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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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1.  武士の一分
笹野高史さんのバイプレーヤーぶりと、三津五郎の悪人スケベ顔(褒め言葉です)が圧倒的で、別に展開的には大したことないはずなのに、なんだかんだ見入ってしまう作品でした。木村さんはこういう作品にもっとチャレンジしていけばいいのになーと。もったいないですね。やっぱり華があってカッコいいし「キムタクが演じてる○○」に見えなかったし。しかし御毒味役って仕事楽そうだけどやりたくねーなー。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-09 15:22:55)
2.  ファニーゲーム U.S.A. 《ネタバレ》 
薄いですねー、映像作家として何も成長していない気が…。オリジナル版も胸くそ悪い映画で、不快と思わせる事が最高の賛辞みたいな作品でしたけど、わざわざこんな題材を10年も経ってからセルフリメイクしたことに全く意味を感じないんですよね。まぁ確かに勧善懲悪の映画作品が多い中、敢えて救われないバッドエンドの作品は希少ですし、実際人生なんて、不幸があってもそこから奇跡の逆転を遂げる事のほうが少ないですけど。そんなこと言われなくても皆さんとっくに気付いてるよって話ですから。娯楽作ではない事は確かですが、じゃあ狙いは一体何だったんでしょう?突然災難は降ってくるよって警告でしょうか?もしそうだとしたら、じつに余計なお世話ですよね。私は映画に希望や感動を見出したいですから、ハネケとは対極の気持ちで映画を楽しみたいです。
[DVD(字幕)] 0点(2009-11-17 11:28:20)(良:2票)
3.  ファイヤーウォール
ハリソン・フォードが家族を守るために悪と対峙する展開のモノは、新鮮味がない代わりに安心して楽しめるという部分もあります。ファイヤーウォールという題名から発想させるようなネット頭脳戦はあまり見られず、サスペンスアクションとしてのほうがしっくりきます。それと細かな突っ込みどころも満載でしたね、どこの馬の骨か分からないようなやつを、たとえ顧客風に見せたとしてもあんなに機微な情報の詰まってる部屋に自由に出入りさせるなよと突っ込みたくなったり。よくも悪くも昔からあるハリウッド映画の展開です。  犯人のボス役、ポール・ベタニーは上手いんだけど、別に彼じゃなくても良かったのかなとも思ったります。10年前ならケビン・ベーコンでやってそうな(^^;  あと犯人グループの中に1人、非情になりきれない奴がいて、コッソリ温情を見せるパターンは個人的なツボの展開です(笑)  よく出来すぎてはいるけれど、ラスト数十分の主人公の反撃開始の部分はスッキリ爽快ですね。ただ病気の子供や動物とかにまで危害を及ぼす犯人って、いくら作り物でも凄く嫌悪感を抱いてしまいます・・・。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-05-25 00:05:06)(良:1票)
4.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
単にゲイの映画と言い切ってしまうのは惜しい程の完成度の高い映画だと思います。まず全体の情景が何とも美しい。こんなに自然の美しさをそのまま撮れてる作品も珍しいです。しかしそこにそのままゲイの2人を美化して投影するだけではないのもいい。今でこそ多少の市民権を得た感じもありますが、当時は絶対許されなかったでしょうし、この展開も致し方ないかなと。それでも性癖って理屈ではないから、当人達は本当に苦しかったのでしょうね。お互い告白らしい告白を中盤以降まで全くしなかったのも「秘密」という感じを強める効果になってて良かったです。  賛否あれど出会ってから20年以上も想い続けたのは間違いなくひとつの「愛の形」であり、それをどうこう言うのは違うのかもしれないですね。しかしそこには当然、マイノリティを排除したがる世間の冷たい目・厳しい目がつきまとう事も、この世の中から消える事がない反応だとも思います。  出演者も皆素晴らしい演技で、特にヒース・レジャー演じるイニス(特に終盤、別れようと切り出してから泣いて抱き合う場面と、形見のシャツを抱きしめる所の表情)とその妻役を演じていた方(夫のゲイ不倫を確信してからの今にも爆発しそうな表情)の演技は秀逸でした。  