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21.  マーサの幸せレシピ 《ネタバレ》 
いい映画でした。馴染みのない俳優さんばかりでしたけど、マーサはヘレン・ハントに似ていて、マリオはジャン・レノを丸くしたみたい。ドイツの女性ってあんなにかっこいい人ばかりなのかしら。すっきりシャープでみんな素敵。なにも食べようとしないリナに「全部食べるなよ」と言ってさりげなくパスタのお皿を渡すマリオ。いいシーンでした。大人たちが子どもに対してベタベタと接しないのがリアリティがあっていいわ。いつも曇って暗く寒いドイツと太陽サンサンの暖かそうなイタリアの対比もいいです。あの風景の違いを見て、イタリア人のマリオがいることの意味がよーくわかりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2003-12-16 01:01:20)
22.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
「ダイアン」ですか、リンチはダイアンという名前に何か思い入れがあるのでしょうか。 正直、ドラマ版と劇場版の「ツイン・ピークス」でデヴィッド・リンチはお腹いっぱいになってしまった私は、 「ロスト・ハイウェイ」で「また?」という冷めた気持ちになってしまい、その後は積極的にリンチ作品を観なくなってしまいました。  デヴィッド・リンチは自分の想像、妄想を映像にするタイプの人で、本作はしかも殆どダイアンの夢の話であり、 夢っていうのは私の体験で言うと、突然飛んだり、走りたくても足が重くてもつれて動かないとか、時間が無くて焦っているのにまったく支度ができないとか、電話番号を何回押し直しても間違えてかけられないとか、家族や友人はワケのわからないことを言うとか、説明のつかない状況になっているわけで、そういう状態が2時間近く続くんですが、いやはや長すぎです。伏線回収はきちんとできてたけど。  赤いカーテンとブルー、暗闇に吸い込まれていくような映像、いつ炎が出るのかなと思ってたけど今回炎は出なかった。 機会があれば今度は「ストレイト・ストーリー」を観たいです。 リンチが俳優としてイザベラ・ロッセリーニと共演してる映画も昔観たことがあるんですがタイトルが思い出せないの。 切ない感じだったような。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-04-22 00:52:57)
23.  マイ・ブロークン・マリコ 《ネタバレ》 
最近アマプラを開ければ毎回ドーンと出てきて勝手に予告編が始まる、あんまり出てくるし時間も長くないし試しに観てみた。 なかなか面白いですね、重いテーマなんですけど重く描いてないとこがいいです。 永野芽郁の食べっぷり、走りっぷりがいいです。 突っ込みどころはいっぱいあるけど、この場合はスルーしときます。 ただ、シイちゃん怒鳴り過ぎなのが気になりました。怒鳴る、まくしたてる以外の表現もほしいなと。「泣けた」という感想を多く目にしたけど私は泣けなかったです。 キョウコさんというのは原作にもあるのかな?あのクズ男に??唯一ここにちょっと違和感が残る。 自らガチガチのブラックと言っちゃう上司がなかなかキョーレツで笑えました。 「ドクターマーチン」見ただけで丈夫だとわかる靴だわね、ブーツがほしくなりました。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-01-22 13:56:08)
24.  護られなかった者たちへ 《ネタバレ》 
扱っている問題が、なんかよくわからなくて自分には縁がないような世界のことではないというところが良いです。 ただですね、なぜ殺人事件を絡めるのかそこがちょっと嫌かな。真面目にきちんと問題提起した映画になぜしないのかな? 殺人事件を絡めることで話題性、エンタメ性、人の興味を惹くからってことなんだろうとは思うけど。社会問題を広く知らしめたい訴えたいという部分があまり伝わらないので「社会派」というのは素直に思えないんですよね。この問題、こういう描き方でいいのか?? SNSの投稿内容、あんなことが言える人間があんな残忍な方法で復讐のために殺人までするのか? 「不埒ななんとかって他人のこと言ってる場合じゃないだろ」とラストでガクっときてしまった。 刑事との繋がりもできすぎだし、出て来る警察官がみんな品が無さすぎなのが気になった。野外ステージで踊ってる女の子の意味もよくわからなかったです。 観ながら「私は、ダニエル・ブレイク」を思い出してた。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-10-08 13:18:08)
