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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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21.  ジャッジ・ドレッド(2012)
そもそも映画に出てくる女優さんなんて綺麗なのは当たり前の事なのです。 だから普通に映画を観ていても「この女優、いいなぁ」なんて思う事なんかほとんどめったにないわけですが…しかしこの映画のオリヴィア・サールビーにはやられました。 「凛々しいルーキー」という役どころにぴったりで、コスプレチックな嘘っぽい金髪が抜群にセクシーです。 もうとにかく僕にとっては彼女一人の魅力を堪能するだけの映画で、ずっとハァハァ状態。 いやぁ、綺麗でかっこよかったなぁ…惜しむらくはR15+なんだからもうちょっとだけサービスシーンがほしかったってとこでしょうか。ほんとはあったんじゃないでしょうか。ディレクターズカット版とかないんでしょうか、ないのかなぁ… なんて思いながら彼女の出演作品を見てみれば…ん?ダーケストアワー?あのパッとしないヒロイン役の子か!ぶっちゃけ、あの映画では特にいいとは思わなかったから…今回の役がよほど彼女にドンピシャだったって事なんでしょうね。    
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-27 22:45:04)
22.  ショーン・オブ・ザ・デッド
モンティパイソンの「馬鹿オリンピック」並に放送禁止テイスト満載のラストシーンまで鑑賞して..で本当に思うわけですが、これって良くも悪くもほんとにイギリス映画ですよね。 「ゾンビ映画」というお題を前に、イギリス映画っぽい解釈&回答で映画制作してみました、と。そんな感じ。 ロメロへのオマージュとしてアメリカの若手が作ると「ドーンオブザデッド」で、イギリスで作ると「ショーンオブザデッド」。 そういう観点で見ると、この2つの作品はいろんな意味で面白いです。 純粋に映画としてみると、空気読めないキャラ達が馬鹿すぎますし..事態に対して斜めに構えたままの姿勢もあまり好きではないので(そこがまさにイギリス映画なわけですが)..イマイチ入り込めない自分がいるわけですが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-08 17:48:53)
23.  白雪姫
我が家に1937年アメリカ製の真空管があります。VT-63(46) という球なのですが、これを使用した自作の真空管アンプは、今でもきれいな音を奏でてくれます。  そこらの家電量販店で手に入る凡百の安いオーディオ製品など足許にも及ばないそれは綺麗な音です(自画自賛ですが)。  その真空管は、ただ単にオブジェとして眺めているだけでも惚れ惚れするくらい丁寧な作りの逸品で、70年近く前にこんなものを作っていたのかと.....当時のアメリカがいかに凄い国だったかを痛感させてくれる生き証人みたいな代物です。  その真空管と同年に作られたこの映画もまさに同じことを感じさせてくれる映画で、製作年を考えて見れば「これが70年前に作られたアニメ映画なのか」と驚くしかない出来です。  このアニメーション映画については正直採点不能なのですが、ここは点を付けざるを得ないのでとりあえず7点。 なんだか中途半端ですけど(いや、歴史的価値は認めても話自体はたいした事ないわけで)     ちなみに1937 年という年は、あの「ハンナ&バーベラ」の2名がMGMに入社した年でもある(そして1940年[ピノキオが作られた年だ!]にトム&ジェリーの第一作を製作する事になる)ので、アニメーション映画の歴史を語る上では忘れられない重要な年だと言えます。 (この時代のトム&ジェリーこそまさに現代でも通用する優れたアニメーション作品だと思うのですが.....それはまた別の話。)
[ビデオ(吹替)] 7点(2004-12-07 13:29:28)
24.  シュレック
正統派ファンタジーを思いきっリ皮肉ったブラックな笑いに満ちたファンタジー。 正統派ファンタジーアニメの象徴であるディズニーアニメを特に狙ってパロっているところは爆笑もの。     実にあざとい作りのアニメだが、この手のものがあざとい作りなのは当たり前であって、 斜に構えたオトナがにやりと笑いながら見るアニメ。     ...とはいえ、いかに面白くても、やはり王道あっての邪道、正統あってのパロディであるわけで、 相当なものでなければ本家である王道作品を超える事はできない。      王道の中の王道「モンスターズインク」を破ってこの映画がアカデミー賞受賞ってのは、やっぱり納得いかんなぁ.. 
