1. ライムライト
《ネタバレ》 前作の「殺人狂時代」と同様、コメディはあまりないのだが、一つのドラマとしては前作をはるかに超えている。皆さんもおっしゃるとおり、チャップリン自身を投影した作品だろう。だからなのか、多少説教臭いセリフもあるのだが、だからこそ説得力もある。人生って素晴らしいと思わせてくれるし、頑張ろうって思える。そして、この内容の作品だからこそ、キートンの出演も頷ける。同じ時代に活躍し、それぞれ苦労をしてきた二人の共演は別の意味で感動的であり、映画史に残る名場面であると言える。 [DVD(字幕)] 9点(2008-08-19 10:57:18) |
2. ランボー
《ネタバレ》 最初は「2」以降のような戦場で銃を持って暴れまわるような作品をイメージしてたが、真面目な反戦映画だったので、良い意味で裏切ってくれた。ベトナム帰還兵と言えば、当然今も苦労されている方がたくさんいるわけで、だからこそ作られた映画でもあるのに、未だにたくさんの戦争に積極的に参加するアメリカには理解しかねる。終盤、言葉少なだったランボーが上官に自分の境遇を話すシーンは胸を締め付けられた。上官もそんな風に育成したはずではなかったから泣きそうな表情だったが、肩を持って連れ出すシーンには感動した。そして、そのとき流れる「IT'S A LONG LOAD」は反則技。カッコ良すぎる。 [DVD(字幕)] 9点(2006-09-01 00:22:16) |
3. ラビット・ホール
《ネタバレ》 ○子供の死を機になかなか前進できない夫婦。終盤の手前までなかなか溝が埋まらないのに少しイライラするが、ベッカの母親の一言と、特にジェイソンのパラレルワールドの話を絡めた辺りにセンスを感じた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-16 18:01:53) |
4. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 ○CG多様だが、見事な映像美。映画館で観るべきだった。○トラの象徴としての存在が面白い。その前にいた動物も含め。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-11 21:59:55) |
5. ラッシュ/プライドと友情
《ネタバレ》 ○よくある二項対立だが、そこはさすがロン・ハワード。うまくまとめられている。○F1にそこまで詳しくなくても楽しめるし、あのエンジン音と迫力こそ映画館で楽しむべきだと思う。○邦題のサブタイトルは少し安っぽく感じた。 [映画館(字幕)] 8点(2014-02-17 21:27:21) |
6. ラリー・フリント
《ネタバレ》 ○細かいことだが、カットとカットの繋ぎ目の妙が個人的にハマった作品。切り替えが早くもなく遅くもない。言わなくてもわかるところがブツっと切る感じがいい。○弁護士やめる宣言をしたノートンが次の場面で当たり前のようにいるおかしさなどコメディ映画としても楽しめる。○ウディ・ハレルソン、コートニー・ラヴのイッちゃってる演技もなかなか。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-17 17:41:55) |
7. ラブ・アゲイン
《ネタバレ》 ○それぞれのエピソードが終結する場面の滑稽さ。その場面のための前振りが90分くらいあると考えるとそれも馬鹿らしい。○所々心理描写を端折っている場面もあるが、テンポを良くする要因となっている。○ジュリアン・ムーアやケヴィン・ベーコンなどいかにもなキャスティングで絶妙。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-02 16:49:01) |
8. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 ○とりあえず7点としたが、わかりづらい場面が多かったのが印象。改めてみて整理してみたい。 [DVD(字幕)] 7点(2012-01-18 23:50:06) |
9. ラストスタンド
《ネタバレ》 ○シュワちゃん復帰作にそれなりにふさわしい出来ではないか。○凶悪犯の護送車からあっさり脱走できたり、内部犯だと気付くまでに時間がかかったりと脚本にだいぶ荒はあるが、町での銃撃戦などは楽しめた。敵キャラはいまいちだが、サブキャラは良かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-01 05:53:51) |
10. ライアー ライアー
《ネタバレ》 ○短くてテンポも良かったがまあまあの印象。○親子の話の割りに下ネタも多く、ジム・キャリーを楽しみたい人には良いのかも。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-10 13:18:36) |
11. ラストキング・オブ・スコットランド
《ネタバレ》 ○まずはフォレストウィテカーの存在感。ジェームズマカヴォイもなかなか。○展開としては途中までは面白いが、フィクション部分もあってかくらーい展開に。○後に彼について調べたが恐ろしいの一言。 [DVD(字幕)] 6点(2013-08-11 23:40:31) |
12. ランブルフィッシュ
内容がやや難解。手法によって表現したいことは分かったのだが、他がいまいち。ただ、ミッキー・ロークの存在感がすごい。この映画における役割としては完璧。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-19 09:13:41) |
13. 羅生門(1950)
《ネタバレ》 結局、黒澤監督の言いたいことはラスト10分に凝縮されている気がする。そう見ると、その前フリが少し長いかなと感じる。特に武弘の証言は完全に浮いている。無くてもよかったのではないかと感じる。そして、黒澤監督の画へのこだわりもよくわかる。ただ、音の劣化で何を言っているかわからないのが多々あったのが残念。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-17 10:07:31) |
14. ライフ・イズ・ビューティフル
多少コメディでは厳しいところもあるが、よく作ったのではないか。 [DVD(字幕)] 6点(2007-02-22 15:19:18) |
15. ランボー/怒りの脱出
メッセージ性の点で言うと前作には劣るが、そこそこの良作。あえて作風を娯楽アクションに変える必要はなかったと思うが、まあまあの出来。 [DVD(字幕)] 6点(2006-09-13 23:44:48) |
16. ラッシュアワー2
《ネタバレ》 ○そこまで悪くもないが、良くもない。やはり、1作目を全てアメリカでやった以上は香港で全てやってほしかった。○総じて普通。 [地上波(吹替)] 6点(2006-08-30 21:08:12) |
17. ラッシュアワー
《ネタバレ》 ○アジア人とアメリカ黒人という異色コンビだが、なかなか良い相性だと思う。○手錠をかけられてのシーン、後半のツボのシーンなど印象的なアクションがあった。とは言え、アクションシーンはアメリカ仕様。香港時代の長いアクションはない。 [DVD(字幕)] 6点(2006-08-30 21:05:20) |
18. ラッキーナンバー7
《ネタバレ》 ○中盤までは面白かったが、最後の辺りはどうも辻褄合わせにしか感じられない。○ルーシー・リューが意外と小さくてかわいかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-07 19:28:06) |
19. ラストミッション
《ネタバレ》 ○ケヴィン・コスナーのこういう少しとぼけた役が合う。また「リベンジ」のようなハードボイルドさも多少兼ね備えた点でケヴィン・コスナーをよく分かった使い方だと感じた。○しかし肝心のストーリーはどこかで使い古されたもの。リュック・ベッソンらしいと言えばそれまでだが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-25 20:13:36) |
20. Love Letter(1995)
《ネタバレ》 ○日本の冬がきれいに描かれているドラマ。○どうも現代と過去が中途半端。途中からの学生時代のエピソードの方が魅力的なんだよな。その後現代につながるエピソードもあるがどうも後付色が強い。○あと、中山美穂の一人二役にメリットを感じないな。キャラが対照的というわけでもないし、髪形などの見た目もあまり変わらないし、序盤は良く分からんかった。○一方、不評の豊川悦司の関西弁だが、さっぱりした役柄もあり良かったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-05 21:50:39) |