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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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41.  自虐の詩
業田良家は他作を読んで面白かったし興味を持ったので、原作の楽しみは後回しにして未読のまま鑑賞。映像化だと業田良家独特のブラック・ダークな感じがなくなってるし、かと言ってコメディーでもないし、中途半端な印象。主演男女に華があるのも問題かな。もっとダサイ役者の方がいいのかもしれない。
[地上波(邦画)] 4点(2016-08-01 11:33:13)
42.  白い肌の異常な夜 《ネタバレ》 
制約された空間での女の本性むき出しで、足の切断までは面白かったんだけどな。ここから話がおかしくなり、まさに「異常」な状態に。で、結局トラブルの元を殺してメデタシメデタシって全然オチになってないし。抜け駆けしようとしたネーチャンが最後発狂してもよさそうなモノだけど、冷静でいるのもどうなのかと。もっと女の葛藤をトコトン描いて欲しかった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-26 13:03:46)
43.  17歳の肖像 《ネタバレ》 
教養小説的自伝だし、頭のいいマセタ美人女子高生が妻子持ちの中年男に騙されるというたいした話でもないので、作品としての盛り上がりには欠けるが、それが逆にリアリティーがあってよかった。多少は美化されているだろうし、実際にはもっとドロドロとしたヒドイ事もあったのだろう。主役の子も女子高生にはちょっと無理があるが、中々の存在感で魅力もある。 テーマは「人生の退屈をどうやりすごすか?」なんだろうけど、高校生にそんな事がわるわけでもなく、人生に折り合いをつけて生きているある種のマトモな大人たちの対比はよかった。私利私欲で騙す大人も居たが、救ってくれる教師や、常に味方でいてくれる親もいて、環境的にはよかったんだろうな。肝心の挫折からの切り替えしというか復活への過程の描写が弱いので、そんな簡単に気持ちの切り替えは無理だろうと思わせる所が難点かな。あと、邦題もどうなのかと。
[地上波(字幕)] 7点(2016-07-05 10:59:41)
44.  シービスケット 《ネタバレ》 
男の心意気に胸打たれました。ゲイリー・ロスとはかなり相性が良いので期待して観たのですが、期待通りの作品でした。勝負にこだわるのであれば、シービスケットの復帰戦に万全でないレッドを騎乗させるべきではないが、そこにあえて騎乗させようとする関係者の心意気。そして、レースでは馬群からとり残されていくシーンで「やはり実話だし、そう簡単には勝てないようなあ。でもここまで復帰できたし凄いよなあ」って思ってたところで、ウルフがシービスケットの勝負根性を引き出すために、後方に下がるところでその心意気に涙が出ました。これも勝負にこだわるのであれば、ウルフ関係者(馬券を買った人含む)からみればご法度。でもこの「奇跡の演出」は許されるものだったのだと思います。勝つ事だけがすべてじゃない。人の気持ちに応える優しさに心洗われました。でも、関係者皆の夢・心意気に見事に応え、勝ってしまうシービスケット。まさに「出会いが奇跡を生む」最高の物語だと思います。<追記>13年ぶりに再見。移動カメラの疾走シーンの迫力はTVで感じることはできなかった。劇場との差異を痛感した。他方、映像の力で感動させられたのかも?という気も。
[映画館(字幕)] 10点(2016-06-03 10:33:09)(良:2票)
45.  守護神
他の訓練モノとの違いは自己犠牲について考えさせられる所かな。奥さんを押しのけて自分だけ助かろうとした夫の話が印象的。
[地上波(吹替)] 6点(2016-04-28 10:29:48)
46.  白ゆき姫殺人事件
ネット批判の社会派ドラマとしてはちょっと軽い感じがするのと、殺人事件およびその原因である女の人間関係の葛藤の描き方も弱い。よって中途半端な作品になってしまった。原作未読だが、前者がメインテーマなら、後者はバッサリカットして、ネット世論の暴走の恐ろしさをもっとアピールしてもよかったような。簡単に事件が解決してしまって拍子抜け。どうせなら主人公が自殺して泥沼化して欲しかった。殺人事件なのにネットとメディアのみしか出てこないで、警察が何も捜査で動いていないのが不自然ではある。
