Menu
 > レビュワー
 > すかあふえいす さんの口コミ一覧
すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  磯の源太 抱寝の長脇差 《ネタバレ》 
「河内山宗俊」に収録された特典を再見。  山中貞雄の幻の傑作と言われる「抱寝の長脇差」。 かつて双葉十三郎さんが伊藤大輔「忠次旅日記」と並ぶ作品と絶賛し、後に「切腹」を撮る小林正樹が伊藤作品とともに夢中になった時代劇の傑作だったという。  残念ながら現存するフィルムは約1分の断片のみ。ほぼ殺陣の場面のみで、何かストーリー的なものを感じられるのは主人公らしき男が抱える男の亡骸?と終盤にチラッと女性が登場するのみ。 このようにストーリーはまったく掴めないが、それでも山中貞雄独特の殺陣を見る事が出来る。  「丹下左膳」のような洗練されたものはまだ無いが、高速で複数の男たちと斬り合っていく。鍔迫り合いの多さに驚く。後年の「丹下左膳」や「河内山宗俊」はほとんど鍔迫り合いをせずに一瞬で切り払うという感じ。  「抱寝の長脇差」の頃はまだ模索中だったのだろうか。 斬り合っている最中に、男が敵を足蹴にする場面が2度出て来たのには更に驚いた。コレは他の時代劇でも中々見られる光景じゃない。
[DVD(邦画)] 9点(2017-04-24 18:40:03)
2.  生きるべきか死ぬべきか 《ネタバレ》 
エルンスト・ルビッチの最高傑作にして、「我輩はカモである」や「独裁者」に並ぶ反ナチス・スクリュー・ボール・コメディの大傑作。 とにかく展開が速いし、キャロル・ロンバートが最高にハジケていて楽しい。 物語は街中においていきなりヒトラーが現れるシーンから始まる。果たしてこのヒトラーは何者なのか。 第二次大戦真っ只中、ナチスの脅威が迫るポーランドの首都ワルシャワの劇場では偽のヒトラーをたてるべく“アジ”の研究やら日夜厳しくも馬鹿馬鹿しい調子で稽古を積んでいた。欠伸をしながら「はいるひとりゃ~」と言った後にキリッと言い直すシーンからまず笑わせてくれる。  そんな彼らの努力を尻目に、女優アンナはソビンスキー中尉とイチャイチャ。 「ハムレット」のセリフをイチイチ邪魔される劇団員はブチギレまくり。ちょっとはタイミングを考えろww そんなアンナたちも、ポーランドに宣戦布告してきたナチスに劇場を木っ端微塵に吹き飛ばされてしまう。様々な怒りが彼らをレジスタンスとして立ち上がらせる。彼らがところ構わず爆弾で吹き飛ばしていくのは、ナチスだけでなく我々の腹筋も破壊していく。 セリフによる笑いと緊張感みなぎる場面の数々、ベッドでのやり取りやヒゲ、名前、手紙と次から次へと笑いの連鎖が重ねられる。階段のシーンはドキドキした。 キャロル・ロンバートが眠る筈のベッドでゴツいオッサンが寝ててワロタ。 劇場における“幕引き”場面も凄い。薄暗い中をサーチライトで照らされ、垂れ幕の向こうで見事に“退場”していくシーン。笑いを通り越して一瞬ゾッとさせる。 ルビッチはポーランドのユダヤ人たちの悲劇を下にこの映画を撮ったという。その憎悪がこの映画の「爆発」へと繋がったのだろう。 ヒゲで正体がバレるシーン、欲情する兵士、劇場が吹っ飛んで隣の男に抱きつくヒトラー、最後の最後までハムレットを邪魔されるなど笑いっぱなしでとにかく楽しい映画だった。
[DVD(字幕)] 9点(2017-03-27 07:47:50)(良:1票)
3.  生きる 《ネタバレ》 
黒澤明はアクション時代劇派な俺にとって、本作はあまり好きじゃない。  確かに良い映画ではあると思うけど、こんな暗く息苦しい映画が黒澤の傑作として語られるのは気がひける。ヒューマンドラマ押しでも「赤ひげ」は好きだけどさ。  感動できるだあ?オイオイ、何でこんな変な映画で泣かなきゃならないんだ。 いやね「何を成し遂げ、何を成せなかった」かそれを突き詰めて行く様は凄いよ。 公務員の矛盾に満ちたシステムをあんな風に描いたのはビックリ。 たらい回しと無限ループ。すげえ解りやすい。 いきなり主人公が「アレ」になって「えっ?」ってなったけど、そこから少しずつ生き様を語っていく流れは良かった。良かったけど、主人公の執念に満ちた感じが強すぎる。 