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1.  君たちはどう生きるか(2023)
先ず、言っておきたい事がある。宮崎駿て名前だけで持ち上げられてる作品だ! 近くの映画館の無料ポイントが溜まってたから利用して見てきたけど予想通り、いやいや、予想を遥かに超えたつまらなさ。 やはり、宮崎駿監督は風立ちぬで引退するべきでした。いや、違う。もっと早く引退しておけばここまで多くの映画ファンに叩かれる事はなかった筈。宮崎駿作品で評価できるのは紅の豚が最後で、もののけ姫以降はただ単に説教臭い台詞、監督の自己満足作品ばかりで子供も大人も誰もが楽しめる作品を撮るつもりは無いようにしか感じない。千と千尋で海外の人からも認められた。それまでの功績に対する評価を与えられたことで、引退したくてもまだ引退できない状況になったと感じるのだ。 かつてのワクワクできるストーリーがこの作品にはないし、魅力のある人物もいない。分からない。つまらない物はつまらないと素直に言いたいぐらい、何がしたいのか?宮崎駿てブランドが無ければこの作品はヒットはしてないだろうし、海外の人からも評価されてないはず。 このつまらない作品を宮崎駿だからていう理由だけで、持ち上げるような事を私はしたくない。 駄目な物は駄目!つまらない物はつまらないし、改めてアカデミー賞は何の参考にもならない事を知ることになりました。
[映画館(邦画)] 0点(2024-03-16 22:17:33)(笑:3票) (良:2票)
2.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
キングコングが暴れまくる。そりゃそうでしょ! 自分の家を後からやってきた人間達にやりたい放題、ミサイル撃ち込まれたりすればキングコングじゃなくても怒るのは無理もない。そんなキングコングがとにかく暴れる。人間達の勝手は許さないぞとばかりに暴れる。それでこそキングコングだ。 キングコングなんだから、怪獣映画なんだからあくまでも主役はキングコングなんだよ。日本の誰かさんが作ったみたいに誰が主役なんだ?みたいな作りになってないのが良い。下手なお涙頂戴も無ければ無駄な説明も無いし、長いだけの会議も無いから楽しめる。キングコングが何故、怒るかを説明する髭ずらの男が昔、全日本プロレスを主戦場にジャイアント馬場と死闘を繰り広げていたハーリー・レイスというレスラーに何となく似ている。解る人は解るけど、解らない人はこいつ、何言ってるんだ?てなるだろうけど、あのおっさんがハーリー・レイスならやっぱりキングコングはブルーザー・ブロディだろ。だとすると、映画の終盤でキングコングと戦うトカゲみたいな怪獣は誰かな? おっと、話がそれてる。自分の家、住処を散々な目にされて怒りまくるキングコングが次々とヘリに乗り、攻撃を仕掛けてくる身勝手な人間達を倒していく。キングコングは何も悪くない。悪いのはあくまでも人間達だ。キングコングの凄まじいまでの暴れぷりを見て、興奮するそういう作品です。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-02-10 18:15:44)(笑:4票) (良:1票)
3.  君も出世ができる 《ネタバレ》 
やっと見ること出来た。以前、CSで放送して録画してると言う親戚から借りて見たけど、フランキー堺が最初に筋トレしながら歌いながら出てくる所からノリノリで、そんなフランキー堺の魅力で通す映画て気がする。出世できる〜できる〜と歌うフランキー堺、フランキー堺に釣られる様に社長の見送り、お迎え、社長が戻ってからのミュージカルシーンで一斉に踊り出す会社の人達、良きハリウッド映画のミュージカル映画を見てるような気持ちになります。アメリカでは〜アメリカでは〜て、アメリカ人が見たらどう思うのか気になります。