[地上波(邦画)] 5点(2016-04-08 11:13:12)
47.  写楽
反権力として戦った当時の文化人とその関係者。芸術家達のライバルへの嫉妬や賞賛。目の付け所は中々面白いとは思うんですが、この作品は関係のない話題でその後盛り上がってしまい、今見るとその後の騒動を踏まえて見てしまうので出演者のスキャンダルというのは罪深いなあと。ただでさえ不要と思われる恋愛要素が、さらに無駄に思えてしまって。結局終わり方もヘンテコで消化不要だし。写楽ではなく、蔦谷重三郎メインでリメイクしたら面白いんじゃないですかね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-04-05 13:46:39)
48.  序の舞
TV版で30分程度カットされているせいか、上村松園の人生をナゾッタだけのダイジェスト版のようで、深みが感じられなかった(たぶんエロシーンが大幅カットされているような)。母親側には所謂女として自由に生きられなかった毒母的怨念みたいなモノがもっとあってよかったし、名取裕子も環境に振り回されてばかりで、上村松園の持つ芯の強さのようなモノが感じられなかった。もっと「戦う女」を前面に押し出してもよかったのではないか。『焔』の創作シーンはおそらくフィクションだろうし、映画とは言えこれはちょっとヤリスギだなあとシラケテしまう所もあった。現代の価値観から当時の女性活躍難しさを推し量る事は困難ではあるが、この辺はもっと大胆にやってもよかったのでは。と言えるのも2016年から1984年を論じているに過ぎなくて、84年当時としてはこれでもよくやっている方なのかもしれないが。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-03-07 10:16:31)
49.  ジャック 《ネタバレ》 
外見的異端は子供の世界では通常排除されるだろう。それがバスケの試合だけでスンナリ受け入れられたのは少々雑に思えたが、その後の友情話はファンタジーとしてみればそれなりに感動的ではある。他方、成長加速による余命消化についての苦悩の描き方が弱かったような。子供だから精神的には成長できないのかもしれないが、ラストで急に精神的に成熟してしまったのが、唐突だった。この間の過程も描いて欲しかった。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2016-01-15 13:11:09)
50.  幸福の条件(1993) 《ネタバレ》 
「金で買えないものはない」とは思わないが、「所詮世の中金」ってのも否定できないなあ。 <2015/12追記> 最終的には元鞘なんだけど、一生背負って生きていく事を考えると、まあダメだろうなって気はする。人の心をカネで弄ぶのもどうかと思うが、それを受け入れたという事実は消えないし。各々後悔したまま、その後別々の人生を歩むというオチの方がよかったような。
[地上波(吹替)] 4点(2015-12-24 12:42:56)
51.  ジュリエットからの手紙 《ネタバレ》 
プロットが『幸せの黄色いハンカチ』にちょっと似てますね。手紙がベースとなって若い男女が年長者と一緒に旅して恋愛応援している間に自分達が出来ちゃうって所が。互いに配偶者に先立たれ、余命を老いらくの恋に費やす(でも、結婚までいっちゃうと普通は親族が反対しますけどね。遺産の関係で。)2人と、マリッジブルーな女が旅先で入り込んできたイベントと男に引っ掛かるとうコントラストは中々ではあるが、前者の2人はよいとしても、後者2人はどうも共感できない。見た目的にもイマイチで魅力もない。ま、女のワガママ・妄想映画を見てしまった自分に責任があるのですが、これだけ男不在なのもどうなのかと。だって男の方は仕事を兼ねてイタリアに来てるわけでしょう。あまりにも仕事への理解がなさすぎるような。最後の手紙にある「人生にタラレバはない。それに囚われると一生苦しむ。」というのは恋愛に限らず全てにおいて言える事であり、流れていく時間の中で人生を修正していくしかないんだろうな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-12-09 12:59:24)
52.  白雪姫と鏡の女王
