21. バットマン(1989)
ジョーカーがやりたい放題で、バットマンの活躍は控えめ。 後の作品を先に見てしまってたので、バットマンの装備がやや貧弱で心配になったけど、それが逆に良かった。 あまりにも無敵だと面白味がないけど、これくらいの方がハラハラドキドキする。 ジョーカー役はいろいろな俳優が演じてるけど、みんなちがってみんないい。 本作はコミカルなジョーカーだったけど、狂った感じが怖さを強調していて良かったと思います。 バットマンの正体は誰なのか?というのはお約束の設定ですが、きちんと謎めいた登場になってるのが良い。 最終的にゴッサムシティに平和が訪れて、起承転結のあるお伽噺のような仕上がりで好感が持てます。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-18 15:20:06)(良:1票) |
22. ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 序盤はハン・ソロがハン・ソロっぽくなくて、どうかなぁって思ってたけど、チューバッカが登場した途端にハン・ソロ感が増したように感じる。 ランドも雰囲気が似てたし、よく頑張ってたんじゃないでしょうか。 ベケットがスキッフガードの変装をしてたので、後のランドのスキッフガードに繋がるような裏話があるのかと思ったけど、単なる偶然なのかな? ストーリー的にはあんまり面白いとは思えなかったけど、懐かしいキャラが登場するのは嬉しいもんですね。 ハン・ソロとキーラの関係がどうなってしまうのか気になるけど、続編はいらないような気もする。 [地上波(吹替)] 5点(2021-03-05 23:56:13) |
23. PARKS パークス
ハルの存在がとてもミステリアスなんだけど、結局ハルの正体が明かされることはなくて、いろいろと想像の膨らむ作品でした。 春に現れる井の頭公園の妖精か、純が創り出した想像上の少女か、ほんとに晋平の娘なのか。 逆に純とトキオの方が実在してなくて、ハルの書いた小説の登場人物なのか。 感動するような物語ではなかったけど、見てると幸せな気分になれる作品ですね。 [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-22 17:39:38) |
24. PAN/ネバーランド、夢のはじまり
ピーター・パンの前日譚として考えると色々と矛盾があるけど、これはこれで面白かった。 ピーターは歳を取らないので、フック船長やスミーが若いのは納得だけど、タイガー・リリーの年齢設定はそれでいいのか? あと、どう見てもインディアンには見えない。 [地上波(吹替)] 6点(2018-07-19 14:13:24) |
25. はなちゃんのみそ汁
広末涼子のキャラにいまいち共感できなかった。 癌を患ってるのは気の毒だけど、どうも好きになれなかった。 ラストシーンの穏やかな朝食シーンで父娘だけでも幸せなんじゃないかと思ってしまいました。 [DVD(邦画)] 4点(2018-04-21 12:07:26) |
26. はじまりのみち
とりあえずこの作品をロードムービーに分類するセンスに脱帽。 喜びも悲しみも幾歳月でも同じようなこと書いた気がするけど、大切なことなので繰り返しておきます。 下手すると単調で面白味の無い作品になりそうだったけど、濱田岳の力技で笑える作品になってる。 しかも、終盤の泣くシーンも濱田岳が導いてくれて、ほんとに便利屋でした。 [DVD(邦画)] 7点(2018-02-02 15:41:13) |
27. はじまりのうた
序盤、主人公の人間性に共感できなくて、これは駄目かもと思った。 でも、音楽性に共感できたので、次第に物語に引き込まれて行きました。 気が付いたら人間性にも魅かれてしまってたのは、音楽の魔法なのかも知れない。 ラブストーリーとしても面白かったけど、音楽業界への皮肉も効いていて、ラストのオチも作品全体の趣旨に合致していて納得。 あと、どうでもいいことだけど、エロ過ぎる娘は服装を変えてもやっぱりエロかったね。 [DVD(吹替)] 8点(2018-01-20 17:31:53)(良:1票) |
28. ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊
内容的には薄っぺらい作品だけど、特に害も無いし、ぼーっと暇潰しに見るのに適してる作品だと思います。 オキアミの生命力には感心しました。 [DVD(吹替)] 5点(2018-01-20 15:22:54) |
29. パーフェクト・カップル