その執念が主人公を突き動かしてもいたし、最後まで目的を遂げられたんだろうけど「自然な執念」じゃないんだ。 まるで誰かの復讐のために異常に自己暗示をかけてるみたいで、辛く感じる以前に違和感を拭えなかった。 住民に感情移入したワケでもなし、信用していた息子にも半ば捨てられた。 自分の人生は何だったのだろう、こんなはずじゃなかったのに、どうしてこうなっちまったんだろう。病が明らかになり“死ぬと解った”から主人公は答えを探す事をはじめる。 「公園を作れる男になりたい」か、「おまえは公園作って死ぬような人生送るの?」か。 だが男は「どうせ死ぬんだ、公園でも何でも作ってやるぜえ!」 ヤクザもそんな気味の悪い男を見て「何だコイツ」状態。 男は公園を作った“だけ”。それ“だけ”のために死ぬ事を決めた。 悪臭の沼地を無くして住民に感謝されたいだの、公務員本来の仕事をして他の仕事仲間を刺激したかっただの、息子たちを見返してやりたかっただのそんな考えは微塵もなかった。 男は“何も考えず我武者羅に働く”喜びを思い出しただけだと思う。誰のためでもない、自分のためだ。 それが巡り巡って誰かのために“自然と”なるのだろう。 だから「誰かのために働いても何の感謝もされねえじゃん」じゃなくて、「自分のためにひたすらやってたら何故か感謝された。よく知らんが嬉しい」という事が、本当の喜びなんだぜという事を黒澤明は言いたかったんだろう。だとしたらすげえ回りくどいなソレ。
[DVD(邦画)] 8点(2016-09-04 03:50:08)
4.  イントゥ・ザ・ワイルド 《ネタバレ》 
インテリ馬鹿が荒野を行くロード・ムービー。  親の心子知らず、子の心母知らず、過去と現代が行きかう前章+5章構成。 写真、息子、主人公は家族を見捨てきれない、ちょくちょく映される葛藤、起きる母親、父親、雪道、電車、冬の旅路、手紙の文字だけが画面に浮かぶ。  画面を文字が横切る光景はイライラする、書き綴られる日記、雪原の隅から車がグングンと近づくもの、上空、荷物を抱えた男が長靴を受け取り、別れの挨拶、文字が題名となって消えていく冒頭。面白い。  切り立つ山々を一人突き進む。空を奔る雲。ライフル片手に狩りをしながら生活していく生活に飛び込んでいく、捨てられた車両、探索、家作り 、男が何故旅を続けているのか・目的はなにか徐々に明かされていく。  自然や動物との出会い、一人遊び、親子を殺るほどの覚悟はまだない、二年前の過去へ。物語はしばしば現代と過去を幾度も行き来する。 飛び乗る者、空に放られるもの、ビデオカメラの映像、お祭り騒ぎで酒場に入っていく者たち、会話、強調される表情、窓から放られるもの、手紙、捨てられる写真、別れ、押入れに貼られた憧れは真っ二つに割れる。セルジオ・レオーネ「善玉・悪漢・無頼漢(続・夕陽のガンマン)」。  しがらみから解放されたい、自由気ままに走っていく、トラブルで奪われる「脚」、資金との決別、小川、河、砂漠、街、森、海、農場、滝、岩場、岩山、ヒッチハイク、トラック、貨物列車、旅人たちとの出会い、別れ、再会。フィルムが流れるようにスライド。 届かぬ思い、利用される思い、突然泳ぎだす二人は子供のようにじゃれ合う。黙って静かに見守り、許すのは成年への信頼の証、愛する男のもとへ真っ先に飛び込む、娘のよう、鳥、鳥、鳥、テントの灯りが消える瞬間に暗示されるもの。  リンゴに語り掛ける、自己暗示、季節、雪解け、資金稼ぎのための職業体験、バイト、様々なものから学び直す旅。 恩人を連れ去るもの、両親の真実は映像では語れらない、偽りの家族、電話しながら話し相手にもなる大変さ、親切、買い物かごに積まれた船、激流下り、手の込んだ自殺、雄大な河、イカレ野郎にイカレカップル、マスカラより先に胸隠して下さい、出会うのは夫婦だのカップルばかり。  小銭は電話が必要な人にだけあげる、刺激を求めるが故に自ら金を捨てる、馬と一緒に走ったり、待てませんでした、旅をするにもルールに縛られたくない、線路から穴倉を抜けた先に待つもの、初めて政治家と意見が合った瞬間、見知らぬ街・国、格差社会、思い出される過去の自分。  鉄道を守る男たちからの“ご挨拶”。「北国の帝王」みたいにゃいかないね。 