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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2517
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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61.  プレシャス 《ネタバレ》 
悲しい映画です。ラストでプレシャスは母の呪縛を自ら解き放ち、自立の道を歩み始めようとしますが、その彼女に未来への道が開けている訳ではなくて、限りなく閉ざされた狭い道に歩みだしただけである事がハッキリしているがゆえに悲しいのです。貧しい環境に生まれ、愛を受けず、ただじっと耐えてきたプレシャスを、誰かが救ってくれるのではなく、更なる不幸が積み重なってゆきます。希望は見えても、絶望はそれを上回って。それでも束の間の愛でも輝きをもたらすのならば、人は何をすればいいのだろう、何ができるのだろう、と。個人レベルだけではなく、教育現場の限界、行政の限界が描かれ、途中で素晴らしい国アメリカ的なニュアンスを見せたかと思えば、更にそんな幻想を打ち砕く厳しさが描かれ、子供をどう生かしたらいいのか、どう守ればいいのかを問うてきます。子供に対する虐待が毎日のように報道されるこの国も、他人事ではない話。怪物のような母親の存在が脅威的で、だけどこんな現実があちらにもこちらにも存在しているという恐ろしさ。ただ、映画自体は超悲惨版『アメリ』あるいはハンパな『嫌われ松子の一生』みたいで、ブラックな笑いを盛り込んだり、手の込んだ映像手法を駆使し過ぎていて、もう少しマジメにやろうよって思ってしまったのが大きなマイナス。プレシャスの内面世界を彩る事で彼女のキャラクターに親しみを与えようとしたのでしょうが、かえって悪趣味。
[映画館(字幕)] 6点(2010-04-27 14:29:52)(良:1票)
62.  プリンセスと魔法のキス 《ネタバレ》 
一時期の迷走しまくったディズニーに比べたら、この映画は安心して見ていられる美しく楽しい定番ディズニーアニメの世界を提供してくれています。「カエルにキスしたら王子様になって二人は結婚して幸せになりました」っていう古典な物語の「じゃあ、なんで見ず知らずの王子といきなり結婚しちゃえるワケ?」って疑問を解きほぐすかのようにエピソードを重ねてゆく、二人が辿る苦難の道によって説明されてゆくのがいいです。脇に、はじめに王子様との結婚ありきなお金持ちのお嬢様を配する事で、更にテーマがクッキリと見えてきますし。しかも彼女を悪役にしていないあたりがまた良いのですよね。ただ、キャラクターデザインが少々ディズニーアニメとしてはツラい感じがなきにしもあらず。ヒロインにエクボなんだかシワなんだか、って線が入ったりするとねぇ。個人的には母と共にレストランを空想するミュージカルシーンでのモダンアート風のタッチで全編見たいと思いましたが、そういう冒険はディズニーじゃ無理なんでしょうね。あと、日本語吹き替え版で見たのですが、歌が微妙です。あの無理矢理元メロディに日本語をハメ込んだような不自然な感じ、ミュージカルシーンが多いがゆえにかなり不自然さがたっぷりって状態で。最近のディズニー作品によくある日本語版には日本語文字っていうのも、いつも味気ないブロック体でかえって興ざめしてしまったりしますし。字幕版で見ていたら、もう1点上がっていたかもしれません。カエルでもロマンスを語れます、って世界はステキでした。
[映画館(吹替)] 6点(2010-03-14 17:58:10)
63.  BLOOD THE LAST VAMPIRE 《ネタバレ》 
最近お得意な輸入盤を買ったら英語セリフの多いアニメだったのね、これ。当然、日本語部分に英語字幕は出るけれど、英語部分には日本語字幕は出ませんな。で、世界観とか雰囲気とかデザインとか作画とか、もうさすがのプロダクションI.Gなのだけれども、ちゃんとした一本の物語としては成立してない、風呂敷を広げて、そしてそれだけって映画。連続ものの第一話だけ見せて終わっちゃったようなシロモノで、一体どう評価したらいいのかねぇ?って感じで。まあ「三つ編にセーラー服の少女が日本刀ぶん回す」ってビジュアルだけで十分っちゃー十分なんでしょうけれど。でも、そこも後に実写化された映画の方がハデにやっておりましたねぇ。オリジナルのこちらは、もっとがしがし動くアクションが見られるのかと思ったんですけれど。つーか、もっともっと小夜を見せて欲しいところですなぁ。ちなみにブルーレイにはテレシネ版とデジタルマスター版とが収録されていて、映像の雰囲気がかなり違うので1枚で2度おいしいバージョンになっております。
[ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 6点(2010-02-11 23:41:33)
64.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
最後まで見て、アン・ハサウェイの視点は業界を傍観する者の視点に過ぎなかったのでは?と。彼女自身は成長したようでいて、実は成長ではなく順応、適応したに過ぎず、蛙の子は蛙という、最終的には全くブレを生じさせないところに連なってゆく訳で。恐ろしく俗っぽい彼女が結果としてそこを捨ててでも獲得しようとは思わなかった部分こそが、むしろ現実としての仕事というものなのではないのかなぁ。1つの業界、1つの職業に脈々と流れる血を描く事で、仕事とは?と問うてみせる映画という感じ。なので自分としてはこれはメリルの映画のように思えますし、だから、メリルの出番が少ないのが不満、もう少しメリル側を描いて欲しかったというのが本音。アンの彼氏や友人に大切にすべき人間的魅力が感じられなかったのがキツいです。奴らよりむしろ仕事を大切にしろ、と思えてしまって。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2009-12-29 00:34:42)(良:1票)
65.  ブラブラバンバン
減点法で評価してしまうとガタガタな映画ではあります。原作マンガは未読ですが、映画は特異であろうとしつつ、結局のところ「ちょっとヘン」って程度で、あとは毎度の「ダメな人たちが頑張って成し遂げました、最後には感動します」系映画の枠に収まってしまっています。音楽の官能性っていうのを主題に置いているのだから、そこをもっと突き詰めて描けば、かなり面白くなったと思うのですけれど、観客の対象がハンパに低年齢を狙った感があって、ちょっとだけエッチなコメディ、みたいな枠にはめ込まれてしまったようで。それに主役の安良城紅がちゃんと演技できない、マトモにセリフも発声できない状態で、それを周囲が無理矢理持ち上げて主役に仕立てているように見えて、やや痛々しく。だけど、むしろいいところを褒めてあげたい、私にとっては加点法な映画。題材的にはもっとクセとアクが強い方がいいとは思うのですが、登場人物がみんなほんわかと心地よい状態で映画全体が可愛らしい仕上がり、といった風情。安良城紅は演技はダメだけど雰囲気はいいですし、『フラガール』で「じゃあなー!」と感動的な演技を見せた徳永えりが、ここではやたらに可愛らしかったり。宇崎竜童とさとう珠緒は類型的で幅のない、つまんない役でしたが。あと、ちょっとしたエピソードに笑いどころがあれこれあって。「タブー」が鳴って、一発でカトちゃんの「ちょっとだけよ」を思い出すのって、私くらいの世代なんですけどね。終わってみれば爽やかな気分で悪くない、って感じでした。ただ、公開18日目に見たにも関わらず、フィルムがボロボロ。どんだけ使いまわしたフィルムよ、みたいな。こういうところ、日本映画界の貧しさが出てしまって(1本プリントするのも大変って)悲しいですわぁ。
[映画館(邦画)] 6点(2008-04-10 14:03:14)
66.  ファイナル・デッドコースター 《ネタバレ》 
こういう映画、嫌いなのに1、2作目を劇場で見ちゃった以上は、行きがかり上見ない訳にはいかないでしょう、と初日に行ってまいりました(「ホントは好きなクセに」って?まさか)。不慮の事故死カタログ映画第3弾。今回は、1、2作目と直接的な繋がりがないので設定リセット状態、要はもう1作目のバリエーション状態でしかありません。2作目で死の法則の真相に迫ろうとしていたのに、結局今作ではまた毎度のパターンの繰り返し。オープニングのジェットコースター事故の映像は、1作目の飛行機、2作目の高速道路ほどのインパクトはありません。それに今回は進行がサクサクとし過ぎて、登場人物になんの思い入れもないままにどんどんと死体になっていっちゃいます。予知した事に対する周囲の反応なんてのも殆ど描かれないですし、本筋は「ええ?それで一応の終了?」みたいなあっさり加減。今回最大のポイントは今までのエピローグ部分にあたる部分でもう一度どっか~ん!とやってみせるところで、オープニングよりももっとハデになっていますが、ここに予算や上映時間を取られて本編が薄くなったのかなぁ、と考えると、ちょっと複雑な気持ち。でも、1作目が打ち立てたフォーマットによって、保証された面白さはありますね。ちなみに私は12歳の頃、ジェットコースターから落ちそうになった事があって(2人乗りの座席に従兄弟と3人で乗ったら、コーナーで2人の体重がのしかかり、半身外側に飛び出しました。手を離してたら確実に転落)、あの時の恐怖を思い出しましたが、今回は見終わっても何か危険が周囲に潜んでるんじゃないか?って感覚は薄かったですね。慣れちゃったのかな。ところで、今回こそがデッドコースターじゃん!とか、今回ファイナルじゃないらしいじゃん!とか邦題に色々疑問点があるワケですが、配給会社は次回、どんなタイトルにするつもりなんでしょうねぇ?
[映画館(字幕)] 6点(2006-09-09 21:39:09)(良:2票)
67.  ぷりてぃ・ウーマン 《ネタバレ》 
「がんばれ!ベアーズ」フォーマットの映画おばあちゃん版。このスタイル、最近の邦画に多いですねぇ。おばあちゃん達がひとつになってお芝居の上演に漕ぎつける物語。「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」と違って『若いっていいね』って状態じゃありませんから、考えさせられる問題も当然描かれてゆきますが、切実に高齢化社会を描くと言うよりは老後の生き方に対して前向き、みたいな感じですね。おばあちゃん達がなんとか芝居を作り上げてゆく物語の中に、西田尚美の挫折からの再起という要素も加わっているものの、この部分はあまりにベタというか、ありきたりかなぁ。それに、実際に上演される芝居が、あんまりいいモノに思えなかったのはちょっと・・・。脇役、端役で有名人がわんさか登場して、重要な役かと思うと1シーンのみ、みたいなのばっかりで、ちょっと背景がやかましくなっちゃった感もあります。もう少しおばあちゃん達に焦点を絞って、彼女達のこれまでの人生のドラマを見せてくれた方が、もっと深く感動できたんじゃないかな、と思いました。個人的には西田尚美&市川実日子の2ショット、っていうのがご馳走でございました。
[DVD(邦画)] 6点(2006-08-17 01:03:49)
68.  フライトプラン 《ネタバレ》 
唐突に途中で「真相はこの通りです」って大々的にネタ晴らしをするワケですが、その時点でささーっと潮が引くが如く、映画に対する興味も薄らいでしまいました。そこからのダレる事、ダレる事。真相が見えてしまったら、あとは凡庸なサスペンスアクションの凡庸なクライマックスが予定調和状態で展開されるのが全部判ってしまいますもんね。こういうのはギリギリまで引っ張るべきじゃないかなぁ。せっかく娘は何処へ行ったのか?いや、そもそも娘は存在していたのか?っていうネタは面白かったのだから。それに真相が語られると、アタマの中に怒涛のように押し寄せる疑問点で映画に集中するどころじゃないという。綿密な計画が行き当たりばったりな状況の上に都合良く展開している状態なのですが、それってどうなんでしょう?って。あと、個人的には飛行機内部の映像ばっかりで、機外の映像(飛行ショット)が全く不足しちゃってるのが物足りません。いつの間にやらスタジオの中に組まれたセットです、って感覚で見ちゃってますわ。でもでも、ラストのジョディの確固たる母性の姿に感動しちゃったりしたので1点オマケ。そうそう、この映画の中の誰かさんに「ダドリー・ムーアの『殺したいほど愛されて』を100回見ておくべし」と付け加えておきましょう。
[映画館(字幕)] 6点(2006-01-28 19:55:38)
69.  フロム・ダスク・ティル・ドーン
考えてみれば、銀行強盗が逃亡と殺戮の旅を繰り広げる先に、真っ当な警察との銃撃戦や人質との攻防ばかりがあるとは限りませんね。もしかすると、この映画のような事があるかもしれません、ってナイよ! まあグロでバカな映画で、あんまり好みじゃありませんが、つまらない訳ではなくって。それよりトム・サヴィーニ主演の別映画撮ってくれないかなぁ。見たいなぁ、「俺のガンが火を噴くぜぇ」みたいな映画。
6点(2003-12-24 14:51:46)
70.  プロジェクトA2/史上最大の標的
続編である以上、どうしても前作レベルを求めてしまうのですが、それは無理な注文、という感じですね。スケールが小さくなって、物語が入り組んだためにスキッとした印象に欠けてしまいます。アクションそのもののレベルがダウンしたとは思えませんけれど、アクションの存在が小道具化してしまったのは残念。
6点(2003-12-24 14:25:06)(良:1票)
71.  フレンチ・コネクション2
前作も知らない状態で中学時代に見たのですが、中盤のどろどろな展開には、すっかり鬱入りました。ジーン・ハックマンのアクの強さは、当時ちょっと苦手で、それでもクライマックスにはエキサイトした記憶があります。前作をテレビで見たのはかなり後。話がどうも頭の中で上手く組み立てられず、「1」と「2」を併せて見直すべし、というのが今後の課題かな、って思います。
6点(2003-12-24 12:04:00)
72.  ブレーキ・ダウン
カート・ラッセルが強くないトコがちょっとイメージ違いな感じがしてしまいます。もう少し「あー、それじゃしょーがないな」って役者の方が合ってたんじゃないかな、って。たとえばマーチン・ショートとか(それじゃコメディか・・・)。こういうイライラ系じらしの多いサスペンスは苦手ですけど、反撃に移る気持ち良さはあるので、まだ救われてます。悪人にも普通に家族がいたりして、田舎の風景と共にちょっとのどかさを感じてしまったり。
6点(2003-12-24 11:16:16)(良:1票)
73.  ブレインストーム
映画館が上映サイズを間違えて、最初の8分くらいビスタサイズで見るハメになった思い出深い映画。ただでさえスタンダードと70ミリを行ったり来たりする映画だってゆーのに、更にもう1サイズ追加で見せられて、ナニヲヤッテイルノ状態。それはともかく、映画はVRのハシリみたいな話で楽しめました。記憶を追体験する装置、そんなモノがあったら確かにあのオッチャンみたいにイケナイ事に使いそーな気もしないではないですけど(つーか、エンドレスって、オッチャン、そこまでしたいか?)。死後の世界でいきなり宗教映画風になりましたけれど、ヴィジュアルで勝負!なダグラス・トランブルの心意気は買いたいですね。
6点(2003-12-24 00:50:10)
74.  フラッド
パラマウントのタイトルからそのままカメラが降下して、大量に放水をするダム、その濁流、堤防を築く人々、避難する人々のクルマの列、水浸しの町、そして町の中央で交通整理をする保安官の姿までを1カットで見せるオープニングが見事です。状況説明がそれだけで完了しちゃいますからね。ただ映画のエネルギーの半分を、ここで使っちゃったみたいな感じもありますけど。映画の中身は洪水西部劇。ひたすら水、水で、鬱陶しさ爆発。スペクタクルな要素が足らなかったけれどアクションは単純に楽しめたんで、まあ、いい感じ。
6点(2003-12-23 16:00:07)
75.  ブラス! 《ネタバレ》 
えーと、この映画は周りのノイズの影響が強すぎて評価落ちまくり状態だった事を書いておかねば。上映劇場の対応が悪く、外で拡声器持った兄ちゃんはふてぶてしく、入場整理の姉ちゃんはサービストークを知らない状態。その上、隣りに座ったお嬢さんは泣き過ぎでシラケちゃって、同僚は「ブラス!」は「タイタニック」と違って人間が描けてる、なんてタワケた事言うし。人間が画面に映った時点で人間描かれてるっちゅーの! お前はじゃあ、人間ってモンをどれだけ知ってるのか、と。いくら映画を沢山見たって実際に付き合わなきゃ人間なんて判んないの!って。さて、私自身がこの作品に感じた事と言えば、それまで様々な問題が描かれながら、それらは一切解決されないまま、ブラスバンドの優勝シーン、というハッピーエンドで幕を閉じてしまう事に「ええ~?」って。ずっと深刻な問題を描いているのに、ここぞという見せ場は感動的シーンでごまかされちゃってる感じがひっかかって。あとメンバーは、もう最初っから実力を持っていて、努力して這い上がるとかいう世界じゃなく、私、優等生の映画って好きじゃないんで、それも自分にとってのマイナス要因だったかなぁ。
6点(2003-12-23 14:31:15)(良:1票)
76.  BROTHER
ちょっと中途半端な映画でした。私の苦手な北野映画の記号的意匠は抑えられていて、テンポ良く見られたのは良かったのですが、散文調は相変わらずで娯楽映画としての文体を探しあぐねているような感じ。向こう側に行ってしまった者と、こちら側に残った者の対比はもー相変わらずなワンパターンですしねぇ。でもアメリカ人との間に築いた兄弟関係を浮き上がらせるあたりは上手いですね。「親の血をひく兄弟よりも~」というクラシカルな、根底は正統派ヤクザ映画なワケですけれど。あと、日本映画のデジタル音響って、リアトラックに重要な台詞を入れちゃうクセがありますが、リアはSEとBGM専用トラックとして認識して欲しいですねぇ。劇場の再生環境に差があるんで、リアに台詞入れると凄く不自然に聴こえる場合があるので。
6点(2003-12-23 14:02:15)
77.  フライトナイト
今考えてみると、まるで「ギャラクシークエスト」(もしくは「バグズ・ライフ」あるいは「サボテン・ブラザース」)みたいな話ですね。「ああーん?ニセモノに何ができる?」って状態から頑張って本物となってゆく展開。なので、隣人はヴァンパイア、って部分よりもロディ・マクドウォール側をもっと描いてくれたら、もっと面白かったんじゃないかなぁ、と思います。ヴァンパイアは化け物系でガチャガチャしてて面白かったんですけどね。
6点(2003-12-22 13:56:04)
78.  フック
ネバーランドのスタジオ撮影ゆえのセット臭さがどうにもこうにもツラいです。スピルバーグの箱庭的映画感覚が、この映画ではマイナスに働いてるなぁ、って。せせこましくってイマジネーションが広がる余地なし。大人になっちゃったピーターパン、って物語そのものは嫌いではないんですけどねぇ。やっぱりスピルバーグには、また子供向けのファンタジーを撮ってもらいたいです。スピルバーグもここで満足、ではないでしょ?
6点(2003-12-22 12:45:25)
79.  フォレスト・ガンプ/一期一会
近年アメリカ史を駆け抜けるガンプと、アメリカ史の体現者として生き、そして死んでゆくジェニー。まあ、正確には白人のアメリカ史、ではありますけれど。その多彩な語り口は面白いのですが、やっぱり自分は日本人なんだなぁ、というのを実感させられた映画でもあって。私には、これをおとぎ話として見るには、アメリカが重すぎました。
6点(2003-12-22 12:31:03)
80.  フォー・ウェディング
イギリスの色、風景が味わい深く、細かなドラマが織り上げてあって好感の持てる映画でした。ヒュー・グラントのスチャラカ無責任男さ加減は、少なくともラスト以外は、そんなに気になりませんでしたし。やっぱりラストで身勝手な二人が出した結論には参りましたけど。幸せを求める分だけ他の誰かを不幸にする、とゆーのを肯定しちゃいけないんじゃないかなぁ、なんて。ヒューだけに感情移入してたら、それも気にならないのかもしれませんけど、周りがみんな良い人々だっただけにねぇ・・・。
6点(2003-12-22 11:37:18)
080.32%
1220.87%
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31234.89%
431912.67%
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654521.65%
745518.08%
829811.84%
91827.23%
10391.55%

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