1. デッド・サイレンス(2007)
《ネタバレ》 最終的に、大きく分けて2つのオチがあるんですよね、この映画。 1、義理の母親はメアリー手製の完璧な人形。その人形にメアリーが霊として乗り移って今回の惨劇が行われる。 2、父親が人形化してる おそらく普通に見てれば 父親が実は殺されていて、すでに人形化されてましたというシーン 完全にわかりやすいオチで見ている方も驚く。 しかし少し考えてみるとこのオチは本編とほとんど関わりがないんです。 別に生きていて話の途中で殺されても本筋は変わらないのだから。 肝心なオチは義理の母親が完璧な人形=メアリー本人というところなんですが ぼやっとしてるとその伏線を見逃してしまうんですよ。 本をピラッとめくるところですから。 もう少し匂わせて置くだけで伏線らしい伏線になったのではないかと思います。 と、それ以前にですね オチ以外のストーリーが面白くないんです。 どこかで見たようなホラー要素、どこかで見たような設定、どこかで見たようなキャラ 途中からは音が消えれば事件が起こる→じゃあ音が消えてないときは安心だなって思って見てしまいますし。 つまりこの映画、本当にラストのラストで驚くかどうか、それにすべてが詰まっているんです。 なので肝心のラストをきちんと伝わっていればいいのですが、どうなんですかね。 なんというか詰めが甘い映画 + 構成が良くないという印象を受けた。 あと特典でカットシーンがいくつかあるのですが しないでいいシーンまでカットしているのが気になりましたね。 最初、本編見ててあの家の扉開けたやつ誰だろう?とか思っちゃいましたもん。 [DVD(吹替)] 6点(2018-12-13 16:02:01) |
2. 東京ゴッドファーザーズ
この物語はクリスマスに起きた「奇跡」の話です この映画にご都合主義と言葉はとても「ナンセンス」です [DVD(邦画)] 9点(2018-07-31 14:09:10) |
3. アバウト・シュミット
まるで邦画のようなテンポ感で少し地味ではあるが 俳優の演技力と脚本の無難さで最後まで飽きなく見せてくれる [DVD(字幕)] 7点(2018-04-22 17:48:35) |
4. リトル・ダンサー
これぞ映画って感じ 「遠い空の向こうに」となんとなくかぶるがどちらも名作 [DVD(吹替)] 8点(2018-04-18 01:02:51) |
5. ウォルター少年と、夏の休日
地味ながら面白い 爺さん好きにはたまらない [DVD(吹替)] 8点(2018-04-18 01:01:21) |
6. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 ミュージカル映画が苦手な私が何度も見てしまった作品。 なんか好きなんですよね。 まずミュージカル映画って、 突然前触れもなく町中で歌い出したり踊ったりするのが基本じゃないですか あれで一気に冷静になるタイプなんですよ しかしこの映画は踊るシーン、歌うシーンは主人公の脳内のことなのでなんの矛盾もありません。 楽興も素晴らしいし、ミュージカル部分の意味が本当良く現れてるなと思います。 また他の方々が言うような矛盾を自分は感じませんし。 カメラの手ブレを気になりませんし、ラストも納得です。 ただ、 刑務所に入るまでの展開の遅さだけは不満です。 特に前半お金を盗まれるとこまでの部分。 もう30分くらい短く出来たんじゃないかなと。 前半のテンポが良ければ個人的には10点かもしれません ただ間違いなく人におすすめするような映画ではないのでそこだけは理解しております [DVD(字幕)] 8点(2018-03-02 17:40:17) |
7. 愛してる、愛してない...(2002)
ただ一言だけ言えば「完璧な脚本」これです。 最初から最後まで全てがつながっているので画面から目を離せません。 音楽、映像のセンス、全てがツボで、 ジャンル的にはラブストーリーですが、ラブストーリーが苦手な人にこそ見ていただきたい映画です。 この映画をこれから初めて見ようとしてる方にぜひ伝えておきたい。 初見さんは、ここなどのレビュー等を一切見ないことを強くお薦めします。 情報まっさらの状態で見ることを最大限におすすめする映画です。 [DVD(字幕)] 10点(2018-03-02 17:17:46) |
8. ドーン・オブ・ザ・デッド