徐々に血にまみれるようになり、過去の喧嘩が明かされることでスリルを増す旅。苦い記憶、黙って見守るしかなかったもの。 孤独な狩りは野生及び死への接近、獲物が倒される瞬間は映されない、獲物をかっきる、生きるために血肉を生々しく貪り、たかる虫、メモ、保存、独り言、家族の会話。 ヘラジカ「俺の生涯でもっとも悲しい出来事だったよ」 虫や獣が匂いに惹かれてやってくる。  家族(になる前にヤルること)、匂いから逃れるために水に裸で泳ぐ、ズボンを脱ぐことで誘う、それを抑えるための筋トレが逆に惹かれさせる。  メガネは学ぶ人としての自分、時折入るスローモーション演出は俺の腹筋に襲い掛かる、木や草を掴む生への執着。  ヌーディストビーチ、オーマイゴッド温泉まさかの実在、良識(国境を無許可で超える)、横から捉えられる斜面は一般人と彼の境界線のようだ。 ベルトに刻まれる思い出、、岩山での挑発と緊張、変化、なにもないはずの場所で談笑、なんでもありそうな大自然で「なんもねえぞ!」と乱射、炭には御用心、手放せない知識、誤る判断、馬鹿やっちまったと後悔、銃が枕代わりに、のたれ死ぬ自由、みな自由に生きようとする彼に惹かれてしまう。  親も味わう苦痛、震えは恐怖か歓喜か、手紙。  運動を止めたバスの中で、彼は空の彼方で今も旅を続けているのだろうか。空を移動し続ける雲のように…。
[DVD(字幕)] 9点(2016-08-26 06:48:00)(良:1票)
5.  家光と彦左 《ネタバレ》 
「長谷川・ロッパの家光と彦左」。フィルムセンターで鑑賞。 古川碌波と長谷川一夫の共演。この二人は「婦系圖(婦系図)」でも共演していたね。 いきなり将軍?を抱えて歩く彦左、時は戦国時代、爆発の中を人馬が駆け抜ける文字通りのスタートダッシュの素晴らしさ!  打ち捨てられた旗、ところ変わって江戸の城。 元気に遊ぶ子供たち、天高く舞う鞠、転んで泣いた友を励ます姿を見て「これが将軍争いをするのか」とでも思ったか哀しげな表情を見せる母親。 将軍争いの議論中の場にドカドカと現れ堅苦しさをブッ壊すように座る彦左。  目の前で切腹をしようと着物を脱ぎ始める。皮肉たっぷりの会話が面白い。振り返って遺言、命がけの進言、さっきまで生きるか死ぬだったのにすぐに馬になって遊びに付き合う切り替えの早さ!  時は流れて成長した家光。 田園風景の穏やかさと正反対な室内の暗さと重苦しさ、まさかの伊達正宗、かっぷくの良い正宗さんですこと。 彦左が現れると共に急に明るくなる室内。まるで灯でも灯したように。乱世の暴れ者は太平時の骨董品。上様も名君すぎて何か味気ない。  しばらくはこの静寂が続く。骨董品として静かに余生を過ごそうとしていた彦左のように。 本多忠勝をはじめ、平和になった時代に静かに亡くなっていった猛将も多かった。彦左もまたその一人に過ぎないのだろう。 仕事中の若を見守り「自分は邪魔かな」とでも言うように静かに去っていく孤独さが背中から滲み出る。 まるで孫の祖父と孫の母親のように茶を愉しみ話し合う。  30分を過ぎた辺りから物語は再び加速していく。ダダをこねた子供のように若に迫る爺や、それに「馬鹿!バカ!ばか!」と死んで欲しくないからこその「ばか」呼ばわり。爺やと若殿様のやり取りに和む。  そして爺やを元気にするための「茶番劇」のはじまりはじまり。 大広場の壇上で華麗な舞踊を披露する余興、身分なぞ知らんという具合に一緒に踊るのが良い。  ひょっとこお面を付けて踊り明かす、爺やも呆れながら踊りに巻き込まれ元気になっていく。お茶目な殿様は舌をだしながら「文武の道に励むであろう(嘘乙)」 襖の話を立ち聞きして彦左も段々と乗り気に。抜刀して手打ちという場面で「御随意に」の一言で本気じゃない事が解る表情をする。  斬られそうになる人涙目。コイツらゲラゲラ笑いやがってwwwwww   日光にお参りからは結構シリアスに。 闇夜に燃える提灯、嬉しくて嬉しくてしょうがない爺や。 そこに反旗をうかがう男たちの将軍争いは続く。彼らの「馬鹿」は家光たちの「ばか」とはちょっと違う、灯りでかろうじて照らせるような途方もない闇。それが広がる空間が素晴らしい。  地獄へお供いたします、闇の中に見えてくる希望の光。  