Menu
 > レビュワー
 > envy さんのレビュー一覧。6ページ目
envyさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1281
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123456789101112
>> 通常表示
101.  フロム・ダスク・ティル・ドーン
子どものころからいちばん怖いモンスターが吸血鬼デス。血を吸われるなんて・・・ああいやだいやだ。でもこれはあっけにとられ一気に見ちゃいました。怖くなかったです。でももう一回見ようとは思わないです。これを見てから「フェティッシュ」を見ると面白いのよね。うれしくなるシーンがあります。
5点(2004-08-25 21:42:31)(良:1票)
102.  インデペンデンス・デイ
その昔、アメリカは戦闘機ごと突っ込んでくる日本の特攻隊を狂気の沙汰と、その被害よりも行為そのものを恐れたと聞きます。ところがどうでしょう、これといい、「アルマゲドン」といい、まさに特攻隊精神ではないですか。アメリカ人は今コレを見て、犠牲となった人を英雄と称えるようになったのね。ご時世なのでしょうかねぇ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2003-11-25 09:55:43)(笑:1票)
103.  恋は邪魔者
古き良きアメリカ最後の年のN.Yが舞台。 とにかくセットと衣装が滅茶苦茶かわいい!50~60年代ファッションが好きな方にはお勧めです。 物語の方もちょっとしたオチがあるし、軽い映画を楽しみたい方にいいのでは?レニーとユアンもあの時代の雰囲気にハマってたと思う。 「キム・ノヴィク?」「キム・ノヴァク?」「oh~バーバラ・ノヴァク」ととぼけるユアンに笑った。キャッチャー・ブロックという名前もなんかおかしい。 タイトルロールのアニメも楽しいし、エンドロールでのユアンとレニーの歌とダンスも得したな~という気分です。
[映画館(字幕)] 7点(2003-11-05 11:13:11)(良:1票)
104.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
ティム・ロビンスだからこそ、という感あり。アンディのキャラにぴったりとハマるキューピー顔のティム。作品全体も無実の罪で投獄されるという重いテーマなのに、淡々とユーモアを感じさせながら描いているところがいい。時を待ち、まんまと裏をかき、大金を自分の物にしてしまうところはまるでサスペンスコメディのように痛快でした。やはりしっかり学び、いいものを聴き読み、知識教養を深めるということはイザという時、身を助けるものだと痛感した。つまり豊かな心を育み、希望を持つことへと繋がっていくのだと思う。唯一、爽やかに観られた冤罪モノでした。この作品は比較的、若い世代の方たちから大絶賛されてるように感じます。なぜ、これがオスカーを獲れなかったんだ、とよく言われてますが、単にオスカー向きの作品ではなかったということのように思います。「フォレスト・ガンプ」の方が大衆的で華やかな作品だったのが勝因かな?いい作品だとは思うけど映画史に残る名作とか最高傑作 とまでは思わない私はやはりもう、若くありません 。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2003-11-16 22:44:14)(良:1票)
105.  スノー・ロワイヤル 《ネタバレ》 
こっちはリメイクでオリジナルも同じ監督なんですね、「特捜部Q」シリーズも監督してるのね。 北欧出身の監督として期待できる人なのかな? またしても最強お父さんのリーアム・ニーソン、今回はCIAだとか特殊な訓練を受けたわけでは無そうなんですが強いわ強いわ。 息子を理不尽に殺され復讐の鬼と化すお父さん、しかし徐々にコメディとなる。あんまり無い展開で目新しいですね。 とにかく雪雪雪、雪しかない風景と全面ガラス張りの家、なんか可笑しい。 どこといって不満があるわけではないのですが、ローラ・ダーンがエキセントリックに絡んでくるのかと思ったらそれは全くなくて少々肩透かしです。 しかししぶといというか逞しい女優ですなあ、ローラ・ダーンといえばデヴィッド・リンチの映画に立て続けに出ていた頃を思い出す。「ブルー・ベルベット」で見せた泣き顔はデニス・ホッパーの変態ぶりも霞むんじゃないかとさえ思えるインパクトだった。知らない間に消えた女優になってもおかしくないと思ってたのに年を取るごとにあっちにもこっちにも引っ張りだこの売れっ子になりオスカー受賞となった、凄い。ブルース・ダーンを父に、魔女顔のダイアン・ラッドを母に持つのはダテじゃなかった。娘のローラも魔女顔と言える。 オリジナルも是非観たいです、ステラン・スカルスガルドだもの期待できそう。 オリジナルの邦題がすでに笑えてしまう。こっちは「ロワイヤル」ていうのがよくないと思う。何がロワイヤルなんだろ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-28 15:10:35)(良:1票)
106.  フラワーショウ!