しかしきっかけとして仕事の時に最初に襲ったのはイニスでしたが、あの時のイニスの心情がちょっと分からなかったです・・・。人肌恋しいだけではああはならないだろうし、元々2人ともバイセクシャルの気質だったのでしょうか?お互いに女性も普通に愛し、家庭を持っても、貧困やら妻側の親に睨まれたりと苦しい生活の中で、情景共々美しい思い出としてブロークバックマウンテンに帰りたくなるのは自然な事なのかもしれませんね。  ラスト、家庭もなくし、娘も嫁ぐ事が決まって1人ぼっちのイニスが、クローゼット裏側に貼ってあるブロークバックマウンテンの写真と、ジャックの形見のシャツを眺めて、天国のジャックに語りかけるシーンは何とも切なくもあり、幸せそうでもありました。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-11 01:51:10)
5.  ブラウン・バニー 《ネタバレ》 
チキンなくせにナンパをする。相手からではなく自分から直ぐにキスを求める。女を抱きしめるのではなく女の胸で泣く。ベッドの上で海老包まりする。物思いにふけながら泣く。過去の自分の過ちをいつまでも責め続ける。孤独に耐えられず、幸せだった頃の妄想にふける。ある意味では男の中で共感できる部分も見られるものの、やはりその全てが非常に女々しく映る。  「バッファロー’66」では肝心な所で『男らしさ』を見せていたが、この作品ではそれが最後まで無い。言い訳をして性欲をはけてそれだけで終わり。女性に対する扱いも全然違う。「バッファロー’66」ではクリスティーナ・リッチを途中から聖母(母性の象徴?)みたいな扱いだったが、これのクロエ・セヴィニーは単なる未練でしかなく、寂しさと性欲を満たすためだけの道具化している。しかも性の部分でも実に投げやりで責任感が微塵も無い。男も愛していると言いながら自分からキスをしたりセックスを求めない。能動的にフェラチオを求めるだけ(しているクロエの頭に手を添える辺りが更に情けない)。いたわる気が全くないこの感じはきっと、女性だけでなく男性からも批判を浴びると思う。  とにかく、良くも悪くもギャロが自分の作りたいように作った感じの作品。「バッファロー’66」が好きだった私でも今回は正直退屈だった。全編変化に乏しい道路が映され、花の名前のつく女性とのやりとりがちらちらあるだけ。これを前知識無しに試写会や劇場で見たら更に評価は下がると思う。映画って基本何でもありだとは思うけど、ある程度観客を楽しませる要素も必要だと思う。「恋人を失った悲しみと自己嫌悪」を主題にするのであれば、ああいった妄想オチではなく、もう少し時間を遡った演出とか「続・ある愛の唄」のような見せ方もあったのではないかと思う。  とは言えギャロにしか出せないこの空気感は嫌いではないし、もし長編をまた作るのであれば「バッファロー’66」のような展開のものを求めたい。次作への期待を込めて、3点です。
[DVD(字幕)] 3点(2009-01-29 12:37:08)
6.  ブリッジ 《ネタバレ》 
自殺という、タブー視されてきた題材を扱ったドキュメンタリーという事は非常に好感が持てる。また自殺後の遺体を映したり、その記録を見せたりという「見世物」的な事は一切排除し、自殺した方と生前関わっていた周辺の人物に、その人となりをインタビューする事に大半を費やした狙いも分かる。批判の対象となった「何故自殺するのを未然に防がなかったのか?」は、恐らくあの映像との距離(超望遠)では、危なさそうな人を発見してから警察に連絡をしても、100%止められるワケではないだろうし、説得をしても死ぬ人は死ぬという心理を少しは理解できるようになるので、完全には否定しきれない。  それでもこの作品に1番足りないのは、問題提起の部分だ。監督はインタビューで「問題提起の為に撮影した」と言ったが、実際は具体的に何も掘り下げていない。確かにゴールデンゲートに安全柵を講じるだけでは何の解決にもならないが、もっと具体的に社会が自殺(アメリカでは殺人の倍は起きているらしい)問題を根底から見つめなおす一石を投じるまでの説得力は持たないと思う。周辺の人物へのインタビューと共に、数人の方が実際に身を投げる瞬間をカメラで追っている。映像には確かに強烈なインパクトは残るが、これだけでは所詮「自殺の記録映像」に過ぎない。もっと具体的に発信者が「ではどうしたら自殺が減るか」を訴え出なければ、こちら側がその違いを理解するのも難しい。アメリカよりも日本のほうが自殺率が高いにも関わらず、日本人である私が見てもイマイチピンとこなかったのは、どこかで製作者側が「この人たちは精神的に病んでいて、自殺してラクになって良かったのではないか」という先入観が映像そのものから流れていたからではないだろうか?