戦う白雪姫。これが現代バージョンなんですかね。よくできているとは思いますが、ちょっと狙いすぎかなと。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-23 15:12:42)
53.  新・喜びも悲しみも幾歳月 《ネタバレ》 
前作に比べれば現代的ではあるが、今の時代から見ると古臭く感じる。この辺の昭和が終わろうとしている時代の作品は知らない時代じゃないだけに、評価が難しい。夫の仕事に振り回される妻なんてもはや化石だし、灯台もすべて自動化され、海保と言えば今は海猿であり、自衛隊の変わりに海防を担って戦争まがいな事もしているし。役者も若手の演技が素人的で見ていられない。メインは父子の関係のようだが確執→和解もなく、よくできた息子によって平凡に終わるし。サラリーマンの出世競争を揶揄するシーンもあるが、灯台勤務にもちゃんと出世があるし、それを素直に喜んでいるし、組織で生きるとはそういうモノだろう。しかも身分は役人だし。 そんな中で特筆すべきは大原麗子だ。前作の耐える妻とは一変し、蓮っ葉でありながら可愛げもあり、灯台妻としてどうかとも思う所もあるが、抜群の存在感ではある。
[DVD(邦画)] 5点(2015-11-11 15:57:49)
54.  就職戦線異状なし
公開された時、調度就職活動の時期で、面接の合間に時間があったので銀座(シネパトス?)で見ました。とても思い出深い作品です。歌も流行りましたね。今見ると印象は違うのかも?映画は見るタイミングで受ける印象は全然違いますからね。<追記>24年ぶりに再見。仙道敦子がこんなにいい女優だったとは。現代では大学校舎やTV局などは建て替えられ、貴重な記録映画にもなっている。当時は渦中にいたのでかなりの共感を持って見た(内容的にはリアルでした)が、今見るとさすがに懐かしさがこみ上げて来て、その後の自分の人生とはなんだったのか?について考えさせられ、あらためて「時間」の重さを感じさせられた。時代背景の違いはあるし、世代によっては過去への批判もあるだろう(ネットもケータイもない時代ですが)。が、就職活動モノは最近では直木賞の『何者』があったように、学生時代最大のイベントである事に変わりはなく、子供から大人への通過儀礼であり、自分探し系青春群像劇の最高傑作だと思う。結局自分は立派な大人にもなれなかったし、立派な人間にもなれなかったが、40代半ばになった彼らが現在どのように生きているのか?その後を見てみたい気がした。
[映画館(邦画)] 10点(2015-10-01 13:52:55)(良:1票)
55.  社葬
完全な男の権力闘争の物語であるが、時代背景もあって女は芸者か秘書か主婦でしかなく、この頃はこんなに性差別があったのかと今見て驚く。新聞社はバブルの頃は人気があったが、今は古臭く入社したくない企業の上位にあるらしい。で、入社するのは優秀な女性ばかりらしく、だいぶ様変わりしているようでもあるが。かといって権力闘争がなくなるわけでもなく、昨今の東芝問題はインフラ系と家電系の派閥抗争が発端となり、双方の潰し合いの結果露呈したようだし、2流新聞社などではなく、日本の財界TOPでもというかTOPだからこその熾烈な抗争は現代でもあるのだろう。自分はこういう男芸者になるのがバカバカしくて足を洗ってしまったので傍観者でしかないのだが、数多繰りろげられる社内の権力闘争に勤しむ人にはどのように映るのだろう。社葬の話ではないので、題名がちょっとよくないかな。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-08-21 16:12:26)
56.  主人公は僕だった 《ネタバレ》 
人生で逃れる事のできないもの。それは『死と税金』です(邦題はコレにすればよかったのに)。税金を逃れようとする女と死を逃れようとする男。この2人がくっつく事により、女は合法的に未納税金を回避し、男は運命を受け入れて死を回避する。小説の映画化は失敗すると言われるがそれを逆手に取った構成。その象徴が「ギターを選ぶシーン&神視点の声」でしょう。作家はもちろん神の比喩的存在であり、神の声を聞いた主人公が出会いを通じて生き方を変えて人生が好転していくが、そこには人間いつ死ぬかわからないという不条理があり、その不条理を描けば小説としては傑作となり、運命を知った主人公が死を覚悟で行動する(が、助かる)というのが映画ならではの平凡なオチであり、この辺の小説と映画のギャップや表現差異、そして融合に切り込んだ脚本がとても興味深い。人間誰もが、自分が主人公だと思っているわけで、そこに観客はいない。あとは神の存在を信じるか否か?運命や人生は変えられると思うか否か?結局殆どの人間は何事もなく平凡に生き、平凡に死んでいく。いつか必ず。人は生きたようにしか死ねない。その報いの日が必ず訪れる。それはある日突然かもしれないし、長い闘病生活の末かもしれない。それは誰にもわからない。知る由もない。なら日々の日常に何を感じるのか?そこに意味を見出せるのか?この世は偶然なのか?必然なのか?自由意志はあるのか否か・・・。哲学・宗教・文芸、そして人生とは等々いろいろと考えさせられる作品。
[CS・衛星(吹替)] 9点(2015-08-14 13:21:34)(良:1票)
57.  衝動殺人 息子よ 《ネタバレ》 
個人的な憎しみ苦しみを、同じ被害者を通じて、社会運動にまで発展させた功績は大きいし、尊敬に値する。が、犯罪被害者も苦しみもそれぞれで、この違いは十分とは言えないまでもある程度は描かれていて、問題の大きさ・深さ・複雑さを理解する手助けにはなった。犯罪被害者家族が忌み嫌われるというのもなんとも凹む話だ(昨今は加害者家族の問題もあるし)。結局主人公は、被害者の貧困対策での給付支援の方向に動くわけだが(損害賠償や慰謝料請求という感じではないので、なら生活保護ではダメなのか?という疑問は残る)、ここへの動機説明が曖昧で弱いのと、これが息子の仇をとった事になるか否かは疑問の残る所ではある。主人公の活動にフォーカスしたドキュメンタリードラマになってしまったため、心情変化の描写が弱くてわかりにくい部分はある。
[DVD(邦画)] 6点(2015-08-10 21:18:31)
58.  J・エドガー 《ネタバレ》 
少々頭のいい人ではあるのだろうが、所詮だたのイチ公務員であり組織人に過ぎず、選挙の洗礼はない。だからこそ50年弱も大統領も恐れる権力者として君臨してきたという事実。組織・立場・役割・権力・権限に人は付き従いそして魅了され、虚勢を張る。それがいつのまにか自分の力であると勘違いをする。それは己の弱さや愚かさの裏返しでもある。これは有名人に限らず、数多の人間に共通する性であろう。その人間の表と裏をレオが上手く演じ分けていた(老年役も頑張っていた)。FBIモノとしてのストーリー性やサスペンス的要素はないし、英雄的とは言えない主人公にも共感できる部分も皆無ではあるので評価が低いようだが、人間ドラマとしてよくできていると思う。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-07-28 14:23:19)
59.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
登場人物が皆愚かで、みていてとてもイライラしますが、金が人間を狂わしていく様をよく描いていると思います。<追記>11年ぶりに再見。昔見た時は男3人が狂いだして自滅していく作品という印象だったのが、今見ると夫婦関係が変化して、壊れていく話という印象が強い。現状に満足していた夫婦が「カネが手に入るかも?」という夢や希望(未来)を感じた途端に、現状に満足できなくなる。奥さんが旦那に節約生活を愚痴る台詞がとても辛らつでリアリティーがあり、冒頭のシーンとのキャップも感じさせられ、一番印象に残るシーンだ。罪と罰に耐えられなかった兄は死に、弟は一生背負って生きていく。札束を燃やす冷静さを保持していた弟にはある意味感心。この精神力の有無が他の2人の男との違いなんだろうな。それにしても、結局、幸福とは比較の問題でしかないという事を痛感する。他人との比較だったり、自分の過去や未来との比較だったり。逆に言えば、比較しない事で平穏で幸福な生活が続けられるんだろう。
[地上波(字幕)] 8点(2015-07-21 07:50:22)
60.  春琴抄(1976)
原作未読ですけど、健康美と好青年のカップルではどうも雰囲気違うような。設定や世界観は面白いしある種の変態愛なのでもっとエキセントリックな役者でリメイクして欲しいです。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-07-09 09:53:46)
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