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黒猫クックさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 791
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自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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1.  ファインディング・ニモ 《ネタバレ》 
 よーい、スカート。勢いをつけて彼はいった。  そこにいた四人は、ん?、と思わないでもなかったけどやり過ごした。 別の日、 パームやしってなんだ?パームとやしって同じだろ?ヤシやしだな。と、怒って言ったが物知りの子が、パーム種とココナッツ種があるんだよ、だからパームは液晶モニタみたいなもんよ。と諭す。液晶って言ったらモニタかもしれないけど、トリニトロンだってあるでしょと、至って冷静だった。何に怒ってるのよと。   学生の時、大きなお兄さんとお姉さんになった僕らは集まって、酒の席で笑い合う。彼はあれ見た?あれ。と、ファインディングニモの事を話題に出すが、みんな笑いが止まらない。彼はなんの事だか全くわからず当惑するのだけれども、また誰かが指摘を始めるのを知っているので澄ました顔で待つ。  ひとしきり笑い終わって賢い女の子から女の人にクラスチェンジをはたした彼女は、丁寧に説明を始める。あのね、ファインディングね、見つけたらとか出会ってとか、探して、なんて訳したら良いと思うよ。ファイティングじゃ違う意味合いになっちゃう。闘っちゃだめだよ、ラーメンマンじゃないんだから。  と、ファイティングニモを正しくファインディングニモに訂正した。   ここで一同大笑いをする。朗らかに、座の中心は彼だ。彼はいう。 「いやこの前、実は病院で馴染みの先生と話をしていたら、きみはあすぺるだー症候群かもねと言われた」  特別な言葉の覚え方をするんだね君は、と言われて今までなぜ指摘されて来たかわからなかった数々の独特な単語に気づいたという。本人はファインディングとファイティングを口にする段階で区別して居ないのだという。  彼が情報工学の学生でプラグラムをガリガリ書くというのも驚きだが、カリガリ博士をガリガリ博士と発音するのも驚く。   にしてもニモハッピーエンドたけどお母さんはどうなったの?やっぱ死んだの?と、いつもの調子で仲間たちの夜は更けていく。 
[DVD(吹替)] 7点(2013-07-29 16:19:43)
2.  フィッシュストーリー 《ネタバレ》 
 二つ分の原作小説を読んでしまったのがいけなかったか。シーズンが終わった後にクリーニングし忘れたコートから五百円出てきた様な爽やかさは得られなかった。でも何となく良い話になったな、と思えるのはもう片方の話がグッドエンドしたからだろう。  もちろんあの終末を味わい深く見つめるのだって心地よさがあったのだけれど、こんな風に大風呂敷を広げて、たたんでみせるのも悪くない。   あと、多部未華子って良い名前だなぁ。見た目はすんごく普通なのに、それと相まって古風な良い名前に感じられる。不思議。
[DVD(邦画)] 7点(2013-05-09 20:34:18)
3.  ブラックサイト 《ネタバレ》 
 こう言う映画は結構好きなんだけど、突っ込みどころが多すぎて何とも言えない。SAWを味付けして、メジャーらしい感覚で仕上げているんだけど。  なんて言うか、停電させろとか、ドメインを強制的に停止したらとか、志村後ろ誘拐されるぞとか。そう言う腋の甘さはいかんともしがたい。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-08 03:35:07)
4.  プロジェクトBB 《ネタバレ》 
