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1.  R100 《ネタバレ》 
事前に松本人志監督が「非常に卑怯な映画やと思ってます」「べつに映画を撮ってる気もないんですけど」という『逃げ道』『言い訳』と思われても仕方がない発言をされてました。 それでも『作品が面白い』『(内容は)分からないけど何かグッとくる』であれば何を監督が言おうと関係無いと思っていました・・ が・・実際、観ると『それ以前に単に作りがずさんで、つまんね』という結論でした。 コント的な展開もテンポが絶望的に悪いので、瞬間的にクスッとはしても、 すぐ退屈に戻る感じです(大森南朋がかなり頑張っているのは救い)。 クラブのSMプレイも恐るべき単調ですし、大してぶっ飛んでもいないという中途半端さ・・ ラストの家の前の大合唱はただ閉口しましたねぇ・・。 そして合間合間に挟まれる、実はそれまで観ていた秘密クラブの話は100歳の映画監督が作った映画という事が明かされて、 試写をみた評論家達が我々、観客が思ったであろう本編のアラの『突っ込み』を代弁するという展開・・ 最後のオチもその『物語』を観終えた評論家の溜息・・。 そして悦に入った笑顔の監督は松っちゃん自身に見え『お前らの観てるのは、ワイの自己満足映画、つまらん卑怯な映画やから。それをわざわざ金払って観てるお前ら(笑)』と観客に挑発、または嘲笑してるかのよう・・ まぁそれは本編がバシッと決まった出来の後のオチとしてなら、ギョッとしていい意味での『肩透かし』になってたのでしょうが。 映画内で『この作品はつまらない』と描いておきながら、松本監督自身は公に自画自賛してるって言うのも・・なんだかなぁと。 こういう感想は監督からの最近の発言から汲み取ると『理解できない馬鹿』になるのでしょうが・・ やっぱり、どう考えても松本監督の作風は映画と根本的に食い合わせが悪いんですよ。 映画じゃ彼の才能は発揮出来ないと思います。やっぱり松っちゃんはテレビだと思いますよ・・ とはいいつつ果敢にガンガン『挑戦』してるという姿勢は嫌いじゃないんですがねぇ・・
[映画館(邦画)] 2点(2013-10-08 19:08:54)(良:1票)
2.  あしたのジョー(2010) 《ネタバレ》 
会話式レビューA『まず役者陣はよく頑張ったと言いたいですね。』B『特に力石役の伊勢谷くんは思った以上に力石的存在感が上手く出せていたな・・山Pのジョーは確かに頑張ってはいたけどジョーの獣的な感じには程遠かったな・・昭和40年代頃の時代設定に合う顔じゃないから違和感がどうしても残った』A『ただ初めてこの実写版で「ジョー」に触れた人だったら、割と好印象を持たれるのではないかと』B『丹下のおっちゃんは恐ろしく丹下っぽくて好感持てたな』A『少なくとも役者の熱演に関しては不満は少なかったです。試合もなかなかのもので「おおっ」と思いました』B『問題なのは、話とキャラ描写の浅さだよ。ジョーの登場から力石の死まで131分で描き切るなんて困難なんだからどうしてもエピソードを大幅にカットしてジョーと力石に焦点を絞るのは最もなんだけど・・』A『個人的に好きなマンモス西とかウルフ金串のキャラが薄いのは残念ですが実はジョーという男の背景の描写も薄いですよね、時折セリフで自分について語りますけど取って付けた感じでいまひとつ感情移入が出来なかったです。セリフじゃなく彼の佇まいでその背景を匂わす事も出来てないと思います』B『力石とジョーの関係も力石があそこまでの執念を実らすほどの積み上げも不足してるので唐突感は否めず・・難しいね』A『段平に関しても同じですね、白木葉子と過去のドヤ街エピソード、ドヤ街とジョーの繋がりがすべて描写不足です』B『試合も色々映像加工して工夫はしてるけど肝心のクロスカウンターの場面は凝りすぎて逆に迫力に繋がってないかなぁ、漫画やアニメと同じようにしたいのは良く分かるんだけどね。』A『色々不満もありますが観て損をしたとは言いません、でも素直に誉めたい感じもしませんでした』B『かつての「ジョー」好きが本作をきっかけにアニメや原作を再び目にしたり、あまり知らない人が本作を入門編にして原作、アニメに触れてもらうなら本作は役割を果たせているかな』A『言うまでも無いですがやっぱり「ジョー」は漫画、アニメだからこそ輝けた作品ですね』
