1. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
面白い! パニック映画の基本文法です。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-02 04:10:55)(良:1票) |
2. カッコーの巣の上で
《ネタバレ》 名作です。 もちろんマクマーフィ(側)に感情移入してしまうんですけど、作品全体を俯瞰する目線が要求されますね。 社会システムとしての「管理統制と自由尊重のバランス点」とはどこなのか。 深く考えさせられます。 行き過ぎた管理体制は人間としての尊厳を破壊するが、同じく行き過ぎた個人の自由は社会全体を危機にさらす。 そして、そのバランス点そのものも右にいったり左に寄ったり、内外の情勢でその位置が変化する。 そんな天秤の傾きをどうコントロールするか、それは人間(社会)に与えられた命題。 精神病棟内を見る目線を、神が人間社会を俯瞰する目線に置き換えてみる。 管理社会と自由社会のせめぎ合い(社会主義と資本主義というのは少し違う気がする)。 どちらかが正しいのではなくて、どちらも正しく、どちらも間違う。 社会の平穏の為に圧制をしく看護士長、自由を勝ち取る為に戦うマクマーフィ、無気力無関心を決め込むチーフ、ただ状況に流されるだけの患者達。。。 全ての人類の「最良の妥協点」とはどこなんだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2006-07-20 16:30:44) |
3. アンドロメダ・・・
《ネタバレ》 なかなかナイスです。 派手なシーンは全然なく淡々としたストーリーだし、オチもエンディングのカタルシスも大したことないんですが、科学者達が懸命に未知の生命体を解明していく姿にかなりの高揚感があります。 人類滅亡という恐怖感や緊迫感もしっかり伝わってくる。 下手に、しょうもないミスや裏切り行為なんかで盛り上げようとしなかったのには好感が持てるし(つか、国家レベルのプロジェクトチームっていったら 本来これくらい統制とれてるのが普通で、他の映画の方が穴ありすぎて おかしいんでしょうけどね(笑)、地下施設の描き方も秀逸。 35年も前の映画なのに、ここまで精緻に描いてあるとは素晴らしい。 リアル感の演出が上手い。 どっしり腰を据えて鑑賞したい向きには、かなりオススメ。 [DVD(字幕)] 8点(2006-06-12 09:35:25) |
4. アラン・ドロンのゾロ
《ネタバレ》 中学の映画鑑賞の日に連れて行ってもらった映画です。 痛快爽快! アランドロンがかっこよかったなぁ! [映画館(字幕)] 8点(2006-05-17 11:37:01) |
5. カプリコン・1
《ネタバレ》 「アポロ計画偽装」のゴシップから発想を得ているらしいんですが、かなり面白いですな。 説得力もあるしね。 ただ、サバイバル映画になってしまったのが残念。 俺が見たいのはそっちじゃないんだよなぁって思いません? 純然たるサスペンスに仕上てくれた方が絶対に面白いと思う。 だいたい、国家の威信をかけた一大プロジェクトなのに、仲間の囲い込み(根回し)が弱い。「関係者をもっとしっかり管理統制しないと」って思ってしまう。 この計画に納得してない主人公達に対する警備なんかも手薄だしね。 「帰還できない」ってシナリオなんだったら、もっと早い時点で確実に口封じすべきなんじゃないの? 主人公が戻ってきて「メデタシメデタシ」ってエンディングだけど、この後の合衆国は、確実に政府崩壊の危機ですぞ? それだったら、「偽装計画はとりあえず成功したけれど、ごく一部の関係者が真相を暴こうと今も奮闘している」的なシメの方がいいなぁ。 とか、文句を垂れつつ8点(笑) [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-12 04:56:09) |
6. アルカトラズからの脱出
あえて囚人のバックボーンを語らず、「脱獄」だけに焦点を絞って見せているのがいい。 人間の尊厳だとか明日への希望だとか、そういうものはこの程度描いてあれば十分。 脱獄の緊迫感は凄まじい。 実話でありながらエンターテインメント^^ ハラハラドキドキ。 面白かった^^ [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-31 19:57:12)(良:1票) |
7. ザッツ・エンタテインメント
MGMミュージカルって一体なんだろうと常々思ってきた。 単純この上ないストーリーに素晴らしいダンス、そして歌。 それだけでお腹一杯。 気持ちよくなってしまう。 その答えが、この「記録映画」の中にはありましたな。 冒頭フランク=シナトラ自身が語る「この愛すべきナンセンス」という言葉、ああ、そう、ズバリそれだなぁと。 ミュージカル経験の少ない俺なんぞが語るなどおこがましさ満開なわけで(笑)、物凄い才能と情熱で火傷しそうです。 「王様」ジーン=ケリーはやはり文句ナシなんですが、エスター=ウィリアムズがとにかく物凄いなぁと。 ここで初めて思い知らされたという。 いやぁ、観てないんだなぁ(^^; やっぱり俺なんぞが語っちゃいかんな(笑) [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-13 11:42:40) |
8. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
いやぁ、リーかっちょいいです! もうね、愛犬に「リー」と名づけてましたから(笑) いや、ストーリーなんかグダグダなんだけど、リーがアチョアチョいってくれるだけでいいです! よくわかりませんが、これがドラゴンへの道なんだそうです(笑) [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-17 02:50:30) |