[DVD(字幕)] 5点(2008-02-11 18:27:09)(良:1票)
7.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
マジック全般というより「瞬間移動」ってテーマ1本だけで引っ張りましたね。初見時に気付かなかった事を、オチを知ってから見返すと新たな発見も多いかもしれませんが、テンポが悪く中だるみもあるので、直ぐにもう一度見たいとは思えないかなあ…。  時間軸がバラバラに展開される演出に関してはさすがに実績のある監督だけに気になりませんでした。しかしやれ双子とか人間コピー機(増殖させて片方を殺すなんてまるで『逆・綾波レイ』です)とか、どちらも我々が考える範疇のズルテクですが本当にそれをやってのけて「おいおい…」って感じでしたね。映画の中で「これはマジックじゃなく科学だ」って言ってたけど本当でした。トリックは知らない方がいいのだなと思いました(マジシャンを題材にした作品なのに色々説明しすぎだろとか思ったり)。  ただ出演者(特に主演のウルヴァリンとチャンベール)は非常に卓越した演技力でその生き様にグイグイ引き込まれました。最初に仕掛けたのはチャンベールなのに、何で撃たれにゃならんのだ!?とか思ったけど、私は最後の数秒を見て何とか救われました勝手に。でもやっぱり2人の女性と交互に楽しんでた双子チャンベールはずるい。
[DVD(字幕)] 6点(2008-01-21 10:49:22)
8.  ブレードランナー/ファイナル・カット 《ネタバレ》 
今更ながら思うが、初めのラドカンパニーの緑色のロゴから、エンドロールでヴァンゲリスのテーマが終わるまで117分が全てパーフェクトな作品。これを見返すと最近のSFがいかに頑張ってないかが分かる。レプリ側の心情で観ると本当にやるせないし、彼等の反乱は同情にも値すると思うし、命の恩人でもあるレーチェルに恋するデッカードもまた、ブレードランナーという職業に反乱を起こした事実を仕方ないと思えてしまう。タイレル社長の殺される時の流血、夢の中のユニコーン等、残して欲しい所は全てあったし、25年経って名作は伝説になったのだなと実感した。何より映像が物凄く綺麗になっていて、美術や特撮を行ったスタッフも本当に報われている。どことなく機械的な動きをするハリソン・フォードも実はレプリだったデッカードを熱演。その他ルドガー・ハウアー、ショーン・ヤング、ダリル・ハンナも素晴らしい。スシマスターのロバート岡崎の「分かってくださいよー」の逆ギレ具合も何度観てもご愛嬌。ワークプリントで観る事ができる盛り付けの黒海老は、ボリュームがあって確かに2つで十分だが「ブレードランナー」という壮大なSFオペラは何百回見返しても新たな感動があり、これで十分という天井が無い。15,000円出す価値はあります。
[DVD(字幕)] 9点(2008-01-06 18:10:15)(良:1票)
9.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
小生ファッション知識ゼロ。それでもこれは物凄く面白い映画です(まず映画全体のテンポがいい)!!もっと早く見れば良かった。客観的に見て、主人公が見知らぬ業界に足を踏み入れ、鬼上司にもまれながら悪戦苦闘しつつ成長していく過程を応援できるか、それとも親や彼氏、旧知の友をほっておいて何がサクセスじゃと思うかはどっちが正解とか無い気もします。だからこの作品の終わり方をハッピーエンドとみるかアンハッピーと捉えるかは人それぞれかもしれません。ただ私はこの終わり方を期待したので点数が上がりました。厳しい仕事に何年就くとかではなく、そこから得られる考え方や知識って一生の財産になるのだなと思いました。個人的には、ミランダが離婚が決まった後に人間的な顔をちらっと見せますが、あそこを敢えて見せずに最後まで鬼上司に徹して、アンドレアが辞めた後の車のシーンの笑顔があったらもっとグッときたかな?とか思ったりも・・・。しかしメリル・ストリープは確か14度目のオスカーノミネートされたんですよね、そりゃされるだろなー上手すぎるもの。最後に一言、そこまで細くなくても、私は6号サイズで十分です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-01-04 03:45:43)