序盤はコメディなのかと思ったけど、意外と真面目な話でした。 大統領選を皮肉った内容ではあるけど、現実の方がもっと酷いような気がしてインパクトに欠ける。 女性にはだらしないけど善人という設定なのは理解できるけど、いまいち魅力的に思えなかった。 あと、邦題の意味はさっぱり理解できなかった。 [地上波(吹替)] 5点(2017-12-13 15:59:51) |
30. バンク・ジョブ
これが単純な犯罪者だったなら、感情移入するのは難しかっただろうけど、騙されてるという設定によって同情の余地を生み出すことに成功してる。 犯行の手口が大胆で面白味があるし、捜査側との絡みもあってハラハラドキドキさせられる。 終盤はそれぞれの勢力の思惑が複雑に絡み合うけど、最後には綺麗に解けてスッキリした。 冷静に考えてみれば、やっぱり犯罪者ではあるけど、丸く収まって良かったような気がする。 このシナリオを考え出した脚本家は天才だと思います。 [地上波(吹替)] 8点(2017-11-28 17:24:44)(良:1票) |
31. ハラがコレなんで
《ネタバレ》 コメディなんだから細かいことは気にしちゃいけないんだろうけど、子供は大丈夫なんだろうかと心配で仕方なかった。 それでも、こういう生き方には共感するし、登場人物がそれぞれいい人で好感が持てました。 ストーリーはあるようなないようなシュールな展開だったけど、仲里依紗の魅力で押し切った感じですね。 何が粋で、何が粋じゃないのか、最後までよくわからなかったけど、面白かったです。 あと、タクシー料金を踏み倒すのかと思ったら、大家さんから借りて払ったようだし、その借りたお金も最後に返してたし、そういった律義さには感心した。 でも、お店がそんなに儲かってたようには思えないんだけどね。 [DVD(邦画)] 7点(2016-12-22 21:40:13) |
32. バウンス ko GALS
《ネタバレ》 僕にはこの作品の良さがさっぱりわからない。 とりあえず役所広司は品が良過ぎてヤクザに見えない。 ヤクザなのにちょっといい人というギャップを演出しようとしてるのかも知れないけど、役所広司がいい人なのは当たり前にしか思えない。 役所広司のいい人そうな雰囲気を逆手に取って、とことん悪人で残忍だった方が面白かったと思うよ。 佐藤康恵が可愛くて癒されたけど、佐藤仁美はコスプレしてるおばさんにしか見えなかった。 あと、矢沢心の醸し出す雰囲気がどうも好きになれないんだけど、フルボッコされてちょっとすっきりした。 [DVD(邦画)] 4点(2016-12-08 17:09:26) |
33. ハンナ・アーレント
凡庸な日本人である僕には、いまいちピンと来ない作品だった。 そもそもヒトラーやナチスに対する嫌悪感が薄くて、ユダヤ人に対する親近感もあんまり無いので、ハンナのレポートがどれくらい衝撃的なのかよくわからない。 正直に言うと、欅坂の衣装ですら可愛いと思えて、デザインが似てるというだけで、そんなに騒ぐほどの事なのかとちょっと驚いたくらい。 映画で言うなら、過去には似てるどころか忠実に再現した制服の登場する作品もあるし、第三帝国と銘打ってハーケンクロイツを掲げた作品も存在する。 まさか欅坂の思想がヒトラーやナチスを称賛してたなんてこともないだろうに。 寧ろナチスが考案して国威発揚に利用した聖火リレーは平和の祭典のイベントとして相応しいの?と問いたくなる。 そんなわけで、この作品でハンナが言ってることも、ただ当たり前のことを言ってるだけに聞こえて、騒いでるユダヤ人がバカに見える。 個人的にナチスがユダヤ人を迫害した理由は、選挙で票が欲しかっただけと思っていて、移民やイスラム教徒を迫害して票を得ようとしている昨今の政治家たちと大差ないように感じる。 逆に言うと、選挙ではユダヤ人の排斥を訴えていたけど、実際に政権を取ったら選挙公約なんて無視するような政党だったら良かったのにね。 ナチスが選挙公約を忠実に遂行する凡庸な政党だったことが悲劇を招いたのかも知れない。 そして、罪の無いユダヤ人を大量に虐殺したホロコーストが人類に対する罪なのだとしたら、罪の無い日本人を大量に虐殺した原爆投下も人類に対する罪だと思える。 エノラ・ゲイの搭乗員に罪の意識なんて無くて、ただ命令に従っただけの凡庸な軍人と評価されたとしても、個人的には納得してしまう。 同じようにアイヒマンもまた凡庸な役人だったんだろう。 その行為がどれほど重大な罪なのかということを考えようとしなかった思考停止状態。 その状況を作り出した社会情勢に問題があったわけで、個人を責めたところで解決する話ではないのだろう。 現代がそれに近い社会情勢になりつつあるのも確かなので、ハンナが生きてたとしたら、どんな評価を下すのか聞いてみたいような気もする。 たぶんただ当たり前のことを言うだけなんだろうけど。 [DVD(字幕)] 5点(2016-12-01 16:08:35)(良:1票) |