25.  マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙 《ネタバレ》 
順序通りマーガレット・サッチャーの半生を描いているのかと思っていたんですけど、まさか認知症の症状が出始めてからの追想と幻想のシーンで描いているとは意外でした。 サッチャーを否定する人はイギリス国内では今もいるだろうし、讃えるような作品にはできなかったのでしょうか。 会議などでの発言には「おぉ!!」となるものもあって、やっぱり叩き上げの人は違うな、なんて思ったり。 イギリス初の女性首相で葬儀はエリザベス女王も参列という準国葬でしたし、それだけの人物なんですね、伝説の偉人です。  とにかくメイクの技術もさることながらメリル・ストリープが上手いのなんの、彼女の演技を堪能する映画という感じでした。 でもイギリス人女優で誰かいなかったのかしらね、いい女優さんはいっぱいいるのに。 サッチャーの娘役、見覚えのある顔だなあと思ってたら、女王役でオスカー主演女優賞のあの人でした。 アカデミー賞常連のストリープと母娘役で共演して自分も受賞したんですねぇ、何かめぐり合わせみたいなものを感じて、こっちに感動してしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-15 15:02:18)
26.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 
なんか皮肉満載の映画。クビにされるのに「これはチャンスだ」なんて言われて真に受ける人はまずいないし、解雇宣告をネットでオペレーター任せにしようとしたナタリーは自身がメールで彼氏から別れを告げられギャン泣き、妹カップルのパネルはスーツケースからいつもはみ出してる。 そして主人公ライアンは何も変わらず解雇宣告というイヤな仕事を続けていく。 でもラストは迷いはないけど空虚で寂しげで、1000万マイル達成も身軽さも行列に並ばなくていいことも荷物検査の全て心得た素早さもライアンには意味のないことになってしまったみたいで、テンポがよくてコメディぽくさらっと観られる映画だけど何気に辛口だなあと。  何かに目覚めてシカゴへ飛んでいくライアンなんですが、そうなる根拠がよくわからなかったですね。ノリはいいけど素性がまったくわからないアレックス、なんでアレックス??どこでそうなるのかと。 この展開が意外だったんですが、オチがあれだったんで納得しました。 観やすいけど個人的に共感できる映画ではなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-03 15:11:49)
27.  マイ・インターン
まず、こういう老人になれたら本望と思った。 デ・ニーロ演じるベンにとっては若い世代の苦悩や想いが手に取るようにわかるんだろうな だから適切なアドバイスができる。 そういうベンは誠実に謙虚に生きてきたから、高齢になってもまわりから好かれる、必要とされる。 アン・ハサウェイは適役だし、デ・ニーロはやっぱり名優です。マフィア、サイコパスをやれば 笑っただけで怖い人、普通の善人役で笑えば愛嬌ある老人になる。 他の脇役もそれぞれキャラがちゃんと描きこまれていてホンワカ気分で最初から最後まで観られました。 ハートフルコメディです。  うーん、そうだなあ同じ監督の作品なら、本作の細部は「今」だけど ダイアン・キートンの「赤ちゃんはトップレディがお好き」を思い出しました
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-13 12:39:10)(良:1票)
28.  マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 