実話ですしいい話だと思いますが、映画とすれば描きこみが足りないといいますか、 上っ面だけなぞったような印象で感動まではしませんでした。エチオピアのシーンが少々長いと思う。 それにメアリー役の女優さんに魅力を感じなかったんですね。 ナチュラルガーデンは素敵です、でもイギリス、アイルランドみたいに夏になっても 蚊に刺されないような国だからこそ、ああいった庭造りができるのよね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-17 16:30:51)(良:1票)
107.  ドリーム 《ネタバレ》 
観終わってからこの邦題はちょっと違うんじゃないかと気になりました。 しかしハリウッドはこういうタイプの娯楽映画をつくらせたらやっぱり世界一だと改めて感心。 すごく面白いです、オープニングからがっちり掴まれました。  彼女たちはNASAに勤務している超エリートと言えるんですが、NASAにも当然差別があって、でもそれをルールとしてきちんと守ってるんですよね、同じ黒人でもプラカードを持って差別に抗議している人々とは随分違う。 差別と闘いながらっていう感じではないんですが、「勘違いしないで 偏見は持ってないわ」と白人上司に言われ 「わかっています そう思い込んでるのは」と応えるドロシー、このシーンが印象的です。 アメリカという国はほんとに映画の題材に事欠かない国だなあ、NASAにもこういう逸話があったことを知ることができました。 60年代のNASAを舞台にした興味深いはなしってまだまだあるんじゃないかしらん。 数学の天才かぁ~~素晴らしいわー
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-06 16:05:27)(良:1票)
108.  ファム・ファタール(2002) 《ネタバレ》 
コレ面白い、大好きなタイプの映画です。 オープニングからして単なる犯罪映画じゃないと感じるモノがムンムンしてる、どこまでいっても予測不可能、次から次へと展開するへんてこりんなシチュエーション。 デ・パルマがノリノリだとこうなるのね。今回はヒッチコックよりデヴィッド・リンチが浮かぶ。 金魚の水槽の水がだーだー溢れてるのが意味不明だったけど、そんなことは忘れた頃にそうくるか・・・そこまで戻るわけか・・・やられました、お見事というしかありません。 デ・パルマ独特の映像美と怪しいパリの街、パリって犯罪映画のよく似合う街だわね。 レベッカ・ローミンはモデル出身だけあって、完璧なボディはもう芸術、完璧すぎて淫靡さには少々欠けるけど男と女のすったもんだの愛憎がテーマじゃないから、現実離れしたスーパーボディのミステリアスな美女はあってると思う。しかしほんとにあんなカラダしてる人がいるんですね、ウエストのくびれからヒップラインの流れなんてもう神です。 何がテーマかといったら「もしもあの時こうしたら、しなかったら」でしょうかね、ロールだけじゃなく、取り巻く人々の人生も変わるというものです。こう考えると普段何気なく選んでいる些細なことも結構意味を持つことなのかもなんて気がしてきます。 ただあの黒人俳優がさ、なんていうかすごく場違いな暑っ苦しさがあって不快でした。これでマイナス1かな。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-05-11 22:11:01)(良:1票)
109.  グリーンブック 《ネタバレ》 
監督がピーター・ファレリーだからなのか、所々笑えるところが皮肉っぽかったりする。 自分とは正反対といえる二人が旅をすることで信頼、友情が芽生えるという正統派ロードムービー。 とても観やすくほのぼの感も、チクリとくるとこもいい塩梅です。オープニングからしっかり掴まれました。  ヴィゴ・モーテンセンの太りっぷり、食べっぷりがいいですね。役のために体重を増やしたんだろうな。 ドクとトニーの人物がしっかり描かれていて、しかも白人トニーと黒人ドクの立場とかキャラが通常の人種差別を扱った映画とは違っていて、ここが面白いネタになってると思います。 トニーはイタリア系の家族と仲間に囲まれている、しかしドクは黒人の中にも入っていけない黒人、白人から天才と称えられても一線はしっかりひかれてるのでどこにも属せない。労働している黒人たちは部外者を見る目でドクを見つめる。 人種差別の映画は数あれどこういう立場の黒人を描くというのは記憶にないです。 「オレンジバード」でバンドと一緒に即興演奏するドクのイキイキして楽しそうな姿が好きだなあ、ウルっときいてしまいました。 そしてトニーの息子ニックが成長し、映画製作の道へ進み父親の体験を映画にし、作品賞に脚本賞、マハーシャラ・アリに二度目の助演男優賞をもたらした。何コレ、ドラマチック過ぎじゃないですか。 でも本作で3度目のアカデミー主演男優ノミネートのモーテンセンだったんですが、エジプト系のラミ・マレックに。これにはちょっと意外に感じたんですが、アカデミー賞ってご時世、情勢にかなり影響されるんですねぇ。 「刑事ジョン・ブック」でアーミッシュのちょい役でもそのカッコ良さが目立ってたヴィゴ・モーテンセン。 本作の彼は最高に良かったと思います。  1年ぶりに再見しました、シーンの全てが良いです。こんな映画はなかなか無いので評価もプラス。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-05-06 15:15:47)(良:1票)
110.  シャイン
これも何年も前に観たなあ。なぜか泣けるほどの感動はなかったのを憶えている。子どもにとって親は絶対の存在です。しかし、思春期を迎えるころになっても日常のなんでもないことまで親に依存している、親の意向を聞いてくる子を見て、「手をかけ過ぎた、これではいけない」とはっと気づく親。子を持つ親ならけっこう経験してることだと思う。でもこの父親は気づかなかったんですねえ。でもこういう親も少なくないんですよね。無償の愛ではなく、親のほうが子どもに依存してしまっているのだと思う。子どもにとってはとんでもない重荷でしょう。人は何かに誰かに依存して生きているものだと思うけど、相手に必要以上の負担をかけないように気をつけたいわね。なんか見当はずれのレビューになっちゃったかな?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-09 16:29:59)(良:1票)
111.  ヴィクトリア女王 最期の秘密 《ネタバレ》 
やっぱり英国王室モノは面白い。時代が19世紀なので権力争いの裏切りや暗殺、明日には誰が斬首刑になるかもしれないみたいなのが無いのがまた良いですね。 そしてジュディ・デンチが上手いのよ。特に前半はユーモアをしっかり感じられて、セットも衣装もすばらしく威厳があるけれど堅苦しくないし、登場人物もしっかり把握でき、誰が誰だかわからないということもないです。 21世紀になって明らかになったというヴィクトリア女王とインド人の従僕アブドゥルの親交を誠実に描いていると感じました、良作だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-27 20:15:32)(良:1票)
112.  シェイクスピアの庭 《ネタバレ》 
シェイクスピア俳優ケネス・ブラナーがついにシェイクスピア本人を演じる。 現役バリバリじゃなく晩年のシェイクスピアでして、ストラトフォード=アポン=エイヴォンの妻子のいる家に帰るわけです。 しかし、生活費だけ送って20年帰らなかったわけですから、諸手を挙げて帰郷を歓待されるはずもなく。 つまりシェイクスピアの家族問題、家族再生のはなしでした。  作品では人間のあらゆる喜怒哀楽、業とか心理描写に長けていたシェイクスピアも、自分と自分の家族となると 「誰が食わしてやったんだ」に「知らなかったのはお父さんだけ」状態、シェイクスピアならではということではなく、どの時代にも誰にでも当てはまるんじゃないかと思われることなんです。シェイクスピアをこういうテーマで描くケネス・ブラナーに感心してしまいました。  シェイクスピアに特に詳しくなくても戸惑うことなく観られる映画になっていると思います。 とにかく映像がいいんです、室内のろうそくの炎、構図にカメラワーク、陰影、風景、どこをとっても素晴らしい。 美しく芸術的な映像だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-17 14:26:54)(良:1票)
113.  ギリシャに消えた嘘 《ネタバレ》 
そこまで期待して観たわけではなかったんです、時間も短めだしちょっと試しに、みたいな感じ。 今まで見聞きしたことがなかった映画で、アマゾンプライムで「あなたにお勧め」でひょっこり出てきたんです。 ふむ、アマゾンプライム私の好みを的確に見抜ているじゃないの。 トリックやあっと驚く大どんでん返し、衝撃的で意表をつくようなシーンや展開があるわけじゃないんですが、コレ結構引き込まれるんです。 例えたらひと昔前の犯罪サスペンス映画のような感じで、人物がきちんとしっかり描かれていて、最初から掴まれるわけではないんですが進めば進むほどジワジワくるのよ。ギリシャの風景もぴったり合ってる、遺跡やトルコでの逃走シーンはまさに迷宮という具合です。 最近の刺激やスピード感に引っ張られる映画に慣らされて、忘れていたテイスト、感覚に戻されたような気がしました。 酔いつぶれた男を介抱するように見せかけて運ぶとこは「太陽がいっぱい」にもあったなあ、なんて思い出したり。 チェスターとライダルの騙し騙されの駆け引きに攻防が最初から最後まで続き、そこにコレットの存在で危なっかしい三角関係もあり、終わってみれば3人の行動にずっとハラハラし通しの96分でした。 オスカー・アイザックがアンディ・ガルシアの若い頃みたいに感じ、茶トラ猫を抱えて歩いてた「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」がもう一度観てみたくなりました。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-10-16 14:28:56)(良:1票)