行列に狙いをつけるように聳える城、日光での舞踊、合図と共に閉まってしまう重厚な扉、光も遮断する密室に変わる。もう本当に完全な暗闇で何が起きているのか解らない恐怖、かろうじて照らし出す強調する蝋燭の閃光。   これも「例のアレ」だと思ってしまう彦左。命がけの強硬手段も「良い芝居するなあ」くらいにしか思ってないんだろうな・・・w 本当にヤバイと思っている人と本気で芝居だと思っている人の温度差。武者姿の舞はブラフ、ギシギシと音を立てる屋根の不気味さ、蝋燭切ったら大爆破! 国を裏切れないが主君も裏切れない苦しみ。  思い出す戦国の修羅場、冒頭とは打って変わって今度は爺やの手を引いて歩く将軍。立派な真の名君へとなっていた。 「許しも待たず死ぬでないぞ」、田園に消えていく行列。
[映画館(邦画)] 9点(2015-07-12 13:57:50)
6.  インファナル・アフェア 《ネタバレ》 
警察とマフィア、それぞれスパイを長期潜入させて物語が展開されるスパイサスペンス。 ラオール・ウォルシュの「白熱」やボリス・バルネットの「諜報員」を思い出す傑作だ。 “無間地獄”の中を泳ぎ続ける二人の男たち。 進んで地獄を選んだ者、選べなかった者の差。内通者vs内通者、二匹の“犬”による心理戦。一方はモールス信号で情報を送り続ける。 本物の自分はどっちなのか、スパイを探すスパイ。場面の切り替え方が秀逸だ。 生き残るために手段を選ぶ余裕は無い。 “自分の道は自分で選ぶ”。 警察となったアンディー・ラウは、マフィアでありながら仲間から寄せられる信頼に戸惑いを見せる。 「俺は本当はおまえらを殺す側なんだよ」と。 だが、ラウはまだ仲間がいるだけいい。 一方、マフィアとなってしまったトニー・レオンは常に孤独な存在だ。誰も頼れない、誰も信じられない。 だがレオンは知らない。彼が唯一すがる蜘蛛の糸である警察に、マフィアのスパイがいる事を。 ラウは半ば充足感を得ているが、レオンはいつ死ぬか解らない恐怖と戦い続ける毎日だ。 それでも、レオンは自分の責務を果たそうと最後まで諦めない。 世渡り上手と、すぐ壊れてしまいそうな男。 それが徐々に逆の立場へと追いやられるスリル。 最後の最後まで愉しませてくれる屈指の映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2015-04-26 06:37:59)
7.  E.T. 《ネタバレ》 
この映画の宇宙人=ETは侵略者ではなく道に迷った旅人で、むしろ彼を捕まえ調査しようとする人間たちを見えざる恐怖として描くところからはじまる。闇夜にうごめく人間の不気味な影、影、影。この頃のスピルバーグは本当に良いなあ。 独り残されたETは安住の場所を求めてさまよう。 ETは最初怖がられるが、徐々にその愛嬌やしぐさで人間たちと打ち解けていく。 キモい→可愛いの典型っす。上目遣いのETが凄い可愛い。でも首をニュッとやるのはちょっと勘弁。ろくろ首かよ。亀みたいに首をすぼめた感じが一番落ち着く。 ピザがもったいねーと思ったらアレはETが食べたのだろうか? とりあえずETを庇うエリオットはモチロン、兄貴と妹が良い奴すぎて泣ける。 妹は正直でよろしい。 「B!GOOD!(そうよ“B”よ!偉いわ)」が→「Be good(良い子でね)」になるのが良い。  ETとエリオットは文字通り体も心も一つになって交流を続ける。 そんなETも次第に故郷へのホームシックに・・・。 エリオットたちはETを故郷に返すべく作戦実行。ハロウィンにコスプレではしゃぐ母親を尻目に子供たちは奮闘。ヨーダも応援?に参加。 ETの不思議な能力で起こる現象は夢があって楽しい。特に月夜を背景に自転車で宙に浮くシーン!キレいだなぁ。普通ならあのシーンで涙々の別れ、ところがここからもう一波乱あるからこの映画は面白い。 最初は影だけで不気味な存在だった調査団だが・・・正体は怪しい機関どころからだの良い医者の集団だった。まったく憎い奴らだぜ。 ETは世話になった友人を助けるべく一人でいったん“旅立つ”。せめてもの恩返しなのだろう。 総てを呑み込んでエリオットに優しい言葉をかける母親もマジで良いかーちゃんだ。良い人ばっかだよこの映画は。 そこから生命を象徴する“花”の演出が最高! 熱してダメなら冷やしてみな。 雨は降らないが、みんなの涙で見事な虹の出来上がり。 「転送ビーム」って「スタートレック」? バイクVSバイク(自転車)のカーチェイスが地味に楽しい。 とにかくやりたい事をやりたいだけ詰め込んだ、夢のある最高の映画だったよ。
