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プロフィール
コメント数 825
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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1.  シェーン
もちろん、単純に西部劇として見ても面白いんだけど、それよりも農場主夫婦とシェーンの関係性、心理描写がたまらないなあ。ドキドキするほど面白い。 もう初対面からあからさまにどんどんシェーンに魅かれていく妻、その気持ちに気づき自分も魅かれながらも、夫との友情を大切にするシェーン。 妻とシェーンの間の感情に気付きながらも、決してそのことに反発せず、それどころか万が一の時は、妻をシェーンに託してもいい、いやその方が妻も幸せじゃないんかと実は考えてる寝取られ気質の旦那(失礼w)  こちらの方が牧場主との争いよりもよほど面白い。旦那とシェーンの最後の殴り合い、まあシェーンの側には善意しかないけど、旦那の側には人の妻をよろめかせやがってという恨みがなかったとは言えまい(笑)  あと、敵役にも3分とは言わないまでも2分ぐらいの理を持たせたのもいいなあ。 これ、現在にも通じる問題、紛争ですよ、元から住んでいる人間の既得権を後からやってきた人間が法や数の力で踏みにじっていくっていうパターン。 無残に殺される彼の姿に多少の同情を感じました。
[DVD(字幕)] 10点(2019-10-26 18:02:28)(良:1票)
2.  四月は君の嘘 《ネタバレ》 
 難病で主人公なりヒロインが死ぬ映画というのは、これまで何本も見てるのでぶっちゃけ見る前から多少の倦怠感が無かったことは否めないんですが、  泣きました。素直に泣きました。 最初は有馬公生のピアノコンテストに現れ、そして消えていくかおりの儚い姿に。 もう一つは手紙によって明かされる彼女の本来の姿と健気な気持ちに。 気持ちよく泣かせてくれる映画というのは人の気持ちを優しく穏やかにしてくれる本当に素晴らしい清涼剤だと思います。 しかし広瀬すず、本当にころころ変わるいろいろな表情に魅了されましたが、これだけ演技力にあふれた女優が、まずはルックス、美貌で評価されるというのは、ある意味 不幸なことではないかと。 自分的には何の問題もなかったストーリーに原作ファンの人が相当怒ってみえるんで、とりあえず読んでみました、まず1巻から(キンドル無料とは心憎いサービス) 一巻部分に関しては何にも問題はないと思う。むしろ自分の大好きな漫画をここまで忠実に映像化してくれたらすごく嬉しいと思うんだけどな。特にかをりの演奏、いくら紙を眺めてても聞こえてこないわけで。強いて難を言うなら、初対面の涙、それから演奏後の子供の花束、これは省いてほしくなかった。 ただ、一番気になったのは、この今読んだ1巻部分でおそらく映画の3分の1か4分の1位を費やしてること、これ全11巻ですよね、すごく不安を感じます。 今日、雨が少しおさまったら古本屋で2巻以降も買ってこよう。(さすがに漫画に1ッ冊450円は払えない)  平成29年4月22日 ブルーレイを購入して。 広瀬すずの他の映画に比べても、あまり脚本や演出が上手い映画ではない。 本当に原作を重んじるのなら、どう考えてもこのストーリーで2時間は無理。だから映画のほとんどが最初の3巻分で埋められてしまうなんてことに。 ちはやみたいに 第一楽章、第二楽章、最終楽章なんて形にできなかったか。」 あるいはそれば無理なら、チアダンみたいに、大胆にメリハリが効いた省略をすべきだった思う。 少なくともソフトボール部の友人のエピソードはもっともっと大胆に削れたと思う。 それとかおりの嘘が、ちっともそれらしく見えなかったのが致命的。中川をすごく好きそうな様子なんてほとんど皆無だったと思う。  ただ、そんな欠点を抱えながら、映像と音声がとてつもなく美しい映画。 特に、最後のピアノコンサートにかおりの幻が現れて一緒に演奏するシーン! ちょっと泣きましたw あと最初に丘の上で子供たちと一緒にいるシーンとか、通学路で待つ二度のシーンとか、心に残る美しいシーンが多数。 すずの表情演技も良かった。すごく綺麗だなと思えるカットが多数。
[映画館(邦画)] 10点(2016-09-10 16:37:25)
3.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
なんで観にいくか自分でもわからない映画だった。空想科学大戦を愛読してる人間にとっては巨大怪獣とか、「自重でつぶれるだろ」の一言で切り捨てられる存在だから。にもかかわらず、せっかくスマートパス入ったのに一回も見に行かなきゃ元取れないとか、怒りの前売り券買っときたいとか、ずっと映画観てなくてつまんないとか非常に貧弱な、ほとんどあり得ない動機で観に行ったのだが………   面白かった、実に面白かった。もちろんゴジラのリアリティに関する疑問(古代生物が放射能廃棄物接取してってアホか馬鹿かと)は解消できないんだが、 それ以外のリアリティがいい! こんな未曾有の大災害が起きても、なお省庁間の根回し、法体制の整備、なんてことをクリアしていかなければ動けない政府、このリアルな政治ドラマが楽しめました。  あと全般的にあまり評判のよくない石原さとみさん、自分的にはすごく魅力的に感じました。(まあ朝の再放送の幼い表情とのギャップ萌えという面はありますがw) 10点はつけすぎかなとも思うけど減点する要素がない 良頂いたの変更するのなんですが、他の方の書き込みに触発されて、どうしても書きたくなって。 この映画のキャスティング、あまちゃんテイストが半端じゃない! 単にあまちゃんと共通する出演者が多いなんて話じゃなくて(ぶっちゃけ、そういうのは流石に飽きを感じる今日この頃。ジヌよなんとかだとかね)、 それぞれの俳優のキャスティングがあまちゃんに愛情を持ってるとしか思えない。 責任を持って行動する政治家に足立先生。 みんなに差し入れをするあんべちゃん。 情報通のジャーナリストの甲斐さん。(これは真逆だねw) 男らしい自衛隊員の梅さん もちろん製作者にそんな意図全然無くて、単なるあまヲタの勝手なおもいこみかもしれませんがね。 それでも首相代行として足立先生が登場した時は嬉しかったなあ
[映画館(邦画)] 10点(2016-08-15 22:23:28)(良:1票)
4.  シンドラーのリスト 《ネタバレ》 
 これほど、映画の主人公に心が惹かれたことは今までありませんでした。 最初は、あくまで金儲けのために動いていた、人間としていろいろな弱みを持つ人間が、その人間としての弱さを残しつつ、大勢の人間を救うために全てを失っていく姿にうたれました。 「目的は手段を正当化する」という言葉は、今まで嫌いな言葉でしたが、その目的が人の命を救うことであるならば、あるいは成り立つ言葉であるかなという気もします。 
[CS・衛星(字幕)] 10点(2009-09-24 10:36:18)
5.  シューテム・アップ 《ネタバレ》 
 自分もウインカーを出さずに車線変更する人間大嫌いで、殺意まではいかないけれど。そんなに不要なものなら壊してあげましょうくらいは言いたくなるし、あと身障者用の駐車場所に止める人間も大嫌い、いつも「この人は、性格と倫理観と人間性が不自由なんだから」と自分を懸命になだめます。あと中年男のポニーテールも嫌いですね。  というわけで、主人公と感性ぴったりで、もうその時点で好感度大です。あと、モニカ・ベルッチの大ファンとしては「撃ちつくした!」のシーン、もうたまりません。  もちろん、お馬鹿映画であることは間違いありませんが、これだけ楽しませることに徹してくれれば言うことはありません。なんといっても、こんな馬鹿っ話を絵コンテだけじゃたりずにアニメにしてまで映画会社に持ち込んだ、監督の馬鹿さ加減、おたくっぽさが大好きです。  DVDのおまけに「撃ちつくした」のシーンのロングバージョンまで入れてくれた監督のサービス精神に+1でこの点数です。  2021年 9月28日 テレビ放送で結婚のため帰国した某氏を眺めつつ 「男のくせにロングヘアーをポニーテールにしている奴、[中略]は意味もなく撃ち殺してもかまわない」というような、主人公みたいな感性の人間が、 日本にいて欲しいような、いて欲しくないようなw でも、一言。公費で警護するのは絶対NGね
[DVD(字幕)] 9点(2012-02-15 10:48:10)(良:1票)
6.  シュガー&スパイス 風味絶佳 《ネタバレ》 
 粗だらけで決して優れた映画じゃないことは自信を持って言えるんだけれど、好きなものは好きなんだからしょうがない。  かなり年齢差はあるんだけれどw、100%主人公に感情移入して、その目でエリカ様を見つめてしまった。  とにかく綺麗で、少し年下の少年が恋心を持つ対象としてはパーフェクトな存在。そういう視線でエリカ様をフィルムの中に残せたことでこの映画の存在価値はあると思う。 あと、高岡さんが役柄を離れて人間としても嫌いなんで、一層力が入りました。w(手に握ったリモコンを危うく壊すくらい)  なにか見てる間「赤い糸」(ガッキーバージョンw)が無性に聞きたくなりました。  あくまで2022年 短期限定の感想(過ぎたら消そうかなw)  主人公が勤めるガソリンスタンドの所長が 頼朝こと大泉! そしてガソリンスタンドの先輩が 比企こと佐藤! この二人、これだけ時間が過ぎても全然 芸風変わらないんだもんなあ 久しぶりにみて思いっきり和みましたw
[DVD(邦画)] 9点(2010-05-27 19:04:48)
7.  少年メリケンサック 《ネタバレ》 
 とにかく宮崎あおいが可愛くて。篤姫なんかのとりすました表情よりこちらのほうがよほど魅力的でした。  あとバンドの中では兄弟よりジミーの方が面白かった。彼の突然の行動にはとことん笑わせてもらいました。  歌も最高「農薬マラソン」「桜新町」「アンドロメダ」 歌でこれだけ笑わせてもらえるのもなかなか。 宮藤さんは天才です。 ただ、大阪・広島間のバンドの変化の説明がないぶんだけ-1
[DVD(邦画)] 9点(2009-08-08 10:34:35)
8.  ジュエルに気をつけろ!
 ま、全てがジュエルの美しさ、魅力によってなりたつ脚本で、ショボイ話と言えばしょぼいんだけども、あまりにその役に適役のリヴ・タイラーで見てる最中は全くそんなものは感じませんでした。(塚、あの洗車のシーンでご飯が二杯は食べれる(笑い))  そもそもが内面描写とかよりは、いかに女優が魅力的に映し出されてるかを重視する自分ですから、この手の映画が嫌いなわけがありません。  ただ、リブ・タイラー、ここまでやるんなら、もっともっと(笑い)肝心なシーンでブラつけっぱなしとか中途半端にも程がある。同じ美人女優のペネロペ・クルスとか、モニカ・ベルッチを見習ってもっともっと(笑) (後半、妄想炸裂ですいません)  しかし、ジョン・グッドマン 見れば見るほど20代の野球選手やるには、不似合いのルックス、体形でってのは別の映画の話。   リブ・タイラーとか今現在はまったく押しから外れてるので、このDVDも断捨離候補の一巻として見直したわけだが、いやあ この時点での彼女綺麗だわ、本当にセクシー。ヒロインに魅力がないと成り立たない役にこれほどの適役はない。 というわけで、一点上がってしまった 7→8
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-20 12:50:22)
9.  勝利への脱出 《ネタバレ》 
ドイツチームと審判の悪党ぶりが中途半端かつ不自然。  だって、2-0や3-0で勝ってる時には相手を怪我させるくらいのラフプレーするのに、後半戦になって連合軍チームがどんどん勢いづいて追いついてくる段階ではずいぶんおとなしく。 審判だってずいぶんいろんなことをできそうなのに、せいぜい連合国側の1点を無効にするくらい。(それにしたってかなりオフサイドっぽいし)  でもまあ気分的には後半戦かなり盛り上がってみたのも事実。 収容所の雰囲気もちょっと大脱走を彷彿させて良かった。 尼で最安値があったら買ってもいいかも
[DVD(吹替)] 7点(2018-11-11 20:43:19)
10.  七人の侍
なかなかよくできた歴史ファンタジー 200マイルも稼げたし、3時間越えの長丁場も少しも退屈に感じなかったのでまあいいでしょう。 時代考証(戦国時代の娘が「傷物にされた」だけは思わず失笑しました、周りの方失礼)、戦術面での適当さについては多くの方が神聖視している作品を、野暮な突っ込みであげつらうのは子供じみていると思うので控えます。最低限の物語世界内の整合性はとれていたと思うし。 津島恵子って随分綺麗な女優さんだったんですね、見とれました。あと久蔵がかっこ良かったな
[映画館(邦画)] 7点(2016-10-09 04:50:57)
11.  女子ーズ
こんまりこと近藤麻理恵さんの信者です。本当に彼女には感謝してます。彼女の「片づけの魔法」に出会えたおかげで、何百冊も本が処分で来て実に小奇麗で快適な空間で生活できるようになったから。 彼女の方法って実は非常にシンプルなんですよね、身の回りの物を「ときめく物」「ときめかない物」に二分して、後者はためらわずに処分する、ただこれだけです。 ところが最近ちょっと困ったことが! ときめく女優が多すぎる! 多ければ多いほど、グッズも増えれば出費も増える、部屋も散らかるし快適な生活からどんどん遠ざかるわけで。 というわけで、桐谷美鈴、自分的には困った存在です。もともとは他の女優に似ているからという理由だけで関心を持ったに過ぎないのにだんだん「ときめく」気持ちが。本当にときめく対象を絞りたいとおもってるんですがね、ただ彼女までリストに入れると本当に際限がなくなるぞという危惧が 特に、この映画では綺麗な表情よりも、彼女特有の「変顔」に魅かれました、特にあの歪んだ口元たまりませんね。 彼女を始めとするそこそこ可愛い女優さんたちが、微妙にすべる寸前のギャグをやってくれたんだ自分的には楽しい時間を過ごせた映画です。 点数は8点にすると自動的に購入リストに入っちゃうんでとりあえず7点
[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-02-23 18:17:43)
12.  仁義なき戦い 《ネタバレ》 
全作への批判になります。 例えば明智光秀にインタビューして織田家の内幕物を描いたならば、信長は性格が破綻した基地外、秀吉は阿諛追従が上手なだけが取り柄の下賤なやから、あとの武将たちは無能な田舎者、こういったトーンになったことは間違いないと思う。  実際に起こった事件を物語化するのに、完全に一方の当事者だけの言い分を鵜呑みに物語、映像化までしてしまうってあまりに常識にかけるのでは。 (ぶっちゃけ、それまでにどんな経緯があろうが、どんな場合も「他国」からの侵略者のお先棒かつぐ行為を正当化しようとするのがそもそも無理な話で、例えば、戦前治安維持法で酷い迫害を受けた共産党員が、旧ソ連の手先になって国内をかき回したら、それは非難の対象になるのでは) あと、全体に流れる暴力を肯定まではいかなくても、一切否定しようとしない立ち位置、そのために何の罪もない一般市民に及ぼす被害の描写を最小限にしぼる姿勢にも疑問を感じますね。 さすが、戦前の侵略行為を肯定し、再び軍事力の行使によって資源の奪い合いに参加できるような国づくりを目指す新聞社の雑誌に連載された物語だけのことはある。  でも面白かった
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-05 12:09:24)
13.  仁義なき戦い 広島死闘篇 《ネタバレ》 
本当に偶然なんだけれども、昨晩この映画を見た後今朝、こんな雑誌記事が目に留まりました。ある連続殺人犯の兄弟の手記で彼はこれを記したあと自殺したそうです。(可哀想に)「……自分はやっぱり犯人の弟なんだと思い知りました。加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです。それが現実。僕は生きることをあきらめようと決めました。」  人一人の命を奪うことってこれくらいの重さがあると思うんですが。 ところがこの映画の主人公の殺人鬼は何人もの命を奪った後でも、全く罪悪感を感じず、手前勝手な自己主張をくりひろげる。ちゃんちゃらおかしいと思う以前に、こんな人間にもほんの少しでも正当性やいい点があるかのように描く製作者の感覚を異常としか思わざるを得ない。山上光治に惨殺された警備員の泉さんの家族は、こんな映画どう感じたでしょうね。  だけど………、実に面白かった。 仁義などどこにもなく金と利権目当ての薄汚い存在であることがきちんと描写されてる点がよかったし、また神農と博徒の関係なども興味深かった。(自分的には、神農のくせに博徒の領分にちょっかいを出してきた大友がそもそも諸悪の根源としか思えないです)  こんな倫理的には糞みたいな映画を、面白いと感じるのって自分でもなんだかなあw
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-14 11:45:37)
14.  シリアナ 《ネタバレ》 
ざっと整理すると 石油会社間の合併のために、片方の会社が油田採掘権を獲得するために行った不正を追及しつつも、なんとか検察との折り合いもつけて仕事を全うしようとする弁護士。 仕事に失敗し、組織からも排除されそうになるCIA工作員 アラブの一王国の国王家のパーティで息子を失い、そのことをきっかけにして改革派の王子に近づいていくアナリスト。 石油会社の合併のために職を失い、やがてイスラム系ゲリラになっていく若者。  だいたい、こんなところかな。この4つの話が、かなり説明を省略した形で、しかも断片的な形で描写されるんで、ついていくのが非常に難しいのは分かります。 ただ、一つ一つの話がそれぞれ面白くて、なおかつ人物描写もしっかり描かれてるんで、 分かりにくいの一言で切り捨てるのは残念な気が。 むしろ、何回か繰り返して見るたびに新たな発見があって楽しめそうな映画。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-16 13:33:41)
15.  ジャッカルの日
 原作が大傑作である以上、それを映画化する際には、相応しいキャスティングをすること、時間的な制約等で省略を加える際には細心の注意を払って原作を損ねないようにすること、この2点を注意すれば、まあ外れがないことを原作ファンとして実感しました。(原作者が同じ戦争の犬たちのように、菲才な脚本家が余分なエピソードをつけくわえるとか論外ですがw)  最初から、最後まで完全にネタは分かってての、数年ぶりの鑑賞ですが、全くイメージ通りの映像で実に楽しめました  2018年7月 久しぶりに原作を読んであまりの面白さにこちらも観たのだが、まことに残念ながら、些細とは言い難い改変を発見してしまった。男爵夫人がらみのエピソードの前後関係が少し。で、その辻褄を合わせるために主人公が平静さを失って交通事故を起こすエピソードを追加。時間の節約にすらなっていないので、全く意味のわからない改変、特に交通事故は主人公のキャラにもかかわってくるのでいささかげんなり。ちょっとがっがりです。 9→7
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-11 11:42:12)
16.  JFK
映画としては面白かったです。(ただ、アメリカにおける検事の地位、権限、身分というものにもっと知識があればもっと面白くなるかな)  だたリアリティという面からするといささか。これは他の陰謀史観にも共通する批判なんですが、大統領や上院議員をしごく簡単に殺せるような「組織」(しかも頂点は現職の大統領)が、一地方検事が言いたい事を言い、やりたい事をするのを放置し、さらにはそれが映画化されるのまで放置することってあり得るでしょうか?合法、非合法を問わずいくらでも打つべき手段はあるのでは?  映画の中に描かれるような、ネガティブキャンペーンやほんのソフトな脅迫だけでは、絵空ごとにしか感じられません。  日本の電力業界の方が、そりゃ暗殺こそしませんが、もっと上手に反対者の政治的抹殺および、反対意見の封殺を行ってるような。それに比べれば、少なくともこの映画の中で描かれる産軍複合体は緩い、緩い。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-05 10:34:39)
17.  シーサイドモーテル 《ネタバレ》 
残念な、おそらく真面目に作ってる製作者が気の毒になる映画。一つ一つのエピソード、会話、あるいは微妙に時間軸をずらしたエピソードのつなげ方、どれも悪くはないし、面白い映画を作ろうとしてるのはわかるんだけど………  つまらない。別に途中で放り出したくなるつまらなさではなくて、なんとなく最後まで見て、何も残らないつまらなさ。ヤクザに追われる男のエピソードとか、あるいは最後の写真の落ちとか、もう少し面白く感じてもいいはずなんだが「あ、そう」っていう感じ。  ただ、麻生久美子さんの素敵さ、(今回は特に太股w)で大幅加点してこの点数。 平成25年2月22日再見  ちょっとした会話、あるいはギャグには面白いものもないわけじゃないんだけれど、とにかくストーリーがつまらない。4つのエピソード、それからまとめとしてのオチ。どれもつまらなくて。まず、スーパーの社長の話。「妻が外出する前に、浮気防止に女装させられました。外出した妻が浮気相手と交通事故で死亡。それでも夫は女装姿のまま悲しんでます。」この話のどこが面白い?どこで笑えと、あるいは何かを感じろと。それからキャバ嬢と客の話。確かにキャバ嬢の人物設定には、「ある、あるこういうつまんない女」と少し面白くないわけでもなかったが、結局はキャバ嬢をだまして、やすく落とそうとした男が、逆に振り回され、最後には無理な体位のためにぎっくり腰になりました。これのどこが、面白い、どこで笑えと。それからコールガールとセールスマンの話。実は麻生久美子さんの魅力爆発で一番楽しんだんだが。ストーリーとしてはね。二人がだまし合いする目的が全く分からない。何か目的があって、相手をだまそうとするんだけれど、だんだん愛し始めてって感じじゃなきゃ面白くないのに。だます目的が見えなくては。そして、やくざの取り立て屋の話、これだけはストーリーらしいストーリー、落ちらしい落ちもあったし、細かいギャグもそこそこなんだけど……。話がグロ。それから、どうでもいいような奴が金儲けをたくらんで挙句が内輪もめのあげく交通事故で死亡……全くどうでもいいようなストーリー(笑)  そして、極めつけが落ち。ここまである意味、現実的な流れできてるのに、いきなりタイムスリップで円環。しかも何にも説明もなしに。このストーリーを書いた人には、落ちとは何かから説明する必要があるかもしれない(大爆笑)
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-11 12:14:23)
18.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
 この映画を見ながら、自分は逆説的にいかに竹中が嫌いかはっきり分かった。 スタンリー・トゥッチが特に上手かったわけではない。ただ忠実に役柄をこなそうとしてるだけで。しかし、その分、つまりどんな役柄でも自分の奇矯な個性で染めなければ気がすまない役者が出てない分、こちらを上品に感じた。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2011-04-30 12:14:54)
19.  ジェイン・オースティン/秘められた恋 《ネタバレ》 
 前半部分と後半で全く印象が変わった。 実は前半部分は、才能を誇示する少し空気が読めない女性みたいな印象があって(皮肉という言葉の解釈とか)、少し嫌に成りかけたのだが、 後半、特に駆け落ちを途中でやめるあたりから、情熱を秘めた理性みたいなものにぐいぐい引き込まれた。  ハサウェイ、表情が豊かで実に綺麗で、それだけでも見たかいはあった。 相手の男、どこかで見たことあったと思ったら「つぐない」で陥れられ人でしたね。 なかなかいい「眼」の演技ができる人ですね。 ストーリーに派手さは無いんで、前半部分で自分のようにだれかけるかも知れないんだけど、それさえ乗り越えられればしっとりとした味がある佳品だと思う。 平成24年12月20日追記 こういう映画は本当に困る。前半部分でかなり退屈なのに、クライマックス近くで深く、深く心を打たれるような映画は。こういう映画との出会いがあると、本当に最初から最後まで退屈でつまらない映画を途中で見切る踏ん切りがつかず、結局最後までつまらない映画を見続けることに(笑)  ただ、この映画の前半部分の退屈さに関しては、映画の質というよりは、むしろどうしようもない文化間の壁でしょうね。  例えて言うなら、寛政年間、地方に浄土宗寺院の娘として生まれた女流俳人の暮らしと恋愛をどれだけ丁寧に良心的に描写した映画があったとしても、イギリス人が見たら理解不能、イミフなことが多くてものすごく退屈するのではと。  つまり、この映画の前半部分の単調さ、少しわかりづらいところは、むしろそれだけ良心的な丁寧さに由来するものと考えます。 点数のみ8点→7点
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-28 13:30:52)(良:1票)
20.  史上最大の作戦 《ネタバレ》 
 熟知してる人間や手元に何か参考とするものがある人間にとっては、作戦の全体像がよくわかり、なおかつ様々な興味深いエピソードも楽しめます。  また英米仏とドイツ側の両側から対等に描いてる姿勢にも好感が持てます。  ただ、戦争映画として、それほど優れた映画と言えるかどうか。 実は、作戦の全体像がよくわかると書いたけれど、それは知識があるものにとってだけ。 全く知識が無いものにはオマハ、とかゴールドとか、あるいはカーン・それどこって感じでしょう。  何故か画面上に地図が示されたのは一回ぐらいで、あとはわざと位置関係を示すのを避けているような気がします。(何故なんでしょう)  また、実はこの映画では、何故連合軍が勝ったかとか、何故オマハ海岸だけは苦戦したのかとか、ドイツ軍の機甲師団が遅れたのがどんな意味があったのか、全く理解できません。(実際は、圧倒的な制空権・制海権によるものなんですが)  この映画だけ見たら、とにかく連合軍の兵士が無茶苦茶頑張ったからという精神論的な結論に達しかねないでしょう。  それから実写ならではの迫力で、派手な戦闘シーンが繰り広げられてますが、火薬ばんばん使ってる割には、リアリティに欠けますね。  例えば、海を埋め尽くす5000隻の軍艦からの艦砲射撃で、要塞はおろか民家一軒破壊できないのはちょっとなあ、肝心なところで費用の出し惜しみをしてるような。  オマハにしてもどうしてもプライベートライアンに比べるとね。特に銃弾、砲弾飛び交う中をゆうゆうと歩いて無事な指揮官にはドン引きです。  かなりケチをつけましたが自分のような戦争映画好きな人間には古典的な価値がある作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 16:36:14)
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