1. パルプ・フィクション
この作品は映画史に残る傑作である。まず流れる時間を操作し、エピソードを時間をずらして表現することにより、それぞれのエピソードを際立たせている。そしてそれを破綻させることのない緻密なプロットはまさに計算ずくで非の打ち所がない。またこの作品のもう一つのテーマ、「会話」の妙は多作品にはない、居心地のよさがある。観るものを惹きつけて止まない脚本を完成させたタランティーノ、彼は天才だ。 10点(2004-01-22 04:38:59) |
2. 裸の銃を持つ男
レスリー・ニールセンは天才だ。顔の表情だけで人を笑わせることができる。共演の特にOJと共に最高の映画を演出してくれた。バカ映画の最高峰。時代が流れても決して色あせない輝きをもってます。 9点(2004-01-22 04:53:16) |
3. 裸の銃を持つ男 PART2 1/2
前作よりパワーダウンすることなくよくここまで人を笑わせる映画を作れるなあと感心しました。やはり終始笑いっぱなしのまま映画が終わっていった。 8点(2004-01-22 04:55:17) |
4. バーサーカー
《ネタバレ》 無意味にゴアシーン連発のバカB級ホラーの登場といったところでしょうか。無駄にかっこいいパッケージは購買欲をそそるそそる。アルバトロスの作品は見た目に騙される、という事態が頻発の問題作ばかりなのですが、この作品もまさに例に漏れず。しかし!この作品は食指の伸びる人には有無を言わさずからみつく。皿を投げるしか脳のない小人!頭のでかい人!アゴと武器が怖いめがね!人の細胞を食べる老婆!頭がなくてお腹から動物を出すすごい人!ならず者達!そして真っ二つにされる子供!ああ… 7点(2004-09-02 22:28:52) |
5. バッドボーイズ2バッド
バッドボーイズは二作目にしてカー&銃撃アクションを極めた。もう銃弾がバンバンバンバンいってるだけでアドレナリン出まくり。興奮して大音量で観てたら隣の住人から苦情が来たので減点3。 7点(2004-05-20 22:06:49) |
6. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップのトリッキーな演技と無駄は多いけど全体としてよく纏まったストーリー展開に、無難に楽しむことができました。 7点(2004-01-28 11:27:54) |
7. バッドボーイズ(1995)
ウィル・スミスのポルシェが相当かっこよかった・・・。あとはマーティン・ローレンスのギャグアクション、やっぱり笑えるー。 7点(2004-01-24 04:10:16) |
8. バレット モンク
ショーン・W・スコットは相変わらずカッコイイし、チョウ・ユンファの一瞬だけみせてくれた(サービスカット?)二丁拳銃のシーンにビビビときた。カンフーをもうちょっとクローズアップしてくれれば言うことなかったと思う。 6点(2004-06-29 01:45:01) |
9. パッチ・アダムス
役柄が固定化されてマンネリを感じたりもするけどそれでも彼ならではの爽やかな笑い、感動はあると思う。偉大な俳優だ。 6点(2004-01-22 05:40:19) |
10. ハロウィン(1978)
スプラッタホラーの第二世代とも言うべき作品なんだけど迫力に欠けるところが痛い。演出がところどころ失敗しているのは否めないと思う。フツーに先が読めたりもする。背景などは結構面白いんだけどなー・・・。 6点(2004-01-22 04:33:49) |
11. パンチドランク・ラブ
この作品を受け入れられるかどうかは観る側の感性と、観る時の状況に左右されるんじゃないかと思う。要はこのどぎついシュールさについていけるか(この作品に関しては映像はシュールだけど内容にシュールさは感じませんでしたが)。馬の尻尾に必死にしがみついてる気分で観させていただきました。 5点(2004-03-15 15:14:40) |
12. ハンテッド(2003)
何がすごいって銃を持った軍隊がいれば何とでもなるはずなのに無理やりナイフでの決着にもっていったその強引さがすごい! 5点(2004-02-09 18:22:35) |
13. パニック・ルーム
一つの家を舞台に、しかも焦点は隠し部屋で、ここまで話を展開できたスケールを大きくする手腕には脱帽ですが、いくらスケールが大きくなったとはいえ、所詮は家の中でごそごそやってる感が拭えないし、犯人たちもいかにも間抜けそうで緊張感も生まれて来なかった。題材はよいんですが・・・。 5点(2004-02-03 13:44:44) |
14. 裸の銃を持つ男 PART33 1/3/最後の侮辱
やはり3作目ともなると苦しくなってくるのか、パワーダウンが否めないがそれでもレスリーは光っている。冒頭のシーンは何度観ても笑える。OJの出番が少ないなあ・・・。 5点(2004-01-22 04:57:05) |
15. ハルク
アメコミの映画化には原作の雰囲気を逃すことなく捉えるものと、原作の雰囲気に呑まれてしまうものがある。ハルクは後者だと思う。まず、様々な人間関係、主人公の苦悩の描き方が薄っぺらくて感情移入できない。そして、画面を区切ることで臨場感を出そうという試み(?)は少しついていけなかった。逆に見難い。父親も結局何がしたいかわからないまま死んでいった。小さな箱に多くのものを詰め込みすぎた感のある作品でした。 4点(2004-02-06 21:21:37) |
16. ハロウィンH20
昔のハロウィンなどのドッキリ殺人ものには背景に「狂気」が漂っていたから面白かったのだと思う。それが抜けると普通のぬるいホラーに大変身! 4点(2004-01-28 12:09:14) |
17. ハート・オブ・ウーマン
あまりにも女性側の鈍感ぶりにイライラすることもしばしば。何故そこまでされて気付かない?まあ実際こんなことがあったら発想は及びもしないだろうけど・・・。 4点(2004-01-27 16:00:41) |
18. バタリアン
子供のとき観て、恐怖から途中でやめた経験がある。で、観直して見るとそこまで怖くなかった、というか逆に笑えた。最後のオチは収集つかなくなって、これしかないと考えたのかな。 4点(2004-01-22 06:33:22) |
19. ハリウッド的殺人事件
公開当初**ミ*という雑誌に「『裸の銃を持つ男』のような感じに楽しめる」と書かれていたけれど、そのような記述は「裸の銃を持つ男」に対する侮辱であります。例えハリソン・フォードを、レスリー・ニールセンに見立てて楽しもうとしたところで、ハリソンには役不足。彼にはコメディセンスなんか全くない。同じギャグを言ってもレスリーの方がよっぽど笑える。それに加えてこの作品には、台詞回しの妙が全くない。キャスティングミスに加えて演出もかの作品には遠く及ばない、中途半端な作品に仕上がったのでした。 3点(2004-06-29 01:54:03) |
20. パーフェクト ストーム
《ネタバレ》 ハッピーエンドが全てじゃないとはいえ、バッドエンドの似合う映画にはそれなりの理由が必要なのだと思う。この作品にはそれがない。終りに至る背景に描き出されなかったのか、何故こういう終りじゃなくてはいけないのか、理解に苦しんだ。 2点(2004-01-24 04:25:13) |