10.  ファイナル・デッドコースター 《ネタバレ》 
3作目ともなると観る側も、お化け屋敷のオドロキと同じように、どの部分でどう死ぬかだけを楽しむ作品と分かっているし、構えて見出すので、前2作以上のショッキング描写か、いい意味での期待の裏切りが無いとダメかなと思ったのですが、スケールダウンが酷かったですね。残酷描写も確かにありますが、目新しさも無く、この程度の描写は他のスプラッター映画でも見慣れてるので、なんだか拍子抜けでした(グシャっといってはい場面は替わってに飽きました)。最後も投げ出し?と思わせる感じが強く、さすがに3作目は作らなくて良かったんじゃないかな?ジェットコースターに乗る前にこの作品を思い出す瞬間が1番怖いのかもしれませんが・・・。主役を演じた子は可愛かったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-12-31 17:02:10)
11.  ブラッド・ワーク
このメンバーを見ていれば、犯人を見せない展開にしてる初期段階から、ネームバリューでこいつかな?と思ってしまいます。結局そいつが犯人だったので、脚本(主に犯人捜し)にもう一ひねり欲しかった気もします。それにしてもイーストウッドは何歳になってもカッコいいですねー。彼の立ち振る舞いとか、銃の構え方とかだけでも観る価値があるような作品になっていました。ただ明らかに年下のお偉いさんに怒鳴られている部分だけは「ガンバレ!」とか老人を気遣う孫のような気分で観ちゃうんですけどね(^^;
[地上波(吹替)] 6点(2007-10-26 00:51:39)
12.  フラガール 《ネタバレ》 
昭和40年の福島県いわきという閉鎖的な時代の閉鎖的な田舎を舞台に、未来に生きる人々の輝きを嫌味無く描いた見事な作品です。こういう映画に対して、細かなディテールに何1つケチを付けずに感動出来る自分に嬉しくなる作品です。  とにかく無駄なエピソードが何ひとつなく、伏線も全て「人との心の繋がり」という意味で生きていて、出演者も軒並み素晴らしい演技をしていました。先祖代々から受け継いだ炭鉱の仕事をしながらも、フラダンスの練習に頑張る妹を温かい目で見守る兄役のトヨエツ、都会を追われた身でありながら、いわきの地元の人々との触れ合いにより少しずつ優しさを取り戻す先生役の松雪さん。頑なにフラダンスを反対しながらも、娘の頑張る姿に徐々に閉鎖的な考えを取り払うお母さん役の冨司純子さん。そして何よりフラガールの皆さんのあの頑張り。何度見ても目頭が熱くなります。泣けるシーンがふんだんです。お兄ちゃんが酒場で先生に「たった一人の妹を宜しく頼む」と頭を下げるシーン、紀美子をフラダンスに誘った親友との別れ、町を追われる事になった先生に向かってホームでフラダンスの振りをするフラガールの熱い気持ちに触れるシーン、そして最後の見事なチームワークの演技と蒼井優ちゃん演じる紀美子の情熱的なダンス!  無理にアラを探してケチをつけるような作品ではありません。未来を見据えて頑張る1人1人の真剣さと演技、人々の絆に素直に涙したい。そして落ち込んだ時にはフラガールのあの笑顔とダンスに心から酔いしれたいです。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2007-10-07 00:57:46)
13.  フライト・オブ・フェニックス 《ネタバレ》 
何故アメリカ人は直ぐにああやって「誰々がボスだ。俺の指示に従え」とやりたがるのかなあ・・・。そこからして腹立たしかったです。砂漠の民とかああいうのも本当に不要。もっと極限状態であるはずなのに、何となく皆がどこか心に余裕がある感じで「あ、裏ではエアコンの効いたロケ車で美味いもん食ってんだろうなー」とか感じてくる。せめて最後結局飛ばずにバッドエンドだったら印象的だったのに。全部が中途半端な作品でした。