戦場での想像をはるかに超える体験での戦争後遺症に焦点を当てている話ではなかったです。 デキのいい兄と不出来な弟というのだけじゃなく、器量のいい妹とそうでもない姉っていうのもさりげなく語られてます。 兄は戦場で捕虜となり家族には死んだと報告がいってしまった、そこから不出来な弟がかなり頼りがいのある人物だったことがわかるのですね、帰還してみたら自分の家族が弟に乗っ取られてるみたいなね。「あんなことまでして生き延び、帰ってきた自分てなんだ?」みたいなのもあったかもしれないですね。 夫の父親の死を乗り越えかけた奥さんと娘たち、しかも帰ってきたのはいいけど精神を病んで人が変わってしまっている、お互い戸惑いと気まずさの中での毎日です、戦場で何があったかを告白したとこからが始まりなんだなと思いました、映画ではここがラストですけどね。 だだね、私としてはトビー・マグワイアがちょっとイメージ違う気がしてしょうがなかったです。 オリジナルはスサンネ・ビアの「ある愛の風景」なんですね、家族に起こるアクシデントとその成り行き。。。まさしくって感じです。オリジナルを観なきゃいかんと思いました。 それはそうと亡くなった兵士の奥さん役の女優さん、かわいらしくてイイ感じだなぁと思ったらリメイク版「華麗なるギャツビー」でデイジーやってるんですね、やっぱり印象に残る人っていうのはしっかり出てくるもんですねぇ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-20 18:42:35)
29.  マリー・アントワネット(2006)
やはりソフィア・コッポラはセンスがいいと思いました。イイ感性をしてる。 革命とその経緯、前夜に重きのある歴史大河ロマンを期待して観たら肩すかしをくらうでしょうね。そういうのは「ベルばら」で充分です、リアルタイムでコミックで連載されていた頃に読んでたし。 思うにコレはマリー・アントワネットが見たフランス王室で、宮殿を舞台にしたアントワネットの青春ストーリーみたい。 ドレスも豪華だけど、それよりも靴とスイーツに焦点を当てているのがいい。あのパンプス、ミュールの数々は今でも通用するデザインで、私の好みド真中でした。白い下着とネグリジェの可愛らしさね。ソフィア・コッポラのこういう着眼点に感心しました。 ポップな音楽も良かった。オープニングのタイトルロールで「マリアンヌ・フェイスフル」を見つけてどこにでてるのか気をつけてたけど、わからなかった。 マリア・テレジアだったんだ・・・ジュディ・デイヴィスというのもなかなかですね。 女優の選び方がいいです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-19 12:56:23)
30.  迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
「卒業」をこじつけたこの設定があるからこそって感じ。作品自体はそれほどのものではないのですが、所々に出てくるセリフにハっとさせられました。既婚の私が思うことはですね、結婚してもよいのかと迷っている時も幸せのうちですね、実際ハネムーンから帰ってきたらその後は来る日も来る日も結婚生活の現実世界なわけだから、それまでのファンタジーな時間を楽しみましょうw ところでなにげに豪華なキャストでしたねぇ。母娘3代どんぶりしちゃったケヴィン・コスナーにシャーリー・マクレーンとあのお父さん、なかなかいい味だしてたじゃないですか?ヒロインの邪魔にならないマーク・ラファロもいい、妹役がミーナ・スヴァーリてのが??だったけどw そのヒロインのジェニファー・アニストンなんですけど、うーん色気ないねーこの人。華やかさ、可愛らしさ、不幸さ、知性・・・どれも当てはまらないというか中途半端なのね、やはりこの人は映画じゃなくTVドラマの人ですね。私としてはジェニファーの口元と少々神経衰弱気味の演技にイライラしたかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-20 17:09:10)(良:1票)
31.  マイケル・コリンズ
アイルランドについて勉強になる映画でした。でも気を入れて見ないと途中で夢の中へとなってしまいそうでもあります。キャストもいいですね、でも世間一般には地味と感じられてしまいそう、内容も重い。そこんとこを危惧してのジュリア・ロバーツなんでしょうが、これがこの作品のトンチンカンなところ。ニール・ジョーダンが渋々折れた部分かもしれないわね。どうしてもロマンスが必要とあらば、英国かアイルランド出身の女優を使うべきである。ヘンに娯楽性にこだわらないほうが潔いし、もっと風格のある重厚な作品になったと思う。
6点(2004-10-14 10:10:52)
32.  マルコムX
