41. ボーン・イエスタデイ(1950)
1993年版が本作を忠実にリメイクしていることが分かります。演者の比較になるのですが、軍配はリメイク版に。とりわけジュディ・ホリディがオスカー受賞というのに「これで? 何で?」が無限大。 [DVD(字幕)] 5点(2022-06-16 00:49:02) |
42. ホワイトハウス・ダウン
《ネタバレ》 それいけやれいけドンパチドンパチ、ドッカンドッカンワッショイワッショイで盛り上がる気分を知性・威厳・葛藤がな~んにも無い大統領にその都度冷まされる事に。アクションに耐え得る若さが必要だとしてもミスキャストに思えます。 また、旗振った娘を見て命令に背いたパイロットにも興醒めです「アンタ何勝手な事してんの、アカンやろ」 ジェームズ・ウッズ(私的本作MIP)&リチャード・ジェンキンス演ずる敵役人物像はまぁまぁ悪いけど極悪ではなく歯痒いところです。 米大統領命令によるソレイマニ司令官殺害の内幕は事実は映画より奇なりなのでしょうが、核攻撃などは映画の中だけにしてもらいたいものです。 [DVD(字幕)] 5点(2020-01-04 14:37:39) |
43. 北極星
WW2に於いて侵攻してきたドイツ軍に立ち向かうソ連ノーススター村の老若男女の奮闘記。スタッフ・キャスト超一流どころが顔を揃えるアメリカ映画が火事場泥棒国家を賛美しているところが当時の米ソ関係を示しています。歌われる歌詞のプロパガンダ臭は原作・脚本リリアン・ヘルマンならではのもので辟易しました。 [DVD(字幕)] 5点(2018-08-23 01:53:40) |
44. 暴走機関車
脱獄するまでは魅入ったのですが、以降はトーンダウン。レベッカ・デモーネイは寒い構図に彩りを考えたのか知りませんが、お寒い存在で居なくて良かったです。今作のジョン・ヴォイトの空回り感にドン引きでありました。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-11-03 14:54:35) |
45. ポイズンローズ
ブレンダン・フレイザー、モーガン・フリーマン出演と言うことで鑑賞。前者は見た目と言い役柄と言い目を背けてしまう気の毒な姿。後者は街の大立て者の雰囲気は何となく出ていますが極悪の「ご」の字も無い拍子抜けな悪党。ハードボイルドを気取ったトラヴォルタでありましたが、のっそりした身のこなしでのアクションが微笑ましい。ハナシとしてはそこそこだったので演出の拙さが際立つ作品でした。 鑑賞後DVDジャケットを見てビックリ。誇大広告、詐欺の部類かと。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-10 00:20:34) |
46. 炎の少女チャーリー(1984)
お目当てジョージ・C・スコットは出演したからにはキチンと芝居してます風の演技ではありますが、あの退場させかたには「ないわ~」ガックリ。可愛いドリュー・バリモア、いかがわしいマーティン・シーン、びっくり仰天だったアート・カーニー&ルイーズ・フレッチャー。なかなかのキャストなのに、ドッカンドッカン大爆発で何の味わいも余韻も無い残念な作品でした。 [DVD(字幕)] 4点(2022-08-27 04:25:32) |
47. 砲艦サンパブロ
あんな事こんな事のエピソードがダラダラと語られ先行きが見えずグッタリ。宣教師救出に向かうあたりからようやく画面に集中出来はしましたが結末もパッとせず。戦争の虚しさもさることながら本作の虚しさにガックリするところです。 [DVD(字幕)] 4点(2021-10-31 23:51:53) |
48. ポルトガル、夏の終わり
シントラの街並みの美しさには目をみはるものがあります。有名どころが揃っていながら抑揚無い退屈な作品でした。 [DVD(字幕)] 4点(2021-02-26 23:57:01) |