[地上波(吹替)] 4点(2007-08-09 11:23:33)
14.  ファム・ファタール(2002) 《ネタバレ》 
レベッカ・ローミン・ステイモスが俺の好きな子に顔のパーツが似ているので、俺もきっと悪女に引っかかるタイプだと思います。もし風呂場で寝ちゃってそれが夢だったとしても、それに懲りずに結局2度騙されそうです。ボレリッシュ、カメラワーク、スタイル抜群のパツキン、バンデラスの情けなさ、夢オチ、全部がデパルマ印です。良かったね、2人とも幸せになれて(=^^=)
[地上波(吹替)] 6点(2007-05-20 02:18:16)
15.  ブギーマン(2005)
最後の15分まで、クローゼットの中の何かがよく正体が見えないという点では「ドリームキャッチャー」や「サイン」的な正体見えてガッカリは無かったのですが、いざ正体現したら動きが速くて結局なんだか分からないとなると、怖さも無いし観客はただ戸惑うんだなあと再認識しました。モーテルのドア辿ってったら自分の家に出ちゃったり、そこらへんの意味不明さは嫌いじゃないんですが、説明が欲しかったです。演出がヘタなのかなー?見せ方によってはもう少し怖く出来たんじゃないかと思いましたが「悪魔の棲む家」のようなスケールやたたみ掛けが無かったのが致命的だったかなと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-02 22:10:25)
16.  ブラックホーク・ダウン
なんか作品にメッセージ性が全く感じられなかったです。演出部分だけじゃなく全体的に全く伝える気すらなかったのかな?だから見終わっても何も残りません。介入したがりのアメリカが起こした一部始終を観て、だから何?って感じで。あと戦争モノで「この作戦が正しかったかどうかは、観た方の判断で」ってのはナシだと思います。ソマリアの民兵がアクションゲームのようにボコボコ殺されていくシーンに比べて、アメリカ兵が死ぬところは名誉の殉死みたいなスローにするのはいい加減やめろと言いたいですし。ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、オーランド・ブルーム、エリック・バナ、トム・サイズモアなんてメンバーは凄くいいのに全然活きていないし…。リドリー・スコットも何故これを監督したのかも分からなかったです。ブラッカイマーは「ザ・ロック」とか「アルマゲドン」みたいな大衆エンタテイメントは上手いけど「パールハーバー」とかこれとか時代考証モノはヘタに手を出さない方がいいですよね・・・。ブツ切りの地上波でも2時間が延々と感じました。でもおかげで、やたらと長いCG満載の戦闘シーンから、自分自身戦争映画に求めているものはアクションじゃないことに気付きました。もう十分です。
[地上波(字幕)] 3点(2007-04-17 15:22:48)
17.  フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い 《ネタバレ》 
テンポも良く、復讐劇ならではの感情移入もしやすいし、個性豊かな4兄弟のキャラも活きていて本当に面白いです。ただ、途中からちょっと登場人物が一気に複雑になってくるのですが、そこらへんで黒人さんが区別つきにくい方だと名前と顔が一致せずに混乱をきたす可能性アリ。2度観るか、相関図でも頭に浮かべながら注意して観るかした方がいいかもしれません。しかし最後、あのボスが一気に部下達に裏切られ、孤独になる瞬間は痛快でしたね。見て損ナシです。
[DVD(吹替)] 7点(2007-01-14 01:04:58)
18.  フライトプラン 《ネタバレ》 
