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81.  ブラック・レイン
あの松田優作の登場シーンに尽きる。ランチタイムで賑わうレストランのシーンね。あとはねえ、なんか訳わかんないニッポンが出てきて笑っちゃいました。イギリス人リドリー・スコットから見たニッポンなのでしょう。どこの国かわかんない田園風景と突然ペラペラと英語を話すヤクザの親分と健さんの息子がナゾです。健さんの住む団地の風景だけ妙にリアルでした。そこだけ昭和40年代のニッポンみたいだった。神山繁が出てくると「ザ・ガードマン」が浮かんだのでした。でも撮影のために7ヶ月ニッポンに滞在したリドリー・スコットはすっかりニッポン人の仕事の早さ、正確さに感激したそうです。松田優作の遺作ということでプラス1です。
7点(2003-12-25 00:31:48)
82.  プラトーン
「これこそベトナムの真実」という批評と不思議なことだが、ジョニー・デップが出ているというのに惹かれて観ました。戦争ものですから戦闘シーンは圧倒されるものがありましたけど、冷静になってみるとジョニーよりチャーリー・シーンの存在が不思議になった。オリバー・ストーンは自分の分身といっていいチャーリーに演説させているわけね。 ウィレム・デフォーとトム・ベレンジャーの存在感は圧巻だけれど、ベトナムのひとつの小隊にこんな悪いヤツと信頼できるイイ人がいました、ということだけのような気がした。だいたいチャーリー・シーンを起用すること自体がまちがっているのだ。だからこの監督は信用できない。どうせなら兄のエミリオのほうがよかったんじゃない?父、マーティンにソックリのエミリオでは都合が悪かったのかしら?「地獄の黙示録」があるし・・・ この作品はオリバー・ストーンが自分の知っているベトナムをみんなに見せただけと感じる。以来ジョニーはこのテの作品には出ていない。後悔したのかもね。
[ビデオ(字幕)] 5点(2003-12-24 00:51:26)
83.  プリティ・リーグ 《ネタバレ》 
 なぜか思い立ってDVDを購入し、再見。コレってやっぱりすごくイイ映画です。なのに「プリティ・ウーマン」絡みでこんな安い邦題付けた人の罪は重い。 アメリカの野球の歴史、姉妹の確執、文盲、ミニスカートからもわかる今も昔も変わらない男の女への期待、全編にちりばめられたユーモアと粋な演出、そしてなんともいえないこのノスタルジー、この映画っていろんな場面で爽やかに温かく泣ける映画なんです。特にマドンナが歌うエンディング、何回でも観たいわ。 キャストもいいですね、トム・ハンクスはこういうキャラの方がピッタリくると思うのよ、私。ドティが素手でキャッチするとこが大好きだしマドンナのヘッドスライディングも見られるという嬉しさ、本作はラジー賞常連のマドンナの出演作ではベストだと思ってます。  
[DVD(字幕)] 9点(2003-12-24 00:05:34)
84.  フロム・ヘル
切り裂きジャックが題材というのもいいし、ロンドンの裏通りの雰囲気もよかった。ジョニーは、あの影のある破滅的な警部役がハマっている。ジョニーはやっぱり期待を裏切らない。でも作品の出来がなんか薄っぺらい感じ。奥行きが感じられない。非常に残念です。そしてヘザー・グレアムなのですが、あの可愛らしいキューピー顔にポジティブなメイクじゃあ、薄幸な娼婦には見えない。ミス・キャストです。ロビー・コルトレーン、イアン・ホルム、ジェイソン・フレミングなど脇役の俳優たちがとてもよかったのでヘザーはよけいに浮いてしまったように思う。特にロビーコルトレーンがいい。彼が出てくるとパっと雰囲気が変わって 気分転換になりました。突然エレファントマンが出てきたときも「あらら」って感じでうれしかったです。同じ頃の出来事だったのね。
6点(2003-12-18 00:43:33)
85.  フルメタル・ジャケット
戦争を批判するのはわかる、でもなぜベトナムを選んだのか、つまりアメリカを痛烈に批判しているんですね、戦争に加担する者は単なる殺人者なんです、狂気なんです、戦争に暴力に正義はないのです。そして人の思考、欲、業は暴力になり得る。 この映画は敵味方を明確に描いてないんですね、ここがこの映画の優れているところなんです。「ミッキーマウス」これもかなり強烈な皮肉です。キューブリックという人は暴力を吐き気をもよおすほどの描き方をして批判している人なのだと信じている。 無茶苦茶まっとうな人なのです。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2003-12-15 11:42:05)
