1. 街の灯(1931)
たまらん。今までのチャップリン映画の集大成みたいな感じ。ボクシングのシーンなんかはデブの選手(ノックアウト)の再来のようにも思えた。でもやっぱり、ラストが一番すばらすぃ。チャップリンが以前映画の中でエドナを見ていたその目が復活しました。いやぁ、あの目にあの笑顔、ほんとたまらん。トーキーの並に押されて作ったせいか音楽以外に部分部分に効果音を使用したり少し台詞が多かったりするけどチャップリン映画がそれをさらに盛り上げてくれてたからよかったなぁー。これだからサイレント映画を見るのはやめられん。 10点(2005-03-25 12:06:41)(良:1票) |
2. マイ・フレンド・フォーエバー
去年のある事がきっかけで人の「死」に対して妙に涙もろくなった。本当に自分の一番の大切な人が死ぬ事がどれだけ悲しいことがは実際に体験することであるが、まだ若いうちに死んでしまうのは本当にやりきれない気持ちになります。あの時、自分がしたことを後悔したり悔やんだりしても目の前に突きつけられる「死」というものは防ぎようのないもの。この映画を見て自分の兄にどことなくかぶって最後は本当にその時の「別れ」の気持ちになって見てしまいました。 10点(2004-11-01 17:41:28) |
3. M★A★S★H/マッシュ
普通に面白かった。ブラックユーモアって面白いねぇ~。 10点(2003-03-11 19:35:50) |
4. ママ
人形だから表情は人が作らないといけないんだけどもこのママの表情はたまらなく凄い。こんな顔を表現できたのは「キングコング」以来じゃねーか??と思ってしまうほどに凄い。とりあえず凄い。もうすごい以外思いつかん(笑)子供を持つ親なら誰でも通り過ぎるであろう小さい子供が一人で数分間のお留守番をスリリングに描いたストーリーですが正直つまんない90分とか100分の映画を見てるより数百倍はこっちのほうが面白いや。 [DVD(字幕)] 9点(2013-03-01 18:08:41) |
5. マイ・フレンド・メモリー
《ネタバレ》 最後は泣きました。カルキン君の演技は良かった。ジリアン・アンダーソンの姿には笑った。シンプルでよくありそうなストーリーだが、主演の2人がいい味出してました。やっぱ友情系の映画っていいですよね・・・。 9点(2004-06-01 19:36:27) |
6. マジェスティック(2001)
生まれて初めて途中に早送りしなかった映画。それにしても、ジムキャリーの演技にはいつも脱帽です。なぜなら、ジムキャリーは、他の人には出来ない表情が出来るからです。 9点(2003-02-21 19:29:26) |
7. マジック・クリスタル
《ネタバレ》 香港映画では珍しくSF風で子供と大人が主演でアホさも程よくアンディ・ラウ&シンシア・ラスロックvsチャック・ノリス風リチャード・ノートンの対決も結構凄く、えげつないぐらいのアクションを全体的にちりばめてるのでジャッキー・チェンやジェット・リーのカンフー映画路線とは全く違った作りにはちょっと驚き。道具の使い方も器用で素手以外での戦いもやりすぎ感半端なく迫力も凄い。カメラの撮り方も巧いので人が飛ぶ飛ぶ回る回るでこれぞカンフー!という感じ。なのにそこに挟んでくるパン親子のマヌケなバカバカしさだったり全体的にどこかから落ちるシーンがめちゃくちゃ多いのに全然怪我してないのが笑えるしヒスイくんに騙されて色々虐められて銀行強盗をしでかそうとする脇役くん(名前分からん)の目がイっちゃってる演技が面白すぎてゲラゲラ。ヒスイくんの個性もしっかりしておりメインの登場人物がしっかり描けているのは監督の腕がいいのか脚本がいいのか・・、あ。バリー・ウォンが凄いのか。 [DVD(字幕)] 8点(2024-02-27 02:15:30) |
8. 摩天楼ブルース
見た目はいかつくもない普通の青年が街というかその地区を牛耳るギャングに立ち向かうっていうシンプルな設定だけど無駄にハデなシーンもなく、銃をドンパチするわけでもなく展開がかなりリアル。歯向かえばやられるし、悶えながらも我慢するオッサン連中らの描写も見事なんだけども主演をジャン=マイケル・ヴィンセントにしたのが一番いいように思える。普段は爽やかだけどもキレたときの顔とのギャップがイケメンすぎてどうしたらいいんやろ的な。住んで数日か1週間そこらで上に住んでる人とロマンスに発展するのもイケメンだからだろうけどニューヨークの裏路地の荒れた感がちゃんと映像で表現されてたのでそこは個人的には好き。ベタですけどもベタなりにジョン・フリンがめっさ頑張ってる一品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2018-09-07 19:46:20) |
9. 真夜中の処刑ゲーム
《ネタバレ》 現実的にはありえないような世界観だけど80年代前半のカナダ映画なのでクローネンバーグの初期の映画の破綻しかけの街っぽい、荒廃してる雰囲気をうまく作れてるようでコイツら正体なんやねんというのは序盤の方で薄々とわかってしまう。けどなんだろなーこの面白さ、80年代の映画らしい雑な画質も功を奏していい感じに仕上がってました。こういう映画をリバイバルとかで見れたら嬉しいのにカナダ映画だからか知らんけど未公開なのがほんと勿体無い。runtimeは短いのに登場人物一人一人のクセのある個性もちゃんと表現できてたし隣人のおっさんの気持ち悪さ感半端なかったけど中盤からの襲撃シーンからは派手なシーンとかは全然ないのにストーリーが全然崩れずにあっという間に終了しようとしたとこの予想外のオチ。ええええそうくるのー [DVD(字幕)] 8点(2018-05-18 10:58:12) |
10. 幻の女(1944)
世の中いろんなサスペンス映画がありますが、これほど光と影を見事に多用し無駄を省いて音と視覚だけでこんなにも面白い映画っていうのはほとんどないんじゃないだろうか。ボスをいかにして救うか、というのを秘書役のエラ・レインズが大胆にもやらかしちゃってるので見てるこっちがハラハラしちゃう(笑)runtimeが短いのにこんなに濃厚なミステリーを描けている脚本もすごいけど監督もすごい。低予算な感じがするけどもオミステリー映画のお手本となる映画ではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 8点(2013-05-03 00:11:21) |
11. 真夜中の刑事/PYTHON357
《ネタバレ》 これはものすんごいフィルム・ノワール映画でものすんごいヨーロッパらしさが溢れだしててアメリカ映画では出せない雰囲気がたまんない。話はややぶっ飛んでるけどイヴ・モンタンの悲しみたいのに悲しみを人の前で出すことができない上証拠がすべて自分が犯人だと示している事実に苦悩する姿が見ていて辛い。秘密をもった女性と恋に落ちたばかりに。。。アメリカンニューシネマとは全く違った後半の急展開っぷりにはちょっとビビったけどモンタンの演技力が如何なく発揮された、フランス映画の隠れた名作の一本ではないでしょうか。これはみんなに見てほしいなぁ。 [DVD(字幕)] 8点(2012-07-31 22:32:41) |
12. 真昼の暴動
刑務所からの脱獄モノ、となると映画全体がどうしても男臭くなるんだけどもこの映画は全く違いました。フラッシュバックで結構美人な(笑)女性たちが何人か出てきてるお陰でそんな男臭さを全然感じないんですよね。年をとってからの方の印象が強いヒューム・クローニンの見た目がそう見えないワルっぷりもなかなか。フラッシュバック以外はほぼ全て刑務所内が舞台ですが飽きさせない展開は脚本と監督の演出力が素晴らしいからですねぇ。モノクロなのでやや見づらいところもありますがバート・ランカスターの目力はこんな若い時からもうあったんだというのは普通に驚いた。 [DVD(字幕)] 8点(2012-06-27 11:40:55) |
13. 招かれざる客(1967)
一見アガサ・クリスティ的なサスペンスチックな邦題なんだけども中身は濃厚なドラマでした。スタンリー・クレイマーらしいといっちゃらしい社会問題をネタに描いてるんですがこれまた主演がスペンサー・トレイシーとな。晩年の彼にはいい人が似合いまくりで大好きなんだよなぁ(笑)黒人と白人という人種差別を上手く描いてて黒人女性が黒人男性を非難する光景もなんか不思議な感じがたっぷり。戯曲の映画化のような感じがするセリフの多さですが後半のやや説教くさいトレイシーの長セリフの後に見せるみんなの笑顔がなぁ・・何回見てもたまらんのよなぁ~。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-29 07:56:02) |
14. マッドマックス2
面白い!メルギブソンの若き頃を見れて満足満足。 8点(2002-11-19 20:02:10) |
15. マスク(1994)
面白いです。ジムキャリーの顔の動きは流石だと思います。真似出来ませんね。早く、続編が見たいです。 8点(2002-11-02 15:46:08) |
16. マッドボンバー
《ネタバレ》 奇人監督が現代ものの映画を作ったと思いきやネタは爆弾魔、不細工にしたら某お笑い芸人にソックリな顔のクセが凄すぎるチャック・コナーズと顔と役柄が妙にはまり役のネヴィル・ブランドがそろったただの変態映画でした。こんなん今の日本で地上波でテレビ放映は絶対に不可能なくらいに変態さが溢れる、爆弾魔とレイプ犯をくっつけるとかVシネ映画でも思いつかないようなネタを思いついたバート・I・ゴードンがある意味凄い。面白過ぎて何回も巻き戻して見てしまうネヴィル・ブランドのアレは果たしてほんとにやってるのかどうかは謎ですが、グロいのと後半急に飛び込んでくるエロの融合が不思議な感じでしたがこれ以上ないキャスティングのよさとテンポのよさでこの映画の面白さをかなり盛り上げてるかと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2019-04-06 02:17:04) |
17. マンディンゴ
《ネタバレ》 アメリカの奴隷制度におもくそ斬り込んだ超問題作。黒人は白人の奴隷で読み書き等学習することはもってのほかで意志を持って行動することさえできないとことを見事なまでに描き切った演出は凄い。奴隷を扱った映画は何本もあるけどここまで残酷に描いている映画も少ないんじゃないかなぁ。黒人は白人を楽しませる道具でもあり、白人の生活を豊かにさせるモノであり、奴隷=家畜→種付馬→生まれた子供を売り飛ばすという奴隷サイクルは目を覆いたくなるほどで動物のペットが出てこなかっただけまだマシでもし出てきてたらどれほどな扱いをされていただろうかと思うとなんかゾッっとしちゃいます。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-13 02:08:46)(良:1票) |
18. マジック
DVDのパケに「レクター博士を生み出した原点ともいえる~」って書いてましたけど全然ちゃいましたね。普通に面白かった~。ジキルとハイド風な二重人格という裏と表の顔をリアル過ぎて怖い腹話術人形のファッツが上手く表現してました。中盤裏の顔のホプキンスにシバかれてるバージェス・メレディスを見て「立て!立つんだミッキー!!」と叫びたくなったのは自分だけか? [DVD(字幕)] 7点(2011-01-26 21:45:15) |
19. マッハ!!!!!!!!
素晴らしいトニー・ジャーのムエタイ。前半20分ぐらいまではいつになったら出るんやろ~と思ってたけどそのあとはもう彼の独壇場。ほとんどが殴り合い殴られ合いなのでムエタイの強さっていうのがいかんなく発揮されてますしアジアでしかできない?、三輪自動車でのカーチェイスは違う意味でなんか新鮮さを感じました(笑)香港のカンフー映画にありがちな効果音を使ってないのでほんとにやってんだなーコイツら、と思わせてくれました。前にメイキングを少し見たことあるので余計インパクトが強かったのかもしれません。脇役がマヌケすぎますけどそれはまぁ・・・ええか。 [地上波(吹替)] 7点(2009-09-18 21:33:08) |
20. 真昼の決闘
いやぁ、渋い。渋すぎるぜゲイリー・クーパー。人間ドラマとウエスタンが骨太なものになることは知ってたけどここまでなるとは正直思わなかった。runtimeもそれほど長くないのでぎゅっと凝縮されたような感じでクーパーや町の人の気持ち、そしれ妻のグレース・ケリーの存在も盛り上げてくれるしなんといっても主題歌がツボすぎです。一人の男がならず者に立ち向かうというまぁまぁシンプルなストーリーですけども見れば見るほど奥深さと面白さが分かってくる、フレッド・ジンネマンの思い通りにされてしまいました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-27 23:06:12) |