[映画館(邦画)] 5点(2011-02-13 17:21:42)(良:1票)
3.  アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》 
物語そのものは実にシンプルなので展開も極力無駄なドラマを排しストレートなパニックものとして90分台に映画をまとめたのは好感を持ちました。主演が名優デンゼル・ワシントンですから、彼の存在感だけでもこのキャラクターの重みが感じられますのでOK!共演のクリス・パインも味わい深い存在感があり、なかなかの健闘振りでした。冒頭での職人達の仕事の些細なミスが後に障害として彼等に立ちはだかる所もいい意味でのイライラ感がつのって良かったです。暴走列車を止める対処そのものは大胆かつシンプルで単調になりがちですが、合間、合間に彼等の私生活のドラマが邪魔にならない程度に挟み込まれているので感情移入もスムーズで、彼等が危機を前に大胆な行動に出る時のハラハラ感がいい塩梅で出てると思いました(まぁ彼等の家族達のものすごい添え物的な見せ方は気にはなりましたが、潔くもあったかなと・・)。傑作とか名作の類ではないかもしれませんが、本編を『適度』にまとめて、『適度』な満足感を鑑賞後のお土産に出来たこの映画をとても好ましいと思いました。 潔さに8点献上します。
[映画館(字幕)] 8点(2011-01-09 13:51:59)(良:1票)
4.  悪人 《ネタバレ》 
原作は未読です。映画全体は冗長で、全編グジュグジュと煮え切らない様を延々見せられ、人物表現に多少、見られた陳腐さも気になり、最終的には『何だかなぁ・・』と複雑な印象になりました。まず『悪人』の妻夫木演ずる祐一の殺しの動機の真相は、どう見ても『元々悪いのは被害者の娘、佳乃。こうなるのも仕方がなかった』というような感じで、祐一のおばあさんを恐喝する業者をはじめ、被害者・佳乃の本来の相手の増尾のような『悪人』として描かれるキャラとはまるで違う一線を引いて『祐一は他とは違って悪人ではない』と見せてますが・・・でも祐一は佳乃の正気を失った行動に激情して殺害に走ったと言ってもやはり自分の意思で身勝手に殺したのだから、やっぱりどう同情的に表現しようとも彼もまた『悪人』なのです。フェアじゃないよな・・いいじゃない彼も元々『悪人だった』でその為の深津絵里演ずる光代がいる訳です。彼女の存在で彼は灰色の人生に潤いを与えられ変っていくと描写している訳なのにねぇ・・。でも光代が祐一を悪人呼ばわりする妹に対し『彼は悪人じゃない』と電話で言いますが、最終的に祐一に娘を殺されひどい心の傷を付けられた家族の姿を見て『理由はどうあれ、彼は世間的には悪人でしかない』と言うような感じで終わるのは何とか良かったと思います(色々な解釈の余地はありますけど)。あとはこの映画の仕組みは被害者と加害者とその家族の描写が主軸ですけど、特に樹木樹林のおばあちゃんのエピソードは何か繋がってないような浮いている感じがしましたね。樹木樹林の存在感で何か重点を置かれてる気がしますけど、実はあまり関係がなくね?と・・。そしてさらに気になったのはそれを追っかけるマスコミの描き方・・あれって『誰も守ってくれない』と同じで本来、事件に関係のない加害者の家族を執拗に追い詰めるようなマスコミの姿に閉口。しかも老いた普通のおばあちゃんに対して・・現実にあり得る?かと、こういう所はガッカリしますね。もちろんそれぞれの役者陣の演技は素晴らしいと思いましたし良かった所はありました。でも、諸々の散漫さと展開の冗長な感じがどうしても否めず作り手が強く伝えたいであろうテーマが薄ぼけてしまったような作品でした。
[映画館(邦画)] 5点(2010-09-26 19:48:15)(良:2票)