[DVD(字幕)] 9点(2015-04-22 09:32:14)
8.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
タランティーノ流「地獄のバスターズ」×「特攻大作戦」 眼には眼を、歯には歯を、虐殺には虐殺を。 冒頭の床下への“死刑執行”、死刑執行人(ハングドマン)たちに復讐を誓う少女。 タランティーノの長回しは、眠ろうとする瞬間に叩き起こすような溜めに溜めて溜めた破壊力を味あわせてくれる。 マカロニウエスタンのような西部劇かと思えば、エルンスト・ルビッチのような洒落たコメディになったり、最後の最後でロバート・アルドリッチの最高にゲスい戦争映画になったりと。 とにかくブッ殺してブッ殺してブッ殺しまくる戦争復讐活劇「イングロリアス・バスターズ」。 戦いに卑怯もクソも無いぜヒャッハーってとこが好きです。 女性陣も最高にビッチで素敵ですね。 ナチスに虐殺された者達のために自らブッ殺し返すバスターズたち。 死を恐れない彼等はどんな死地にも飛び込む。 一方、復讐を誓う娘もまたその時を待って待ち続ける。 映画という大衆の心に火をつける火薬、復讐を望む2つの火薬、3つの火薬がクライマックスで木っ端微塵に炸裂する瞬間は凄まじい限りだ。 クリーム・ブリュレに煙草捨てるようなクソ野郎は死んで当然(意味不明)。 食い物の恨みが加算されました。 黒人の話は後の「ジャンゴ」に繋がる部分。 指やアクセントの違いで正体がバレてしまう瞬間の戦慄、一瞬で終わる銃撃戦の破壊力!! 皆さんもその国の習慣と発音だけは正しく覚えましょう。 G.W.パプストが出るならこの映画の元にもなったエルンスト・ルビッチやフリッツ・ラングの話題もして欲しかったというのは欲張りか。 「国家の誇り」撃ちすぎバロス。 まさかゲッペルスやヒトラーまであんな事やこんな事になっててクソワロタ。 歴史的に全滅だから結果オーライ!! 最初から最後まで退屈させてもらえなかったぜ。タランティーノ本人は長い間暖めた最高傑作といっている。俺もそれくらい好きな映画だ。 少なくとも「キッド」がチャールズ・チャップリンの最高傑作の一つである事は確かだぜ。 ・・・え? 何でチャップリンが出てくるんだって? それが知りたきゃ、映画館の前で女性をナンパするドイツ兵の声を聞きにこの映画を見やがれっ!
[DVD(字幕)] 9点(2015-04-22 09:26:56)(良:1票)
9.  怒りの日(1943) 《ネタバレ》 
「奇跡」と並ぶドライヤーの最高傑作。  「魔女狩り」をめぐって揺れた時代。女は男に愛を求めるが、その禁断の愛は男を虜にする。   女の魔性の美・・・心は拒絶しても肉体は彼女を求めようとする・・・人間の本能が。  ドライヤーの宗教描写は「宗教なんざクソ喰らえ」ってところが好きだ。 劇中の二人も禁じられた愛に染まっていく・・・。   ドライヤーの描く女性像もフルスロットル。   本当こういうの上手えなドライヤーは・・・。
[DVD(字幕)] 9点(2015-01-13 03:11:51)
10.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 《ネタバレ》 
インディ・ジョーンズシリーズの最後(にしとけよ馬鹿スピルバーグ)を飾った作品。 ショーン・コネリーの最高傑作はコレと「アンタッチャブル」で決まり!  ショーン・コネリーのユニークで男らしいキャラ、ハリソン・フォードとの息の合ったコンビが冴える。 女関係まで「親子丼」。  この作品の良いところは、親子の絆をしっかり描いてくれた事だ。  インディアナの少年時代、相変わらず不死身のインディアナ、「永遠の命」の追求したアクションにも注目だぜ。  シリーズ特有の“馬鹿馬鹿しい”場面もショーン・コネリーがやると凄いカッコ良く見える。傘と鳩で戦闘機を撃墜しちゃうんだもんねえ。ハリソンも戦車の上で格闘する!