 昔、香港がイギリス領だった頃の香港映画スターの活躍は今も忘れられない。彼らの悪ふざけは少年少女を狂喜乱舞させ、週末の映画番組で放映が決定するとその週には誰もが広川太一郎だったりデブゴンに変身したりした物だ。  時代が変わるとこうしたスター達の多くはアメリカに活動拠点を移して、あまりふざけた作風や反社会的なジョークという物には手を出さなくなっていった。野蛮さからの脱皮とすればこれは正しいし、彼らが西欧文明の中で生きて行くには至って当たり前の事だとも言える。  とはいえ、そんな彼らもこうやって21世紀にこう言う形で帰ってくるのは心躍る。ミスターBooは広川太一郎だし、ジャッキーやユンピョウまでいる。もう独りは誰?って気がしないでもないが、日本人だけが客じゃない。その辺は空気。   そう言うわけで、温い脚本とそんなわけが無い都合の良さ、それから少し不道徳な彼らを眺めていると知らずの内にiPhoneで当時の仲間に電話をしている。それでそのまま集まってセリフが聞き取れない位の突っ込みとケチをつけながら、それ以上の大声で笑ってる僕らがいて、遠慮の無いアクションもノンストップだ。  とんでもなく時間が過ぎ去ってしまっても、こうやってまた集まってくる。あの頃の仲間全員が集まったわけじゃないし、集まれない事実もあるのかもしれない。サモ・ハンやリチャード・ンがいないのも色んなタイミングや事情があるからなんだと口に出さなくても分かっている。   でも、全員が集まらなくても時々は二、三人であつまってあのときの話をする。こんな面白いイベントも懐かしい昔話に変わっていく。あのとき憧れていた女の子もオバチャンになって、僕らもオッサンになって。僕らの仲間が少しずつ増えていったあの時とは違う今では、もう同じ空気感を共有する仲間が増えることも無い。  でも、こうやって同じ面白さに同じ突っ込みを入れる人間がいて、時々は笑っていられる。こう言う日常が続いていくことを僕たちはずっと願っていた。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-01 18:05:35)
5.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 
そこそこおもしろかった。 加害主体が誰なのか、何なのか解らないところが良さなんだろう。 スプラッターな感じの話はあまり好きじゃないのだけど、結構楽しめた。  それにしても家の中の角とか尖ったものが恐ろしくなる。机の角とかガクブル。
[DVD(吹替)] 6点(2012-04-14 20:43:58)(笑:1票)
6.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 
すっげー面白かった。  実話をモチーフにした話って大好きだ。実話ほど暗すぎないし、闇の部分をなるたけ見なくて済む。その案配が肝だったりするけど、この映画はそこが非常にうまく処理されてた。  それとディカプリオって良い仕事する。ディカプリオが出てくると役ではなくてディカプリオそのものにしか見えないんだけど、それが作り出す変な空気感は好きだ。
[ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2011-09-01 01:09:14)
7.  ブラッド・ワーク 《ネタバレ》 
そこそこ。 最後のB級エンターテイメント作品であると思われる。 71年の監督業開始以降、海外向けの文芸作品、国内向けの大作、B級エンターテイメント作品をやや期間をずらしながら途切れずに作り続けたイーストウッドだが、マディソン郡以降はやや変則的になりB級作品の比率が高くなった。  この頃のイーストウッド作品は割り切りが潔く、見る側もB級を強く意識しながら見ないとホントに面白くないこともあった。しかしよく見ると目撃、トゥルークライム、ブラッド/ワークの近い年代の3作品には荒唐無稽さの中に何かよくわからない優しさのような物があり、80年代B級作品に見る何かよくわからん日常的な懐かしさを感じることができる。  とかもっともらしいことを書いても実は映画としてはできが悪く、同じような年にスペースカウボーイやミスティック・リバーを撮った同一人物とは思えない駄目さだったりする。でもなぜか文句もなく、楽しさすら感じながら見られてしまうのはイーストウッドの映画が好きだからなんだと思う。
[DVD(吹替)] 6点(2011-05-31 21:53:34)
8.  ファンボーイズ 《ネタバレ》 