7点(2004-06-25 12:14:09)
25.  シャイニング(1980)
新井素子が、「この映画を私はすごく面白いと思ったのに知人がみんな悪く言う。その理由を聞くに原作を読めと。で、原作を読んでみた。なるほど映画が悪く言われるわけだ。」ってなことを何かに書いていた。至極納得。  しかし新井素子は「でもこの映画もやっぱりいいと思う」みたいなことを書いていたと思う。それも納得。  原作至上主義(私は原作が大好きだ)の視点で見るとたしかにこの映画はだめだ。  でも原作をわすれてこの映画単体で見ると、これはこれで決して悪くない..というか十分怖い映画だと思う。   雪が積もると、周りが真っ白になるだけでなくて、一切の音が消えてすごく静かになるじゃないですか。その真っ白で静かな恐怖が、この映画の独特の閉塞感、サイコな香りをよくひきたたている。 その中を低い視点で爆走する三輪車..角をまがると何があるのか.. 
7点(2003-11-18 23:16:20)
26.  少林サッカー
うーん、何かが足りないんだよなぁ、何かが。 計算されてない馬鹿さ加減はいいんだけど、もうちょっと頭使えば格段に面白くなった気がするんだけど.. おしいなぁ。実におしい..  
7点(2003-11-17 22:58:43)
27.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 
映画の途中で「あーなるほど…そっちに振ったのね!」とずっと思いながら観てました。  テレビでやってた仮面ライダーって、タイトルが「仮面ライダー」なのに、実は全然「仮面」が重要じゃないし「ライダー」要素も薄いじゃないですか。 タイトルが「仮面ライダー」なのに、仮面もライダーもわりとどうでもいいっていう。  で、この映画では、ないがしろにされていた「仮面」要素を超重要視。なんなら仮面さえあればいいっていう。ていうか仮面に操られているっていう。仮面の中で人は生きていけるっていう。もうそれくらい仮面が重要な役どころになっています。 で、ライダー要素の方も、やたら「もともとライダーだし奴もライダーだったし」みたいな事を劇中で連呼するし、サイクロン号が超強いし、もうめっちゃライダー。  という事でまさに「仮面ライダー」というタイトルの「仮面」と「ライダー」を重視した内容にしたんだな、と。  あと個人的に意外だったのが、柄本佑が絶妙に「らしい」事。 なんというか役柄的に本当に「ちょうどいい」。 彼がこんなにこの役にハマるとは…そう思いながら観てました。  と、いろいろ感想を書いておいてなんですが…これ根本的に話がおもしろくないですよね笑 庵野の悪いとこが出たというか「シン」がネタ切れになっているというか…  で、話が面白くないところを除けば、一応いろいろ観るべきポイント(突っ込みどころというか話題にしどころ)はある映画でした。  なので(面白くないけど)ちょい甘で6点です。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-07-25 20:25:57)
28.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
ブラックホールぽいものから脱出しようとして脱出できない、からの「オカエリナサイ」で〆る  …もう「トップをねらえ」じゃん! と突っ込んだ方も多いでしょう。私もです。 セリフだとイの文字を反転できませんけどね笑  さて映画の内容ですが、正直微妙です。 何が微妙なのか考えてみたんですが、「シン」シリーズ特有の(といっても2作目ですが)、人間の内面をあまり描かず状況のみで進めていく作りの映画にも関わらず、やたら「バディ」だの「仲間」だの内面的な熱い要素を突っ込んできてるからなのかな、と。 登場人物がどんな人なのかよくわからないのに、ワンピースみたいなノリの事を言われても観てる方はノレないのですよ。  それは地球人だけの事ではもちろんなく「この星の人のために僕の命はいらないよ」とウルトラマンは言うわけですが、途中の熱いドラマパートがないため「え、君のそのモチベーションはどこから?」と客は思わず突っ込んでしまう。 最後までそれです。 そしてトップをねらえ、で終わるっていうね。  シナリオ自体をもうちょっと無機質にすれば、あるいはいっそ「空の贈り物」をメインエピソードにしてくれれば面白かったんじゃないのか…と、いろいろ思ってしまうちょっと残念な映画でした。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-11-21 17:35:09)
29.  13時間 ベンガジの秘密の兵士
雑な監督が撮る実話ベースの映画というとピーターバーグの一連の映画をまず思い浮かべるわけですが、こちらの映画も同じような欠点があるようで…  劇中の登場人物が存命の実話物の映画って基本的なハンデを抱えてると思うのです。  あまり極端な脚色は出来ないし、出てくる人への配慮はいちいち必要(何しろ訴訟社会ですから)…そうするとどうしても映画的な見せ場が足りなくなるわけですが、雑な監督はそれを上手くカバーできずに、なんとなーくダラっとした「面白くもないけどつまらなくもない」程度の映画が出来ちゃう、っていう。  この13時間という映画。さすがマイケルベイといいますか、まさにそんな感じの出来になってると思います。  それって実話ベースの映画だったら皆そうなんじゃない?と思うかもしれませんが、「ユナイテッド93」とか「ハドソン川の奇跡」とか実話を扱っていて面白い映画はちゃんとありますから、足りない映画は監督の力不足なんじゃない?と思わざるを得ません。  逆にそんなダラっとエピソードを並べただけの映画でも、元々が「映画化しよう」と思わせるだけのすごい事件ですから、とんでもない駄作が生まれる事もなく、結果「ふつー」の映画になっちゃうわけですね。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-10-01 00:19:17)
30.  人狼村 史上最悪の田舎
80年代のコメディティストのホラー映画を彷彿とさせる映画です。 たとえば狼男アメリカン…と書こうとしたら前の方もその名前出してますね。 いや内容や雰囲気はそれと結構違うんですが、なんというか時代感というかですね、当時の感覚に近い映画です。  とにかく終始「犬」が可愛いです。  「終始「犬」が可愛い」…そんな映画が悪いわけがない…と言いたいところですが、なんとこの映画、若い女性が一切出てきません。  そんなホラー映画ってある?? いやないよね?
[インターネット(字幕)] 6点(2021-03-08 22:50:40)
31.  十二人の死にたい子どもたち
冲方丁の小説はどうも肌にあわず、これも原作読んだときに「うーん、なんだかなー」と思った一本。 とはいえ、どう映画化されてるのか気になったのでちょっと見てみました。  映画化のために枝葉のエピソードや推理を切り落としてよく整理されているとは思うんですが、本質的な「面白くない感」はあんまり変わらないかな、という印象。 とにかく展開が地味なんですよね。  また原作は章単位で主人公が変わってそれぞれの人物視点でエピソードを語るために個々のキャラが理解できる構成なんですが、この映画はずっと客観視点で心の中が描かれないためのため人物造形がほんとに浅くなっています。 杉崎花の役は、わりと原作通りのキャラではあるんですが、映像化する事であそこまで厨二風アニメ風のキャラになるとは…小説呼んでるときは思いもしませんでした。  まぁわりと原作ママだと思いますが、この映画が面白くないとすればそれは原作があまり面白くないからではないかと…
[インターネット(邦画)] 6点(2020-07-16 00:13:41)
32.  死霊館 エンフィールド事件
1977年に起きた世界一有名なポルターガイスト現象「エンフィールド事件」をもとにした映画。 1977年といえばスターウォーズや未知との遭遇が公開された年ですからそれなりに最近。事件自体の映像記録も録音記録も残っているし現象を目撃した人も警官や記者、学者含めて30人以上…となれば、本来であればもっ大騒動になっていいはずの事件だと思うんですよ。 だって家中の家具がぶんぶん動く現象がずっと続いていて少女は変な声で3時間もしゃべり続けあげくに宙に浮く…それを大勢の人が実際に見てるし記録されてるんですよ? 科学的には大事件のはずじゃないですか。 でも、実際にはずっと放置されてる…って事は結局「だれかのいたずら」という扱いなんだろうし、類似の事件が他にほとんどないんだから実際にいたずらなんでしょうけど。  という事で(一応)実話ベースの話なわけですが、何しろ実話ベース。 映画的な脚色はあってもとにかく地味です。とことん地味。そして長い。 ラスト30分はそれなりに盛り上がるので、途中をせめてもう20分短くしてくれば…  最後まで観ると悪くはないんですが、この長尺で観るとさすがに途中がちょっと退屈です。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-07 18:13:23)
33.  ジョン・ウィック
映画の世界では犬の虐待は一種のわかりやすい死亡フラグとなっています。 例えば、犬を助けなかったお父さんは竜巻でとばされてしまうし【ツイスター】自分が助かるために犬をサメに投げ込むクソはサメに喰われてしまうし【パニックマーケット】同様の理由で犬をヘビに投げたクソはヘビに喰われ【スネークフライト】そしてこのジョンウイックにおけるマフィアのドラ息子はジョンウィックにやられてしまうわけです。 基本的に映画の世界(と愛犬家の世界)では「犬の命は人の命より尊い」というルールがあるわけで、もしあのドラ息子がそのルールを知っていればあそこで犬を殺す事もなかったはずで、そうすればそもそもこの映画も成立しなかったわけです。 …という事は映画を成立させるために、あのドラ息子はやりたくもない犬殺しをやったのかもしれません。映画を成立させるためにしょうがなく…そういえば最初の登場シーンで自分の事を「犬好きだ」と言ってましたしね。実はアレが彼の本音であり、あのシーンは映画のためにしょうがなくやったと?犬好きなのに涙をこらえてつらいシーンを… そう考えるとあのドラ息子、やりたくない仕事もちゃんとこなす立派な奴に思えてきませんか? …きませんよね、うん。いや書いてて自分でも無理だろうなとちゃんとわかってましたよ、わかってましたともえぇ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-04 01:36:11)
34.  ジュラシック・ワールド/炎の王国 《ネタバレ》 
そういえばこいつのレビューを書いてませんでした。 安定のシリーズで前作からの続きもの。 当然いつもの展開かと思いきや、今回は大きく趣向を変えてきています。 まさかの家内でのバトル。めっちゃスケール小さいじゃん! 恐竜映画なのにバイオハザード感がでてしまってるっていうコレジャナイ感がハンパないのです。  たしかに毎回同じパターンではさすがに客も飽きるわけで、ここらで趣向を変えるのはわかるのですが、しかし今回の路線変更は失敗ではないでしょうか。 このシリーズに客が求めるのは多分こういう方向性ではないと思うのです。 客がこのシリーズに求めるのは、もっとバーンとしてドーンという感じの雑で圧倒的なものを求めてると思うのですが(それは多分映画マニアには受けが悪い方向性だと思いますが)、今回の路線変更はスタッフが色気を出したんでしょうか、なんか真逆なんですよね。 迷走を感じさせる一作です。
[インターネット(字幕)] 6点(2019-05-05 20:17:48)(良:1票)
35.  シャーク・ナイト 《ネタバレ》 
普通こういうホラー系の映画は、犠牲になる若者たちがビッチというか「まぁ死んでもしょうがないよね」という馬鹿ばかりなのが定番。だって、ほんとにいい人ばかりがひどい死に方をしていく映画とかさすがに見ててつらいじゃないですか。 ところがこの映画、なんと主人公たちは結構いい人なのです。わりと好感度の高い若者たちなのです。それがサメにやられちゃうわけで、ちょっとかわいそうな映画です。そして闘う相手も人間。結局内容的には悪党と学生の争いになっていて、ある意味普通にサスペンス映画なんですね、これ。 サメをたとえば、車や銃に変えても普通に成立する映画だと思います。 そういう意味で「サメが人をわっさわっさと食べる映画が見たいんだ!」なんて人にはおそらく不人気だと思いますが、私個人はそこそこ面白い映画だと思えました。  そして本編ぶち壊しの最後のバカラップ。この映画の白眉はココです!!製作者スゲー!
[地上波(字幕)] 6点(2013-10-14 01:42:48)(良:2票)
36.  ジョニー・イングリッシュ 《ネタバレ》 
「あなたのむすめさんたちに小さいチンチンがついてますように」と、このセリフだけで6点。 この日本語のセリフを考えた人のセンスはすごい。凡庸な日本人には思いつくことすら不可能な天才的センス。 
6点(2004-09-21 11:34:41)
37.  シュリ
さて、この映画。内容、ストーリー展開があまりにも古典的。 最後まで見ても、予想外の展開は何もない。  なにしろ映画を見初めてすぐに観客はヒロインの正体に気づくわけで、そうなると「北朝鮮だしなー」ということもあいまって オチまで大体想像がついた状態で観客は映画を見続ける事になる。  その誰でも読める古典的展開をグイグイ引っ張って最後にお涙頂戴でまとめる為には物語..ドラマというか、その 見せ方がもっと強くないと。いいエピソード入れないと。あまりに地味というか、こなれてないというか..。  なので、話が読めた状態で最後まで見た観客がラストで泣くのはほとんど不可能に近いのがつらい。もったいないな。    もうひとがんばりあれば「お約束の魅力に号泣」くらいの評価ができたかもしれないけど、残念ながら、とてもとても。   売りのアクションシーンは派手だが、これくらいは今日普通の水準で、特にどうこういうほどのもんでもなし。    結局、いかにもハリウッド映画を意識した習作の域を出ない映画かと。惜しい。 
6点(2004-06-11 13:22:36)(良:1票)
38.  少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇... この映画の印象を一言で語ると、こうだ。    一般アニメオタクにはむしろ喜ばれないだろうと思えるつくりで、かといって一般視聴者が見るとも思えない、まさに 「わかる人だけ喜んで見ればいい」という、かなり視聴者を限定するタイプの傑作テレビアニメ「少女革命ウテナ」の劇場版が本作。   テレビの再編集物ではなく、エッセンスだけを残したまったく別の一本の映画となっている。  本編の売りである豪華絢爛さは劇場用としてさらにパワーアップ。まさに画面は薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇..。状態。   