まずは声を大にして言いたい!! 「ゾンビ映画として完璧」だと!! 最初は全速疾走&完璧なフォームでゾンビが走ってくるもんだから笑っちゃいましたが、 そこが映画として生きてきます。 この映画はとにかくテンポがいい!音楽がいい!映像がいい!!展開がいい! そろそろダレてくるかな・・・と思いきやその瞬間、盛り上がりを見せてくれる! 視聴者を飽きさせない作りに脱帽です。 モールでの生活っぷりも楽しいし、ほかの生存者とのやりとりも面白い。 まるで自由度の高いゲームをやっているようだ。 個人的には満点の映画で、何度も見れる映画です。 走るゾンビに抵抗さえなければ最高のゾンビ映画だと思います。 [DVD(字幕)] 10点(2018-03-02 17:16:05) |
9. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ミュージカル映画苦手な私が最高だと感じた映画です この映画は一応ジャンル的にはミュージカルになるみたいですね ですが急に歌って踊るような映画ではありません。 ミュージカル苦手な人でも問題なく視聴できます。 まず。この映画で際立っているのは楽曲の素晴らしさ。 これが本当に素晴らしく、このバンドが本当に存在しているように感じてくるし 存在していたならば間違いなくCDを買っていたでしょう もちろん音楽もさることながら、 ストーリーもツボにハマりました。 ただ説明しずらいんですよね、主人公のヘドウィグの性に対する葛藤と言えばそうなんでしょうけど。 あとは映像ですね、主人公のヘドウィグですが最初こそ色物扱いで見てましたが 見ているうちに本当に綺麗に見えてくるんですよ、これはきっと皆そう思うと思います 今はDVDのみで、BDになってないのが残念です。 はやくBDになってくれればすぐに買うのに・・・期待してていいのだろうか [DVD(字幕)] 10点(2018-03-02 16:38:31) |
10. ショーン・オブ・ザ・デッド
初見時の感想は 「うーん、後半失速気味かな。コメディの部分が減って残念。」 しかし何度か見直すと 「なるほど、これがいい。」と思える作りになっている。 個人的には後半コメディ要素を増やしても良いと思うが、 その結果何回も見れる作品に仕上がっている。 ゾンビ映画としても一級品。グロイの苦手な人はこの映画もダメでしょう。 つまりはコメディだけに染まらず、ゾンビ映画としてもコメディ映画としても最上級品。 これをB級映画なんて言わせません。間違いなく一流です。 [DVD(吹替)] 10点(2017-05-15 15:58:41)(良:2票) |
11. しんぼる
間違いなく、甘めの点数かと思います。 それ私が松本人志という人物が大好きという思いがあるせいです。 でもこの映画、発想はすごい好きなんですよね、 コンセプトというか。大日本人もさや侍も主軸となる発想は本当好き。 ただ、その発想に脚本が全く追い付いていない。 さらに、全体的にテンポが悪い。 それもたぶん狙っているんだろうけど、それを加味してもテンポが悪い。 先日NHKでやったコントの時も思ったんですけど、 どうも年をとってしまったせいか、 昔のようなゆっくりのようで絶妙なテンポ、間がとれなくなっているのではないかと感じます。 この映画もきっとビジュアルバムの時に撮影していたのなら もっと違うものが出来上がっていたに違いないでしょう。 なので、これからは大まかの流れを松ちゃんが作って そこからは第三者の手によって作ったほうが名作ができると思います。 [DVD(邦画)] 7点(2017-01-13 17:47:50) |
12. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
この映画を子供が見てどう思うかは分かりませんが、 大人が見て楽しめる、そして感動できる映画です。 大人帝国では所々に大人が見るには耐えられない気恥ずかしいシーンなどがありましたが、 こちらはそういうのもほぼなく、単純に物語に没頭できます。 唯一、大人に対し自信を持って勧められるクレヨンしんちゃん映画だと思います。 しかし「こんな映画、クレヨンしんちゃんじゃない!」 という人の気持ちも大変理解できる映画だと思います [DVD(邦画)] 7点(2017-01-13 17:41:54) |
13. マルホランド・ドライブ
分かりづらいようで分かりやすい映画ではないかと個人的に思います。 一回目は何か惹き付けられる作品だなと思い 二回目はうむ、なるほど、面白い。と思わせてくれる作品だった。 よくある、「あとは視聴者におまかせします」って映画ではないなと感じました。 [DVD(字幕)] 7点(2017-01-13 17:35:09) |
14. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
