本には手塚治虫という唯一人の天才がいた為に、マンガやアニメが加速度的に発達しました。しかし諸外国に於いては、もちろん手塚治虫はいなかったので、同じ事が映画に於いて起きたのではないでしょうか(逆に、日本ではマンガやアニメが映画の発達を阻害したとも言えるでしょう)。この映画を観たら、そんなことが頭に浮かびました。この続編は泥棒映画ではなく、続編らしくスケール・アップしたスパイ映画になってます(ロッサナ・ポデスタ嬢の見せ場も3倍増量。ビジュアル的には、もろ「アベンジャーズ」)。展開からガジェットまでがチープで楽しいお約束。そしてオープニングとエンディングは、続編映画ならではのカタルシス。これを粋と言わずして何と言おうか、7点献上。
7点(2002-10-06 18:36:40)(良:1票)
228.  黄金の七人
これってあらゆる面で「ルパン三世」に相当影響を与えてるんでしょうねぇ。ところで、男が女に騙される、そして懲りないっていう設定は、ひとえに女優に魅力が有るか無いかで説得力が変わってきます(女優に魅力がなければ、男が唯の馬鹿に見えてしまう)。その点、この映画のロッサナ・ポデスタ嬢はパーフェクトと言って良いでしょう。ジョルジアにかかれば、まず健康な男子の99%はイチコロです。それに、このゴージャスさが全然嫌味じゃないんだよなぁ、神田う○と違って…、6点献上。
6点(2002-10-06 18:33:42)
229.  スパイ・ゲーム(2001)
拘束されたスパイを救出するミッションを描く手に汗握るアクション映画…ではなく、敏腕CIAエージェントと彼が発掘・教育した若い工作員との20年に渡る活動の歴史を描くスパイ映画…の総集編のような感じ。レッドフォードがブラピを救出する唐突さもさることながら、ブラピが暴走してテロ女を救出するのもどうかと思う。また、救出作戦も戦略を無視した正面突破とは無理矢理過ぎないかい? 映像は渋めで時刻を表示する手法等もカッコ良く、なんとシャーロット・ランプリングまで出てましたけど、私的に面白さは今一だったので6点献上。
6点(2002-09-29 17:10:44)
230.  ジェヴォーダンの獣
「おー、やっぱ本場のコスチューム・プレイはええのー」と思ってたら、話がどんどんとあらぬ方向へ進んでいく。「何でやねん!」という突っ込みも重苦しいナレーションにかき消されてしまう。ここで感じたのは、ジャン=ピエール・ジュネがフランス映画界へもたらした功罪。かなり大変なポスト・プロダクション作業であったろう事は、目まぐるしい編集と過剰なサラウンド音響から窺い知れますが、その前にプリ・プロダクションをやり直せ! まさかフランス映画で、「沈黙の要塞」と「少林サッカー」を足して3で割ったような作品を観せられるとは思ってもいませんでした。時代も変わったのー。ということで、ジブンシジョッサィコーメリハリ、刃扇の必殺仕置人モニカ・ベルッチ姐さんに、4点献上。
4点(2002-09-26 22:19:30)
231.  11'09''01/セプテンバー11
9月11日深夜、私も眠い目を擦りながら観入ってしまいました。込められた意味を考えれば軽くは扱えないんでしょうが、あくまで1本のオムニバス映画の感想として、一番好きなのはイランの作品。一番嫌いなのはメキシコの作品。一番完成度が高いと思ったのはフランスの作品。一番レベルが低いと思ったのは、因習のように太平洋戦争を持ち出し、巻末に「標語」を字と言葉で説明するという愚を犯した今村昌平の作品。これはみっともなかった…(特に最後だったしね)。全体を平均してしまえば5点。それに社会的意義を+1点して6点献上。
6点(2002-09-26 22:17:53)(良:1票)
232.  カンダハール
シュール、唯々シュール。日本人の私には、全てのシーンがSFの様にまるで現実感がない。しかし、これが一年前までのアフガニスタンの紛れもない現実。神の国家を標榜したこの地に神は存在しなかった。存在するものは飢餓、貧困、無知、不徳、抑圧、色とりどりのブルカ、紛争、肢欠損、そして生と死。だからと言って、退屈な社会的・政治的映画を想像したら大間違いです。サスペンスフルなロード・ムービーとして面白く、芸術的に息を飲むほど美しいショットも多数。とにかく、アフガニスタンの一日も早い正常化を願って、必見の8点献上。
8点(2002-09-26 22:16:14)(良:1票)
233.  テス
大っ嫌い、生理的に受け付けない。こんな前々時代的な原作を、わざわざ映画にして残さないで欲しい。映画の方も退屈な絵画的「美」と、ナスターシャ・キンスキーの絶頂期の「美」を、ただ冗長に映してるだけ。「美人は3日で飽きる」って諺を知らんのか? 演出も甘いし解りにくい。袋叩きを覚悟で断言、これは駄作です。衣装担当者とロケハン担当者とナスターシャの「美の記録としての価値」に1点ずつ、3点献上。
3点(2002-09-01 00:32:16)(良:1票)
234.  バイオハザード(2001)
1800円出すんなら、これを観るよりゲームを買った方がいい。ゲームの方が数百倍は怖いぞ! とにかく大きな音で驚かすばかりで、最後の方は、どんなに大きな音でも驚かなくなってしまうという、しょーもない映画。ゲームに無かったモノと言えば、最初と最後のミラ・ジョヴォヴィッチ嬢のお色気シーン位。(↓)ゲームの「2」の舞台をラスト・シーンにしたのは、ファン・サービスでしょう。個人的に同監督では、不評の嵐を受けている「イベント・ホライゾン」の方が面白かった。しか~し! 終了後、周りの婦女子達からは一様に「怖かったね~」という感想が漏れ聞こえてきたぞ。おっと、こりゃデート・ムービーには最適なんじゃないか? ということで、デート時にはお薦めの、5点献上。
5点(2002-08-21 01:14:20)
235.  アバウト・ア・ボーイ
そこそこお金もあって、都会でお気楽極楽な独身生活を送っていると、寂しさや不安など感じることはありません。好きな映画を観て、たまに飲みに行き、休日に惰眠を貪っていれば、そんな暇はない(最近は何故か、試写会に行くのにも忙しいし)。しかし、それは寂しさや不安を感じないのではなくて、知らないだけなのです。一度でも団らんや恋人の温もりなどを知ってしまうと、一人になった時に、どーしょーもない孤独感と無気力感に襲われてしまう事があります。これは結構、身につまされる。映画では12歳の少年が物語のポイントになりますが、あくまでヒュー・グラントが主役なのが良かったです(因みにレイチェル・ワイズは役名レイチェル、もろゲスト出演って感じ)。そして後半の唐突な展開も、甘々のラストも不思議と許せてしまった…。そんな訳で、かなりの主観的評価になりますが、7点献上(「ブリジット・ジョーンズの日記」を観た同年代独身女性の気持ちって、こんな感じなのかいな?)。
7点(2002-08-10 19:41:49)(良:1票)
236.  ファストフード・ファストウーマン
中盤まではもの凄く痛い物語(【山岳蘭人】さん言う所の「ダメ人間大集合」的群像劇)を展開しておきながら、落とし方がこれでは駄目でしょう。どうして古典から引用したような使い古された展開に持ってってしまったんでしょうか(この展開にはギョッとした。今更こんなエピソードを持ち出すなんて?! )。そうするにしても、もっとやり方があったと思う。私的には今二歩位の出来。老人クラブ(?)で女性と知り合ったことを話した時に友人が入れた突っ込み、「二人とも死姦趣味か?」という台詞に5点献上。
5点(2002-08-10 19:29:17)
237.  ロマンス X
カトリーヌ・ブレイヤという人は名前からも判る通り女性です。そして、一貫してフランス映画らしい「愛と憎と性」を描いている方だそうです。しかし、この内容はフェミニストの人が観たら激怒するぞ。ポルノが大好きな男の一人である私が観ても、どうかと思うぞ。確かにこの主人公のような女性はいないとは言わない。だが間違わないで欲しい、こんな女は多くないぞ。この女流監督は、自分が女性であることが嫌でしょうがないのではないか。主人公の悩みは自己嫌悪ではなく、どう見ても「自性嫌悪」。そして流行の自虐趣味。…ん? あっ、なんと世界的ポルノ・スター、ロッコが自慢の一物を持って行きずりの男役で登場してるじゃん。なぁんだ、唯のポルノ映画だったんだ。では、3点献上。
3点(2002-07-25 19:18:49)
238.  息子の部屋
鑑賞のタイミングが相前後してしまいましたが、ほぼ「イン・ザ・ベッドルーム」と同じ作り。息子を亡くした家族の悲しみと喪失感、そして自責の念と共に頭をもたげてしまう伴侶への非難。神父が宣う運命論も空虚なら、「あの時こうしていたら…」と考えるのも空虚。私は、手紙の女の子に彼氏がいたからこそ、そして旅をしていたからこそ家族は癒されたんだと思う。家族と同じように悲しんでるだけの子だったら、ただ悲しみに追い打ちをかけるだけ。確かに心の隙間は絶対に埋められない。それでも前に進まなきゃいけないんです、6点献上。
6点(2002-07-25 19:16:54)
239.  ピアニスト
ま、確かにどこまでが本気でどこまでが冗談か計りかねる映画ではあります。彼女の性的妄想は女性一般が持つ「ハーレクィン・ロマンス」的なモノではなく、まさしく男性のそれ。しかし当の男性から言わせて貰っても、SMビデオを見たからSMに走るとか、(必ず最後は女性が感じてしまう)レイプ・ビデオを見たからレイプしてしまう馬鹿は多くない(もちろん「おかず」としては好物ですよ)。性的妄想(=独りよがりな異性認識)と現実は違う。現実のSMは超高度な性的関係です。彼女も決して真性マゾではない。要するに、彼女は性的にもの凄く幼稚なのです(剃刀のシーンは自慰への幼稚な罪悪感からくる自虐趣味)。彼女の不幸は相手の青年も幼稚だったこと。巻頭に異常な母娘関係を見せられるので女性版ノーマン・ベイツとも感じられますが、最終的にはそうじゃない。そして彼女は、この一件から何も学ばないまま劇終を迎えます。男性諸氏に告ぐ、行き遅れのピアノ教師には近づかないように、6点献上。
6点(2002-07-25 19:15:50)
240.  耳に残るは君の歌声
以前観た舞台で中尾ミエが登場した時、周りがそんなに有名な俳優ではないということを抜きにして、その大きさ(何故かやたらでかく見える)と華やかさ(普段着のような衣装です)と存在感に驚かされたことがあります。この映画に於いてはケイト・ブランシェットが正にそれ。主人公が小粒ということを抜きにして、ほとんど彼女の映画と言っても良いでしょう。ところで【ちっちゃいこ】さん、クリスティーナ・リッチはこれでも大分痩せたんですよ。「アイス・ストーム」観てみてください。「アイス~」のリッチは空気を入れ過ぎたダッチワイフのようですから(下品で申し訳ないですけど、最も的確に表現してみました)。映画の感想としては皆さんと一緒ということで、5点献上。
5点(2002-07-09 22:32:28)
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