86.  プリティ・ウーマン
シンデレラストーリー現代版ですからね。作品について現実的に考える必要など全くないですね。映像とあらすじをそのまんま受け取ればよいのが、ラブコメです。この作品でジュリアは大スターになりました。ジュリアが一番輝いている作品ですから、ジュリアを観る作品です。イキがよくってゴージャスでちょっと下品なヴィヴィアン役はジュリアの魅力が全開だ。ギアにはハッキリいってアカ抜けたスマートさはないが、それ故なのか財力、権力はあっても愛のない男エドワードとして、ジュリアのエスコート役がハマっていると思う。ホテルの支配人ヘクター・エリゾンドもいい。かならずハッピーエンドを迎えるラブコメは安心して成り行きを楽しめるのがよいです。単純に楽しい、ひと時の夢を見させてくれるのがラブコメですね。
[ビデオ(字幕)] 10点(2003-12-14 14:47:24)(良:1票)
87.  フェイク 《ネタバレ》 
まず、ジョニーがFBIのオトリ捜査官を演じると聞いて、ちょっとちがうんじゃないかい?大丈夫かなあ、と不安になったけどオトリだからダークスーツに身を包んで出てくるわけではないので大丈夫でした。 そしてパチーノ、このパチーノはよかった。プライドは人一倍あるのにそれがかえって哀れな冴えない三流マフィアのレフティ。ニセモノダイヤが見抜けないレフティはFBIのオトリが見抜けない。そういや原題は「Donnie Brasco」なのね。 下っ端たちがボスを出迎える場面、自分に声をかけてほしいといわんばかりの表情でボスを目で追うも、ボスはレフティに見向きもしない。どうしてあんな表情が作れるんだろう、あのパチーノのアップがファミリーでの彼の位置を全て物語っている。印象深いシーンでした。 ドニーにとって、レフティは大切な情報源だから彼には逆らわないし従順だ。それがうれしくて可愛くてすっかりドニーを信じてしまう。ドニーのレフティに対する想いは対等な友情なのかなぁ、なんかちょっと違うと感じた。一生懸命になるほどカラ回り、何をやってもうまくいかず落ちぶれていく一方のレフティに哀れみを感じ、同情してしまったんじゃないだろうか。哀れなレフティを騙しているという自己嫌悪もあったかも。正直、FBIに保護されその場を連れ去られていくドニーにほっとしましたね。 私はラストでレフティが「おまえなら許せる」と部屋を出て行くシーンはいらないように思いました。レフティのその後は想像に任せる、にしたほうがよかったんじゃないかな。最後にパチーノの見せ場をつくったんでしょうねえ、たぶん。 マイケル・マドセンは相変わらず凶悪な後ろ姿でした、この人背中からして怖いです、そこが良いです。そして筋トレするジョニーという貴重なシーンも観られました。ジョニーは70年代がよく似合う。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-11 01:46:11)(良:1票)
88.  フェティッシュ
これは監督のレブ・ブラドックが短編として制作し、数々の賞を受賞したのですね。タランティーノがほれ込み、長編となったらしい。 楽しい、楽しい。だからブラックコメディは大好き。殺人犯役のウィリアム・ボールドウィンはスケコマシが似合いすぎ。モデル系ニヤケ顔ですね。清掃業者の社長、女従業員たちも最高。女ばかりというのがまたいいじゃないの。ガブリエラのフェチぶりも健康的で無邪気でよいです。ガブリエラを演じたアンジェラ・ジョーンズは「パルプ・フィクション」でボクシングの試合会場から逃げるブルース・ウィリスを拾ったタクシーの女運転手をやってましたね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-09 01:56:52)
89.  フランティック
