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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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81.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 
うーん、オスカー受賞の呼び声につられたお客さんの7割ほどは「ビミョー・・」と思って映画館を後にするんじゃなかろうか。けっこうな難物でしたこれは。 かなり強烈な”内面掘り下げ型”映画で、この「うーん・・」という感覚、昔「バートン・フィンク」を観たときのに似ている。 M・キートンの脳内映像と、外からの客観描写が混じって描かれるので、人によって見解が分かれそうだ。 舞台で実弾を放った後は昏倒しているキートンの脳内での出来事なのだろうな。ラストの娘の視線でそうかな、と思ったのだが親切とは言い難い脚本だ。彼だけは自己完結的に救われた体で終わるけど どうなのかなこれは。個人的にはあの観てもいない作品をこきおろす犯罪的に無責任な大物の批評家のばあさんをとっちめたかったけど。 ブロードウエイに散らばる群像劇としても見ごたえはあり。みんな相当なクセ者で。ただドコドコいいっ放しの音楽はちょっと苦手。
[映画館(字幕)] 6点(2015-06-30 00:30:38)
82.  バリー・リンドン
長尺なわりに、話をわざと平坦に続ける印象だ。もちろんわざとだ。主人公は まあごく一般的なレベルのモラルを持った人間で、そこそこ小悪人でそこそこずるく、しかしたまに褒められた行いも人生の中にはある、といった私たち一般人の投影だ。 後世の人間だからといって、バリーの愚かな選択を笑うなかれ。なぜなら私たちも同じだからだ。生きてるうちはバリーと同じ轍を踏み、そのうちあの世で“皆一緒”になるのだから。 あえてドラマチックな演出を排したキューブリックの狙いはそこ。人なんて、皆一様に愚かで、主人公なんかじゃないのさ。偏屈監督の冷徹な人生哲学を感じる一本であります。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-29 00:41:06)
83.  バンディッツ(2001)
大して期待せず観始めたら、これが意外と面白かったですね。ラストにはキレイに引っかかったので、その快感が後引いたのかも。 C・ブランシェットはほんとに上手いなあ。顔がクール・ビューティ型だから本来こういう尻の軽い愛嬌取り得キャラではないのに、どっちつかずながら不思議と男が手放したがらない天然女を好演。この人の佇まいの快さで引っ張った作品ともいえましょう。 B・ボブも彼の持ち味が活きてて悪くない。やや見劣るのはB・ウィリスか。“女を譲る”なんてできそうにないもの、この人。ちょっとやりづらそうだったかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-24 18:15:03)
84.  パーフェクト・ワールド
いや、悪くはないんだが。普通にいい話だとは思うけど。ただ、K・コスナーって、実際のとこ子供好きじゃないんじゃないかな。それまでヒーロー役ばかりがハマリ役で売れていたわけだけども、どうもこのブッチという複雑な人格の役は本人やりづらかったのでは。 真に子供が好きなら、二人の間のあうんの呼吸みたいなものがこちらにも伝わるものです。二人とも達者な演技をしているけど、仲の良い空気は読み取れなかった。後味がなんか薄味なのはその辺が原因じゃなかろうか、この作品。 イーストウッドとローラ・ダーン達も何しに居るのかいまいち存在意義が不明だしなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2014-11-07 23:23:22)
85.  花嫁と角砂糖 《ネタバレ》 
結婚式とお葬式が重なってしまったイランの一家族の悲喜こもごも。次々と訪れる親戚の顔ぶれが、なんせ此方には見分けがつきづらく、ドキュメンタリーのような話もよく言えば実直だけど、まあ盛り上がりには欠ける。嫁ぎ先で留学を考えているらしい花嫁は、従兄弟への想いを残しているらしい。どう見ても相思相愛ぽい二人なのだけど、何も起こらないのである。聖職者である叔父の病気もこちらには知らされるけど、話のなかではスルーされ、ラストの母親の沈黙の意味も良く分からないし、観ている方の消化不良は山ほどある。 とはいえ、中東の慶事、弔事の様子をつぶさに見られるのは興味深かった。久々に親戚が集うと、女たちはかしましいし、男たちは密談めいたことをしている。人間どこも同じだなあ。ソリの合わない隣家、頑固な大叔父、まるでちょっと前の昭和ドラマを見ているようで、やけに肌になじんだ。映像も、緑と土壁の対比が美しい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-23 00:14:38)
86.  8mm 《ネタバレ》 
スナッフ・フィルムという題材のショッキングなどぎつさで観る者の耳目を惹いてるけれど、意外とグロばかりを執拗に描写するタイプの作品ではなかった。フィルムの凄惨な場面ではカメラをずらして、ニコラスとホアキンの表情を映して間接的に描写したり。ビビるホアキンが可愛げあり。 幼い娘のいるニコラスの、その怒り苦しみは娘を持つ全父親のそれである。ただならぬ形相のN・ケイジの渾身の演技がこの作品の屋台骨。残酷さを好む人間の業を結局どうすべきか処理しきれてない脚本は物足りないし、マシーンの正体の明かされ方はわかりづらいことこの上ないしで、一級品ではないけど前述のN・ケイジのふんばりに免じての点数です。