はっきりいって最初は 「所詮クレヨンしんちゃんでしょ?」と馬鹿にしてました。 周りが良いって評判だからみんな流されてるだけなんでしょ、と。 撤回いたします。感動しました。 これは号泣する人はいるだろうと想います。自分もホロリと来ました。 ただ。ここからは大人が見る場合の意見です。 この映画、大人が一人で見る分にはいいのですが、 友人など大人数人で見るには少々サムいシーンなども多々あり気恥ずかしくなる空気になると思います。 子供と見る分には全く問題ないですが、バスを運転してるシーンとか特に恥ずかしかったです。 全体のバランスを考えると 大人が楽しむ映画にしては少々幼稚なシーンが多く 子供が楽しむ映画としても大人向けの内容になっていて どっちに狙いを向けているかいまいち分からない、中途半端な作りになってしまってるのではないでしょうか。 [DVD(邦画)] 6点(2017-01-13 17:29:23) |
15. モンスターズ・インク
これは子供から大人まで楽しめる作品ではないと思います。 子供がいる親(大人)が「子供と一緒」に見れば楽しめる作品なのではと思った。 なんというか絵本を見ている感覚に似てます。 良い大人が子供向けの絵本を読んで感動した!とはならないでしょう。 それと同じように、淡々と特に盛り上がりの無いまま進み、ごく普通に終わる映画でした。 映像の技術は本当に素晴らしく、現代の技術はここまで出来るのか!と驚きました。 でもただそれだけで、内容は特に心に残りませんでした [DVD(吹替)] 2点(2017-01-13 17:25:07)(良:1票) |
16. NOTHING ナッシング
なんてもったいない… もったいないって言葉がこんなに似合う映画あるのかな。 絶対に面白くなるはずの設定を、わざとつまらなくしたとしか思えない。 このままに内容でだったらせめて時間を30~40分くらいに押さえてたら5~6点にはなったかもしれない。 なんていうんだろ、他の人たちが書いてある事が全てというかなんというか。 もったいないもったいないもったいないもったいない.... ナッシングなだけに本当になにも残りませんでした [DVD(字幕)] 2点(2017-01-13 17:21:51) |
17. リトル・ミス・サンシャイン
う~ん…なんか個々のキャラが立たないうちに あれやこれやとドタバタラストに繋がっちゃった感じでした。 この映画は万人に受ける面白さという感じではないと思う。 気に入る人はすごい気に入る映画なのだろうが 自分には合わなかったようだ。 なんか見てて気恥ずかしい気分になるシーンが多かった。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-01-13 17:18:00)(良:1票) |
18. ドッグヴィル
まず最初のシーンで猛烈に引き込まれてしまった。 舞台形式?映画じゃない?そんなの気にしません! 映画館で上映したら映画だと思ってますから。 なんといってもこの映画、 白線しかないこの世界が途中から脳内で建物とか見えてくるんですよ。 きっとこういう風景なんだろうなとか想像できるんです。 主人公が動いてる間、他の人は同じ時間に何をしているかがわかる。 リアルじゃないですか。 どんな作品でも主人公が何かしている間、同じ時間が過ぎて行き何かしら行動しているんですよね。 そういうのを狙っているのかなと思ったりします。 あとチャプターごとに別れており、この上映時間にして全く気にならない。本当凄い。 まぁ最初から心掴まれたのだから、もう監督にしてやられた感じですね。 章で別れた展開がラストまで引っ張るのに覆いに役立っている。 うーん、この監督とは肌があうんだろうな。 とりあえず舞台形式というだけで壁を作ってしまった人はもったいないなぁと感じますね。 あ、ただ一つ。 犬は実際の犬でも良かったんじゃないかなと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2017-01-12 19:11:31)(良:1票) |
19. アメリ
苦手な人の気持ちも、好きな人の気持ちも どちらの意見もよくわかるこの映画。 ちまたでは女性向けの映画とされているこの作品。 私、男なのですがこの映画大好きです。 全体の映像美、テンポの良さ、キャラクターの良さ。 どこか漫画的なのかな? この映画のおかげで自分の中にあるフランス映画のイメージが一新されました。 [映画館(吹替)] 8点(2017-01-12 18:59:52) |
20. 運命じゃない人
地味な作品だが面白いです。 おそらく万人に受ける作品だと思います。 なんといっても脚本が丁寧なので素直に楽しめます。 しかも、物語の作り的に初見だけではなく二回目以降も見たくなる。 こういう邦画がもっと世に出ていれば 私も邦画好きになっていたかもしれないですね。 [DVD(邦画)] 8点(2017-01-12 18:56:56) |