5.  アイアンマン2 《ネタバレ》 
基本は楽しく観れた続篇でした。やっぱり役者達は主役級が出演しているので、それぞれのやりとりだけで映画が引き立って見えて楽しめたのも事実。ウォーマシンやブラック・ウィドー、そしてアベンジャーズへ繋がる伏線とか興味を惹かれる要素もありました。ただなぁ・・まず今回のトニーの最大の敵となるミッキー・ローク扮するイワンの扱いが不満に思いました。折角、冒頭であれだけのインパクトある登場したのに中盤から後半にかけては地味に座って開発してるだけで、クライマックスでの彼の計画遂行時にもちょこまかと無人アイアンマンを作動してるのがほとんどでやっとフル装備してトニーの前に現れたと思ったら、いとも簡単にボカーンと倒される・・あのぉいくらなんでもあっけなさすぎでは?個人的にはミッキー・ローク対ロバート・ダウニーJr.のアイアンマンのガチンコ対決を派手に見せるべきでしょう!これじゃミッキー・ロークをキャスティングしたかいがないもんなぁ・・。あとはトニーの命の作動源となるものが、自らの命を危険に晒し新たな代用エネルギーを探しているけどタメという話で、そこでサミュエル・L・ジャクソン演じるニックがトニーの父親なら何とかしていただろうとほのめかしますが、そこで彼が言いたいのは『トニー、お前は自分自身でその代用エネルギーを作り上げる事で偉大な父親と肩を並べる、もしくは越えるはずだ』という解釈に思いました。そこでトニーは本作での『成長』を見せるかと思いきや・・結局、父親の隠されたメッセージを見つけてそれを元に新元素を作ったのですから、それは成長でも父親越えでもないよなぁ・・と肩透かしでした。あと派手なアクションは前半と終盤にほぼ、集中しているせいか中盤でトニーが迷走していたくだりは冗長とも感じました。前作がかなり好きな私としては、今回は惜しいという感じの一作ですけど次も必ず行くぞという気にさせる出来にはなっていると思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2010-06-27 19:22:01)
6.  アイガー北壁 《ネタバレ》 
まず山岳シーンは言うまでもなく素晴らしく、大スクリーンで観るとさらに栄えてそれだけで満足を得られます。過酷な登山と下山シーンは容赦なく描かれて見てる方も息が詰まるくらいに鬼気迫るものでした。特に屈強の登山男の主人公のトニーがあまりにも悲惨な状況に陥り『助けてくれ~!ボクは死にたくない!』と泣き叫ぶ所は下でどうにも出来ずにトニーを見てるしかない人間達と同じような気分に近付いたような・・世の中の声に煽られ、次々と命知らずが北壁に挑み地獄にいる最中、マスコミや富裕層は温かいホテルでのうのうと見物で好き勝手に物言う・・そのシーンの繰り返しはさらに残酷性が際立ちました。が・・不満もあります。トニーが思いを寄せている相手となるルイーゼとの描写が希薄に感じました。後半での彼女が必死に『恋人』として助けに行く所は確かにグッときますけど、それまでの彼との関係性があまり描かれていないので、もう一つ迫るものがなかったです(前半から中盤のルイーゼの感情表現が乏しく見えたのでそこも要因かとも思います。元々、二人に登頂を勧めたのはルイーゼなんだから、後半は自責の念にかられたり、諸々の葛藤表現だって出来たろうに・・仮に描いてあるとしても、あのキャラの見せた表情で伝わるのは難しい・・)。後に続いて登山するライバルのオーストリアのコンビも後半で重要な立ち位置になるなら、前半でしっかりと描写しないと『誰、お前ら?』感が強くて感情移入も難しいと思いました。後は個人的好みですけど、事故の数年後に登頂を成功したので、そこの場面とか見たかったような・・(トニー達含めた犠牲の上に成り立った厳粛で感動の登頂か、ナチの政治利用ための登頂で何とも複雑な余韻を残すかを確かめたかった・・)言いたい所はありましたが、観てる間は手に汗握り見入ってしまいました、やっぱり男達が必死で生き延びようとする姿には心が揺さぶられます。とても見応え十分の力作だと思いました!