9. ドランク・モンキー/酔拳
ブルース=リーのアクションに慣らされていた自分には(リーも大ファンでしたが)、衝撃的な格闘シーンでしたねー! 単純明快! いや、こりゃ面白いです! [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-05 19:35:09) |
10. タワーリング・インフェルノ
はー、もう30年も前になるんですねぇ。 当時は大ブームでしたねぇ。。。^^ 「高層ビルって怖い」って刷り込まれてしまいましたよ(笑) 目の前にある炎を消しにいけないもどかしさが伝わってきます。 秀逸なパニック映画です^^ [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-04 23:54:43) |
11. 未知との遭遇
この映画好きなんですよねぇ。。。^^ 異星人との最初のコンタクト。。。ほんとにこんなだったら素敵だなぁ。。。 「スピルバーグっていえばコレ」的な映画かと。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-01 03:20:16) |
12. JAWS/ジョーズ
怖い怖い。 海怖い(>_<) 船の上から、ジョーズがどわーっと海面スレスレを横切っていくのが見えるのが怖い(>_<) 血肉をまいてるロイ・シャイダーの後ろから突然どばぁっと出てくるのが怖い(>_<) 見せ方がうまいっ! 名作だぁ。。。 俺は、3人が船の中で酔っ払って、傷自慢してるとこが好きです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-01 03:17:32) |
13. エイリアン
こわっ! こわっ! こっわーーーーー! なかなか姿を現さない恐怖。 こっわーーーーー! [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-01 02:42:50) |
14. スター・ウォーズ
面白いっすよねぇ。 今観たらショボいところも結構あるんだけど、公開当時ワクワクしながら観ました。 オープニングテーマはガツーンっと心に響きます。 エピ4から公開したのは、正解だったなぁと今更ながらに思います。 てか、このエピ4はエピ4だけでちゃんと満足できちゃうんですよね。 [映画館(字幕)] 8点(2005-10-31 18:51:07) |
15. 刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
《ネタバレ》 エンディングはよく考えると危ういんですけど、そのドンデン返しの鮮やかさに「おお!」って叫んでしまうんですよねぇ。 犯人がチョンボらしいチョンボをしないというその上でコロンボがやっつける。 これはなかなか気持ちいいです^^ [DVD(吹替)] 7点(2006-05-27 23:03:30) |
16. キタキツネ物語
《ネタバレ》 動物と赤ん坊に勝てるものなし。ですね。 可愛いやら哀しいやら、色んな感情をゆさぶられます。 素晴らしい映像だった。 [ビデオ(邦画)] 7点(2006-05-18 09:28:13) |
17. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 「だからどうしろ」とか「こうあるべき」とかではないし、ストーリーとしてもハッキリとした結論を出しているわけではない。 つまりは一ファミリーの紆余曲折をただ「描いてある」だけのドラマです。 子供が割と聞き分けよかったパターンのね。 特に伝えたいことがあるわけではないし、社会に対する提言をしてたりするわけでもないんでしょう。 でも、心に響くシーンがいっぱいありますね。 みんなそれぞれの想いを抱えて頑張ってんだ、俺も頑張ろうって思えます。 父性だって母性に負けない親心です。 でも、それよりも。。。「この子に何をしてあげられるか」ってことより、ドタバタでいっぱい失敗したって「そばにいるということで育まれる愛情」が、親も子供も大きくさせるんだと。 そういうことを教えてくれる映画です。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-07 16:37:39) |
18. 天国から来たチャンピオン
《ネタバレ》 やっと観た(笑) 20年前から気になって気になって、でも観るチャンスを逃してたんですよね、この映画。 このサイトで8点台っつったら名作の部類じゃないですか? 背中を押された気がして、遂に観ることになりました(笑) ちょっと期待しすぎちゃったかなぁ。 面白いとは思うけど、もうヒト押し欲しいところ。 上映時間1時間40分ですか。。。 もうちょっと尺を使って、各エピソードを掘り下げて欲しいな。 「溜め」が足りないから「いきなり感」があるんですよね。 「死んだ」「乗り移った」「恋に落ちた」「チームを買い取った」「試合に出た」「勝った」って、サクサク進みすぎな感じ。 カタルシスが弱い。 そこが惜しい。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-04 16:51:54) |
19. スーパーマン(1978)
変な変化球なげないで、ヒーローがヒーローらしく活躍するって直球勝負。 いいね^^ かっちょいいっす♪ これでいいんだよね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-19 10:40:54) |
20. 幸福の黄色いハンカチ
懐かしいですねぇ。。。しかし、なんとも、いい映画です。 当時の日本の原風景が美しい。 そして、人の心が美しい。 ああ、いいなぁと、素直に感動できるストーリーですね^^ [映画館(字幕)] 7点(2005-11-19 10:01:44) |