41. ザ・プレイヤー
サスペンスも絡ませたハリウッドの内幕ものですね。俳優たちが実名で出てくるのが楽しい。ティム・ロビンス演じるミルは業界では敵が多いし、はっきりいやなヤツですね。結局ティムは罪にとわれることもなくひとり勝ちみたいになったけどこれがいつまで続くのか?と思いながら見終わったのでした。食うか食われるかの業界の様子が興味深いです。バート・レイノルズが出てきてたと思うけどあれは本音かもしれないと感じたのでした。 8点(2003-12-01 12:01:34) |
42. ザ・ロック
この作品のニコラス・ケイジはいいです。あのオトボケ顔ですからね、大真面目で渋くしようとするよりFBIでも実践はまるでダメなちょっと軽いキャラが好きです。ショーン・コネリーの役の設定もよいです。思わずニンマリ。ユーモアありの痛快アクションですね。デヴィッド・モースの軍服姿に惚れ惚れ。マイケル・ビーンがあっさりやられちゃうのが残念でした。キャストも豪華ね。エド・ハリス、ウィリアム・フォーサイスも出てたっけ。 8点(2003-11-30 20:56:52) |
43. サタデー・ナイト・フィーバー
まあ、懐かしいわあ~高校生のとき観ました。この映画がきっかけでディスコブームに。トラヴォルタの黒のブリーフが瞼に焼き付いてます。トラヴォルタのお兄さんが神父なんだけど「エクソシスト」のカラス神父じゃなかったかなあ。 7点(2003-11-30 20:01:21) |
44. 誘う女(1995・米)
私にとってこの作品は監督がガス・ヴァン・サントでありながら最後まで観ることのできた記念すべき作品です。 バービー人形のようなニコール・キッドマンもやっと垢抜けた感ありでした。ここに出てくる人たちってなにか少しずつズレてる感じ。ニコールのようなヘンな上昇志向と思い込みの強い人って老若男女関係なく、割と周りにいたりします。 自分でビデオカメラをセットして自作自演で事件について語るわけですけど、嬉々として喋りたくるスザンヌが滑稽でした。不思議と嫌悪感はなかった。これ実話ってほんとう?ニコールの行き着いた先も? [CS・衛星(字幕)] 7点(2003-11-28 09:17:57) |
45. ザ・コミットメンツ
好き好きこういうの。アイルランドのダブリン、労働者階級の若者たちがバンドを作り成功を夢みるのだけど・・・みんな、てんでバラバラで仲たがいしてしまう。でもこれが大成功のハッピーエンドじゃないからこの作品がこんなに面白いのね。ライブシーンは大変よかったです。アラン・パーカーという人は不思議な監督さんです。「ミッドナイト・エクスプレス」「エンゼル・ハート」なんてのも撮るし「ダウンタウン物語」「小さな恋のメロディ」もこの人。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-11-24 14:10:15) |
46. ザ・エージェント
ハリウッドの王道を行くトム。彼にはこの王道が合っている。監督は小粋なキャメロン・クロウ。私、この方は信頼しています。作品の方もユーモアのセンスもよく、素直に楽しめました。レネーの丸メガネの息子もかわいい。クロウの演出は細かいところまで行き渡ってるのね。女性の描き方もとても好感が持てます。「あ、こういうところよくわかってるのねえ、キャメロン・クロウは」とよく感じる。 トムの作品の中ではこれが一番好き。トムは30代半ばという男優として非常にオイシイ時期であり、抜群によいです。駆け出し女優たちがこぞってこのトムの相手役、ドロシーをやりたがったという。私自身レネーを認識した作品でもあるのですが、それまでにあまり見た記憶のないタイプの女優さんで印象深かったです。小柄なレネーちゃんはトムの相手役として雰囲気的にも相性よかったと思う。他のキャストも個性的、レネーの姉、キューバ・グッディング・Jrの奥さんと弟の存在がかなりイイ感じ。 クビになって独立したエージェントと落ち目のアメフト選手が二人三脚で成功を掴む、無駄がなく爽快感を味わえる、元気になれる映画です。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-23 01:53:07) |
47. サイダーハウス・ルール
《ネタバレ》 ラッセ・ハルストレムの作品はテーマが重い。重いけどサラリ、ほのぼの、ほんわかと描くところがいい。孤児院しか知らないホーマーが外の世界を体験し、成長していく姿が清々しい。トビー・マグワイアのポワ~ンとした感じがホーマーにぴったりでした。シャーリーズはキレイだけど、トビーとはなんかつり合わなかった。やはり秀逸はマイケル・ケイン。年をとるごとに魅力的な俳優さんになりました。 ルールがなくては困る、けれど人間って知らない間にルール中心、それに支配されてしまう場合が多かったりすると思う。リンゴ園の小屋に張り付けてあるルールを読み上げ、確か破り捨てたんじゃなかったっけ。 本作は避妊と中絶を禁じることはどうなのかが大きなテーマになっていると思うのですが、ホーマーとキャンディの成り行きに気を取られていたら、予想もしない展開になった。こんな場合でもルール最優先?時代設定はひと昔前なのですけど、今でもあらゆる場合、場面に共通し、ジレンマを感じる人も多いのではないかな?永遠のテーマです。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-21 22:37:56) |
48. サウンド・オブ・サイレンス(2001)
なぜこの邦題?サイモン&ガーファンクルがちらつく作品であります。予想に反してさらさら~とお話しが進みました。もっと七転八倒するのかなと思ってた。私は悪役のショーン・ビーンが見られたことに満足してます。ところでブリタニー・マーフィーと子ども時代の子役が同一人物というのは少々無理があったんじゃないか?ここがいちばん気になったとこです。マイケル・ダグラスねえ、この役どころなんですが、今となっちゃ当たり前すぎてしまって魅力なかったわね。映画出演は絶好調の嫁さんに任せて、プロデュースにまわったほうがいいんじゃないでしょうかね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2003-11-19 18:50:22) |