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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  赤ひげ
船越英一郎主演のNHKドラマが始まったので、再度黒沢監督の映画「赤ひげ」を見直した。さすがに赤ひげ三船敏郎は堂々とした貫禄で文句のつけようがないが、ならず者相手に腕をへし折るとは少々行き過ぎかも・・・。加山雄三もこの頃は若大将としてのイメージが強く、演技力はまだまだという感じが強かった。ところがどうしてどうしてこの映画では、三船に決してひけを取っていない。香川京子、山崎努、杉村春子など他の出演陣も超豪華だし、二木てるみはさすがと思う。
[映画館(邦画)] 7点(2017-11-28 08:57:36)
2.  愛の讃歌
若い男女は中山仁と倍賞千恵子、春子が純情ひたむきなのに対し竜太は本当に夢があったのか、ただ口うるさい父親から離れたかっただけなのか疑わしい。たこ社長も登場してくるので寅さんシリーズを連想するが、私はむしろ倍賞のヒット曲にもなった「下町の太陽」を思い出した。クリスチャンの医師有島一郎もへそ曲がりの伴淳三郎もすごく良い味を出しているし、船長の千秋実や郵便配達の小沢昭一など周囲のものの支えやおもしろさで山田洋次監督らしい映画になっている。
[DVD(邦画)] 7点(2015-08-28 07:59:05)
3.  あこがれ(1966)
施設で育った二人を一緒にさせまいとしたのは、もっと深い理由があったのではと思って見ていたらそうでもなかった。原作はテレビドラマ「記念樹」であり、木下恵介らしい胸に迫るものがある。そうそう内藤洋子と新珠三千代といえばテレビ版の「氷点」も良かった。
[DVD(邦画)] 6点(2014-11-08 04:13:28)
4.  アラビアのロレンス
私が学生の頃、ローマの休日や風と共に去りぬなど名作と呼ばれる映画が何度なく再上映されていた。このアラビアのロレンスもそのひとつ。広大な砂漠と印象的な音楽、その雄大さはスクリーンで見れば一入である。後にDVDを購入するまで記憶に焼き付いていた映画だ。
[映画館(字幕)] 7点(2013-05-04 13:24:19)
5.  明日に向って撃て!
外国で強盗するのは大変、何せ言葉から覚えなくちゃならんのだから。いくつかコメディみたいなおもしろい場面もあったけど、全体としてはたいくつ。有名な挿入歌は唐突だし、映画に合わない気もする。鉄砲も撃ち放せば格好いいというものでもないし・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2013-03-16 21:26:18)(良:1票)
6.  哀愁の夜
西河克己監督作品だけど、映画は途中で筋が読めてしまうほどの二流映画だし、主演の舟木一夫は本職画が歌手だけあって演技は三流としか言いようがない。もっと他の役者だったら筋は甘くてももう少しましな映画になっただろうという気がしてならない。和泉雅子、山本陽子がまずまずで好感が持てるのだが・・・。映画の途中アニメ制作のシーンが入るが、ドラえもんで人気を博した藤子不二雄の「オバケのQ太郎」、当時は結構な人気だった。なお三宅島はもちろん大噴火前、江島生島事件にも触れているのが注目される。
[DVD(邦画)] 4点(2012-12-31 09:20:39)
7.  雨の中に消えて
1軒の借家で共同生活をする若い3人女性の物語で、主演は吉永小百合。原作は石坂洋次郎で、いかにも青春ものという感じがする。選挙運動のアルバイトをする中盤が非常におもしろい。伊藤雄之助もなかなかだし、弁の立つ高橋英樹がとても良い。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-12-01 10:46:43)
8.  穴(1960)
リアリティありすぎのすばらしい映画、ラストも何とも言えない、実に印象的。あんなにガンガン音を出していたらと思っていたが、それもちゃんと伏線があったんだ。あとでいろいろ調べて見たら、本物の囚人さんの実話だし出演していると知って大変驚いた。よくできているはず。
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-04 20:37:23)
9.  あれが港の灯だ
私が子どもの頃には李承晩ラインというものがあり、ちょくちょく日本の漁船が韓国に拿捕されていた。この映画を見るには、その李承晩ラインについてよく知っておかないと、どういう映画なのか理解しにくいだろうと思うし、当時の日韓関係を知る上でも重要な映画である。 なぜ拿捕されるようになったかは、日韓併合という事実にまでさかのぼらないといけないし、韓国(朝鮮)の人たちがどうして日本を毛嫌いするようになったかをも知る必要がある。 この映画は、在日韓国(朝鮮)人の人たちが登場するが、最近の映画「パッチギ!」とともに、反目し合うことではなく理解することだと教えられる。その中で山村聡演じる漁撈長の態度は大変立派である。 
[DVD(邦画)] 8点(2012-06-29 23:27:49)
10.  赤い天使
戦場では人間が人間でなくなる、これほどまでに強烈な映画はめったにはないだろう。麻酔が不十分なまま手足を切断する場面もとても衝撃的だし、モルヒネの力を借りてでも行わねば正気が保てない極限の状態もわかるような気がする。そして伝染病、それでも退去できない上部の命令、戦争の醜さを否応なく見せられてしまう。そういう極限で性的なことを迫られても、ほんの些細なことにさえ思えるくらいだ。
[DVD(邦画)] 9点(2012-06-24 20:15:34)
11.  ある殺し屋
こういった映画が苦手な私ですら格好良いと思うのだから、好きな人にはたまらないだろうと思う。それほど、渋く、クールで格好良い。ラストの成田三樹夫の台詞には笑った。「色と仕事の・・・」は、雷蔵の受け売りではないか。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-05-18 13:03:48)
12.  アンコ椿は恋の花 《ネタバレ》 
青春映画としてはまずまずのできだと思うし、東洋の魔女の大松監督の「黙って俺についてこい」も時代を反映して良い。 1964年は東京でオリンピックが開かれた年、歌手都はるみが「アンコ椿は恋の花」を歌い、日本レコード大賞新人賞を獲得した。そのヒットによってこの映画は作られたのだろうが、実はもう一つ理由があったのだと思う。 それは1965年1月に起きた伊豆大島の大火災、島の大半が焼けてしまったのだ。そうした中で、島の復興祈念の意味もあったのでは・・・。映画の中でも、島を応援するセレモニーが開かれ、横綱大鵬や巨人の王貞治、長門勇や桑野みゆきらも登場する。 なおアンコ椿のアンコとは「姉こ」が変化したもので、元々は年の上の女性のこと、そしてそれが転じて「島の娘」になったと言われている。 ついでにもう一つ、都はるみが新人賞を得た年のレコード大賞は青山和子の「愛と死を見つめて」で、この映画にも挿入歌として使われている。さらにもう一つおまけ、都はるみが歌のテストに合格したとき、うしろに何と何と11歳の小林幸子(デビューは都はるみと同年)のポスターがあるではないか、大発見!(DVDで再鑑賞) 
[映画館(邦画)] 7点(2012-02-06 23:13:34)
13.  あの胸にもういちど
ただひたすら走るオートバイかと思いきや、回想シーンや幻想、モノローグと飽かせない構成になっている。穏健で節度のある夫と自由で常識にとらわれない情熱的な恋人の対比がよい。オートバイもまた快感と危険の隣り合わせだし、・・・ カメラワークが大変すばらしいのは、元々が撮影監督だということか。歌手マリアンヌ・フェイスフルが主演女優を演じ一躍有名になった。
[映画館(字幕)] 6点(2012-01-26 21:17:36)
14.  アルプスの少女ハイジ(1965) 《ネタバレ》 
映画の始まりが、ハイジが8歳になったときからのスタートというのは、物語をすっきりさせるためにも良いだろう。しかし肝心のクララが歩けるようになる時期と設定を変えてはどうだろう。映画のまとまりはできても、別の物語になってしまうのではなかろうか。アルプスの大自然の描き方はすばらしいが・・・。  
[DVD(字幕)] 5点(2011-12-30 23:43:28)
15.  甘い生活
たくさんの登場人物、つながらないストーリーの中でマストロヤンニだけが出没する。 女優陣はきれいな人ばかりなのに、続けて出てくるのはエマだけで、金持ち娘のマッダレーナもグラマー女優のシルヴィアも引っ込んだらそれっきり、もったいような話。 それにしてもアヌーク・エーメ、アニタ・エクバーグが出ていたところあたりまでおもしろかったが、そのあとはまったくおもしろくないしつまらない。退屈で良さのわからない長い映画の私の代表作だ。
[DVD(字幕)] 3点(2011-11-12 09:13:16)(良:1票)
16.  秋日和 《ネタバレ》 
小津映画の中でも、とりわけ好きな映画。娘の幸せを願う母とその母を気遣う娘、どこにもあるような主題なのに、小津映画となるとひときわ情感がこもってすばらしい。 本人を差し置いたちょっとしたおせかっかいの行き違いなのだが、それが安っぽいコメディやドタバタ劇にならず、情緒ある独特な雰囲気につつまれる。その淡々と進む奥ゆかしさに、アクセントをつけているのが岡田茉莉子の明るく快活な現代っ子ぶり。それで調和がとれ、物語が引き締まる。彼女が三人の中年男たちと対決する(?)シーンや自分の店にすまして案内するところなど心憎い。 娘も母も一緒に片付くかと思いきや母はやはり日本古来の女性だった。
[DVD(邦画)] 8点(2011-09-30 22:23:34)
17.  青い山脈(1963) 《ネタバレ》 
完全なリメイクだが、ずいぶん簡略化されている。映画館では見たのは吉永小百合の方が先で、その後オリジナルを見た。そして比べて見ることによって、最初流れが良く分からなかったところも理解できたと思う。 リメイク版は、女学校を女子高校に置き換えるなどの時代設定を変えることで、現代人にわかりやすくしたものかもしれない。しかしその分だけ戦後の時代を理解しにくくなっている。両方見ることでどうやら溝が埋まった。 リメイク版の芦川いづみは健闘していると思う。何せ相手が原節子なので・・・。しかし吉永小百合はいただけない。浜田光夫も登場してアイドルものに成り下がっている。 年齢的には、吉永小百合が高校生には合っているのだが・・・。 それと有名な「変しい、変しい」の部分がぼけてしまっている。岡本先生も冴えないし、情緒感まるでなし。しかし、北林谷栄の白木先生はオリジナルにないヒット、藤村有弘の田中先生の手紙が生きてきた。 映画の最後もコメディ、どう評価するかは微妙。ついでにオリジナルとリメイクの両方で同じ役を演じたのが三島雅夫、オリジナルの理事長は貫禄不足だったが十数年を経て円熟味が増している。
[映画館(邦画)] 6点(2011-09-21 10:54:36)
18.  雨のしのび逢い 《ネタバレ》 
この映画の原題は「MODERATO CANTABILE」、息子が練習しているディアペリの有名なソナチネ第1楽章につけられた演奏記号である。モデラートとは速度記号の真ん中「普通の速さで」であり、カンタービレは「歌うように」である。 邦題は「普通の速さで歌うように」では味がないと思ったのか、大幅な修正でロマンティックな題にしたのであろう。もちろん風が吹いても雨が降ることはないが・・・。 息子はソナチネを練習しているが、音階練習でわかるように基礎がきちんとできているわけではない。また練習にも嫌気がさしており、ソナチネの演奏にも先生の指導を守っていない。枠に縛られることを拒否しているわけだが、これが母親アンヌの心情の伏線になっている。 アンヌは結婚8年目で子どもにも恵まれ、夫は工場長、何一つ不自由なことがない優雅な生活だ。しかし、それが息子のピアノ練習中に聞いた悲鳴と殺された女性をいとおしむ男(犯人)の姿によって大きな衝撃を受け、「モデラート・カンタービレ」の世界からどんどん外れていくことになる。そして7日目のお客を招いた夜にはその頂点に達する。 この映画のアンヌと恋人は、冒頭の事件の男女とも重なる。事件の男女は殺人で幕が下りるが、アンヌはショーヴァンに言葉で殺されても夫に迎えられて幕となる。そしておそらく再び「モデラート・カンタービレ」の世界に戻っていくことだろう。 この映画はまた背景に流れる音楽が実によい。単純なメロディーだが、すごく印象的だ。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-04 17:15:29)
19.  アイドルを探せ(1963)
シルヴィ・ヴァルタン目当てで鑑賞。当時「アイドルをさがせ」は大ヒットしていたし、彼女はもちろんかわいかった。同名の映画ともなれば、彼女の出演がたとえ4・5分であろうと見る価値があるというもの。 映画はコメディだがそこそこおもしろい。シルヴィ以外の歌手も知っていたらもっと良かったと思うが、どうにか知っていたのはアズナブールだけだった。
[映画館(字幕)] 5点(2011-08-29 07:17:50)
20.  ああ結婚 《ネタバレ》 
若い頃見て今でもよく覚えている映画。ソフィア・ローレンの演技が大変素晴らしく、忘れることができない。 結婚に縛られたくない浮気男マストロヤンニ、彼を一途に愛するけなげさには心打たれる。彼女が娘くらいの若い女性と結婚しようとした時、必死の行動を起こす。それは仮病だったかもしれないが、周囲の者達は皆協力したし、私だって応援しただろう。 映画のラストで彼女が幸せの涙を流すのが大変いじらしかった。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-31 22:49:34)(良:1票)
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