ちょっと感動した。いい話だ。  スタートレックに少し拒否反応があり、スターウォーズが好きな私は30秒ごとに笑うことができた。不覚にもカメオ出演者たちには大喜びしてしまうが、なかでもウィリアム・シャトナーが出てきたときに笑ってしまわないスターウォーズファンは居ないはず、とウレシくなった。  あきらめないで何もかも突っ込めばきっと良い体験ができる。もしかしたら嘘かもしれないけど、そうだろうと思わせる熱意がこの映画にはある。ふと惹かれる物があって借りたけど、凄く良い気持ちにさせられた。  推せ推せで棚一つヅゴーンとファンボーイズを並べ、あまつさえ専用の大型POPまで用意されたいた。ツタヤめ、なんて良い仕事しやがるんだ。  しかし、最後の台詞。「なぁ、駄作だったらどうする?」にはニヤリと来た。ただの礼賛映画ではない、分かってやがる。
[DVD(吹替)] 7点(2010-08-23 17:03:20)
9.  ブラザーズ・グリム 《ネタバレ》 
微妙。つまらないってほどでもないんだけど、面白くもない。  なんて言うか、権利の切れた有名小説を少年誌が翻案してみたよ、っていうのと方向性の違いはそんなにない。それ自体は全然悪くないはずで、これは素直に面白いはずなんだが、なんでちゃんとやらないのだろう。娯楽映画に価値を感じず、カルトチックで気持ちの悪い映画を撮ってマニアに神とか言われて担がれたいのだろうか?とかそんな無意味で当てずっぽうな邪推をしてしまうほど、がっかりした。  制作者の楽しんでもらおうって言う意図と、監督の性格がかみ合っていない感じがする。つまらなくならなかったのは、監督以外がよく踏ん張ったと思う。
[DVD(吹替)] 5点(2010-04-20 23:07:27)(笑:1票)
10.  フォーガットン 《ネタバレ》 
前半のストーリーは結構ワクワクさせられた。唐突に湧く疑念とか、かなりつかみが良い。この手の話で、政府陰謀ルート、主人公だけ狂ってるルートとその逆、パラレルワールドとの自身入れ替えルートなどを想像してかなりドキドキと楽しんだのだった。  がしかし、一番やってはいけないルートを堂々と選んでいるのには驚いた。21世紀の映画でだ。まさか90年代のオカルトブームや世紀末ブームが忘れられている21世紀にハリウッドが、  エイリアンが普通の人を誘拐して実験をしたいと主張する映画を作ってくる  とは毛ほどにも思わなかった。  というわけで、このコケ様はスゴい。レンタル開始早々に見た本作は、心の中にそっとしまわれていた。が、このコケ様ときたら誰かに言わなければならない、突然思い出した。  鬼中尉だったゲイリー・シニーズのイメージはZ級映画の精神科医になったんだなと思っていたが、直後彼は鮮やかにマック・テイラーになっていた。完全にフォーガットンだ。
[DVD(字幕)] 3点(2010-02-28 13:51:11)
11.  フォーン・ブース 《ネタバレ》 
面白い。おすすめです。  短編小説のように詳述をさけ、一時間ちょっとの間に、ギュッと詰まったサスペンスをさあどうぞと提供してくれるのはとても便利ですね。よくできてます。  電話から出られなくなってからの小競り合いや、顛末までの流れもちょうど良いストレスを与えてくれるので、ラストのどんでん返しには参りましたね。こういうぼかし方があるかと。  真犯人の犯人像というものを想像すると、単に無関係というのではなく、最後の電話ボックスを盗聴することが日常であった男が、たまたま標的にしたということなんでしょう。その電話ボックスの利用者は、その網に掛かったら徹底的にマークされ、長い時間を掛けて狩られます。  この男のやっていることは要するに、自分だけに通用する正義なんでしょうが、そのテロリズムに付け狙われるヴァルネラビリティをその電話ボックスでたまたま披露してしまった主人公の運の悪さと、観客と犯人だけが真犯人を知っているが、永遠に生殺与奪のチャンスを窺われる気持ちの悪さという後味というのがまた良いのです。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-11-24 14:29:27)(良:2票)
12.  フライトプラン 《ネタバレ》 