49. ボーダー(2008)
オープニングからずっとパチーノ・デニーロの2ショットが拝めただけの作品。「法で裁けぬなら俺が裁く」お話しにずっこけてデニーロのメタボのハッスルぶりにもズッコケた。 [DVD(字幕)] 4点(2017-02-14 15:17:11) |
50. ぼくの美しい人だから
ノーラは卑下し、マックスは世間体を気にしている。歳の差や暮らしぶり以上に価値観の違いがそうさせているように見えました。肉欲以外に何処に惹かれあったのか(特にマックス)分かりません。起承転結すべてがぬるい話でした。野暮を承知で言わずにいられないのがラストシーン。勤務後にしなさい、そこは世間体を気にしなさい、そこは年上を自覚しなさい。 [DVD(字幕)] 4点(2012-04-15 01:09:00) |
51. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 アレハンドロの存在からアメリカ司法当局のご都合主義正義感臭を感じて辟易。妻子惨殺を受けて検事から暗殺者へというキャラクターだけど、生粋のゴロツキにしか見えず、古谷一行似のベニチオ・デル・トロが発する陰鬱さに白けてしまう。3点を決定づけたのがケイトが泣きながら書類にサインするシーンで後味の悪さが堪らない。譲れないものは譲れない気概で死んでも拒否して欲しかった。そもそもサインを強要するのがマットではないというのがダメですわ。あと、目くじらたてる事はないけれどボス宅殴り込みシーンで易々と事を遂げる(手下はあれだけ?呑気に食事してる?)あまりにもあっさりした光景に唖然。 [DVD(字幕)] 3点(2018-09-10 13:30:01) |
52. ぼくの伯父さんの休暇
海岸でのバカンス風景が綴られています。個々人のストーリー無く寒過ぎるギャグが延々垂れ流されてウンザリ。 下品ではなかった。10歳の時に家族親戚揃って曽々木海岸で遊んだ記憶が蘇った。それぞれ1点ずつ。 [DVD(字幕)] 2点(2024-01-28 13:49:02) |
53. 歩兵の前進
リチャード・アッテンボロー目当ての鑑賞。要領よくしたたかに立ち回るところに加えてシャープな顔立ち男前にまずまず満足。以外は抑揚無い展開の笑えないコメディで、期待外れ度合いが年に一度あるかないかの甚だしさ。デニス・プライス、イアン・バネンとクリストファー・リー(驚)の出演場面を一応再確認。軍隊・公務員への皮肉な視線はタイトルロールだけだったという思わせぶりが呆れる愚作です。 [DVD(字幕)] 2点(2021-07-01 16:29:59) |
54. 亡国のイージス
《ネタバレ》 観光地の遊覧船でなく、普通の人々の普通の暮らしを守るべく巨額の税金で建造されたイージス艦の副長宮津の反乱の動機に『盗人にも三分の理』を感じられず、私怨をヨンファにつけ込まれたように思えます。こういう人物についていった部下の死に顔に、国の為にという本望さを感じられないのがやりきれません。守るべき国うんぬんより、守るべき幹部がこんな体たらくでよいのでしょうか。いくらフィクションとはいえこんな脚本に自衛隊が協力した事が不思議で、金目当てのテロリストとの対決で良かったと思います。アクションシーンもどこぞで観た事のあるシーンが満載で、どこをとっても自分にはハズレの作品でした。 [映画館(字幕)] 2点(2005-08-03 23:14:32) |
55. ポセイドン・アドベンチャー<TVM>(2005)
人間ドラマとして見るべきところは皆無。ご都合主義丸出しの展開。一家の脱出行も緊迫感はなく終盤は「何をグダグダ言うてんのや!さっさと行け!」毒づきまくりでした。オリジナルと思って借りたら、存在を知らなかったリメイク作品。せっかくだからと思って観ましたが、とんでもないシロモノを180分に亘って見せ付けられました。災難でした。 [DVD(字幕)] 1点(2010-08-04 20:12:09) |