ジョディ演じる母親の立場に立って考えれば、一緒に乗ったはずの子供が突然いなくなったんだからそりゃ必死にもなるし、他の乗客から見れば、乗員名簿にも載ってない子供を捜すなんて妄想だろと考えて普通です。そして観客にも、6日前に夫を亡くしたショックから(精神安定剤も服用しているし)この女性はきっとその時一緒に亡くした娘の幻覚を観ているのだろうと思わせます。1時間半の尺の映画で、たっぷり最初の1時間をかけてそう思い込ませます。それが終盤20分ちょっとでガラっと展開が変わる瞬間が面白かったです。むしろハイジャックがどうとか、犯人の動機付け、犯行の計画性についてはこの作品ではあまり意味を持っておらず、観客を中盤まで妄想か犯罪に巻き込まれたのかを悩ますと言う意味で成り立っている作品だと思いました。そういう意味では成功していると思いますし、物語の結末よりもむしろ、全容が明らかになる瞬間にクライマックスを感じます。ジョディ・フォスターは「パニック・ルーム」に続き、子供を守る強いお母さんを演じていますが、なるほどこの作品に出演した理由がよく分かる気がします。ジョーン・ビーンほどの役者が機長を演じていたので、何か大きな展開があるのかと思いきや何も無かった点が残念だったり、犯人は誰の目にも触れずにどうやって機械室まで娘を連れていったのか等を考えれば確かにかなり粗い作りの部分もありますが、自分以外、誰も信じてもらえない逆境の中においても、娘の生存を信じて必死に孤軍奮闘する母親の姿を描いたドラマとして見ると評価してあげたい作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-30 10:51:08)(良:1票)
19.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] 《ネタバレ》 
別になりたくもないのに超能力を身に着けちゃった時の人間の行動、それこそマスコミに自慢げに広める奴、悪い方に活用しようとする恋仇。そこらへんの人間の行動がそれぞれ面白かったですね。CGとかは全然新鮮味が無く、別にその超能力で何かを助けるとかでもないし、要はイッちゃってる金持ちが暴走し始めて、ジェシア・アルバは元彼と戻る口実ができてよかったねって作品です。私はジェシカ・アルバ目的で観たので、あの下着シーンのサービスショットには感謝しています。本当に綺麗です。でもそれ以外は何も食べるところは無い映画です。本当は4点の作品ですが、ジェシカ・アルバに+1点。
[DVD(字幕)] 5点(2006-07-22 20:55:08)
20.  フリック
154分。全編苫小牧でのロケだったようですが、この監督の作品はほとんどが固定カメラで撮影されています。台詞も少ないしそういった意味では非常に「静かな」映画で。殺された女性のバラバラ死体(切り刻んだ)等が映るせいで「R-15指定」なのでしょうか。しかし主演の2人。香川さんと田辺誠一さんの持ち味も活きててとても「静かだけど激しい」映画だと思います。音楽も必要以上な味付けは無くシンプルでありながら心に残るものとなっております。  勿論田辺誠一演じる滑川が、先輩を連れてこの仕事に北海道に向かう事にも大きな理由があるわけなのです。そしてそこで出会う色々な人。地元の刑事。大塚寧々演じる謎の女。まるでサブリミナルのように現われる安藤希など。現地の悪徳刑事(ケタケタ笑う奴)が俺には「えぐら開運堂」の江原さんに見えてしまった・・・(涙)。  酒に飲まれる主人公という設定もあり、虚構と現実、夢うつつが入り混じった、「結局どれが本当の答えなの?」という映画ではありますが、ラストではそれらしい答えを導きます。「夢オチはファムファタールで充分だぞ~!?」とか、どうしてもこれだけ映画を見てると構えてしまうのですが、この監督の作る独特の味がいい雰囲気を醸し出しております。例え低予算でも、信念をぶつけた作品からは何かメッセージ性を感じるなあと嬉しくなった作品との出会いでした。
[DVD(邦画)] 6点(2005-07-13 17:30:06)
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