ポランスキーの映像はいつも不安げだ。この作品は「孤独と不安」な雰囲気がいっぱいだ。冒頭、空港からパリ市内へ向かうタクシーから見るパリの街の怪しくて不安なこと。警察に連絡しても機敏な対応はなく、言葉も地理も詳しくないパリの街を突然姿を消した妻を探し、さまようハリソン・フォード。パリのフランス人は不親切だというのは有名な話だ。そして事件に関係のある、エマニュエル・セニエにやっとたどり着く。屋根の上をスーツケースをぶちまけてフラフラ、ヨロヨロと危なっかしく歩くハリソン・フォードの姿が不安と孤独をよく表していると思う。「ひとりにしないで」と息絶えるミシェルもやはりパリの裏町で孤独に生きてきた。ラスト、事件は一応解決したけれど夫婦の表情は暗いし空港に向かうタクシーから見える風景は冒頭と同じで怪しくて不安なのです。ハリソン・フォードの演技、なかなかよかったと思います。人物像もよく描かれていたんじゃないですか?そしてポランスキー自身が異国であるアメリカで、あのような悲惨な体験をしていることが影響しているのかなぁと思わされる作品でした。
[映画館(字幕)] 7点(2003-12-09 01:26:08)(良:1票)
90.  ファーゴ
なんといってもウィリアム・H・メイシーでしょう。いいかげんで調子よくて気が小さい、そのくせこんなことを計画してしまうこずるさと凶暴性。上手く演じてましたよねえ。シリアスな中に、ぷっと小さくふきだしてしまうユーモアがいいです。義理の父に電話をする前に何度も練習してるのはよかった。いかにも田舎の人のいい能天気なあの奥さん、どの人にも「ヘンな顔」と証言されるブシェミ。フランシス・マクドーマンドの大きなお腹と昼あんどんのようなダンナさん。一番嫌いだったのはメイシーの義理の父親。ピーター・ストーメアより不愉快でした。マクドーマンドはオスカーを受賞したけどこの警官役はかっこ悪い大きなお腹に方言まるだしのセリフを喋らされ最悪だったと雑誌かなにかのインタビューで答えたらしい。最初に「これは実話である~」と出てたけどあれはまっかなウソなのね。コーエン兄弟はどういうつもりであんなことしたのかしら?ご存知の方いらっしゃるかしら?
8点(2003-12-06 00:32:21)
91.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト
すごい話題になってたし期待したのだけど・・・まずあの手振れの画面が見辛い。目が疲れるから頭も痛くなる。ブランコでも酔ってしまう私には内容以前の問題だった。劇場で観なくてよかった!その内容も「ふーん」という感じ。狙いすぎなんじゃない?嘘を実話っぽくしたかったんだろうけど面白くないし、身体に悪影響を及ぼす画面ではおはなしにならない。
1点(2003-12-05 10:58:58)
92.  プレタポルテ 《ネタバレ》 
パリモード界を皮肉った作品ですね。これもやはり多彩なカメオ出演がうれしい。ラストも「そうきたか!」と笑ったけど、ティム・ロビンスの袖丈とズボン丈をつめられてしまったスーツ。それを着たティムが「これはいったいなんだ」と言えば、ジュリアが「まさにプレタポルテね」と言う。いったいどこへどうやって着て行きゃいいんだ、みたいな服をショーで発表するデザイナー、それを絶賛するマスコミ、ありがたがって高額なその服を着ている金持ちたち。皮肉たっぷりでした。キム・ベイシンガーがレポーター役で出ていたけど、キムは結構ファッションオンチだと思う私はこれもなんか意味あるんじゃないかと思ってしまいました。
7点(2003-12-01 11:44:18)
93.  フィールド・オブ・ドリームス 《ネタバレ》 
予想に反して評価が低いのでもっと真剣にならなければと書き直しました。一見、男のロマンを描いているようですが、”ちょっと待って”と言いたくなります。私がこの映画が気に入っているのはケヴィン・コスナー演じるレイに共感するというのともちょっとちがう。まずなんといってもあの過去の野球選手たちですね。野球が好きで好きで、でもなんらかの事情で断念しなければいけなかった人たち。最初球場に現れたのは8人でした。八百長事件で球界を永久追放された選手たちなんだろうなと思い、胸がキュンとなりました。そして父とのことがずっと心に引っかかっていたレイ。「それを作れば彼はきっと来る」という声を聞き、球場をつくったレイ。最初彼というのはシューレス・ジョーだったのかと思ってしまうけれど「彼」とはレイの父なのですね。そこでオープニングの生い立ち、過去をコスナーが語る意味がわかる。