そこそこ面白いと思う。ありがちなニコイチ作品ではあるけど、後半のサスペンス要素の捨てっぷりが潔い。要は子供向けの映画でしょうね。それだけに、子供にわかりやすくすっきり楽しいっていうタイプになっていて、そういう意味で良くできてる。  プロットの整合性とか伏線の回収手順等、細かく作れそうな部分を豪快に無視してしまっている部分は多い。けど、手法としてはありだろうと思う。ターゲットがはっきりしている以上、無理にサスペンスにこだわる必要性は感じられない。後半の暴れかたはむしろ中盤雑でめんどくさくなっちゃってたのでちょうど良い爽快感だったりもした。  みた子供が楽しめるよういろいろな手間がかかっているようなので、こういう映画は良い映画だと思う。もちろんすべての子供がこれを好むかというとそうではないかもしれないし、寝てしまう子供もいると思う。でも大人がナナメな見方を子供に強制するようなのはどうも違和感を感じたりする。ナナメに物事を観る大人自体が優れた大人とはいえないと思うからだ。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-04 14:36:13)
13.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
予想外に大変おもしろかった。  予想していた業界の華やかさを虚実入り混ぜて紹介しちゃうような映画ではなくオーソドックスな成長モノで、題材をうまく使った話だった。やはり型というか土台のしっかりした話なら題材がどういうものでもうまくまとまるというのがよくわかる。というか、原作者がこんな特殊な職業の表現を軍隊もののようにオーソドックスにまとめてわかりやすく表現するという、こういう風に作れるというその技術に関する知識量や、うまく作る老練さがあるというところは凄いと思う。  それから恋人や友人たちの、やっかみにも似た微妙な心情の表現が良い。現実世界ではこんなに休みも自分自身も無くなるような働き方をしていると、その作業だけは長けていくけど肉体能力や基本的な能力はどんどん落ちていく。結局自分自身の消耗で出口が無くなってしまうが、ステータス性の高い職業ならそれで良いと思う。そうでない場合やその立場に興味がなかったら、という設定的縛りが上手い。  1年働いて職歴を作って、自分の望む業界に転職したいというベースを、最後までぶれずに使っていることが急に話が飛ぶようなことがなかったことに働いている。期限を区切っているからこそこの漫画的な活躍にちょっと説得力があるし、努力しているのは仕事だけじゃないんだというのが伝わってくる。序盤、全く興味がないしまるでステータスを感じていない職場で、すればいいことをあっという間に見つけ出すシーンでは主人公の地力がどこにあるのかを説明している。  仮にそれに気づかなくても「さえない女性がおしゃれになって誉められる話」という風に観ることも可能で、受け手が一人も置いてけぼりにならないから実に上手い。映像的なところだけじゃなくて、話を作るこういう技術の固まりであることがハリウッドの強さだと思う。  それから、私には思想とか社会の有り様を強要する考えオチの映画より、明日すぐがんばれる気にさせてくれる映画の方が有り難い。頭がよくなった気にさせられることより、次の日気持ちよく過ごせることの方を大事にしたいからだ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-07-30 01:54:35)
14.  ファンタスティポ
なにこれ?ストーリーとかないし。 何か始まるのか?ってジーッと見ていたら何も起きずに寒いまま終わった。 死霊の盆踊りにちかいテイスツだと思った。
[DVD(字幕)] 1点(2009-01-04 03:19:05)
15.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 