[DVD(字幕)] 9点(2015-01-11 19:45:07)
11.  イップ・マン 葉問 《ネタバレ》 
「序章」も好きだけど特に「葉門」が一番好きだ。前作を見なくても存分に楽しめるぜ。   異種格闘技! 武術vs現代格闘技!! 鉄も砕く拳vs鉄以上に鍛え上げられた肉体!!! 中国4000年vsアメリカ200年!!!! 200年といってもヨーロッパ、アジア、アフリカといった様々な国のハイブリットだ。コイツは手強いぜ。 特にボクシングは中国武術同様に「大地を蹴る」スポーツ。タフネスとスピードなら負けない。 悪態ついて挑発するのは最早常識、それが火に油を注ぐこともまた常識ですねハイ。  異国に蹂躙され続けてきた中国だが、太古から受け継がれてきた武術を犯す事は何人にも出来なかった。  戦争も終わり、平穏を得てもまだまだ貧乏との戦いは続く。 最初のこの何処かほのぼのとした感じが好きだ。 道場や工場時代の同志が真っ先に駆けつけそうだけど、そんな甘くは無いか。  拳を通じて弟子や仲間が増えていく感じが良い。 脳撃たれようとも魂までは死なず。“蘇る”シーンには不覚にも涙が。  道場同士の争い再び、 包丁の峰打ち、 不安定なテーブルの上での激しい舞闘、 髪もフサフサ&リア充で幸せ者のカム、 そして動けるデブことサモハン・キンポーが老練な武術家として命を燃やすシーンには震える!  意地の張り合い、誇りを汚す奴は死んでも許さねえ。 蹴るな=ハンデですねハイ。 何度殴られダウンさせられようとも立ち上がる葉問。仲間のため、新しい命と共に待つ家族のために。鋼の肉体を打ち破る鉄の意思、鋼の精神。 「これはホン師匠の分!」とばかりに憤怒と哀しみ混じる撃拳、撃拳、撃拳連打!!  話の解るアメリカ軍は全アメリカ人の誇りです。  ラストにブルース・リー少年を出す憎い演出が良い。  欲を言えばキン・フーの映画みたいに女性武術家が大暴れするシーンも見たかったけど(「序章」で工場の女性従業員が戦ってはいたが)、それ以外は大満足です。
[DVD(字幕)] 9点(2015-01-10 19:31:17)(良:1票)
12.  イヴの総て 《ネタバレ》 
実在した女優エリザベート・ベルクナーをモデルにリアルなブロード・ウェイの舞台裏、女優たちの熾烈な女の戦いを淡々と描く。  「アクションや時代劇好きには退屈」という評判を聞いていたのだが、そんな事はない、上々の作品だった。 確かに冒頭こそ説明ばかりで退屈になるかと思ったが、イヴの巧妙な手口にドキリとして一気に引き込まれてしまう。  イヴの過去、心を許していく映画関係者、着々と親密になるイヴ・・・だがそれは総てイヴの「仮面」だった。  徐々に本心を表していくイヴ、イヴの様子に疑念と嫉妬を燃やすマーゴ、板挟みになる作家の妻カレン、イヴに思うまま操られるロイドやマックスといった作家たち、新聞記者を通して行われるメディアリテラシー・・・彼女たちは劇中で映画の登場人物だとか、スクリーンや劇場で何かを演じる姿を見せない。  何故なら既に「イヴ」という手の中でそれぞれの役を演じているからだ。  セリフが多いのも「イヴの総て」が舞台劇だという証であり、その中で嘘の電話をして不気味な笑みを浮かべるイヴの姿、イヴの部屋に突然横たわる「来訪者」を我々にだけ見せる映画的な演出がギラギラ光り面白い。  とにかくベティ・デイヴィスとアン・バクスターの騙し合いのようなやり取りが面白くて飽きない。  それに利用される者筈の者が実は利用者だった事が判明する新聞記者ドゥイットの存在。  コイツが一番の食わせ物だった。  一番の弱みを握っていたのはこの男であり、イヴをさらに巨大な掌で転がす事に成功したのはドゥイットなのだ。  何だジョージ・サンダースよ、ヒッチコック映画の時より有能じゃないか(多分褒めてる)。 それとマリリン・モンローが普通に別嬪でワロタ(当たり前だけど)。 個人的にモンローは主役をやっている時よりも脇で原石としてキラキラ光っている時のほうが可愛いと思っていたりするのです。  ラストの「新しいイヴ」が誕生する瞬間・・・怖い映画だ。 ちなみに本作のリメイク「ショーガール」は色んな意味で凄まじい事になっています(ゴールデンラズベリー賞6部門制覇)。
[DVD(字幕)] 9点(2015-01-08 05:11:07)
13.  イップ・マン 序章 《ネタバレ》 