星条旗が燃やされるオープニングからファンキーな前半はかなり面白い。グイグイ惹きこまれました。しかしですねえ、宗教に目覚めたあたりからカリスマへとなっていく後半はちょっとねえ。カルト教団のそれみたいになっちゃうし、ラストは北朝鮮のプロパガンダフィルムみたいになっちゃったわね。あのラストはまったくいらない、蛇足です。あれを最後に見せられた時、スパイク・リーに持っていたイメージがガラガラと崩れていく音がしたようだった。前半がいいだけにとっても惜しいです。
6点(2004-09-15 09:06:47)
33.  マグノリアの花たち
年をとってもどこか可愛らしさを持っているベテラン女優たち。よくこれだけ集まったものです。言いたい放題の美容院での井戸端会議はなかなか楽しい。今なら、ほとんど無名だったころの垢抜けないジュリア・ロバーツが見られるという点では掘り出し物といったところだと思う。橋田さん、向田さんのドラマみたいというのが初見時の感想でした。う~ん微妙です、全体的にこそばゆい。まともすぎて無難すぎて印象に残らない各種感想文みたいと思ってしまうヒネクレ者でございます。でもサリー・フィールドが娘の葬儀で、やり場のない悲しみ、怒りをぶちまけるシーンは秀逸でした。そこだけ不覚にもウルウルときてしまった。
6点(2004-09-08 21:03:55)
34.  マトリックス レボリューションズ
普段ならこのジャンルの作品を劇場まで行って観ることはないのですが、キアヌですからね。でも今回はキアヌ目当ての人には不完全燃焼かな。キアヌだけじゃなく、今まで活躍してた人たちがサエなかった。特にローレンス・フィッシュバーン。途中「おーい、キアヌぅ、どこだ~どうなっちまったんだ~」なんて思ってしまいましたよ。で、目立ちに目立ってたのが、ミフネ船長。これはウォシャウスキー兄弟の日本への敬意と勝手に解釈しました。今までのは無機質な感じでしたけどこれはちょっとドラマチックになってたかな。最初から最後までいろーんな映画を思い出しながら観てたのでした。4~5作品あるかな。ウォシャウスキー兄弟が夢中になって観た作品へのオマージュが強く出ている作品だと、またまた勝手に解釈しました。
[映画館(字幕)] 6点(2003-11-19 10:53:09)
35.  マダムのおかしな晩餐会 《ネタバレ》 
誰が出てこようが、それがハーヴェイ・カイテルだろうがロッシ・デ・パルマには通用しないでしょ。初見は「サム・サフィ」でした。例えばサンドラ・バーンハードに互角で張り合えるのは今のところ彼女しか思い浮かばない。 フランスに移住した富豪のアメリカ人一家(実は財政面が危機的状況)のメイド、スペインからの移民マリアです。  邦題からは豪華なフレンチのコースもクローズアップされるのかと思うけど晩餐会は一回しか出てこないし、 料理よりマリアの下ネタジョークなんです、ココがいちばん面白い。 全体の雰囲気はウディ・アレンぽいんですが、やはりフランス映画だからか甘ったるい恋愛、不倫へと進む。 デヴィッドは北アイルランドの資産家の息子で階級制度が当たり前、そして爵位に弱いんだろうな。スティーヴンはそれを知っていて自分の書いている「メイド」という小説のために嘘を言ってデヴィッドをその気にさせる。  トニ・コレット演じるマダムのアンの傲慢さや滑稽さも描いてはいるけど、イマイチそれがうまく生かされてないような気がします。 期待したほどシニカルさも風刺も効いてなくて、マリアの成長モノ自分探しモノ的なラストなのが残念です。悲しげだけど吹っ切れたようなマリアの表情は良いんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-17 15:55:20)
36.  マスク(1984) 《ネタバレ》 
「エレファントマン」に触発された映画という感じがしました、当時。 今にして思うことはローラ・ダーンですね、この後彼女はデヴィッド・リンチの秘蔵っ子になるし、「縁」を意識してしまいます。 遊園地の魔法の部屋みたいな所の鏡のシーンかな、「ママを連れてきて」とママに見せたいその顔、切なかったです。 お涙ちょうだい満々の作りじゃないところがよかった。ママのシェールがなんかロックなお母さんでした。
[映画館(字幕)] 5点(2010-10-20 03:56:00)
37.  マリー・アントワネットに別れをつげて 《ネタバレ》 