 ストーリーは存在しない。そこにあるのは、モガディシュの戦いをリドリー・スコットが画面に再現しようとした事実だけだ。この様な種類の映画もある、と言うことを認めない人間もいる。   米軍は虐殺されて当然   この映画の感想でこう言うテロリストのような意見をたまに見かけるが、一体誰にそう言った思想を習った上での意見なのだろうか。民兵という言葉に古代の義勇兵の様な正義の市民をイメージしているとしか思えない。  「巨大資本をバックグラウンドに、テロリストのスポンサーが貧民を集めて軍事訓練を施した『職業テロリスト達』」である。本当に哀れみの対象だろうか?   事実は決して届かない。自動小銃の取り扱いはおろか、躊躇無く人間に発砲する事すら訓練を受けていない人間には不可能なことだ。  市民に銃を向けた米兵が憎い。軍事キャンプで訓練を受けた民兵を射殺した、米軍が憎い。そう言う彼らにはこれがテロリストの末席の発言と等価である自覚は無い。   存在もしない石油の陰謀と尾ひれがついたフリーメイソンによる世界征服にはらわたを煮えくりかえらせ、アメリカ人を殺したいと普段から願ってやまない人間たちには、2013年4月にソマリアがIMFにより国家として承認された事実さえもきっと許せないのだろう。  テロのフロンティアがまた一つ消えたと、米兵が死んだ土地を惜しんで酒の肴にでもするつもりだろうか。   彼らにとってはテロリズムによるアメリカの崩壊が正義で、正規兵や正規戦による紛争解決はその暴力の対象でしか無い。心の中の暴力性を代弁してくれるテロ国家やテロ組織が一つ消滅する度に彼らの目は信仰のはけ口を探して所々にさまよう。   ソマリア紛争の外資産業による復興という概念を経済テロに置き換える人間の頭の中にはどんな憎悪が隠されているのだろうか。それが誰に埋め込まれた物なのだろうか。  彼らの中では数千人の武装勢力は永遠に英雄で有り、アメリカ敗北のシンボルで有り続けるのだろう。   しかし、事実は作戦成功であり合衆国軍の勝利だった。テロを正当化したソマリアが国際社会から見捨てられるきっかけになる戦闘があっただけだ。   ただ、本作終盤、マラソン以外の何物でもないということには非常に当惑した。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-10-26 19:06:42)
16.  ブレードランナー/ファイナル・カット 《ネタバレ》 
ソースもマスタリングも良いみたいです。 撮り直し?っていうくらい綺麗です。 ラストは納得のいくオチでした。  それにしてもここまで圧倒的にDVDより綺麗だと今家にあるDVDをすべて買い直さなくてはならないと思わせるほどHDコンテンツはすさまじいですね。 映画館並みの臨場感が家庭のテレビで再現できるようになりました。  もったいないのは、映画館で見なかった「普通のテレビで見てしまったDVD」 初見の感動は戻ってきませんからそれが惜しくてたまらないです。
[ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2008-10-05 08:46:45)
17.  ブレイブストーリー 《ネタバレ》 
絵に金がかかっていて、声優も頑張ってる。 予告編は何かを予感させる作りで、テーマ性も強そうで、なんかおもしろそうな映画だ。  と思ってみたら大間違い。映画フォーマットでアニメ化しただけ。 これだったら同名の漫画化版の方がおもしろかったです。  邦画で原作モノって、どうしてこうただ全シーンを動画にしただけみたいなことしちゃうんだろうか。 せっかく監督も脚本家も演出家もいるのに、たんなる挿絵動画になっちゃう。 本作に至っては作画も高レベルなのにどうしてこうなっちゃったんでしょうか。  これって本質的に、日本の客層も遠因では。 おもしろさとか完成度そっちのけで原作とここが違うとか、原作から削られているとかに夢中になる原作モノフリーク。 こういう人たちの意見聞いてたらとてもじゃないですけど製品にならないでしょう。 複数冊が2時間に収まるわけがないってこととか、多くの人は文字をそのまま絵に置き換えても全然おもしろくならないシーンがあることを想像できないってことが理解できてない。 そういう所からの意見をプロが聞いちゃダメでしょう。  良いハードを使ってそれに見合わないソフトが作られる典型的な日本映画になっちゃいましたね。 原作モノだからすでにテーマがあるのに、脚本に落とし込めていないから小説版の販促動画みたいになっちゃいました。
[DVD(邦画)] 5点(2008-10-05 07:52:37)
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