キン・フー、ジャッキー・チェンと数々のカンフー映画の傑作群に武術指導をしてきたサモハン・キンポー。  ウィルソン・イップやドニー・イェンたちと組んだこの「イップ・マン」は、カンフー映画の最高傑作として長く語られ続ける事だろう。ブルース・リーも師事した伝説の拳法家・葉問(イップ・マン)の名と共に。  原点にして頂点、それが葉問だ。  戦争や権力者の圧力に屈しない武術を綿々と受け継いできた中国。 カンフー映画の肉が裂ける、骨が砕ける音、汗の匂いも同時に。  木人形を使った鍛錬から始まるファースト・シーン。 美味そうに飯を食べる葉問は、無用な争いは避ける男だ。 手合わせで技は教えても、殺してしまっては教えるものも教えられないし成長もできない。  だが、いざとなればリボルバーからシリンダーだけ外す事も、道場破りにきた野党をホウキでブチのめす事も朝飯前。 ホウキ買おうかな・・・。 頼まれれば武術指導も快く引き受ける。 「良い拳法は老若男女を問わない」 どんな敵でも怖くなんざねえ、仲間に手を出すやつぁ許さねえ、怖いのは嫁さんだけだ! 奥さん「物を壊さないで!(意訳:あとは勝手にしやがれ)」  殴り合いから斬り合いまでやるカム・サンチャウが良いキャラすぎて微笑ましい。殺しはやらないこだわりも憎めない悪党だ。 どちらにも付かず第三勢力として度々葉問たちに絡むのが面白い。  どんなに家が無くなろうが、食に困ろうとも、鍛錬を続ける拳と魂が腐る事はない。それが葉問。 戦争の無力感に苛まれようとも、彼は耐えて耐えて耐え、殴って殴って殴りまくる。  誇りを捨ててまで家族のため拳を振るうリュウ師匠もカッコイイ。彼も魂までは腐っちゃいない。  プライドまで捨てた武術家を侮辱する事は許さない。葉問の撃拳連打が十人の空手家をブッ倒すシーンはスゲエぜ。 どんな傷を負おうとも、その志は人々の中に生き続ける。  斉藤閣下も太っ腹です!形はどうあれ正々堂々と立ち会った閣下は偉い。  だが三浦のクソ野郎と階段で顔面砕かれた男はザマあかんかん。
[DVD(字幕)] 9点(2015-01-05 18:15:36)
14.  イワン雷帝 《ネタバレ》 
セルゲイ・エイゼンシュテインの映画には、フィルムが撮影されたにも関わらず破棄されてしまったフィルムが幾つか存在する。 一つは「ベジン高原」であり、もう一つは「イワン雷帝」の第三部だ。 「イワン雷帝」の第三部はイリヤ・レーピンの「イワン雷帝と皇子イワン」が如くイヴァン4世が今まで殺めてきた人々に贖罪を求めるという内容にするつもりだったらしい。 ところが、時のジダーノフ批判によってスターリンが「イワン雷帝」そのものを封印してしまったのである。 だが、それが先に製作された99分の第一部、88分の第二部を合わせた187分に及ぶ傑作を完全に殺してしまったワケではない。  第一部も凄いが、特に第二部! “暗殺”をめぐる数十分に渡るシークエンスが凄いんです。総てが一つに繋がる瞬間の戦慄! 暗殺の誓いをたてる場面、子供に子守唄を捧げる母親に送られる黒い布に包まれた“メッセージ”、ラスト28分で入り乱れるカラーと白黒の映像。 黒と赤が織り成す壮烈な宴、“生贄”にささげだす“戴冠式”という名の余興、真に果たされる“復讐”の結末・・・。  後悔の念で総てを破壊される者の最期・・・。  第一部も、第二部も、そして製作される筈だった第三部も絶望に満ちた叫びで終幕を引いて行く。  いくら叫び唄いつづけても、一度失った者は二度と戻って来ない・・・。
[DVD(字幕)] 9点(2015-01-02 23:15:07)
15.  イノセンス 《ネタバレ》 
益々無機質さを増すアニメーション、オマケに「STAND ALONE COMPLEX」の人間味溢れる描写を見た後だと、余計に押井の「攻殻」に対する違和感は増していく。いや、前の「攻殻」は素晴らしいんだよ。まだ解り易いし面白いし。 一方、コッチは君の悪い人形や素子失踪後の落ち込んだ雰囲気もあって暗くジメジメした印象も受ける。荒巻の元気の無い姿をおまえら見たかよ?素子の存在は観客だけでなく、公安9課にもデカかった。押井の「攻殻」はそうなんだ。バトーも少し寂しそうな表情を飼い犬に見せるし、トグサは少し距離を置いている。  人間よりも人形、マネキンに近い質感の劇中人物たち。一体どっちが人形なんだか益々解らなくなる。  でもま、助っ人として“駆けつけた”素子にジャケットを「ふぁさあ・・・」とやるシーンは好きだ。前作からバトーは何も変わらない。バトーはバトーなのだから。体は離れようとも、心はどこかで繋がっている・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-26 21:12:57)
16.  一日の行楽 《ネタバレ》 