114.  迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
「卒業」をこじつけたこの設定があるからこそって感じ。作品自体はそれほどのものではないのですが、所々に出てくるセリフにハっとさせられました。既婚の私が思うことはですね、結婚してもよいのかと迷っている時も幸せのうちですね、実際ハネムーンから帰ってきたらその後は来る日も来る日も結婚生活の現実世界なわけだから、それまでのファンタジーな時間を楽しみましょうw ところでなにげに豪華なキャストでしたねぇ。母娘3代どんぶりしちゃったケヴィン・コスナーにシャーリー・マクレーンとあのお父さん、なかなかいい味だしてたじゃないですか?ヒロインの邪魔にならないマーク・ラファロもいい、妹役がミーナ・スヴァーリてのが??だったけどw そのヒロインのジェニファー・アニストンなんですけど、うーん色気ないねーこの人。華やかさ、可愛らしさ、不幸さ、知性・・・どれも当てはまらないというか中途半端なのね、やはりこの人は映画じゃなくTVドラマの人ですね。私としてはジェニファーの口元と少々神経衰弱気味の演技にイライラしたかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-20 17:09:10)(良:1票)
115.  ミッドナイトクロス 《ネタバレ》 
コレ確か劇場で観ました。いや~まさかナンシー・アレンがああなるとは予想しなかったです。この頃ってナンシーはデ・パルマの奥さんだったよね。彼女の悲鳴をああいうカタチで残したトラヴォルタ、賛否両論あると思うけど皮肉だし悲しいね。「サタデー・ナイト・フィーバー」「グリース」後、「パルプフィクション」までのトラヴォルタの代表作になるんじゃない??
[映画館(字幕)] 7点(2005-08-24 11:42:40)(良:1票)
116.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》 
ひとことで言って、めちゃくちゃクールなバイオレンス映画。 けれど、14歳で死んだロシアの少女の日記がオープニングからラストまで語られるとこから ロシアンマフィアの実態とか現状を世に知らしめようという意思が感じられて 単なるバイオレンスじゃなくきちんと社会派映画になってると思う。 タイトルの「イースタン・プロミス」意味が人身売買だそうで、もうこれだけで問題提起は何かが わかるし。  俳優も物語の進み方も無駄と感じる所が一切なく、へんな娯楽性もなし。 バイオレンス映画、しかしそれを欧州のなんとかって監督みたいに「世の中、人間なんてこんなもん」的に 描いてないとこが良いです、グロいシーンもあるけど暴力を否定的に描いてると感じます。 特にヴィゴ・モーテンセンの、いいやつなのか非道なヤクザなのか・・・というキャラといい所作といいサイコーです。 全編、物凄い緊張感。安定のヴィゴの最高にシブイ演技。観てよかったー。
[DVD(字幕)] 9点(2017-06-22 17:11:15)(良:1票)
117.  ゼロの焦点(2009)
TVドラマで大筋は知っていたので謎解きの部分では楽しめませんでした。 松本清張って社会派サスペンスだと思うんですけど、その社会派の部分が欠落してます、なんのために映画化したのかわかりません。 見た目からして高飛車な中谷美紀、不幸顔の木村多江と比べて広末涼子はこういった時代物向きじゃないと思う。陰りを感じる色気もないしアニメっぽい声も合わないと感じました。 そして出てくる男たちの描写が薄すぎるのでまったく間抜けになってしまっているし、事件の経緯、真相の明かし方があまりに芸がないのにも驚く。 そして唐突な「Only You」アタマ真っ白になりました。素人でもこんな選曲はしないでしょ、中島みゆきの主題歌もどうなの?あんな力強い声と歌いっぷり、何がなんだかわけわかりません。 もうちょっとしっとり、そしてやりきれない余韻で終わると思ってたのに・・・この程度の期待も裏切られてしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2010-10-10 23:08:35)(良:1票)
118.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