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-26 01:26:53)(良:2票)
7.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
ヤクザ映画的に『かっこいい』シーンとか『かっこいい』男達なんか一人も出てこないです。前半は何か妙な間も多く、妙なテンポ、しかもちょっとコメディチック・・後半から事態が加速し殺しまくりの展開になりますが、過剰な熱さもなく淡々としている所が逆に怖くて救いがないように思えました。役者陣は本当に見事でみんな適材適所でバッチリでした。北村総一郎の大ボスが特に恐ろしく、人の良さそうな笑みがゾッとするほどで彼が部屋に入ってズカズカ歩くだけで『恐ろしいことが起こる』的な雰囲気もあり素晴らしかったです。登場人物は全員、感情移入なんか出来ないキャラクターなので殺されても『ああっ殺られたね』と余韻もなく通り過ぎますが、北野監督演ずる大友に関しては別でした。最初はその他のヤクザと同じで感情移入も難しいです(でも演じているのがビートたけしなので全く他のキャラと同一線上に見るのは困難なのですが・・)。しかし終盤で彼が追い詰められ後輩の刑事に恥ずかしそうに出頭する瞬間にこのキャラだけ『人間くさい』一面が見えて初めて感情移入が出来ました。ですからラストで彼がメッタ刺しに殺される瞬間は他のキャラとまるで違って『悲しい』感じがしました。今までの北野ヤクザ映画の主人公にはない味わいがあり新鮮でした。ただそんなキャラもこの映画の構図から見たら、ただの『虫けら』で生き残った連中が彼が殺されたと知っても『あっそう』と切り捨てられる虚しさ。生き残った一番の悪党が悠然とビーチにたたずみます勝利者気分を満喫していますが、こいつらだっていつ背後から頭を撃たれるか分かったものではない世界に相変わらずいる訳ですから、その末路も容易に浮かび取れます。どうしようもないクズ世界に生きる連中をかっこ悪く淡々したタッチで見せられてイヤ~な気分になり、スッキリもしないのでそこの所とか好みがバッチリ割れそうだと思います。あと気になったのは中盤の至ると大使館のカジノのくだりがあります。あれは確かに面白い所もありますが前半の物語の流れとは分離されているように見えて、何か違和感は拭えなかったです。あそこは前半の話に直接、繋がってないと・・あのエピソードは正直、冗長でテンポをが明らかに損なってます。確実に面白い所もあって好きな映画なのですが『何かが足りない』というような違和感は拭えません。周りの高評価にはどうしても賛同できずです。
[映画館(邦画)] 7点(2010-06-25 18:51:04)(良:1票)
8.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 
予告編観る限りだと相当、ティム・バートン世界が炸裂してるんだろうなぁと思って楽しみにしていました。そして実際に観てると・・『悪くはないんだけど・・う~ん』という感じてした。まず主役のアリスがなぁ・・終始、怪訝そうな顔付きで睨みつける感じに見え、主役なのに大して可愛らしさが見えてきませんでした。あとワンダーランドではアリスは戸惑いながらも、徐々に変化、もしくは成長する過程を描くべきだと思いますが本編でアリスにそういう変化があまり見えてこないので、あの世界に彼女が行く必然が薄く感じられます。最後に現実に戻りますけどそこも演出の問題なのか冒頭より少し自分の主張が言えてる程度で大して成長も見えてきませんでした。ワンダーランドのストーリーに関してはキャラクターはズバ抜けて奇抜で変なのにストーリーは至って普通で決着もまぁ普通・・キャラの見た目とストーリーのバランスがあまり釣り合っているようには見えない感じです。よってキャラだけが前面に出るので、それだけでは映画の興味を最後まで持たせるのは厳しいのではないかと・・私は後半は少し退屈してしまいました。しかしワンダーランドの病的すら感じさせる異常な空間へ疑似体験出来たり、あの魅力的なキャラ達が飛び出て実在感を得られる感覚は3Dならではだと思うので、そこに関しては間違いなく一見の価値はある映画だと思います。