ただ、テレビ版にあった、話の深みや奥行き、「なんなんだこれは」的爆笑を禁じえない謎のシーンの数々は この劇場版ではだいぶおとなしくなっていて、劇場版でのパワーアップを期待したテレビ版フアンにとってはちょっとびみょーな感じ。  もともと、かなりマニアックな層しか喜ばなさそうなアニメだっただけに、そのままで一般向け劇場作品とすることは きつかったということだろうか.?    そして何よりいかんのは本編のテーマである「革命」のチープ&陳腐なこと。 テレビ版は見事に一人(いや二人?)の少女の革命を描いた秀逸なラストだったと思うが、こっちはなぁ..  わかりやすいのもどうかと思うし、なにより感動もないんだよねぇ。 かかしじゃなぁ、影絵少女も必然性ないしなぁ..いやウテナカーは劇場向けのはったりとしてはいいと思うけど^^   いくら一般向けにしたとはいえ、何も知らずにこの映画を見たパンピーは、間違って「キルビル」を見てしまったシロガネーゼのような衝撃をうけてしまいそう。そういう映画。  
6点(2004-04-20 17:18:53)
39.  料理長(シェフ)殿、ご用心
小粋なグルメ系サスペンス映画。適度にラブありサスペンスありの佳作でジャクリーンビセットの魅力全開映画。と、書いてみると、めっちゃ大雑把に言えば「シャレード」系映画と言えますね。 (シャレード系ってなんだよという突っ込みはあるかと思いますが)  映画の内容は原題の「誰かがヨーロッパのすごいシェフを殺そうとしている」がまさにそのものドンピシャリの内容で、当時と違ってグルメな食事に慣れた今の日本人が見たほうが面白いかもしれません。 (この映画が公開された頃、ロブスターを実際に食べたことある日本人ってほとんどいなかったと思います)  私らの世代は「なんちゃら洋画劇場」で1回や2回は必ず見てる..と思うくらいにしょっちゅうテレビ放送されてた映画なんですが、どうやらDVD化されてないらしいので、今は見るのが困難なのかもしれませんね。  こういう映画こそ、映画のジェネレーションギャップを測るのにふさわしい映画なのかもしれません。 ま、そんなもん測ってどうするのかがわからないんですが。
[地上波(吹替)] 6点(2004-01-14 11:46:45)
40.  シービスケット
私、実際に趣味で 1/40 とかの小さな所有権ではありますが、競争馬を何頭かもってますので この映画への興味は一般の映画フアンの方とはだいぶ違うということをまずお伝えしておいて....(ちなみに現実世界では愛馬オレンジワールド号が先日の福寿草特別でヘタレだったのでへこみ中) 何よりびっくりしたのがウルフ役のスーパー名騎手ゲイリー・ステイーブンス。めっちゃ普通に役者してるじゃん。うひゃ、あまりに自然でびっくりだ。 映画自体は、前半がかなりタルくてうーん..って感じ。そこを乗り越え3名集まってからはやっと物語が動き出し それなりに面白く観ることができるのですが..なにしろ最初の30分がきつい。映画全体として冗長っぽいところがあるくせに、逆に話を無理やり詰め込んだ感じのところもあって話の見通しが悪く感じます。 そのせいもあってか、主役級以外の人物は誰が誰だか映画を見ていてもよくわからず、画面に誰か出てきても「この人誰だったけ?」と思うような人ばかり。おかげで細かな人間関係などがイマイチわからず終い。まぁわからなくてもいいんでしょうが。 映画全体の評価としてはまぁボチボチってとこでしょうか。とても「全米が感動の涙」なんてほどのものには思えませんでした。 ちなみに...... シービスケットは1938年度の米年度代表馬。生涯成績は89戦33勝。2歳~7歳まで走りました。 この映画中でウォーアドミラルと戦ったピムリコスペシャルはそのシービスケット4歳の時の話。 (ちなみにその時のウルフのセリフ「あばよチャーリー」は米競馬界では知らぬものがないほどの有名なセリフだとか。) 引退後種牡馬になってからは惨憺たる成績で、まったく後継を残せませんでした。 バックパサーの母父として名を残すウォーアドミラルと違って、今の競馬フアンがシービスケットの名前を知らないのも無理はありません。 
6点(2004-01-13 23:41:40)(良:2票)
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