1. グエムル/漢江の怪物
《ネタバレ》 ありがちなモンスターパニックといえるのは最初だけで、物語は怪物VS家族・社会風刺を含みながら怪物VS社会VS家族と進んでいくのだが、何か変。いきなりの怪物登場で犠牲者が大勢でて、娘も連れ去られるのだがなぜか笑わせる。変にコミカルなおもしろ家族を印象付ける。まあそんなおもしろ家族だからシリアスな場面をよりソリッドにしてくれるのだけど。あ、これは言い過ぎた。そのコミカルさ故に緊張感を欠き、怪物の怖さを打ち消してしまっているので。それはそうと、二世代に渡り母親不在の中、どうしても女性器にしか見えない形状の怪物が、娘を殺さず連れ去ったのは、母性的な何かあるのかと期待したのだけど、どうもそういう訳でもなかったな。母性は娘さんが見せてくれたので、怪物は知らぬ存在である母に対する畏怖の具現化とでも思えばいいのだろうか。突っ込みどころはたくさんあると思うけど、ラストで、娘への愛情だけは強かったがバカでポンコツな父親が、ここぞの意地で復讐を遂げた後に見せた哀しげな表情に、こまけーこたーいいんだよとなぜか納得させられてしまう。笑って(笑っていいのかはわからないが)泣けるエンターテイメントで、単純にハッピーエンドとしないのも好み。 [インターネット(字幕)] 9点(2011-06-13 06:46:06)(良:1票) |
2. グラン・トリノ
胸が苦しくなるというかソワソワするというか。もうわかったからこれ以上俺の心を乱さないでっていう。 [DVD(吹替)] 8点(2010-12-18 18:41:24) |
3. クラッシュ(2004)
アメリカが抱える社会問題を描く群像劇、とても重いが希望はある。何度も観たくなる良作。 [DVD(字幕)] 8点(2010-12-14 01:29:57) |
4. クワイエットルームにようこそ
内田有紀の背中、くびれ、きゅっと細くて、抱きしめたい [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-23 20:09:09) |
5. クリミナル
《ネタバレ》 路地裏で震える野良犬のようなジョン・C・ライリーの目。なんか可哀想に思えてくる。そんなにみんなでイジメないでよ。野良犬は生きるために吼えるんだぜ。 [DVD(吹替)] 6点(2011-03-07 15:31:08) |
6. 雲のむこう、約束の場所
長編になった分、ほしのこえより退屈な時間が増えただけのような気がする。新海誠は根本的にSFに向いてないんじゃないでしょうか。日常の場面は良かったです。 [DVD(邦画)] 4点(2012-03-01 00:52:29) |
7. 空気人形
ぺドゥナのプロモーションビデオ。 [DVD(邦画)] 4点(2010-12-16 18:04:55) |
8. くもりときどきミートボール
《ネタバレ》 子供向けだからってこれでいいのかと腹が立つほど。言いたいことは山ほどあるが、一番信じられないのが主人公がまったく主人公らしくないこと。ほかの主要キャラは本来の自分、新たな自分を獲得していくのに対して、こいつからは成長というものを感じない。永遠と回りの者に助けられているだけの甘えぶり。自分のケツをお父さんや友達の力を借りて何とか拭きました。よくできまちたねーと褒められましたってな感じ。幼児かよ。唯一、伏線をよく回収できていたのは良かった。 [DVD(吹替)] 2点(2011-06-14 06:22:26) |