へぇ~けっこう評価高いんですね、意外でした。 印象に強いところでは「ワーキングガール」とか80年代~90年代にかけて女の立身出世モノをよく観た記憶があって、なんか懐かしさと共になんでまたコレなの?とちょっと面喰ってしまいました。アメリカも就職難だったの?  鬼上司ミランダについて感心したことはただひとつ「空色」についての歴史をサラっと語ったところです、非常に勉強になりました。 それ以外はミランダの人物像がほとんど描かれてないので何か物足りなく、映画全体が薄い。就活マニュアル映画のようでもありました ファッション界はアンディにとって足掛かりで、大物と言われる人物のお墨付きを得て、いよいよ望みを叶えるべく切符を手に入れたっていうのはわかりますが、この映画を観て真に受けたり勘違いしてしまう女が増えるかもしれないと、そっちが気になってしまったのでした。アン・ハサウェイは最初まわりから太っていてダサイ女と言われまくってたけど、あのルックスですし全く太ってもいなければダサくもないんですよね。  ところでなんでプラダなんだろ? パリコレのシーンで唯一でてきたデザイナーはプラダじゃなくてヴァレンチノ・ガラヴァーニだったし、どっちもイタリアなんだけどNYはイタリアブランドの方が人気なのかな? マドンナの「ヴォーグ」にはニヤリ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-16 21:10:33)(良:1票)
119.  ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 《ネタバレ》 
公開前、映画館に貼ってあるポスター見ただけで「この映画好き」と思いました。 そしてオープニング、屋敷の全景に番犬2匹が走り抜ける。クラシックな雰囲気でここだけで合格、期待値も上がる 室内も言うことなしで、どことなく70年代にあったサスペンスコメディみたいだなと。 「名探偵登場」とか「料理長(シェフ)殿ご用心」が思い出されそっちも無性に観たくなりました。  人物のファッションもヘアメイクもレトロ感ありで、俳優たちのキャラもバラエティに富んでいる。ドン・ジョンソンを久しぶりに見ました、年取ったら暑苦しさが上手い具合に抜けた感じでイイ年のとり方してるなと。 クリス・エヴァンスの髪型が、まるでカツラ被ってるみたいに見えたり。 探偵役のダニエル・クレイグの名前がブノワ・ブラン、なんかフランス産のフレッシュチーズの名前みたいで可笑しい。 もうこのシチュエーションだけで楽しめます。  真実が明かされた時は素直に「そうだったのか~」とスッキリしました。 「フッ」と意地悪な笑いを誘うようなラストもいい。ものすごく好みの映画です。  出てくるだけで「なんかあるぞ」「何企んでる?」と感じさせるクリストファー・プラマー、高齢になるほど映画の中の存在感が圧倒的になった人だと感じます。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-03-11 20:28:05)(良:1票)
120.  マレーナ 《ネタバレ》 
久しぶりにイタリアンを堪能しました。でも予想と違って前半は少年の妄想のオンパレードで「これは軽いノリのエロコメディなのか?」とちょっとがっくり。ラウラ・アントネッリの「青いナントカ」て映画を思い出しました。でもリンチされてからは雰囲気変わりましたね。 私が女だからなのか、あの少年がマレーナに四六時中張り付いてるサマは見ていてけっこうイラつきましたwなんていうのかなぁ、純情とか純真というのとはちょっと違うんじゃないでしょうか。結局あの子も街の男たちと同様マレーナを性の対象としか見ていなかったように感じた。女たちからリンチされるマレーナを男たちは誰ひとりとして助けない、その中にあの少年もいたでしょ。 女の私が言うのもなんですが、しかしあの女たちの陰湿なやり方はどうよ。マレーナは美人というだけじゃなく、確かに服装も物腰もあの閉鎖的な街では異質というか浮いていた。けれどそれがマレーナであって、彼女は自分から男たちに色目を使うようなことはしてないじゃん。頼れる人はなく職安に行ってもなぜか雇ってもらえず、髪を切って染めたマレーナは「それなら、そうなってやるわよ」みたいに開き直ってしまったのかな。で、そうなったらなったでリンチですよ。その他大勢の女たちとはちょっと違うというだけの根拠のない差別、いじめじゃないですかぁ。こういう状況と心理状態の時って相手が何をどう言おうがしようが、あの集団にとっては中傷、悪口のネタにしかならず、どこまでも敵でしかないのね。 地味になって帰ってきたマレーナに挨拶を促すように声をかけ、それに応じた途端に「仲間にいれてやるわよ」みたいに蔑むように接するまわりの女たち。他人のことにはこれといって興味のない淡々としたマレーナと仲間意識の強い女の集団、こういうのってけっこうありますね。これは少年の初恋を描いたラブストーリーかつ成長物語ではなく、戦時下の閉鎖的な島を舞台に人の業を見せていると思います。 モニカ・ベルッチはほんとにキレイですね、さすがイタリアの宝石、至宝。エンニオ・モリコーネの音楽とシチリアの風景が素晴らしい。前半とは違い、ラストはとてもしっとりとした気分で見終わりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-25 01:06:55)(良:1票)

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS