1. 50回目のファースト・キス(2004)
かつてソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニがそうだったように、相性のいいコンビっているものです。この二人でなかったら成立しないであろう企画先行?見え見えの作品ですが、ノリがよくて、かわいい! [DVD(字幕)] 8点(2012-06-06 21:22:26) |
2. 恋するトマト
《ネタバレ》 意欲作だとは思いますが、女性の立場からは不愉快な部分が多々。女性の尊厳を凌辱するような仕事についたのは、故郷の親のもとに残してしまった借金の返済のためにはやむをえなかったといわんばかりで何の自省もない。女性と結婚しようというときに必ず親に金をさしだす、という行為も、ほかの方も指摘していましたが、最後まで変わらず、ここにも何の反省もない。親の拒否を掘り下げれば、嫌いな国の人間から施しを受けるのは嫌だ、ということでしょう? なぜそのことに対する、主人公の心の描写がないの? 映画も主人公もヒロイックになりすぎてますよ。偶然流れ着いた先で自分の仕事への愛や意欲を取り戻す、という着想はとてもよさそう、と期待したのですが、がっかりでした。 [DVD(邦画)] 5点(2012-02-04 11:31:14)(良:3票) |
3. 殺したいほどアイ・ラブ・ユー
ケヴィン・クラインとウィリアム・ハートのオバカ映画というだけで、私はつい甘口になってしまいます(笑)。 [ビデオ(字幕)] 7点(2011-10-11 22:47:54) |
4. コララインとボタンの魔女
気味悪い系のアメリカ製アニメはあまり好きじゃないのですが、これはほどよいセンチメンタルや懐かしさを覚える味わいがあって、ストーリーにすぐに引き込まれました。最大の魅力は、コララインのキャラクター。好奇心旺盛で、自己主張もはっきりしてるんだけど、目から鼻に抜けるような頭の良さとは違う、ふつうの女の子。その彼女が不安や心細さを一生懸命はねのけて繰り広げる冒険が、なかなかブラボー!!なのでありました。あ、そうそう榮倉奈々ちゃん、けっこうがんばってましたよ。少なくとも、タレントの吹き替えにありがちな「下手だなあ、顔が思い浮かんでいやだなあ」と感じることはなかったです。たぶん字幕版も放送あるだろうと思うので、見比べてみたいですけどね。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2011-10-10 23:08:12) |
5. 殺したい女
あらあらこんなに確実にバカ笑いできる映画のレビューがこんなに少ないなんて!(あ、でもそう言ってる私が今日まで書いてなかったんだ!シツレイ!)まだ見てない人は早く早く! お腹を抱えて笑って、スカッ!としてください! [ビデオ(字幕)] 10点(2011-01-12 00:00:31) |
6. 恋するベーカリー
キャスティングは凝ってるし、中年を過ぎてたそがれてきた男女の悲喜こもごもはうまく描けているから、そこに6点。でも、いったいどういう客層に見せたかったの? というのがよくわからない。配給元もそれでこんな変な邦題をつけちゃったんでしょうかね。たとえていうなら、ベテラン監督が「セックス・アンド・ザ・シティ」のヒットに嫉妬して対抗作を作ったはいいけど空振りしちゃった!?ってな感じ!? [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-11 09:03:46) |
7. 恋はデジャ・ブ
ビル・マーレイ好きのムスコが見てたので一緒に見たら、あらまこれはいいじゃありませんか! 相変わらず脱力系演技ではピカイチのビル・マーレイですが、これが最高傑作かも。モグラが春の到来を占うという妙なホノボノ感や、説教くさくないところがホントいいです。ちなみに、私はタイトル嫌いじゃないです。これに、壮大なタイトルをつけられても、ちと困ります(笑)。 [DVD(字幕)] 8点(2010-12-27 21:41:22) |
8. 告白(2010)
本日一緒に見に行った友人(60代、成人した子供は3人いるけど孫はいない)のそのまた友人(68歳とか。私は面識なし)が世間のあまりの評判に期待して、同世代のお友達数人を誘って見に行き激しく後悔し、同行の人たちに謝りまくった、のだそうな。いや別に謝らなくたっていいでしょうよ、と私たちは語り合ったけど、この映画の子たちと同じ年頃の孫とかいそうな70歳前後の人たちにはかなりムリなのかもしれませんねえ。/私は原作未読ですが、そもそも原作受賞の際にかなり賛否両論が起きたと聞いていたから、友人から誘われなかったらパスしていたかも。/「下妻物語」と中島監督は大好きですしキャストも悪くないと思うしこういう映画があってもいいとは思うし、小説を誤読する人がいたっていいように、映画なんて自分の見方をすればいいじゃん、と思うからこれを評価する人がいても全然いいと思うんですけど、でも私は好きじゃないです。/但し「ハハンこれは現代の『罪と罰』ということか・・」と思っていたらすぐにセリフとして『罪と罰』が出てきたから、意外とわかりやすい構成ね、という気はしました。現代版『青春の殺人者』とも見えるか。しかし、私は今後『罪と罰』を読み返したり『青春の殺人者』を見直したりしたくはなっても、この映画を見直したくなることは、今んとこはないだろうと思っています。<追記:そうそう、もう一つ思い出したのは、今ハタチの姪が10年くらい前に学校で孤立したときのこと。心配した母親がもっと友達と話したりすればいいのに、というようなことを言ったら、ビックリしたような顔をして「だって誰もほんとのことなんか言わないよ」と言ったのだそうな。そういう意味では、この映画はちっとも新しくなんかないなあと思ったり、現実のほうがもっとゾッとするなあと思ってみたり・・。> [映画館(邦画)] 7点(2010-07-28 21:44:32)(良:1票) |
9. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
公開当時に同僚が見に行き「つまらなかった」と語っていたために、長いこと見そびれてしまった作品。ミッシェル・ファイファーの美しさ満開の頃だし、シミジミ感もわるくない佳作なのに、彼女はいったいこの映画の何が気に入らなかったのかしら。「恋のゆくえ」という邦題からもっとドラマチックなものを想像してしまったのかな。 [ビデオ(字幕)] 8点(2008-11-09 12:09:02) |
10. コンフェッション(2002)
かわいいオフザケ映画。サムとドリューの「人をくった」ふうのノリノリ演技だけでも、見る価値があると思う。ドリューって昔は嫌いだったのですが、どんどんアカぬけてイイ女になり、今や気になる女優No1かも。本作は、TVディレクターがCIAの殺し屋でもあった影の自分の顔を告白した自伝というけれど、人の考えつかないような変なしかけをこれでもかと編み出して、「受けりゃそれでいいのよ」という仕事をしてきた人の自伝が、そこだけ本物だなんて、ありえないっしょ(と私は思う)。典型的なホラ話の面白さとして見てみれば、これはかなり上出来な作品だと思いますがねえ。スタッフ、キャストを見てみれば、これは「オーシャンズ11」の人脈とすぐにわかるけど、あの作品よりずーっと出来がいい、と思うのは、私だけ? [DVD(字幕)] 8点(2006-06-21 00:02:13) |
11. 恋におちたシェイクスピア
キャストが違ったら、もっと面白く観られたのかもしれない。俳優陣に魅力が無かった。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-05-29 11:05:27) |
12. 心の指紋
ウディ・ハレルソンは個性と存在感があるいい俳優ですが、これは・・。たぶん彼は脇役に回ったほうが光る俳優さんなんでしょうね。 [映画館(字幕)] 5点(2006-05-15 00:00:03) |
13. 氷の微笑
低級。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-05-14 00:28:51) |
14. コックと泥棒、その妻と愛人
味が濃すぎる。食べる行為がエロ・グロに通じているのはわかるけど、もっと洒脱なものかと思いきや(タイトルは、日本語訳だと何となく軽やかじゃありませんか)、まったく違いました。コワイもの見たさで手を出して、バカをみました。 [映画館(字幕)] 5点(2006-05-12 00:50:49) |
15. GO(2001・行定勲監督作品)
点数がすべてです。恐縮ですが、再投稿にあたり、今回はコメントは割愛させて頂きます。 10点(2004-07-07 08:38:51)(笑:1票) (良:1票) |
16. 心の香り
祖父役に、TV「大地の子」や映画「變臉~この櫂に手をそえて~」で日本でも人気の高い朱旭さんが扮しています。 私は本作で彼を初めて知り、とても感銘を受けました。 朱旭さんのファンの方には特に見て頂きたい一作です。 ストーリーは、両親が仲たがいして祖父の住む田舎に預けられた少年が、周囲の人々との交流によって、人間的にも京劇の演じ手としても大きく成長していく・・というもので、ややステロタイプ? と思うものの、コンセプトにゆるぎないものを感じました。 ヨーロッパ映画などの影響を受けているのでは?と思われる孫周(スン・チョウ)監督の映像感覚は、とても美しくて見ごたえがあります。 私にとっては、最初にTV放映で涙して見たあと、劇場で2回も見てしまったほどのお気に入りです。 何度見ても、「やっぱりええなあ」という気持ちは変わらなかったので、オススメさせていただきます。 9点(2004-07-03 00:07:20) |
17. 御法度
見たんですよ、見たんですけど、すごく眠くてトロトロしながらだったので、今までレビューはひかえてました。でもたぶん二度見ても、感想は変わらないかなあとも思いまして・・。 キャスティングは確かに面白かったんだけど、私が思うには、やや演技のすべってる方もいらして、ちょっとハラハラ。 その中では武田真治だけは意外や意外(あーそーそー、最近「以外」と書く人多いですけどねー、間違いだよー)よかったですね。でも、どうよかったかは忘れた。ごめんなさい。 松田の美しさが評判先行で大したことなかったのに対して、むしろ彼のほうが美しいなあと思った覚えがあります。役にも一番合っていた。 で、私としては5点くらいなんだけど、息子は「これは正真正銘すばらしい」と主張するので、まあネットぎらいの息子(この時代にめずらしいアナログ人間なんです)の意見とミックスして、大盤振る舞いの7点にしておきます。 だって「すばらしい」を連呼するんだもの。あのヘンテコな無声映画さながらの字幕もお気に入りなんだって。あのばかばかしさ、かろみがいいらしいデス。 まあだからね、何を言いたいかって言うと、やっぱ評判だけで判断しないで、気になる作品は見たほうがいいかもね、見てみたら自分には案外ヒットするってこともあるかもよー、と言いたい、ただそれだけなんですけど。 7点(2004-06-20 20:00:08) |
18. 交渉人(1998)
あれで「交渉」と言えるんでしょうか? 5点(2004-06-13 23:51:41) |
19. コン・エアー
まあドキュンバキュンのサスペンス・アクションものとしては、ニコラス・ケイジがない紙(何度打ち直してもこう変換されちゃう! ニコラスの陰謀か!?)をふりみだしてがんばっているし、マルコビッチはどえらくブキミだし、無意味にキュートなキューザックが女性客の目も楽しませてくれたし、で、合格点。映画館で見たんで、大音響にちょっと耳が痛くなっちゃったけどね。文句があったのはそれくらいです。 7点(2004-06-06 11:57:38) |
20. ゴーストバスターズ(1984)
おバカなことに大マジメにとりくんでる人たちの、何てかわいいこと! ナンセンスって楽しいなー。 主題歌も大好き! 7点(2004-06-05 21:31:26) |