この物語は野球に思いいれの強い野球ファンによる野球ファンのためのノスタルジックなファンタジーではない。レイの背景というものがとても重要なのだと思う。父と同じ年代になって初めて父のことが理解できるようになる、けれどその父はもうこの世にはいない。父に対して申し訳ないことをしてしまった、もっと語るべきだったと心のどこかで常にある想い。それがあの天の声となってレイを動かしたのではないでしょうか。あの声はレイの心の声と言ってもいいでしょうね。この夫婦は70年代に若者だったのですね。それまでの家庭のあり方が大きく変わり、反戦運動に身を投じ、社会の暗部を糾弾していた世代。アメリカン・ニュー・シネマの主役だった世代とも言えます。その若者たちが中年になったひとつの結論がこの夫婦なのではないでしょうか。
8点(2003-11-30 20:42:32)(良:1票)
94.  フル・モンティ
久しぶりに今日また観ました。3回目くらいかな。傑作です。6人の俳優がハンサムじゃないけどみんな味わい深い風貌なのね。適度なだらしなさがよいです。そしてトム・ウィルキンソン。舞台は舞台でもストリップをするとはねえ、驚きです。子役の男の子もさらっとした演技で好感あり。労働者階級の子としては品の良いお坊ちゃんでした。笑いとペーソスとラストのショーと、とっても楽しませてくれます。イギリスの役者、ヒューマンコメディ大好きです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-27 00:32:00)
95.  ブルーベルベット 《ネタバレ》 
リンチのそして変態映画の最高傑作だと思ってます。一見平穏な田舎町に潜む異常な世界、日常の中の非日常ですね。オープニングの青く澄み切った空に真っ赤な薔薇のショットから空き地にすてられた耳のアップ、ゾクゾクしちゃいます。暗くマットな色彩からラストではまた澄み切った雰囲気に戻る、平穏な日常が戻り小鳥を見つけてほほ笑むジェフリーとサンディ、でも鳥はかわいくさえずるわけではなく、何かの幼虫みたいなエサをくちばしにくわえたままキョロキョロしてる、どんな意味があるのか知らないけど、ここがリンチらしくていい。 カイル・マクラクランのまっとうで優等生ぽい二枚目というのがなぜか可笑しい。イザベラ・ロッセリーニの醜さスレスレのカラダとあの雰囲気がやけにエロチックでした。デニス・ホッパーの吸入器にも笑ったけど、なんといってもローラ・ダーンのシュールな泣き顔ですね、コレがこの映画の中で最もド肝を抜かれたシーンでした。 あれで彼女はリンチの秘蔵っ子になったような気がする。。。
[映画館(字幕)] 10点(2003-11-25 09:11:55)
96.  ブラックホーク・ダウン
基本的に戦争モノは好きじゃないのですが昨日WOWOWで放送されていたのを主人が観ていたので私も。でも、あ~やばい、やばい、あの人やられるぞ、という予感がすると見てられなくて席を立ったりしながらの鑑賞でした。 観終わって思ったことは、このソマリアへのアメリカの軍事介入というものはただただ人が死んだだけ。アメリカの高慢さが出ていましたね。 気の毒なのはソマリアの市民と命令に忠実に任務を遂行しようとした米兵士たち。リドリー・スコットはやはりイギリス人だからでしょうか、アメリカを正当化しようとするものは感じなかった。「ソマリアでの出来事はこうだったんだ、あなたはこれをどう思う?」と問いかけられてるようでした。度々思うことだけどリドリー・スコットはアーチストタイプの監督さんですね。キャストがよかった。次々と出てくるひいきの役者にワクワクしました。ジョシュ・ハートネットはその中には入ってないけど。  ずいぶん前に投稿したのを無作為にツラツラ見ていました。  この映画のどこをどういうふうに観たら「アメリカ万歳」になるんでしょうか。これってすごく真面目に戦場の兵士たちを描いていると私は思いますよ。 「プライベート・ライアン」はあんなに絶賛の嵐の高評価なのに・・・あっちこそ第二次世界大戦を題材にしたふざけた戦争娯楽作品と思う私がおかしいのかしらん。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2003-11-24 22:45:14)
97.  プライベート・ライアン