[映画館(字幕)] 5点(2010-04-17 17:25:24)(良:1票)
9.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
もう予告で殆どの物語展開が語られていましたので『まぁそうなるんだろうな』とオチも予測できました。物語の展開自体に新鮮味はありません。だからといって『先の展開が読める』というのを悪いとは思いません。だってそれを補って余りある圧倒的ビジュアルの世界とあのナヴィのキャラター造形の素晴らしさを大スクリーンで十分に堪能出来ただけでもかなり満足で2時間40分という長尺にも関わらず楽しみました。ただ込み入ったアクションシーンでの3Dはもうゴチャゴチャし過ぎ、視覚が混乱して訳が分からなくなる事もたまにありました(私の座ったポジションに問題があるやもしれませんが)もちろん上空のシーンでの3Dはまさに『体感』してる感覚があり良かったです。ただ観終わった後に残る印象はこれだけのボリュームがあるにも関わらずグンっとあっさりしているのは気にはなりました。とにかく今、大スクリーンで体感しないと絶対、損する映画ではある事は間違いないと思います。  (12/26追加)やっぱり気になるから書きます。主人公が人類を裏切ってナヴィ側に付いてかつて味方側だった兵士をぶっ殺している姿がどうも引っかがるんです。だって確かに軍隊側のナヴィ側から見たら悪党ではありますけど映画ではそんなに悪党してないような気がするんですよ。これが『アポカリプト』ばりにナヴィを虐殺したり非道の限りを尽くしていたら『人類側コラァ、お前ら殺されて当然だよ』となりますけど、そこまで克明に描ききれてないので主人公が軍隊を迷いもなくバシバシ殺す説得力がないんです。人類を裏切ってナヴィとして人類と戦って殺す訳ですから何かしらの葛藤ぐらいはあってもいいのではないかと・・そしてエンディングもめでたしめでたしなのでしょうが結局、人類とナヴィの間は何ら解決の糸口の無いまま終わってしまい主人公が人類を捨てナヴィとして目覚めて終わりって・・うーん何か足りないような・・色々後から考えてしまう映画でしたね。
[映画館(字幕)] 7点(2009-12-26 20:59:50)
10.  アマルフィ 女神の報酬 《ネタバレ》 
会話式レビュー(追加)・・A君『前半は思ったより緊迫感があって「おおっ?」と思ったけど、中盤以降から尻つぼみというか、退屈にまで感じたよ。』 B君『でも俺、確認の為に二回観たけど二回目観たら明確に分かった。前半からおかしいという事に・・すでにボロが出まくりで笑ったよ。あと徐々に主要人物の背景とか人生を次第に明かして、ドラマに厚みを持たせなきゃいけないのに殆ど触れてないよな。』 A君『主役の織田裕二の役なんて結局、何も描かれてないよね。ただ険しい顔で右往左往してるだけの人物にしか見えない。母親の天海祐希だって主人に先立たれた子持ちの女以外、何も語られてないのもすごいし・・イタリア側の刑事なんてただのバカにしか見えないもんねぇ・・サラ・ブライトマンの登場も全く意味のカケラもないしとことん間が抜けている映画だよ・・。』 B君『特筆すべきは佐藤浩市の犯人の描かれ方だよ、それまでこの人物が2~3回ツラ出してるだけで、まともに触れてないのに実は犯人でしたってねぇ・・一応、前半で写真らしきものが映って伏線のつもりにしてるんだろうが、全く分かんないよ。』 