34. パディントン
パディントンというキャラクター自体は知ってたけど、物語の内容までは知らなかったので楽しみにしてたのに意外と普通でした。 動物が喋るのに誰も驚かなかったり、次第に打ち解けて家族になってく展開はスチュアート・リトルのパクリかと思ったけど、こっちが先なのかな? 妙に言葉遣いが丁寧なのもそっくりだね。 ほぼパディントンの魅力だけで物語は牽引されていくわけだけど、個人的にはお姉ちゃん役のマデリーン・ハリスに心を奪われた。 ツンデレ設定も良かったし、尻が妙にエロい。 今後の活躍が楽しみな逸材だと思います。 あと、内容とは関係ないけど、95分という短い尺の作品なのにエンドクレジットが7分以上もあった。 しかも、クレジットの最初がパディントン役のベン・ウィショーじゃなかったのもびっくり。 どう考えてもパディントンが主役なのにね。 [DVD(吹替)] 7点(2016-08-12 19:05:29) |
35. 花とアリス殺人事件
味わいのある映像と淡々とした口調が相まって、花とアリスらしさが上手くアニメ化されてると思います。 いじめや不登校といったテーマを扱いながらも深刻になり過ぎず爽やかな作風に仕上がってますね。 最近のアニメなら乳を揺らしてパンツを見せるのが当たり前なんだろうけど、そんな演出が無くても魅力的なキャラに出来るというお手本のような作品。 2人の日常をもっと見ていたいと思わせる良作ですね。 [DVD(邦画)] 8点(2016-08-11 13:37:55) |
36. パンドラの匣
序盤は辛気臭い作品かと思ったけど、療養所に行ってからは独特の雰囲気に面白味を感じました。 竹さんの魅力はさっぱり理解できなかったけど、マア坊の愛らしさにはやられました。 布団部屋に誘われたときはドキドキしましたよ。 [DVD(邦画)] 7点(2016-05-25 13:12:15) |
37. 花宵道中
えろ~い! これでR15+とか、井戸田もびっくりのエロ作品。 映倫の倫理観を疑いたくなるほどの過激な濡れ場でしたよ。 内容的には安達祐実の嵌り役といった感じで、幼さと貫録と切なさの入り混じった演技に泣かされた。 友近の名言とか、高岡早紀の花魁道中とか、津田寛治の変態プレイとか、見所も多かった。 BGMを控えた演出は落ち着きがあって、名作の雰囲気の漂う良質な作品に仕上がってると思います。 [DVD(邦画)] 8点(2016-02-25 13:57:07) |
38. her 世界でひとつの彼女
かなり斬新なアプローチのSF作品ではあるけど、違和感なく受け入れることが出来た。 実体が無い方がよりリアリティを感じるということなんでしょうか。 ストーリー自体は典型的なラブストーリーではあるけど、設定の斬新さのお陰で最後まで興味深く鑑賞出来ました。 ラストはどうなってしまうんだろう???という期待感が膨らみ過ぎて、ちょっとがっかりさせられたけど、なかなか奥深い作品だと思います。 作品の魅力の9割は林原の演技力によって支えられているような気がするけど、他の声優さんのバージョンがあったなら、また雰囲気が変わって面白いかも知れないと思った。 [DVD(吹替)] 7点(2016-02-18 18:12:25) |
39. 華の乱
まともな恋愛をしてる人が1人も登場しない。 ベッキーもびっくりの泥沼不倫劇です。 思いの丈を歌に込めた与謝野晶子は世間から叩かれたけど、思いの丈をLINEに込めたベッキーも100年後には世間から理解されるようになるんだろうか? 超豪華なキャストで名作の雰囲気がプンプンしてるけど、やってることはただの不倫。 子供たちにどうしても行かなくちゃいけないと宣言して不倫旅行に出掛ける辺りで呆れ返ってしまいました。 昔の偉い人が不倫は文化という言葉を残したけど、僕にはまだ理解できない崇高な思想のようです。 [DVD(邦画)] 5点(2016-01-29 11:29:24) |
40. バック・イン・クライム 時空を超えた事件
《ネタバレ》 この作品にSFを期待するとがっかりすると思う。 過去に戻って馬券を買うとか、誰でも考え付きそうな初歩的なことはしてるけど、タイムスリップしたことに何か重大な意味とかは無かった。 事件の真相もしょぼくて、わざわざSFの設定を使ってまで再捜査しなくちゃいけない理由は見当たらない。 それでも、ラブロマンスとして見たなら、そこそこ面白かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2016-01-28 00:28:31) |