61. シャロウ・グレイブ
テンポと軽いタッチの映像が良い。ストーリーは少々面白くないと思った。最近のイギリス映画特有の感じは十分に出ていると思いますので好きな方にはお薦めです。 5点(2002-12-20 17:50:30) |
62. シャレード(1963)
サスペンス恋愛コメディー映画というと良いとこ取りで中途半端なものになってしまいがちだが、流石はこのキャスティング、最後まで引き込ませてくれます。演出自体は大した事が無いんだけれど途中途中の音楽が映画を和やかなものにしてくれます。サスペンスでありながらコメディが同居しているがそれが邪魔になっていないという点でかなりの秀作と言えるのではないでしょうか。 7点(2002-12-20 17:46:17) |
63. Shall we ダンス?(1995)
現代のサラリーマンの密やかな楽しみといったところはうまく表現されていた。竹中直人は確かに面白いんだが、彼が入ってコメディ映画になってしまったという感もある。役所の着飾ってない演技は流石といったところか、まあ元公務員なら普通にしてればああなるか・・・ 5点(2002-12-20 17:23:52) |
64. ジャッカルの日
ゴルゴ13でした(嘘)正直過程で人を殺しすぎているのと、ラストが微妙といえば微妙といったところか。しかし、近代の爆発あり涙あり恋愛ありと言ったような映画に比べるとはるかに出来が違う。といってヒッチコックのようなサスペンスとも一味違うし、ハードボイルドに徹してるわけでもない。そういう意味で傑作と言える。 6点(2002-12-20 17:18:40) |
65. ジャッジメント・ナイト
スピード感とアクションだけではなく、ストーリー自体も意味を含ませてあって面白い。この映画のサントラもロックとヒップホップを併せた曲だけで仕上がっており、イコール若者達の対立する映画の内容とも通じる。当時エアロスミス&runDMCの「WALK THIS WAY」あたりしかこのような曲自体が存在しなかったのだが、この映画のサントラで多くのミュージシャンが併合曲を作り当時にしては斬新だったことを覚えている。 7点(2002-12-20 15:32:57) |
66. ジャック・サマースビー
ありそうで無い内容なんだが妙にリアリティのある生生しい作品だった。感動は出来る。そしてみんなのレビューと同じくジョディは良いがリチャードギアじゃない役者を使ってたらもっとずっと良い映画になってたと思う。うーむ誰がいいかな、ジョニーデップだったら少し若すぎるか、ジュードロウだともっと官能的だろうが更に若いし・・・。監督もそこが悩み所だったのかもしれないな。 7点(2002-12-20 15:24:47) |
67. ジャッキー・ブラウン
調子に乗ってしまったタランティーノの映画。雰囲気作りとか、豪華なキャスティングの無駄な使い方とか遊び心は相変わらずなんだが、同じような映画を撮るならストーリーを充実させて欲しかった。 3点(2002-12-20 15:15:02) |
68. ジャッカル
あやうくキャスティングに騙されて映画館に見に行くところだった。スター並べりゃ良い映画が出来るというわけではない、というところが最大の見所。原作は名作なのに大がっかりな映画。 1点(2002-12-20 15:11:34) |
69. じゃじゃ馬ならし(1967)
原作の最初の部分が抜けてるのはしょうがないとして、コメディとはいえすこしリアリティに欠けすぎてるかなとは思った。しかし、役者陣のコミカルな演技はすばらしい。 6点(2002-12-20 15:07:12) |
70. 蛇鶴八拳
ジャッキーファンなら観とくべきものがある。若いし、彼独特の雰囲気がまだ完成されておらず違った見方をすれば面白くないこともない。まあ相変わらず内容やストーリーに意味を求めてもしょうがないという点は同じだが。 4点(2002-12-20 14:45:39) |
71. シャイン
ピアノによって心に傷をおった主人公がまたピアノによってその傷が治っていくシーンは実に見ごたえありました。ジェフリーラッシュは確かに名演技。しかし、この内容を1時間45分で収めること自体に無理があったのではないかと思う。一人の人の幼少期~大人になっていく様を映画という時間内に収めようとすればそれは大変なことだとは分かってはいるが、それにしても少し飛びすぎていて感動がいまいち伝わりきっていない感があると思った。精神に傷を負ったという不幸をもっと痛烈に表現していれば更に大きな感動を表現できたのではないだろうか。治っていくシーンが良く出来ているのでその辺が少し残念。 6点(2002-12-20 14:42:31) |
72. シャイニング(1980)
ひたすらジャックニコルソンが怖い、さすが名優。しかし、ホラーというかサイコというかそういう意味では内容はあまり突出しているわけではない。見た目の怖さは良く出ていると思うが、心理的な怖さがもう少し足りないのが残念。 6点(2002-12-20 12:35:40) |
73. ジャイアンツ
ジェームスディーンの遺作というだけの評価ではなく、壮大なスケールのストーリーと様々な人間模様を見事に表している映画だと思います。ジミーはこの撮影の3日後に事故で死にましたが、後のアフレコを別人がやっているというのも感慨深いです。出ている俳優陣が流石に演技上手なのでラストまで目が離せません。そしてあのラストの演説シーンも印象に深く残っています。お薦め。 8点(2002-12-20 12:25:08) |
74. 市民ケーン
パンフォーカス撮影、ローアングル撮影、長いカット割などこの映画で取り入れられた技法は後々の映画界にとって意義のあるものである。回想と現在が入り乱れてケーンの真実が段々浮き彫りになるという演出も見ごたえ十分。内容としてはトンプソンという記者がケーンの最後に残した言葉「薔薇の蕾」の謎を解くべくケーンを調べる、栄華を極めたケーンではあったが彼は孤独な人物であった、何故そうなったのか、と段々ケーンの真実が明らかになっていく。しかし記者は最後までその謎を解くことができない。しかし、観客はラストにその意味を知ることとなる。オーソンウェルズは物語の進行を記者では無く、観ている観客に訴えかける手法を取った、これもまた見所の一つ。そしてまた事実は小説より奇なり、とも良く言ったものだ。彼の作ったこの映画は当時新聞王だったハーストをモデルにしている。「薔薇の蕾」というのもハーストが飼っていた犬の名前からきている。この映画に反発を持ったハーストとオーソンウェルズの現実での争いというのも実は映画になるような凄いものであった。一説によるとその影響もあり、この映画はオスカーを逃したとも言われている。そしてここのレビューを見て私が思ったことは、どうして「薔薇の蕾」がケーンが幼少のころの母親との思い出の橇に付いてたマークだといういうことに気づかない人がいるのか、映画の内容を理解していない人が多いということ。彼は孤独を愛していた訳ではない、孤独になってしまったのだ。記者トンプソンが彼の何を探そうとしていたか、彼の実像を探していたのだ、それをトンプソンは最後まで知ることなく観客だけに知らせる。その演出が分からない人がいることが凄く私には残念に思う。 10点(2002-12-20 11:47:13)(良:1票) |
75. シベリア超特急2
そして、まさかと思った2作目は案外面白い(笑)というかここまでやれば何でもアリなので楽しめる。 5点(2002-12-19 19:11:11)(笑:3票) |
76. シベリア超特急
はまる人ははまるだろう、まさに超マイノリティだろうが・・・コメディ映画としてお薦めする。はっきり言って超D級なのでそこがミソといえばミソ。水野晴夫=日本のエドウッドと言わせてもらう。 4点(2002-12-19 19:09:31) |
77. 死の接吻(1991)
ラズベリー賞のショーン・ヤングの演技が見物です。マッドディロンは普通に良いです。話はサスペンスなのに何の意外性もなくヒッチコックをただ真似ようと映画を撮っているだけで見ごたえは余り無いと感じました。 3点(2002-12-19 19:03:46) |
78. 死の接吻(1995)
いい役者出てるのに・・何て無駄な映画を撮るんだ・・・しかも主役のデイビッド・カルーソなんてテレビドラマ出身だし。まあストーリーはありきたりで以外性はあまりない。サムエルLジャクソンのいつも泣いてる役とニコラスケイジの凶暴そうなマフィア役は見ごたえある。 3点(2002-12-19 18:58:44) |
79. シド・アンド・ナンシー
パンクっぽい映画だった(当たり前か)。ちょっと美化しすぎてるかもとは思ったが、やはりMY WAY歌ったりする場面は超かっこいい。が、こういう音楽ものの映画にしては少し恋愛系に走りすぎてる感がある。 6点(2002-12-19 18:51:17) |
80. 自転車泥棒
悲劇的な内容なのにお父さんのユーモアと子供の視点で和ませ、色々な伏線があるのにそれが何の役にも立たない現実という皮肉、しかも、この親子は実際は町の電気屋と町にいたただのガキんちょだという演技経験も何も無いド素人。溺れている爺さんも、評判の占い師も何の役にはたってくれず、当たり前の用に自転車は見付からず、お父さんは明日への糧のために今度は自分が自転車を盗み、そして自分だけは捕まる。下手なドキュメントより現実というものがリアルに伝わってくる。凄い映画だと思います。 8点(2002-12-19 18:29:11) |