同時期の「キッド」に力が入れられた代わりに、急ごしらえで作られたこの作品はファンからも評価が低いと聞く。 でも、俺は結構楽しませてもらったぜ。  車、手回しでエンジンをかけようとするが中々かからない、かかったと思い乗ろうとすれば止まり、また回すと付くの繰り返し、遂にはショート。つうか車が揺れすぎてていつか爆発してしまうのではないかとソッチの方が心配に。 スタジオの従業員が偶然映ってしまう“気のゆるみ”も、コメディではギャグとして受け入れられる。  船で行く事になった家族、駆け込んできて転んでしまった女性、それを“橋”にしてしまうチャップリンが酷いwww この頃のチャップリンはよく人を踏み台にするなあ。  船が揺れる感覚は「移民」や「船乗り生活」。 「移民」みたいに自分で揺れているのだろうか?  トロンボーンのパイプギャグ、陽気で乗客だけでなく楽団まで夢の中に。  折りたたみ式のイスはガタガタ、毛布をかけてあげる船員の優しさ、ボクシングの姿勢でノックアウト。  船を降りた帰り道、交通整理員とのやり取りも面白い。  道が混んで命令もイライラ、バックした瞬間に後ろの荷が崩れたり、コール・タールがブチまけられベッタベタ、手が中々とれない、その粘着力でマンホールまで取れてしまい落ちる落ちる。  「舞台裏」は舞台装置で役者が何人も落とされていたが、今回はマンホールだったようだ。  警官を尻目に去っていくチャップリン一行。末っ子の内の一人は後の「キッド」でも共演したジャッキー・クーガン。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-23 00:11:14)
17.  犬の生活 《ネタバレ》 
チャップリンの短編は傑作が多いけど、その中でも最高の1本がコレになると思う。  エドナ・パーヴァイアンスにとっても「キッド」と並ぶ最高傑作!  なんかヴィットリオ・デ・シーカの「ウンベルト・D」にも繋がる部分も多いんだよなあ。   ボロボロになった木の壁、気持ち良さそうに眠るチャップリン、隙間風を布を丸めて塞ぐ。  警官との追いかけっこはキーストン時代から変わらず面白い。 今回は壁を使って警官たちを翻弄するシーンに爆笑。  チャップリンがソーセージを盗むシーンもちゃっかりマスタードまで盗み細かい。  犬同士の奪い合いに乱入、争奪戦に参加するかと思ったら小さな犬を助け出して退散。 犬に追い回されまくり店に突っ込んだりして大騒動。  牛乳瓶にわずかに残ったミルクを犬に飲ませる優しさ。 バーでつまみ食いをするシーンはいや気付こうぜマスター・・・w  「ペットお断り」なのでズボンに犬を突っ込んで入店、後ろから尻尾がはみ出てて可愛い。  感動の曲で演奏者まで泣きじゃくり演奏にならねえ。オバサンが泣きすぎて洪水、チャップリンだけ何故か泣かないwww  一つの財布をめぐり泥棒コンビへの“反撃”、店の人涙目な銃撃戦、チャップリンも犬もハッピーエンドでめでたしめでたし。子犬も可愛いな~。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 00:05:44)
18.  幾つもの頭を持つ男 《ネタバレ》 
メリエスが自ら自分の頭をもぎ取ってしまい、頭だけになった分身が増えて会話や演奏をしたりする。  肝心の歌はマズいものだったらしく、メリエスはマンドリン?でその分身たちを潰してしまう。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-21 22:54:15)
19.  生きているトランプ 《ネタバレ》 
「生きているトランプ(Les Cartes vivantes)」。 メリエスの遊び心に満ちたイリュージョンものの一つ。  何も無い台に小さい台を重ね、巨大なボードがトランプになったり人を召喚したりするトリック撮影。 ここでメリエスは、カメラを近づける代わりに自らカメラに少し迫り、トランプの数字を観客に印象づける。 メリエスの映画はカメラが動く代わりに人がカメラに近づいたり、対象が巨大化してしまう。この作品もトランプが巨大になる。  燃える火と共にクイーンが、キングは突き破る勢いで御登場。  最後はマジシャンそのものがトランプに飛び込み通り抜ける。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-21 22:47:56)
20.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 
経験者は語る。 「永遠の命」を持って得たもの、そして失った物を・・・。 少女は「成長」を失い、男は多くの友を失った。 同族同士の殺し合い・・・二人の男は袂をわかった。 やがて来る「対決」のために・・・。   吸血鬼たちが眠る棺桶に次々と放火していき、悲痛な叫びをあげながら飛び出す吸血鬼の群れ!
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-13 18:36:17)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
829828.46%
971868.58%
10312.96%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS