21. 北国の帝王
ボーグナインが憎ったらしい。エアーウルフの気の良いおっさんとは180度違う。北国のくせに暑苦しい男たちの話。 7点(2003-10-09 22:53:15) |
22. キャプテン・マーベル
《ネタバレ》 上映開始でいつものMARVELのロゴが出るオープニングは必見ですので時間厳守。 MUCフェイズ3最後で集大成である『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも参戦し、今後のMCUを担っていく人の1人のようですが、90年代半ばが舞台で当時のネタを入れるなどマーベルらしいユーモアを散りばめてあり悪くはなかったかな。ところどころ後付け感がありましたし、序盤はテンポも良くなかったですけどね。そこら辺と、いままでのMCU作品との整合性を取りつつ若いフューリーとコールソンなど出てくるのはシリーズを見てきた人には嬉しかったんじゃないかと思います。マーベルとフューリーの掛け合いは面白かったし、全く違和感を感じないデジタル処理は凄いなと思いました。その割に猫のCGが雑だった気がしますが。 単独で宇宙空間を飛び回りデカい宇宙船も速攻で破壊しちゃうキャプテン・マーベルはローマ軍団のような毛飾り(マーベルは地毛出し)付きのマスクがハマっててカッコ良かった。最強キャラらしいですけど、格闘でいうと手から出すフォトンブラストというビームばかりであまり新鮮味がなかったのが残念だった。まあエンドゲーム以降は今回出て来たような宇宙人などが相手で宇宙が舞台になるようだし、どうなっていくか見物の新キャラでしたね。 [映画館(字幕)] 6点(2019-03-18 20:13:25) |
23. キングコング: 髑髏島の巨神
《ネタバレ》 地図にも載っていない永久暴風圏に守られた髑髏島。バビル二世やラピュタ的だな、と思ってたら監督は日本のカルチャーや「地獄の黙示録」も大好きなようで他の作品を匂わせるシーンが多かったですね。舞台が1973年だから必然的に似通ってしまうのかな。 今回は怪獣大集合映画のための前振りって感じな作り。事前に大々的に発表しちゃってたし「何か(ゴジラ)」に壊された船の画像もあったから壁画の怪獣たちを見てもテンションは上がらなかったな(相変わらずゴジラは太いしね)。戦略が下手だなと思った。冒頭の米兵vs日本兵もどきのバトルからして萎えた。ゼロ戦乗りが帯刀してるのは譲るとしてもあの形状の日本刀(しかも奇妙な刃の脇差まで)なんか兵士は持たない。日本兵役は日本人に見えないハーフの人だし日本好きならそこら辺もリサーチしてくれよ、と思いましたね。暑苦しい演技でサミュエル・L・ジャクソンがコングと張り合って出てますがいつも通り暴走する役柄でまんま「白鯨」のエイハブ船長だったのはいいけど、命をかけた奴がアッサリやられたりセリフの途中でやられたりの演出は飽きたのであの最後も笑えなかったな。巨大生物が闊歩している世界はワクワク感はあったけど、ラスボスがスカル・クローラーというトカゲもどきでどビジュアルも能力も小物感が凄かった。アレに現コングの両親がやられたのだったらvsゴジラは話にならないんじゃないかな。まぁ成長期とフォローを入れてたけど人知を超えた存在だらけの島なんだから、もっと強烈な敵を出してコングの強さを印象付けて欲しかった。まぁ地底世界の怪獣に期待します。 [映画館(字幕)] 6点(2017-04-04 00:31:39) |
24. 寄生獣
《ネタバレ》 原作既読。主要キャラは申し分のない配役なのでそれぞれのイメージは悪くはないモノの、自慢げに関係者が語っているVFXは予想通りのお粗末さだし、序盤からかなり駆け足で進行し原作のエピソードを改変改悪してぶっ込んできている。導入部や乗っ取られた母親とのシーンはもっと尺を取って細かく演出して欲しかったし分かりにくいので、未読の方は原作を一読するのをお勧めしますね。 既読者であれば誰もがイメージと違うと思った阿部サダヲは、起用発表を見て思っていた通りの愛嬌ある感情豊かな喋りでゲンナリしました。が、首を飛ばされ乗っ取られているはずの母親のアレを見る限り、この監督的には『母性』を重視しているようなので凄惨なシーンの多い本作を緩和するのに狙い通りの起用だったんでしょう。もともと異質な存在ではありますが、『母性』によりさらに他のパラサイトとは別に変化していく田宮良子というキャラクターはもの凄く魅力的な存在。テーマは複数ありますが、二部作とPG12と縛りの多い中ではそういう判断でもいいのかもしれませんね。 島田を仕留めるのが無意味でカッコつけただけの弓矢に改変していたり、シンイチを追って盗撮している誰かがミギーを撮っていても全く動揺していなかったり、最後に出て来た後藤が薄切りの人肉ステーキをモグモグした後に「ペッ」と吐き出したどう見ても収まらないだろと言いたくなるイヤリングなど、センスの無いシーンも多かったですが、上手く改変したなと思えるのがパラサイトが海から来たという設定。生命の母といわれる海から来たパラサイト。人間粛清のために地球から送られてきた?というのは良い変更。寄生獣は誰なのか?がより明確になっている。まあだいぶ緩和されてますが次の完結編でどう落とすのか楽しみです。 [映画館(邦画)] 6点(2014-11-29 19:18:22) |
25. CASSHERN
《ネタバレ》 退廃的な世界観と映像のセンスは、目を瞠るものがあった。アメリカではMTV出身の監督が多数いますが、フォトグラファーからプロモの監督もやっている旦那のセンスは流石だなと(嫁のプロモのtravelingと同系に見えますけどね)。出演者は大体よかったですが、及川は特にイイ味出してた。今後は役者のみにしとけと。中ボスは中途半端だったかな。話的にはテーマを詰め込みすぎていて、まとめ切れなかった感がありますが、初監督作だし及第点は挙げられるでしょう。ぶっちゃけ、予告編だけなら10点ですけど。 6点(2004-04-27 20:42:57) |
26. キングコング(1976)
ラストが寂しいね。 6点(2003-10-22 01:01:31) |
27. 菊次郎の夏
おっさんの夏休み。らっきょに笑いました。 6点(2003-09-12 20:58:36) |
28. キングスマン
《ネタバレ》 予告編が面白く出来ていて『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督最新作ということで、かなり期待をもっていました。「マナーが人間を作る」をモットーに高級スーツ店を拠点にする諜報組織キングスマン。古き良きスパイ映画を思わせる紳士然とした佇まいから繰り出されるスマートかつエグいアクション、扱う武器は紳士の小物アイテム風なスパイの七つ道具。往年のスパイ映画をスタイリッシュにカヴァーした作りでなかなかカッコいいですね。コリン・ファースは伊藤俊人に見えてしょうがなかったですが60年代英国紳士風でキマってました。 敵は無料で通話やインターネットを利用できるSIMカードをバラ撒き、それを利用した装置で理性を失わせ互いに争い殺し合い人類を滅ぼそうとするIT長者のエコテロリスト。良い人だけど極端でバカっぽいサミュエル・L・ジャクソンは存在感たっぷりだったし、その片腕ガゼルは義足の陸上選手のようなモノを装備していてキャラも立ってて相手に不足なかった。 ただ、いつも余裕綽々だった諜報部員ハリーはその相手に薬を盛られ気が付かない上にアッサリと居場所がバレるわ、その装置に踊らされ米国の某教団そのままの人たちをスパイ仕込みの殺人フルコースで片づけてしまうわで、一流のエージェントと思えないお粗末さで釈然としないですね。あまりにもブラックすぎるのもありますが、何の落ち度もない(不快な教団の信者だけど一切描写はないし)一般市民へのいきなりの虐殺と場にそぐわない音楽にもテンションダダ下がりでした。「それはやるなよ?」というコトをやってしまうある種お笑いのようなモンですが倫理観や道義的に外れてる気がする。イギリス映画だからアメリカを笑ってるんだろうけど、どうもノレなかったですね。その挙句に殺され、以後まったく姿を現さないのも大きくガッカリしました。ある日突然的にスカウトされたエグジーも良いキャラをしてたので、彼の成長を影から見守り最後にはフォローする流れが見たかったですね。全体的に悪くないんだけどその2点だけどうにかして欲しかったな。 [映画館(字幕)] 5点(2015-09-11 23:50:18)(良:1票) |
29. 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛
《ネタバレ》 相変わらず端折りが酷く場面展開が早いので置いて行かれる人多数だろうな。時間短いよ。新画もシーンの選択理由がわからん。名台詞も無かったりいろいろと変更されてますが、あのラストだとΖΖの立場は?みたいなモンはありますねぇ。愛と生命を感じられて良いかも知れませんが安易かな。愛でアッチに行かずにすんだカミーユの今後が気になります。新訳ΖΖなり、新訳逆シャアなり責任とって作れ富野。エンディングの曲、詩は良いが劇場版で過去最悪。せっかくなんだからバラードで〆てよ。ハマーンとヤザンはカッコ良かった。 [映画館(邦画)] 5点(2006-03-07 18:47:58) |
30. 機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者
《ネタバレ》 ファーストと比べると上映時間の短さはなんなんだろうか?劇場の回転を考えたのなら残念だ。物語を端折り過ぎている為、知らない人には理解出来ないだろう。まぁ気になった人はテレビ版を見て補完してください。 いろいろと部分的に変更されており特に、ロザミア「捕まえた」 クワトロ「こちらもな」にはちょっと鳥肌もんでした。ガッカリしたところもありましたけど。オリジナルからの声優変更は声優さんの体調が悪いのならしょうがないけど理解出来ないな。富野監督によるとラストもテレビ版と異なっているとか。正直怖い。 [映画館(字幕)] 5点(2005-05-29 00:08:54) |
31. キングダム・オブ・ヘブン
オーランド・ブルームは主役を張るにはまだ到っていないかな。重厚な物語だが一部展開が早く分かりづらいところがある。本来の姿らしい、ディレクターズカット版(3時間40分だとか)を観たい。中東やイスラム関係は日本ではあまり良い印象は無いですが、スコット監督は上手く娯楽風に作りましたね。 [映画館(字幕)] 5点(2005-05-16 23:01:39) |
32. キル・ビル Vol.1(日本版)
カルト的作品な位置付けっぽいのに、宣伝の量が凄い。CMで騙される気がする。映画館数が多いからそこそこ興行収入は出そうだけど、ヤバイと思う。自らが愛してやまない映画、音楽などのテイスト満載なマニア向け作品。タラは「どうだ!」という感じだろうけど、しょっぱかった。あんまり映画見ない人が行ったらどう思うんだろ。片言の日本語は無理しなくても・・・という感じ。ブッタ斬りはお腹イッパイ、やり過ぎで飽きる。栗山千明のキャラがいなかったら、さらに点数は低い。大葉健二が出ていて嬉しかったけど。vol.2に期待したいけど、どうでしょうね。「深作欣司に捧げる」というクレジットが日本だけなのは、偽善者というか商売がうまいと感じてしまうな。 5点(2003-10-30 23:44:41) |
33. 機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光
上手くまとめられなかった印象。これ見た人はビデオシリーズで見直した方がいいです。 5点(2003-10-18 16:58:03) |
34. 銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー
零士の行き当たりばったり癖が出たせいで、作られた作品。 5点(2003-10-13 02:44:24) |
35. キリング・ミー・ソフトリー
予告編は良さそうだったんだけど・・・ 5点(2003-10-13 01:14:49) |
36. キャット・ピープル(1982)
ナスターシャ・キンスキーが綺麗 5点(2003-09-30 02:26:47) |