A君『中盤以降の犯人の素性が割れる過程とか諸々が唐突しすぎて、事態が加速するのに、面白さは失速してしまったよね。』 B君『事件の解決も結局、ベタな説得ネタで終わってるしテレビの2時間ドラマじゃあるまいし。』 A君『トドメに、タイトルの「アマルフィ 女神の報酬」って結局、本編観た限りでは意味なかったよな。犯人の誘導でアマルフィに行く所があったけど、あそこで「タイトルのアマルフィだから何か大きな事が起こるな」と思ったら、ただ天海祐希が男二人組にナンパされただけで本筋と何も関係ないからね、ヒドいもんだよ。女神の報酬に至っては完全無意味・・何なんだよ。』 B君『結局、そういう所も含めて、この映画の中途半端さを物語っているな。駄作という程のものでもないかな?と一回目は思って4点にしたけど、二回目観たら3点だよ。別の意味で笑わせてもらったから甘めにね。』 A君『3点で甘めか・・』 B君『ハリウッド映画に肩を並べる映画が出来たみたいに宣伝してたけど、制作陣がどうやらそれを本気で思っているフシがあるのも救いが無いな。続編も見越している感じだけど恥の上塗りだからやめた方がいいと思います。ひっどい映画だよ。』
[映画館(邦画)] 3点(2009-08-26 12:25:15)(笑:1票) (良:5票)
11.  アキレスと亀 《ネタバレ》 
前半と後半でトーンがカラッと変わります。絵描き好き少年・真知寿一家の悲劇が静かに描かれる。これがたけし映画かと思うくらいのいいムードで描かれ、三又又三の知恵遅れ絵描きのとぼけた存在感がいい味付けで傑作に思えました。しかし真知寿の青年期に入ると明らかにムードが変わる・・芸術学校の仲間達の体当たりアート・シーンとかはコントに見えてまだ辛うじて笑えましたが、初老期に入り夫婦揃っての常軌を逸した芸術活動シーンから笑えない上、退屈に感じ苦痛の領域に入りました。前半とはとても同じ映画に見えないほど・・まぁこの壊し方がたけしっぽいのでしょうが今回は前回、前々回よりはマシとはいえ厳しかったなぁ・・終盤は完全に真知寿は狂ってたし・・あと、どうしても気になったのはやたら人が死んだり自殺する事。 たけし映画は人が死ぬシーン多いので分かってはいるですが今回はどうにも『それ必要?』と思えました、死は身近にあるものとか芸術家は命懸けという事だ等の意見を見かけましたが私には、各シーンを見てもそう感じなかった(又三とか芸術仲間達の死とか特に)。比較的、周囲は賞賛モードに近いですが私はそれとは程遠い評価となりました。そして数ヵ月後、再度観ても評価は変わらず・・。最後にフォローめいた事を書くと妻役の樋口可南子の存在感は本当に素晴らしい。ラストで見せる彼女の優しい笑顔でこの映画は何とか保たれた気がしてなりません。  凡作とまでは言いませんがそれ以上の作品とはどうしても私には思えません。
[映画館(邦画)] 5点(2009-03-10 03:17:17)
12.  アイアンマン
軍需産業絡みの内容で暗い感じなりそうなのに適度にクスッと笑える展開もあり、最後まで楽しく観れました。アイアンマンの装備が徐々に仕上がっていく過程とかはワクワク感もあり戦闘シーン以外でも見所があって良かったです。後は何といってもロバート・ダウニーJr.の魅力が大変デカイ!若い二枚目俳優には出せない渋さと本人のキャリアから垣間見せるダーティー感が素晴らしい!アイアンマンというキャラクターに全く食われてないので本作の戦闘シーンが他の大作アクション映画に比べると派手さはないものの、さしてマイナスに感じなかったです。これが若いイケメン俳優がトニー・スタークを演じていたなら薄っぺらな仕上がりになっていたかも・・見事なキャスティングでした。
[映画館(字幕)] 8点(2008-10-12 16:09:57)
13.  アポカリプト 《ネタバレ》 