[DVD(字幕)] 6点(2014-08-23 00:26:22)(良:1票)
87.  パニック・ルーム
初見の時はフィンチャーとは知らずに観て、「ふーん」と思う程度。このたびは映像に注目だ、と見直してみると、なるほど言われてみれば滑るようなカメラワーク、これって結構な高度な技だったのか。でもやっぱりお話はそんなに面白くはないなと再認識。ガスに火つけるってジョディなのになんだってそんな頭悪いことするんだろ。
[地上波(吹替)] 6点(2013-08-18 22:56:54)
88.  パーマネント・バケーション
「家が戦争で中国人に爆撃された」と不可解なことを口走る主人公の青年。ほんとに爆撃されたかのような朽ちた廃屋のようなビルと生い茂る雑草。川向こうには高層ビルが密集している摩天楼。N.Yとは一見思えない奇妙な街を主人公とただただ彷徨うはめになる映画。当時あまりの起承転結の無さに衝撃を受けたものでしたが、独特の突き放したようなからからに乾いた孤独な映像が、青春を生きてた心のどこかにぴったりと合わさったような気持ちがしたのも事実。
[映画館(字幕)] 6点(2013-04-27 00:14:52)
89.  バグダッド・カフェ
この映画、音楽が合ってなくないですか?いやこんな発言聞いたことないので世界中で承認されているのだろうけど。この有名な、アンニュイなメロディー。音楽単体だけで印象強烈なのでおのずと“そんな感じ”の話を予想しながら観に行ったらほのぼのコメディーだったですよ。なんか腰掛けたらベンチじゃなくてガードレールだったみたいなすわりの悪さを感じてしょうがなかったんですが。音楽さえ軽快な、ラグタイムみたいのだったらブレンダのヒステリーもそんなに辛く感じずにすむし、ジャスミンのヌードにもマジ引きすることはなかったと思うんだけど。ワタシだけですかね、やっぱり。ああ勇気いる。
[映画館(字幕)] 6点(2013-01-18 23:41:59)(良:2票)
90.  パリ20区、僕たちのクラス
移民がわんさか押し寄せるフランスの、苦労と困難が教育の現場から伝わってくる。とりあえず空気を読む技量の必要な日本とまったく違って、まあ向こうの子供らの主張の激しいこと。ああ言えばこう言う式に、物怖じせず声を張る。ああ先生大変。様々な家庭環境の子供を導くなんてまったく一筋縄ではいかないよ。かといって移民排斥、と安易に論が流れるのも怖い。一人の教師が「こんなクラスで担任なんかできるかっ」とキレてましたけど、激しく同意。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-30 01:43:27)
91.  8 1/2 《ネタバレ》 
だいぶ前に観たときはもうさっぱり、だった81/2。久しぶりに再会してみて、やっぱりこの世界は受け取れる人を選ぶと思った。でも、そこそこ経験を積んでグイドに会ってみれば意外と楽しかった。人生どん詰まりの映画監督の頭の中がだだ漏れになっちゃってるわけですが、もう凧に乗って逃げちゃえーとか友人のフィアンセまでハーレムに入ってくんないかなー(オイ、)とかけっこうしょうもない妄想をシャープなモノクロ映像で描くあっぱれな芸術家ぶり。しょてから評論家に「意味の無いエピソードの羅列」「問題提起の著しい欠如」と言わせちゃったりなかなか諧謔性に富んでもいる。嫁の隣で愛人を発見してこそこそ新聞の陰に隠れるグイドを生温かく見守れるようになったのは、単に私が年を取ったからだけじゃなく、マストロヤンニのファンだからという単純な理由もあるのですが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-25 01:32:32)
92.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 
実話ものとは知らなかった。銀行強盗がうまくゆくまでは、しめしめ♪的な空気だったので、ゆるい心持ちで観ていた身に後半のハードな展開はきつかった・・。J・ステイサムが絡む銀行強盗モノってことで勝手にトボけたものを想像してたこちらが悪いんですが。でもラストの妙なハッピーエンドはよろしくないな。他のエンディング候補は無かったのかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-07 01:15:19)
93.  バットマン リターンズ
猫顔M・ファイファーのキャット・ウーマン、彼女の存在で作品に艶が出た。哀感漂うペンギンと美しい猫女、彼らに比べてバットマンがちと押され気味。もすこしがんばれ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-07 00:52:48)
94.  ハーレム
このナスターシャ・キンスキーが一番好きです。母となって深みの増した美しい表情、若い頃の迫力はそがれたけれど、しっとりとして見惚れたものです。映画館に三度通ったのだけど、その都度タイトルで何か勘違いしてやってきたようなおっさん連中が居眠りしているのに苦々しい思いをしたものでした。
[映画館(字幕)] 6点(2012-01-24 12:02:46)
95.  ハリー・ポッターと秘密の部屋
原作に忠実で、キャスティングと美術が満点。ハリーの映画で良いとこはこれだけです。エピソードを盛り込むのに一生懸命で、映画単体としてののびやかさには欠けてしまう。ポッタリアンとしては、画が素晴らしいので前作ともにこれはこれで及第点をあげたい・・でもロックハート先生、あれはないわー。全女生徒をノックアウトしちゃう美形の設定で彼ですか。ない。ベタでもいいからもっと若くてキレイなのを使ってー
[地上波(吹替)] 6点(2011-09-29 15:43:15)(笑:1票) (良:1票)
96.  母なる証明 《ネタバレ》 
ストーリー巧者の韓国映画らしい展開の速さ、意外さ。一時停止して席をはずそうという気にならない。殺人者に堕ちた後の目の暗さが見事。けど心中未遂の負い目があるとはいえ息子への入れ込みっぷりにはひく・・。母性愛などというつるんとした言葉を粉砕するもはや妄執。息子はウォンビンより可愛いですが一緒には寝ません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-12 12:59:19)
97.  バーニング 劇場版 《ネタバレ》 
なんちゅうか、映像も話も詩的で文芸的で‶匂わせ”で終始している苦手なジャンルの作品でしたよ。 世間の評価を見るに、いろんな受け取り方ができるものだなあと驚きます。作家志望の青年の妄想であるとか存在の観念の投影が云々(??)とか。 わたしはミステリ好きです。なので白黒はっきりつけない描き方は好ましくないです。 限りなくサイコ気のある金持ちぼんぼんが殺ったと思わせてフェードアウト。アイツに決まってるだろうがあ。「生きている」ことを実感するのがビニールハウスを燃やすこと、だそうだから。猫まで匂わせに参加。ここまで誘導しておいて違った展開があるなら教えてほしい。 一番近道のシンプルな考え方しかできないわたしには「無いみかん」の味なんかしない。つくづくこの映画の客じゃなかったな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-22 23:16:46)
98.  バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり 《ネタバレ》 
猟奇サスペンスのジャンルなのでしょうが、どうにもB級感から抜けられないのは何故なのかつらつら考えてみました。 まず犯人のサイコな迫力が今ひとつ。顔はイッちゃってて充分怖いんだけどやってることが「常識内の暴力」にとどまっており、50年前ならいざしらず数々の秀でた(?)サイコパスを経験してきた21世紀においては ちと存在圧が不足です。 それと主人公。タイトル原題は「Good Samaritan=良きサマリア人」のもじりなのは明らか。なにがBADかというと頭かしら、と思わざるを得ないほどこの青年頼りないし受け身一方。まあ中盤まではビビりなのもしょうがないかと思って見守っていたのだけど、終盤には被害者の女子にまで胆力で圧倒されるシマツ。 この辺のあっけなさやコミカルと言えるほどの軽いクライマックス~安っぽいラストシーンの幕切れ方等が一級サイコランクレベルから大いに下回った原因かと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-28 00:15:34)
99.  バツイチは恋のはじまり 《ネタバレ》 
うーん、ユーモアの許容度が人によって試されるといいますか、ヒロインの行動が笑えるか笑えないか評価が二分しているラブコメですね。わたしはビミョーかな。そんなあー、と苦笑する感じ。イザベルは残酷だしジャン=イヴはお人好し過ぎるし、演者が違っていたら目も当てられない不快作になったかもしれません。 そう、ちょっとやり過ぎな話をも「これはコメディなんですよ」と発信し続けられているのはダイアン・クルーガーとダニー・ブーンが好感されているから。クルーガーは綺麗なので見てるだけで眼福ですし、今作は必死に目標を完遂しようとするおバカぶりが悪意の無いものに感じられるので、観てる側はギリギリイザベルを嫌いにならずにいられるのだと思います。 ダニー・ブーンも散々な目に遭いながら、話を重たくせずにする芝居をしています。傷ついてもそうは見えないように振る舞う彼の懐の深さにはこちらが救われる思い。ほんと、男性陣には現恋人のフィリップ含め、酷い脚本だものなあ。イザベルがジャンに心惹かれる説明描写も少ないですし。ラブコメだけど、誰もが楽しいハートウォーミング系ではないです全然。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-13 23:21:27)
100.  バリー・シール/アメリカをはめた男 《ネタバレ》 
実在したトンデモ男のびっくり話。へえ、こんなことが、と多少は驚いたけれど出来事羅列の単調ぶりで引きが弱いです。主人公がやらかしたネタ一つ一つにドラマの肉付けは大変かもだけど、ディカプリオの同種「Catch Me If You Can」なんかは大成功してるのですから、トムに背景を喋らせるばかりでなくて見せ方の工夫がほしいところです。 あとねえ、Catch Me~は天才詐欺師の話だったからコミカルなテイストでいけたけど、バリー・シールはCIAのコントラ作戦絡みでその上麻薬組織にも関わっているのだからかなりシャレにならないブラック案件ですよね。終始軽い空気感の演出に、へらへら気楽なトム・クルーズって、撮り方やっぱり間違ったんじゃないかなあ。実際バリーの顛末は結局ああでしょ。いきなりのスカーフェイスでしょ。国家に使い捨てにされた男の哀れなお話にこの副題も大嘘。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-26 16:54:47)
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