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TERRAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 491
性別 男性
年齢 60歳
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1.  ハーレーダビッドソン&マルボロマン
みんな本気?! こんなクズ映画、評価する気も無かったんだが、うっかり間違ってクリックしちゃったら、あんまりにも評価が高くてビックリ!  公開当時に劇場で観て愕然としたね。もう何が悲しいって、このあまりにも低い志。ほんっと、ただの八つ当たり。自己憐憫、自慰、現実逃避。 80年代後半から、車やバイクをはじめ、テレビ等の電化製品、化学製品、などなど何を作っても日本のコストパフォーマンスの高さに追いつけず、世界的にどんどん顧客を奪われ、米国内でも日本製品がグイグイとシェアを伸ばしていた頃、アメリカの労働者達は各地で日本製品の不買、ぶっ壊しなどの運動で憂さを晴らした。 米企業も、なぜ自社製品が売れないのか等という反省はそっちのけで日本製品に八つ当たりし、不買・ぶっ壊し運動を支援して労働者の不満の矛先が自分達に向けられるのを逸らした。 そしてこの映画。KAWASAKIのバイクをぶっ壊し、敵は日本企業。殺し屋は日本製のケブラーの防弾チョッキを着た無表情な男達……。アメリカ人による、アメリカ人のための、ただただブルーカラー達を慰め、一瞬の憂さ晴らしを提供するだけの映画。ハーレーもマールボロも、アメリカでは男性的力強さのシンボルなんだが、この二つを持ち出すことによって逆にアメリカの女々しさを強調したに過ぎない。
[映画館(字幕)] 0点(2021-07-11 20:31:24)(良:1票)
2.  ドラキュラ(1992)
 ドラキュラに不死の悲哀だとかセクシーさなんぞを求める人って、その元にあるのはベラ・ルゴシやクリストファー・リーが作り上げたドラキュラ像なんだろうな。でも、原作ファンから言わせてもらうと、アレは全くの亜流。原作のドラキュラは醜く矮小な小男。つまり忌むべきモンスターなんだよ。過去の映画化作品なら『ノスフェラトゥ』が一番近いだろう。  はっきり言う。コッポラ、アンタ、ホラーの才能無いよ。コレと言い、フランケンシュタインと言い、モンスターの何たるかが分かって無い。味噌汁で顔洗って出直しやがれ! モンスターは恐れられ、忌み嫌われてなんぼだろ。  この映画は原作に忠実に作った、との触れ込み……。おいおい、なぁにが原作に忠実なもんか。ラストでミナがドラキュラの元に駆け戻るなんて、改悪もいい所。男達は何の為に遠路遥々トランシルヴァニアまで化け物退治に出かけたんだ? それを「ドラキュラ様ぁ~」みたいに駆け戻られちゃ立場無ぇだろが。原作ファンとしては断じて許し難い。『ドラキュラ』というと、みんなドラキュラを主人公にしたがるんだな。でも、原作では本当の主人公は、ヴァン・ヘルシンクであり、ミナを救出に向かった男達なんだよ。原作の『ドラキュラ』は、ミナ・ハーカー奪還&モンスター退治の物語なのだから。  モンスターってのは、恐怖の象徴。恐れられ、忌み嫌われるから魅力的なのだよ。攫ってきた女に同情されて腕の中で死んでいくドラキュラなど魅力の欠片も無い。ハマー映画見て勉強し直せよ、コッポラ。
[ビデオ(字幕)] 0点(2018-01-14 00:22:53)
3.  恋はデジャ・ブ
すっごく面白い! というワケでもないし、超感動! というワケでもないが、それなりに上手くまとまった佳作。むしろココがえらい高評価なんでちょっとビックリ。w アイデア自体は、『リプレイ』や『振り出しに戻る』等など、ファンタジーやSFではよくある話なんだけれど、脚本とビル・マーレーの上手さかな? 鑑賞後はちょっと気持ちがほっこりする。ただ、同じ町で同じ日が繰り返されるという設定上、主人公が半年も同じ1日を過ごしてるという時間の経過が分かり難いのがちょっと残念。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-26 18:59:18)
4.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
ここでの高評価に、かなり期待して観たんだが……。前半3分の2は退屈な映画だなぁ、と。カードゲームで大きく負けた辺りでは、イカサマでハメられた負けをイカサマで取り返すコンゲームものなのか? と思ってみていたが、なんだ、ただのスラップスティックだったのか。後半3分の1で話が大きく動いてから、やっと少し面白く観られるようになってきた。が、各悪者グループの円環状の関係は容易に予想がつく。まあ、後半のまとめ方は面白くないワケではないが、褒めるほどのモンでもない。アンティークの銃を巡ってのラストシーンが、ちょっと楽しくはあるが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-30 23:56:41)