一見、マヤ文明が絡んだ小難しい学術的な映画と誤解されているという記事を見たことがあるが、実はとても単純明快な娯楽アクション大作。 生身の肉体を駆使したアクションは思わず力が入って見入ってしまう。 特に一番のクライマックスといえる深いジャングルの中での逃走劇の疾走感、緊迫感は大したもの。 その反面、村の襲撃シーンや生贄シーンでの容赦のない殺戮場面はかなりエグめで他の観客とか嫌悪感を表す声とか聞こえたが私はそれよりも展開の面白さに惹きつけられてあまり気にならなかった(冒頭のあるシーンにはちょっとウゲっと思ったけど・・) 完全末期のマヤ文明国家の退廃ぶりを表すシーンも圧巻でとても見所の多い映画と思う。  ラストで主人公がやっと家族と再会できた後に目撃する新たな『略奪者』の出現を匂わせて、ただのハッピーエンドにさせない感じも好きだったりする。 足を運んだ劇場では正直、ガラガラなのが悔しい・・某超大作続編映画より面白いと思うのに・・・。  
[映画館(字幕)] 8点(2007-06-17 17:50:16)
14.  APPLESEED アップルシード 《ネタバレ》 
思った以上に話しが分かりやすく万人にも受け入れやすい内容に仕上がっていて驚きました。 ラストもキレイにコトが収まって比較的、鑑賞後の後味が良かったです(ものすごく意地の悪いひねくれエンディングを予想してたので) ただデュナンが冒頭の戦闘シーン後にES.W.A.Tに入る過程が曖昧でいつのまにか入って任務に就いてる印象を受けたり、デュナンのブリアレオス以外のキャラの後半までの絡みがいまひとつ物足りなさを感じて他キャラへの感情移入が遅れてしまったり(特にヒトミ)。 少し細かい不満はありますがなかなか楽しめた1作でした。 フルCGはキャラの表情の変化とかに少し違和感を覚えましたが結局、見入ってしまいました。 それにしてもブンブンの曲かっこいいなぁ・・
7点(2004-04-20 22:37:55)(良:1票)
15.  ああっ女神さまっ 《ネタバレ》 
人物関係、設定は思いっきり省略されているので原作知らない方にはそういう面で辛いかな・・元・読者としてはなかなか見応えがありました。絵もキレイで話も良かったと思います。あまりにキレイにすべてが丸く収まるお約束なエンディングに少し苦笑ですが「女神さま」にはお似合いです。ファンにはお薦めです。
7点(2003-11-02 21:01:50)
16.  遊びの時間は終らない 《ネタバレ》 
設定のアイディアは秀逸でテンポも良く面白かったです。 石橋蓮司の署長が特に良かったです。 が・・訓練の決着までの物語を放棄したような中途半端なオチは 良く出来てる映画なので見る度、残念に思ってしまいます。
7点(2003-10-30 18:03:04)
17.  赤ひげ
素晴らしい人間ドラマでした。前半の保元の赤ひげへの反抗が度重なる人々の壮絶なドラマを目の当たりにして徐々に考えが変化していく過程とかも良かったです。三船敏郎の赤ひげも本当に素晴らしかったです。実際、髭を薬品か何かで赤っぽくしたらしいです。カラーでも見てみたかったような・・2002年の年末にフジでやった江口洋介の「赤ひげ」を見て内容は別としてあの貧相なキャスト陣に猛烈な物足りなさを感じてドラマを見た後に黒澤版が見たくなってしまいました。「救命病棟~」で医者役やっていたから安易にフジの連中が江口をキャスティングしたとしか思えなかったです。もうこれっきりにして欲しい・・長い余談、失礼しました。
10点(2003-02-25 20:04:31)
052.19%
141.75%
293.95%
3198.33%
4187.89%
52711.84%
6156.58%
74117.98%
85423.68%
9219.21%
10156.58%

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