アメリカ人は本当にコカコーラで顔洗うのか?高島忠夫の歌も初めて聞いた気がする。アメリカ人を沢山乗せた観光バスでのやりとり、高島忠夫がアメリカの観光客2人に英語でサービスは無料と説明するも、社長の娘からは良い気にはされなかったり、何度も名前を間違えて言われたりとちょっと気の毒だけど、シャワー浴びてる最中に電話で呼び出されたり、しかも、そのままで良いからて言われた後のやり取りの楽しさや作品全体に漂うどうにでもなるみたいな雰囲気もこの映画の魅力です。最後までアメリカでは〜て頭から離れなくなってしまいます。日本ミュージカルながらハリウッド映画でも見てるんじゃないかて錯覚になるぐらい陽気です。フランキー堺の風邪引いた時の様な声の出し方がお相撲さんみたいで笑える。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-02-18 19:01:44)
4.  喜劇 とんかつ一代
タイトルにもあるようにいきなり豚の映像を大きく見せて強烈なほどの印象を植え付ける。川島雄三監督らしい始まり方に自然と画面の中へと引きずり込まれていく。とんかつをネタとして、一本の映画を撮ってしまうなんて流石です。森繁久彌、フランキー堺に加東大介、そして、三木のり平とまるで「社長シリーズ」に「駅前シリーズ」のような面々が繰り広げるギャグの数々、特に三木のり平のクロレラの研究者の凄さ、やはり三木のり平、もしかしたら日本映画史上で最も笑える人物ではないかと思うぐらい凄い。他にも川島雄三監督作品の常連と言って良いメンバー達のとんかつととんかつ屋の経営を巡る駆け引き、川島雄三監督らしいテンポの良さで飽きることなく観れる。それにしてもこの作品の団令子の色気は一体?これまた川島雄三監督らしい人間の描き方、また一つ川島雄三監督作品で面白い映画を観た気がする。 頼むからこの作品も「人も歩けば」「とんかつ大将」同様、DVD化してくれ~!森繁久彌のあの歌、CDあるのかな?あったら欲しい。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2021-02-15 18:48:07)(良:1票)
5.  キッド(1921)
チャップリンの映画、特に長編物は全てDVD-BOXで集めたいと思い買いました。そのぐらい大好きなチャップリン映画の記念すべき長編映画第1作にあたるこの映画、正しくチャップリンならではの愛と優しさに満ち溢れた傑作中の傑作です。(最もチャップリン映画はどれも傑作ですけど)そんなこの映画、とにかく少ない字幕と動きだけで何もかも伝わってきます。チャップリンならではの優しさがにじみ出ている。それと、子役のジャッキー・クーガン、文句なしの可愛さです。とにかくチャップリンの良い面が全て出ている作品として文句なしの満点です。
[DVD(字幕)] 10点(2021-02-08 18:49:26)(良:1票)
6.  キートンのカメラマン 《ネタバレ》 
いやあ~キートン!素晴らしい!ここまで感情移入できるドタバタコメディなんて、そう滅多にあるものじゃないです。チャップリン映画を観ているような感覚にキートンの映画も観ているとなったりして、とにかく大いに笑わせるだけ笑わせておいて最後は感動!感動なんてもんじゃなくて、大感動でした。カメラマンに扮したキートンが一人の女性に恋をして、そして、またそんな女性の為にと活躍するキートン、プールでの飛び込み、その後の履いていた海水パンツが脱げてしまいおどおどするキートン、街では中国人マフィアの抗争に巻き込まれながらカメラを回すキートン、だが、肝心なカメラにフィルムを入れ忘れ上司に叱られるキートン、自分のミスで会社を辞めることになってしまい自殺しようとした女性を助けだすキートンも全てが愛しくてたまらない。そして、そして、最後は見事な終わり方!キートンの映画の中でも一、ニを争うぐらい切なくてほろ苦いけど、感動出来たこの作品、文句なしに大好きな作品となりました。