5.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
スティフン・キングが大絶賛したという原作は、10年以上前に買ったきり積ん読の山に埋もれてしまっている……。ということで、原作未読で映画を観たが、正直私ゃダメだ。受け付けない。なるほど、皮肉屋のキングなら絶賛しそうな内容だわ。が、大の大人が何人もの人まで殺して得るモノ無しってのはちょっとねぇ。カタルシスの欠片も無い。これならいっそ捕まった方が諦めもつく。話自体も大して目新しい展開ではなかったし、見るべきものは無かったと言うか……。まあ、見終わって残るモノと言えば、腹決めた女が一番怖い、みたいな感じ?www
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-05-22 21:04:01)
6.  始皇帝暗殺
まず、長い! 長過ぎる。そして、全編を通して誰目線の話なのかが定まってないため、観にくい。誰に感情移入してよいのか分からない作りでこの長尺は、観ていて辛いモノがある。また、始皇帝・政、刺客の荊軻など、主要登場人物のキャラクターが掴み辛いのもダメ。刺客が、盲目の女の子を心ならずも殺したからって思い悩んで……って。そんなことで悩むような奴は、端っから殺し屋なんかにゃならんだろ? まずは主人公を決めてから脚本書こうよ。あとは登場人物のキャラ設定くらいはキッチリやってね。映画撮るならそれからだ。んでもって編集も30分切り詰めよう。そしたら少しはマシになると思うんだが。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-05-03 01:35:29)
7.  ハドソン・ホーク
 これ、世間的にはかなり評価が厳しいんだよね~。なんたって '90年度(第12回)ラジー賞!w いや、アメ公どもは分かりません。コレ、そこまで酷い映画かねぇ? これよりツマンない映画なんて他にいくらでもあるでしょ。少なくとも私は嫌いじゃない。まぁ、人に勧めはしませんが。www  この映画のハズしやスカしは、おそらく確信犯でやってるよね。これってバカでしょ~? こんなアホっぷりはどう? みたいな。漫画をそのままやってみました的な。ところが、主演は『ダイハード』でハードボイルド・ヒーローとして大ブレイクしちゃったB.ウィリス、脇にはマフィア物には欠かせないイタリア系強面のダニー・アイエロ、スパイ物やアクション物で人気のあったジェームス・コバーンなんかを揃えちゃったから、観客が勝手にイメージ作って期待しちゃったんだろうな。で、ふたを開けてみたらこのバカ映画かよ! みたいな。www 他のレビュワーの方も書いてるけど『ルパン3世』なんかが受け入れられる日本の方が、本国アメリカよりも分かってもらいやすい作品なのかもしれないな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-20 18:04:29)
8.  ファイティング・キッズ/友情への10カウント
 80年代後半に山ほど作られた、“ちょっと気になる転校生の活躍を描くスポコン映画”の最後っ屁のような作品。  まあ、この作品が全く話題にすらされなかったのは分かるね。この手の映画に不可欠な爽やかさが全く、本っ当に全く無い。w  舞台が賭けボクシングなどというドロドロした世界だから話も暗いし。主人公は端っからそれなりに強くて懸命なトレーニングなんてシーンは無い。だから観客は一緒に苦労(心情的に)してきて無いから感情移入もし難くて、クライマックスで苦境に陥っても「頑張れ!」と心底から応援できない。  例えばジャッキー・チェンの映画は、弱い男が苛められて、必死でトレーニングして強くなるから、最後の決戦で観客も親身に応援できる。そこまでの苦労を知ってるから。ところがこの映画はただ淡々と戦いを見せられてるだけ。その戦いも、ただ凄惨なだけで見ていてうんざり。だから最後に勝ってもカタルシスが無い。  まあ、91年の作品だから、後発として他の作品と一味違えたかったのだろうが、全てが裏目に出ちまった残念な映画。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2013-03-10 12:23:11)
9.  恋におちたシェイクスピア
 まあ、まさかコレを実際の『ロミオとジュリエット』の制作秘話だなんて思う人はいないだろうけれど、それくらい上手く嘘が生きている。  作中に歴史上の人物を使うときは、史実と嘘の絡み具合がポイントになるのだけれど、この作品は少々ベタながらその点はバッチリで安心して観ていられるし、コメディとしてのギャグも洒落ている。  ただ、あまりに有名な作家と作品が題材のため、先の先まで読めてしまう展開を“映画”として楽しめるかどうかで、評価は大きく分かれるとは思う。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-21 14:40:55)
10.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都
そっか~、この映画を最初に観てからもう5年も経ってるのか…。1999年は、コレと「マトリックス」があって、ハリウッド的には当り年だったんだよな。で、このハムナプトラ、出来としてはかなり良い作品だと思う。日本ではインディ・ジョーンズの2番煎じとして、配給会社も半ば諦めつつ公開したら予想外の大ヒット。確かにポスター見たらモロにインディシリーズの真似で笑っちゃうよね。でも元ネタはミイラ男。特にどうこう言うほどでもない『ザ・マミー』をリメイクして、メチャメチャ良く出来たエンターテインメントに仕立て直した。古代エジプトという夢のある舞台に、魔法と活劇を絡め、冒険活劇斯くあるべし! というような、徹底したクリフハンガーぶりで観ていて飽きない。レイチェル・ワイズも可愛いし、ブレンダン・フレイザーとのコンビもいい。
[ビデオ(字幕)] 8点(2012-03-10 21:54:17)
11.  ベオウルフ(1999)
 観終わった後、「は?」と声に出して言ってしまった。すごく独り善がりな脚本&演出。いつの話? どこの話? こいつらは誰? と状況設定はまるで説明されずに話が進んでいく。それでもまあ、目下の話には判らなくても良いか……と諦めはつくのだが。  終盤になってようやく、主人公は魔物と人間のハーフであると、だから死なない、と説明があるんだが、それにしても長い前フリの割には敵が弱い。モンスターと魔物のオネェちゃんも今いちリンクしてないし、クライマックスらしいクライマックスも分かんないうちに、CGの上に乗っかったオネェちゃんの化け物を倒してお終い。  話を話としてちゃんと見せるなら、城の主に昔自分が何をしたのかをちゃんと語らせるべきだろう。  この手の映画は嫌いじゃないし、それなりに許容する間口も持ってるつもりなんだが、コレはなんかねぇ……B級評価も勿体無い。D級に近いC級だな。w
[ビデオ(字幕)] 3点(2010-07-15 17:42:34)
12.  スティグマータ/聖痕
どーせC級D級のつまんないホラーだろうと思って観てみると、意外や意外、結構マジメにしっかり作ってるじゃないですか。お話は、キリスト教モノのエソテリックホラーとしては及第点以上の出来ではないでしょうか。ただ、しかし。どのシーンもどっかで見たことあるような画なんだよなぁ……。「エクソシスト」「ゴッド・アーミー」「エンド・オブ・デイズ」等々など……、既存のシーンの寄せ集め的な観が否めない。もっとイマジネーション豊かな監督が撮れば、もっともっと面白くなったろうに。残念ながらこういう所に監督の才能の無さが露見してしまいますなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-19 18:34:42)
13.  フロム・ダスク・ティル・ドーン2
ロバート・パトリックにミラーのティアドロップ型サングラスを掛けさせるお遊びや、カメラアングルや影の使い方などのカメラワークに、なんとか観客を楽しませようという工夫は見られるんだけど、お話とスケールは『1』に遠く及ばない。まあ、前作の舞台となった飲み屋が序盤にちょろっと出てきて『1』との繋がりだけは付けてあるし、ドタバタホラーとしては及第点の出来ではあると思うが、『1』のはっちゃけぶりがあるから、どうしても見劣りしちゃうよねぇ。 ただ、ヴァンパイアに関しては、最近の「真の信仰が無ければ十字架など……」ってな理屈を捏ねる吸血鬼に比べると、非常に解かりやすくて好感(?)が持てるね。w
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-08-06 23:40:07)
14.  ウディ・アレンの影と霧
う~ん、なんだろう、不思議な映画。豪華なキャストにはビックリだし、一つ一つのシークエンスは面白いんだが、一本の映画としてはドタバタとまとまりが無い。かと言ってスラップスティックとも違う。決してつまらなくは無いんだけれども、コレは名画だ! とは何間違っても言えず、不思議な映画としか言いようがない。w まあ、つまりはウディ・アレンらしい映画だな、と言う事で。www
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-28 19:08:08)
15.  奇人たちの晩餐会
観始めた時には、他人を見下して笑いものにするとは気分の悪い映画だな、と観るのを止めようかと思ったのだが……。観続けるうちにピニョンのお人好しと1本筋の通ったバカっぷりにどんどん引き込まれていった。良かれと思い行動しながら、どんどん事態を悪化させていくピニョンと、それにいいように翻弄されるプロシャン。途中に参加してくる脇役達も皆、とても良い味を出している。最期はまともなことを言わせてキレイに話を纏めるのかと思いきや、バカはやっぱりバカだったという下げも決まって、最初の印象とは全く違った後味の良い作品になっていた。フランス映画は受け付けない自分だけれど、これは楽しめました。
[ビデオ(吹替)] 8点(2008-12-09 16:38:50)
16.  夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY
みんな評価高いねぇ! びっくり! 自分的には「だから何?」な映画だった。まあ確かに雰囲気はあるんだけれど……話としてはどうという事もない淡々とした映画。
[地上波(邦画)] 5点(2008-10-31 13:17:56)
17.  靴をなくした天使
全く期待せずに観たら予想外に面白かった。基本的にコメディなので、大感動というほどではないけれど、笑いありイイ話ありで上手くまとまった王道を行く作品。途中で何度も真実が明らかになりそうなのに、ワザとらしくはぐらかされてしまうのだが、それもこの手の映画のお約束と言えばお約束。ダメ親父バーニーは、社会には適合しないけれど人としては立派なんだなぁ。息子にとって、バーニーはずっとヒーローであり続けるんだろう。そしてバーニーもババーも、ある意味魔が刺したということで、共犯者(?)となったこれから先も、周囲に「なんであの2人が?」と思われながら長く友人であり続けるんだろうな。 また、どなたかも書いてらっしゃるが、バーニーが息子に語る「世の中に真実なんて無い。ウソがあるだけだ。その中で好きなウソを信じて行けばいい」というのは名言かも。私も実はそれに近い考えを持っているもので……。“真実”なんて、その事に関わった人の数だけあるんです。見る角度によって、真実なんて様々に変わるもの。あるのは“事実”だけなんじゃないでしょうか。 ところで、この事件はともかく、ライオンの檻に少女を助けに入るバーニーも見てみたかった。w ってか、何でいちいち靴脱ぐんだよ?!www
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-09-28 13:46:13)
18.  陰謀のセオリー
陰謀論を大きくフィーチャーした『バード・オン・ワイヤー』という感じ。でも、話のまとまりやアクションなどの見せ場では、『バード・オン~』の方がはるかに上かな。こっちは、話を繋ぐためのドタバタに終始してる観が強いわりに、コレといった見せ場らしいアクションが無い。ってより、山場らしい山場が無い。敵の組織の正体もよく分からないし、あれだけの組織力を持っといて、ギブソン一人捕まえるのにどんだけ大騒ぎしてんのよ、お前ら?! って感じですな。そして何より、内容の割りに映画が長すぎる。2時間15分もかけて見せる内容じゃない。
[DVD(字幕)] 4点(2008-09-21 18:52:29)
19.  推手
老いるってなんだろう……。70歳と言えども矍鑠とした主人公は、太極拳の達人で書も達筆、中医にも通じている。しかし、言葉が通じないために家では居場所が無く、慣れない皿洗いを始めたら作業の遅いジジイ扱い。世間は、人生の先達にしてまだまだ現役の人達に、少々リスペクトが足りないんじゃないだろうか? そんなメッセージが押し付けがましくなく語られる。淡々と進みつつもクスりと笑える前半に、後半はけっこう動きのある展開で、観ていて飽きさせない作りもお見事。さらに、ラン・シャンはもちろん、嫁と父の間で板挟みになる息子も堅実な演技で良い。一つ残念なのは、最初の1ヶ月が語られないために、どうしても嫁のマーサが我侭に見えてしまうこと。おそらくそんなことは無いのだろうと思いつつも、中国人である義父を理解しようとせず、仕事の邪魔者としか見ていない様子が強調されて目に付く。また、せっかく太極拳を大きなモチーフに使っているのだから、それ(特に推手)を使って義父と嫁の和解もあって良かったんじゃないだろうか。その上で別々に暮らす方が後味はより良くなった気がする。
[DVD(字幕)] 7点(2008-05-10 13:17:08)
20.  ドグマ
コレ、かなりの傑作だと思います。バカで下品で、それでいてシニカルで……。ストレートな笑いから、ちょっと捻った笑いまで、ごった煮的に散りばめられてます。冒頭の人を喰ったお断りや、いろんな映画を引き合いに出しておちょくりまくる辺りも楽しい。しかし、その根底には結構真面目な“信仰”に対する想いや、キリスト教への愛情も感じられる。尤もそういう芯があるからこそ、評価すべきコメディ映画として成り立っているワケだけれども。そしてその上で、キリスト教の矛盾点等をさらっと突いてみせる。よく出来た映画です。終盤はちょっと笑いの要素が減ってそれなりに真面目な展開になるんだけれど、バートルビーの持った不満は割とよく映画の題材として使われるテーマで、これをホラーに仕立てると『ゴッドアーミー』(コレも名作!)のような映画になるんだろうな。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-03-02 19:40:52)
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