37. キック・アス ジャスティス・フォーエバー
《ネタバレ》 前作のヒット・ガールのインパクトを期待して観てしまうのは仕方が無いとはいえ、ティーンエイジャーの悩みや葛藤などヒーロー物にありがちな普通な話になっちゃって残念だなという感じ。軍団抗争に発展するも企画倒れみたいなもんだし、中学生並みのネーミング・センスで多くのキャラが出てくるのは悪くないけど、キャラが立ってたのは大佐くらいかな。最後にヒット・ガールとやり合うマザー・ロシアなんかはビルドアップした神取忍にしか見えなかったが、アレだけヒット・ガールがフルボッコされて、どんだけバイオレンスな逆襲をしてくれるのかと思ったら、ネタ振りしてたアレを使ってサクっ!サクっ!てやるだけでアッサリしててカタルシスが無い。疎外感を感じたとはいえ敵側に入りキック・アスを売ったアス・キッカーの扱いとか、他も色々と盛り上げ方も落ちもイマイチで消化不良でした。あ、ジョージ・A・ロメロの『ランド・オブ・ザ・デッド』に出てくるチョロが割と良い役(?)で出てたけど最後は可哀想だったな。 [映画館(字幕)] 4点(2014-02-23 18:04:20)(良:1票) |
38. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
《ネタバレ》 原作のアメコミは読んだ事がありませんが、キャラクターは知っている、という程度。 予告編は物凄く期待できる内容でワクワクしたんですが、敵も弱いしどうもダイジェスト風味な場面展開が多く盛り上がりに欠けましたね。血清で強くなるまでは面白く感じましたが、親友はあっさり無駄死にするし、戦闘も時々思い出したように敵を吹っ飛ばすだけで見せ方もストーリーもイマイチ。知恵と勇気と献身的な正義の心を持ったヒーローってのは分るけど、映画の中の断片的なエピソードだけでは弱く、キャプテン(=リーダー)としてのカリスマ性もそれほど感じず心に響かない。やっぱ他のヒーローたちとは比べたら普通の人レベルだし、アベンジャーズには入れない方がいいとしか思えなかった。 マーベルのお約束的な上映後のアレの方が本編より「おおっ!」と思わせちゃ不味いでしょう。まぁアレだけの面子が揃ってたら誰でもテンション上がると思いますけど。 [映画館(字幕)] 4点(2011-10-21 22:11:53)(良:1票) |
39. 機動戦士ZガンダムII 恋人たち
《ネタバレ》 前作に引き続きストーリーの流れをぶった切っているので難解と言うか分かり辛い。エピソードを入れているだけで出だしがなかったり、真ん中がなかったり、終わりがなかったり…。散り際まで切られてて初見の人にはどうなったんだか理解できないでしょう。おまけに一連の流れの中で新画と旧画が頻繁に入れ替わるため、相変わらず非常に観づらい。せっかくの劇場作なんだから新画を入れる所を吟味して欲しかったなぁ。この取って付けた様な副題は合ってない。これを付けるならもっと話を絞ってやってくれと。冨野監督は終わりよければなんとやら、を狙ってるのだろうか? 良かったのはハマーン・カラーのアレだけ。 [映画館(字幕)] 4点(2005-11-01 00:50:04) |
40. キル・ビル Vol.2
《ネタバレ》 まぁ、よくここまで好き勝手に撮れたなぁ。今回も香港テイスト、イタリアンありで、タラはこの2本に大満足なんでしょうね。結局、ちょっとスケールの大きい男と女の痴話げんかって感じ。バドはブライドをあっさりし止めるのを見て、腐っても元一流の殺し屋を認識させたけど、あっさり殺されてガッカリ。エルにあげた飲み物の氷に毒を盛ってあって、解毒薬ネタでなにかするのかなぁと思ったんですが、エルの方が上手だっただけ?パイ・メイも毒くらい、香りや風味で感付いてもいいいいと思うんですけどね。タラお得意の能書き合戦も、長くて飽き飽きして退屈だった。今回は私には合いませんでした。ユマの老け具合と、ダリル・ハンナの相変わらずな美しさが対照的。ユマの方が10歳くらい若いはずなんですが…。で、本名を隠していた意味はなんなんでしょう? 4点(2004-04-27 20:47:37) |