[DVD(字幕)] 10点(2021-01-31 20:45:29)(良:1票)
7.  キートンの警官騒動 《ネタバレ》 
キートンがプロポーズした女性にあなたが大物実業家にならないうちは結婚できないわて言われたあと、大男と遭遇した後のやり取りが笑える。財布の中だけ抜き取り、それを知った男が戻って来るも、既にキートンの姿はなし!くすねたお金を結局は詐欺に取られるという何とも惨めなキートン、終盤の警官達との攻防がスリリングで面白い。ハシゴを使ってのキートンのアクションシーンには毎度の事ながら感心させられると共にキートンの映画を見る度にキートンのアクション、ギャグはジャッキー・チェンやドリフターズのメンバーのコントに大きな影響を与えている筈だと思わずにはいられない。この作品、見事に大勢の警官から逃げ切り、女性とも上手く結ばれてハッピーエンドをと思わせてそうならないという見事なオチまで見せてくれる。そういう意味でもキートンらしい作品です。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-01-31 20:34:08)(良:1票)
8.  キートンのマイホーム(文化生活一週間)
バスター・キートン!凄すぎる。もう、どうして?なんでこんなにも面白くて、本当に笑えて、泣ける。それもたった20分ほどの作品の中でこんなにも素晴らしいアイデアで笑わせてくれる。素晴らしすぎて、涙出てきました。出来上がった家を見た途端、大爆笑し、そんな家がくるくると回転する所のあの凄さ、笑いすぎて、涙が出来ました。はっきり言ってこの時代の今みたいにCGなんて無い時代にこれだけの凄い内容の作品で徹底した笑いを提供してくれたキートン!あなたもチャップリン同様、偉大な喜劇役者であり、そして監督でもある。文句なしに大好きな一本となりました。よって、当然の如く、10点満点です。最後にもう少しだけ言わせて貰いたい。キートンの映画もチャップリン映画同様、全部DVD化してくれーーーー!
[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-01-24 18:31:13)
9.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 
特殊技術が何でも可能な今とは違って、ひとコマひとコマの動き、CGではない手作りによるキングコングの怖さ、モノクロであるから余計に怖い。そんなキングコングが人間の女性を好きになる刹那さ、目の前で恐竜に殺られそうになる惚れた女性アンを助けようとする。剥いだアンの服の臭いを嗅ぐキングコング、人間達の身勝手な行動の前に大暴れし、見世物扱いの上の悲劇的な結末にこの映画は単なる怪獣映画というより、人間が如何に自分勝手な生き物かという物語ってる映画であり、そういう意味でもこの映画からは物凄いメッセージみたいな物が伝わってきます。単なる怪獣映画の枠を超えた素晴らしい映画だ!
[DVD(字幕)] 9点(2021-01-17 14:10:36)
10.  君と別れて 《ネタバレ》 
何と切ない別れの映画だ!この映画は何と言っても水久保澄子演じる照菊のものだ。彼女が見せる眼の演技、表情、仕草と、どれを取っても画面に釘付けになってしまい、一瞬足りとも、目が離せません。とにかく美しさと可愛さの両方を持ち合わせていて、それだけであっという間の1時間が過ぎてしまいました。もう、何度でも言いたい。言わせてください。水久保澄子、水久保澄子、水久保澄子、義雄の為に身体を張って不良達に刺され、病院のベッドの上から義雄を見る眼、美しい瞳、その全てが美しい。ラストの駅の別れのシーンの切なさ、余りにも切ない別れだが、見終わった後、水久保澄子にもう一度、会いたくてまた最初から見てしまいました。映画の初めの方で出てくる中山競馬の本を見て、今年もそろそろそんな季節か!メジロパーマーの逃亡劇以来、一度も当ててない有馬記念、いつになったら私の連敗は止まるのだろう?色んな意味でこの映画は切ない。そして、久しぶりに観る成瀬巳喜男監督作品、しかも、サイレント映画の成瀬映画は私にとっては凄く新鮮!久しぶりの成瀬映画も、相変わらず素晴らしくてこの監督は私にとって少なくとも日本映画の5人に入る好きな監督である。
[インターネット(邦画)] 9点(2020-11-20 19:59:25)(良:1票)
11.  恐怖の報酬【オリジナル完全版】 《ネタバレ》 
この映画の最大の見せ場である橋を渡るトラックが揺れる。凄い量の雨、風に揺れる橋、昨今の映画だと全てCGで処理してしまうだろうけど、そうしない映像表現の凄さ、これを見るだけでも大きなスクリーン、映画館で観る価値十分です。森からの脱出シーンの迫力も十分です。一本の映画としてもよく出来ている。ただ、個人的感想を言わせてもらうと、クルーゾー版の方が好きです。あのモノクロの映像からの不気味さ、怖さには敵いません。フリードキン版は見てるけどクルーゾー版は見た事が無い方にもこの作品を切っ掛けにクルーゾー版の方も見てもらえたらクルーゾー版ファンとしては嬉しい。
[映画館(字幕)] 7点(2019-01-09 18:25:54)
12.  キングコングの逆襲 《ネタバレ》 
キングコングが恐竜と戦ってるシーンの看護婦スーザンの眼差し、手の平に乗せられてるスーザンのねえ、離してよ!キングコングが手から離す気持ちは男なら解り過ぎる。揺らさないでと言われ、スーザンの願いを受け入れるキングコング、私を連れてかないで、やめてよ!ねえ!何だかエッチなビデオでも観ている様な不思議な気持ちにさせられる。キングコングが怪獣だけど人間的、しかも男らしい優しさにキングコングが好きになられずにはいられなくなる。あんな悩ましい姿の看護婦なら私も一度で良いから手の中で握り締めたくなります。マダムとドクターフーのやり取りも面白い。確かに昨今の怪獣映画に比べたらスケール感は無いかもしれない。それを補う俳優陣の魅力と会話を楽しむ作品として見る作品です。それにしてもやっぱり、あの看護婦ですよ。私がもしも、キングゴングだったら同じようなやめてよと言われたらやめるし、逃がしてよと言われたら逃がします。終盤の東京タワーでのゴング同士の攻防、ドクターフーを裏切るマダムピラニア、ドクターフーの仲間の一人にウルトラマンを演じる俳優も居て、ウルトラマンに変身して助けに来るのではないか?なんて想像してしまったり、色々楽しませる為の仕掛けがあちらこちらでもあります。がんばれ!スーザンの為にキングコング!最後までキングコングを応援して観ました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-06-23 18:37:47)(良:2票)
13.  喜劇 初詣列車 《ネタバレ》 
私事ではありますが一年の最初に見る映画は寅さんと決めて長い事、実行している。今年も年明けからほぼ毎日寅さんきり見ている。そこで寅さん以外の渥美清作品を見ようという訳で選んだのがこの作品です。この渥美清主演による列車シリーズの最後の作品を見て感じた事は渥美清という俳優は存在そのものが喜劇的であり、しゃべり出した瞬間に咄家(落語家)の様な面白さで、これ程話しの面白い映画俳優は他にいない。渥美清の面白さという意味では面白い映画ではあるし、偶然、出会った(再会した)幼なじみの弟を探して、更正させるという何だか寅さんでも似た話があるものの何か違う。私の求めている渥美清作品とは異なるのだ。渥美清が可笑しく、微笑ましいものの違和感だらけのスーツ姿にカツラに長髪とそればかり気になって仕方ない。最後にもう少し言わせてもらうと寅さんきり見た後に見ると笑いという意味でも雑な感じもするし、渥美清という俳優にしかない粋な笑い、要するに笑いの中にも泣ける要素が無いのも寅さんと比べると弱い。その辺が寅さんシリーズの様な国民的作品にならなかった要因だと思う。このシリーズ三作品全てを見て、佐久間良子の美しさに寅さんシリーズでのマドンナが見たかったという想いが一層強くなり、この作品で写し出される列車が急行さくらというのも、寅さんを意識せずにはいられません。
[DVD(邦画)] 6点(2017-01-07 20:42:13)
14.  銀蝶渡り鳥
梶芽衣子主演による任侠映画である今作品、何となく藤純子主演の任侠シリーズ「緋牡丹博徒」に似た雰囲気を感じる作品になっている。かなり意識した感じが色んな所で見られる。藤純子と共通する格好良い啖呵、振る舞い等、男が惚れる女の姿が最初から最後まで見る事が出来る。新鮮味という意味では欠けるし、悪役の凄味、迫力もそれまで多く撮られてきた任侠映画に比べると弱さもある。そんな弱さを感じながらも見る事が出来たのは梶芽衣子の色気、格好良さあればこそだ。二番煎じみたいな感じがあるからか?緋牡丹シリーズの様にシリーズ化もされず、見ている人も少ないと思われ、そういう意味で不幸な作品です。
[DVD(邦画)] 7点(2016-10-13 21:06:47)
15.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
まずは最初に、舐めてました。評判が良いけど本当?ぐらいにしか思ってませんでした。たまっているポイントで無料で見て来たけど、もう一度観たい。必ずもう一度見に行く。そのぐらい良かった。何が良い?て言われると、夢の中で入れ替わってしまった二人が面白い。そして面白いだけで終わらない刹那さ、前半のコミカルな展開から後半の想像もしてなかった重苦しく、刹那い物語に心を引き裂かれる思いがしました。この作品の凄い所は時間軸の描かれ方、一つの事故、それをどのようにして防ぐか?とても考えられない様な方法での信じられない展開の前にこれは、アニメだからこそ可能な方法で見せる事に成功しています。あんなの実際にやったら、大問題です。所で中身は瀧だけど身体、見た目は三葉になって何度もおっぱいを揉む瀧の気持ちは同じ男として痛い程、解り過ぎて、凄く、刹那い。そういう刹那さを深め、色んな意味でこの作品は刹那さいっぱいの作品です。
[映画館(邦画)] 9点(2016-08-27 16:18:44)
16.  木を植えた男
一つの事をずっと信じ続けてひたすら木を植え続けた老人の姿が感動的に描かれてる。まるで本当に目の前で木が生えててくるように迫り来る美しさと力強さが感じられるのが凄い。アニメーションならではの表現力が見事なまでに描かれてる。一つ一つとにかく丁寧に描かれてるからこそ伝わってくる自然を大切にしようではないかという力強いメッセージを感じる事ができます。面白いとかいうよりも素晴らしい映像と力強いメッセージを受けて感動する内容の作品です。
[DVD(吹替)] 9点(2014-06-24 19:31:42)
17.  喜劇 一発勝負 《ネタバレ》 
始まって直ぐに親子の喧嘩、出ていけ!の父親の声に出て行く息子と何だかまるで寅さんみたいだけど、寅さんみたいな感動的な作品にはなってなくて、山田洋次監督がどれほど落語が好きなのかを伝えて見せてる作品という意味では寅さんみたいだし、酒の飲み過ぎで死んだていうのと棺桶の下り、行き帰りびっくりさせる下りなんかまるで付き馬て落語そのままです。主人公のキャラクターが寅さんに似てるようでまるで違うし、作品的にもブラックジョークが強過ぎるので寅さんのようには受け入れずらい部分がある。色んな落語ネタ満載で落語好きにはそれはそれで楽しめはしたけど山田洋次監督作品なんだけど主人公の父親が加東大介だったり、ナレーションが三島雅夫だったりて何だか成瀬映画みたいにも思えたりもする。あと寅さんとの決定的違いはハナ肇に渥美清を期待してはならないのと渥美清の背中で泣かせる姿と言葉のトーンで笑わせて泣かせるものがないので感動的要素を求めて見てはならない。あくまでも寅さんとは別物として見る映画である。  
[DVD(邦画)] 6点(2013-11-03 09:02:30)(良:1票)
18.  希望の降る街 《ネタバレ》 
ケイリー・グランドってこう、怪しい役が本当に似合う。善人なんだか悪人なんだかで毎回のように女たらしである。脱獄してきた男と教授との奇妙な出会いから始まるサスペンス的ハラハラと笑える場面を散りばめて飽きさせない。新聞の顔に脱獄犯であるディルグの写真を見ての三人の場面が可笑しい。教授との和解の過程にしても成る程と思わせる後味の良さも感じられる映画として楽しく見ることが出来た。  
[DVD(字幕)] 8点(2013-06-15 11:53:08)
19.  喜劇 爬虫類 《ネタバレ》 
渥美清と小沢昭一共演が見たくなり借りてきた。寅さん以外で何かないかな?て思って選んだのが今作品。冒頭のストリップ劇場での渥美清のナレーションは俳優渥美清が映画俳優になる以前に実際ストリップ劇場で働いていた経験からなるものなのか?渥美清の元がここにあるようにも思えてならない。また今作品で共演の西村晃を見ると二人が共演した「拝啓天皇陛下様」を思わずにはいられなくなる。但、全体的にテンポが悪く、ギャグも冴えない。渥美清と西村晃が共に薬屋さんに行く場面での「人間にも効くの」だっけ?みたいな会話は笑えたけどもっともっとはじける笑いが欲しかった。また期待していた小沢昭一も今ひとつ。相変わらず出てくるだけでその怪しい魅力はあるし、小沢昭一そのものは面白いのに話そのものが今ひとつ。渥美清と西村晃に小沢昭一、更に伴淳三郎と凄い顔ぶれが繰り出す会話と演技合戦を見てるだけで普通に楽しめはする。それだけに何とも中途半端な感じの作品になってしまってる。最後にもう少し!渥美清は帽子の被り方も洋服の着方も後の寅さんみたいで格好良く、しゃべりも面白い。この映画は後の寅さんを彷彿させる映画として見ればそう悪い点数は付けらんないから6点として、7点以上かと言われるとキャスティングが魅力的なだけにやはりこの点数が限界かな。  
[DVD(邦画)] 6点(2012-12-13 20:34:18)
20.  禁断の惑星 《ネタバレ》 
いやあ、確かに「禁断の惑星」だ!地球上ではあんな短いスカートで男の嘘に騙され、キスされたり、抱きつかれたりする場面なんてそうは考えられない。ミニスカ姿で馬鹿な男どもの要求?いや、欲求と言う方が正しいかもしれない?この惑星ではキスすることが習慣であるとばかり騙されて男達とキスするアン・フランシス演じる若い美女、それを見て、何だか良いなあ!怖いけどあんなミニスカ姿の美女とキスできたり、抱き合っても文句の1つも言われないのなら一度ぐらいは行ってみたい。なんてお馬鹿な妄想を描きたてられる。男が男らしくある為の教育的な映画という見方も間違ってない?いや、それは絶対にお前がおかしいという答えが返ってきそうで怖い。怖いと言えばとにかくこの映画不気味です。音楽が物凄く恐い。恐怖という意味で考えればイドの怪物もその登場シーンの見せ方の不気味さ、恐さ、SF映画としてもホラー映画としても見られる映画になっている。それにしてもやっぱり羨ましい。この映画というよりこの惑星の男達はスケベの固まりである。そんなスケベだらけの男と女、更にロボット、怪物、映像的には古臭いけど、昨今のCGだけが売りのような大作にはない人間ドラマ的なものと手作り感によって感じられる映画製作というものの有り方についても考えさせられる。
[DVD(字幕)] 8点(2012-02-28 21:36:23)(良:2票)
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