ベルサイユ宮殿で撮影されたということで本物の宮殿内を見られたっていうのはいいんですけど、ダイアン・クルーガーでは知的過ぎて「パンが無ければお菓子を食べればいいのに」と表現したアントワネットという人、ポリニャック伯婦人に手玉に取られたアントワネットのイメージとは合わないんですよね。 孤児だったシドニーがどうやってフランス王妃の朗読係になったのかもよくわからない、やたらレア・セドゥのアップが多かったんですが何回見ても飽きなくて彼女の可愛らしい顔を堪能できる映画です。 同じ宮殿内だというのに使用人たちの部屋の粗末な事、当時のベルサイユ宮殿はとても不衛生だったていうのもよくわかりました。 大嫌いなポリニャック伯婦人の身代わりになって逃亡を助けることを崇拝していたアントワネットにほぼ強制され、婦人に変装して馬車からにこやかに手を振るシドニーってなに?見つかってほしかったとしか思えないんだけど。 革命が始まって混乱してるのはわかるんですが、なんだかどこに焦点をあてているのかよくわからなかったです。 ルイ16世は品がよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-05-12 16:47:42)
38.  マイノリティ・リポート
トム・クルーズには結構甘いほうなのだけどこれは好きじゃないです。まず映像の色、質感が嫌いです。青暗くザラザラした感じが不快でした。話の方も近未来を描いたSFといっていいですよね、これは不得意です。苦手なジャンルであるということが大きいのだろうけど、グっとくるもの揺さぶられるものがない。難しいことではなく、たとえば「かっこいい!」「シブイ!」「面白い!」「せつない」といった単純な感覚も私にはなかったです。最近のスピルバーグ作品は面白くないですねえ。ポーンと突き抜けたものがなくなってしまったように感じるし、ヒューマニズムとか教訓的なメッセージが含まれているような作品になるとなぜだかノレないです。
4点(2004-08-09 18:32:25)
39.  マグノリア 《ネタバレ》 
「ブギー・ナイツ」は大好きだし、群像劇も好きなんだけどこれはちょっとね。作品によっては全く気にならないものもあるけどこれは長い!実際に長い映画なんだけどその長さが耐えられない。「まだ終わらないの?」とイライラしてしまった。そう、この作品は最初から最後までイライラさせられた。ジュリアン・ムーアのヒステリックなアップ、トムの長髪と汗まみれのような演技。脇役も味のある人たちばかりなのになんで?  何年かぶりで再見してみてこんなことを感じました。 登場人物のそれぞれの事情は一通り順番に語られることで理解できる、けれどそれ以降がかなりしつこい演出と感じました。キリキリ、キツキツの神経衰弱。だから疲れるのかもしれない。なんだかんだいってもみんな自分のことで頭も手もいっぱいいっぱい。正真正銘第三者のこっちが逃げ出したくなる。 他人の悩みや愚痴を聞かされるということはこういうことなんですね、会うたび話すたびに延々と聞かされたのではやっぱりうんざりします。 ラストのあのオチなんですが、あれだけしつこく引っ張っておいてアレはやっぱりないですよ、無責任というか、ここまでしたならきっちり締めてくれと思った。 「そこまで言う?!そこまで・・・?!」とお手上げ気味の登場人物たちなんですが、あの土砂降りで一気に状況が変わるといいますか、正気になるといってもいいのかな?「ショート・カッツ」は地震だったのですけど、あの土砂降りも天災といえばそうなるわけで、そう思うと人間ってほんとにちっさい存在なんだなぁなんて思った次第です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2003-11-29 21:57:12)
40.  真夏の方程式 《ネタバレ》 
「容疑者Xの献身」は傑作だったのに、ナニコレ。 本作は殺人の動機にそれに関わる人物の心情とか描写がお粗末ですね。 何に焦点を当てているのかよくわかりません。見応えの無いサスペンスでした。 手抜き感ハンパないです。  ダメでしょあの娘、雪の中包丁持って追いかけてるもん殺意全開、満々です。不可抗力でも正当防衛でもないですし「写真返して!」ですよ? 自分のやったことちゃんとわかってんのかなぁ、海を守るのもいいけどなんか違うんじゃないの? 周囲の大人たちも揃いも揃って。。。あの元刑事さんの話くらい聞けよ。 人の話は聞かず自分のおもいだけに執着する人々・・・これがテーマかな?? 甥っ子くんのこと考えたら1点2点はつけられないけど。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-03-21 19:53:09)(良:1票)
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