こういうのを間違ったヒューマニズムなのだと痛感した。「あなたはひとり、でもこの人は4人のうち3人の息子を一度に亡くしたのだから」なんて理屈は通らない。スピルバーグはこれを、悲惨な戦地でのハートウォーミングなエピソードとしてか、ライアン救出も戦時中の狂気として描いたのかどっちなんだろう?「レイダース」「E.T.」のころの真面目なスピルバーグが懐かしい。スピルバーグファンの方々には申しわけないけれど、この人はオスカーを意識すると人種問題とか戦争とかヒューマニズムを問う社会派ドラマを選んでいるように思えてならない。それが個人的にあざといと感じてしまうのね。しか~し、この作品に限っては完全無欠の娯楽作品としか思えない。はっきりいって、オープニングのノルマンディー上陸シーンだけでしょ。狂気の沙汰の「ライアン救出作戦」コレ、日本の特攻隊をやはり狂気の沙汰と恐れたアメリカのやることですかね、同じことでしょ。戦争というのは、関わった者すべてが殺人者なわけだから、今さらこんなエピソードを絡めて語るのはいかがなものですかね。「ナメてんのかっ!」って感じです、はい。実践はまるでダメなヤツの存在といい、役者たちに精魂尽きるほどの訓練、重労働をさせたスピルバーグってかなりSなんじゃないか??
[CS・衛星(字幕)] 2点(2003-11-14 09:28:20)(良:1票)
98.  ブギーナイツ
好き好き、こういうの。映画界のいわゆる裏街道にいる人たちのギリギリのプライドと栄華と衰退。そして世間の方たち、少なからずお世話になっているにも関わらず、ポルノ関係者への偏見と差別、必然的に彼らは隔離された家族のような関係になっていくわけだけれども、いつまでも続くモノじゃないんだなぁ。「昔、こんな時代がありました」みたいな映画。時代とともに変わっていくモノ、変えていかざるを得ないモノ、いつまでも変わらないモノ、変えちゃいけないモノ・・・そんなことを考えました。なにはともあれステップダンスが懐かしかったデス、マーク・ウォルバーグ、ハマりすぎでしょwその他の俳優もいいね、鋭いキャスティングだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-07 17:24:43)
99.  ブリジット・ジョーンズの日記
まず、この作品は主演レネー・ゼルウィガーとなっているけど、すくなくとも監督、原作者にとってはマーク・ダーシーを演じたコリン・ファースのための作品ですね。コリンをいかにかっこよく素敵に撮るか、ということにチカラが入っているように思えます。逆にレネーとヒューはこれでもかと、思いっきり滑稽に描かれてます。ドラマ「高慢と偏見」のミスター・ダーシー役でイギリスで大ブレイクしたコリン。それが基となっている作品ですから、当然といえば当然ですね。コリンはこの作品で確実にキャリアアップしました。ファンにとってはうれしいこってす。なんといいますか、アブノーマルな雰囲気を漂わせているのがいいですね。ブリジット、マーク、ダニエルの3人の関係はやっぱりマークの存在が大きいと思う。ブリジットのような女性に対し、「こんな女!!」的なご意見も多数あるとは思いますが、彼女のように平凡でこれといって人より飛びぬけたものもない、でも正直で善良という人は世の中で日のめを見ることはいち番少ないけれど、人口的には最も多いタイプなんじゃないかな?ブリジットのいいところはヘンにつっぱって、鎧をつけてないところね。外ではぴしっとスキなく「デキる女」でも、例えば家の中のあちこちにホコリをため、レトルト食品に頼り、盛大にゴミを出すとか、30過ぎても食費も入れず、親のスネをかじっている独身女よりブリジットのほうがなんぼかマシ。マークもダニエルもいわゆる「高嶺の花」を手に入れられる割合の多い環境にいるにも関わらず、ブリジットを選んだのは自然体の彼女の前ではアレコレ気を使うことなくリラックスできる相手だからじゃないかなあ。続編「The Edge of Reason」の公開は冬になるのかな?今から楽しみです。またまた、コリンとヒューのへっぴり腰の取っ組み合いが見られそうです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-06 19:54:22)(良:2票)
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