1. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
《ネタバレ》 王道だけどしっかり感動できた。 体から滲み出るようなマットデイモンの人を食った若造とロビンウィリアムスのどこか哀愁のある優しさ。 どちらもいい俳優だ。 教授二人は自分が理想とする幸福をマットデイモンに選ばせたいと思っている。 それが分かっているから腐れ縁でいられるんだな。 ラストの友人たちの寂しげな、でもやったな。という笑顔。 名シーンが多い作品だ。 [インターネット(吹替)] 9点(2021-05-16 13:09:23) |
2. エグゼクティブ・デシジョン
《ネタバレ》 以前映画館で観たんだけど久しぶりに観たらなんかハマった。 高品質のエンターテイメント作品。 悪く言えば王道。 でもこういう作品が時々見たくなる。 楽しめた。 [インターネット(字幕)] 8点(2022-11-26 23:31:06) |
3. フェイク
《ネタバレ》 良い映画。 マフィアに潜入した捜査官のピストーネが少しづつ染まっていき マフィア幹部のレフティにだんだんと友情に近い感情を抱き始める。 レフティは幹部でありながら 同僚や後輩が自分を次々と追い越して地位を上げつつある中 うだつの上がらない仕事を続けさせられている悲哀を演じている。 そして騙されたことでマフィア上層部から粛清対象になるにもかかわらず 捜査官のことを擁護し続けるラストは心が痛む名シーンだ。 こういう史実ものを見ると必ず事実を調べることにしている。 事実はだいぶ違うらしい。 ピストーネはしょっちゅう金をせびるレフティをあまり好きじゃなかった。 そもそもレフティは粛清されず刑務所で病死している。 実際に粛清されたのはその上司にあたるソニー。 ソニーは映画でいうレフティにあたりピストーネを擁護していて 「互いに仕事をこなしただけだ。」と割り切っていた。 そして映画のように騙された責任で仲間に殺され惨殺死体で見つかったとのこと。 [インターネット(吹替)] 8点(2020-11-23 13:17:52) |
4. ダークシティ
《ネタバレ》 二十年ぶりに鑑賞。 雰囲気が大好き。 サスペンス調な始まりにワクワクした。 そして実は作られた世界と記憶だった。 これは最初のナレーションが無かったら駄作になってた所。 見る側は初めからSFだと分かって観ることになる。 だんだんとスケールのデカイ話になっていき最後は創造主になってしまう。 結局宇宙人の能力は ・チューンによるサイコキネシス(人を吹き飛ばす程度の強さ)、飛行能力 ・地下の施設を利用した天地創造 ・記憶の創造と消去上書き出来る科学力 どこか作り物感溢れる街並みが本当に作り物だった。 作られた世界と記憶だから不自然さにも疑問に感じない。 かっこいいを詰め込んだ良くできたSF設定だと思う。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-09-01 04:09:30) |
5. モリー先生との火曜日<TVM>
《ネタバレ》 なんか心に響いた。 自分の両親が老いて終活してる状況で 自分自身もそろそろ老いを真剣に考えてる時期だからかも。 頭では昔から分かってることだけど 理屈で理解してることと心から理解してることでは違う。 こうやって送り出せる人間になりたいし こうやって送り出してもらえる人間になりたいなー。 世の中に多数ある理想的な終活の一つを切り取った映画。 感動しました。 [DVD(吹替)] 8点(2019-11-24 13:35:21) |
6. 遠い空の向こうに
《ネタバレ》 親父vs息子。 親父の気持ちも痛いほど良く分かる。 炭鉱夫となった息子を見てうれしくて寡黙で堅物の親父が饒舌になる。 その後、息子が再びロケットへの夢を追い始めた時の親父の気持ちを思うと胸が痛い。 単純な話じゃないよね。 だから最後に親父が息子の肩に手をまわして息子をジッと見るシーンがまた良いんだなぁ。 名作。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-05-01 21:28:12) |
7. 活きる
《ネタバレ》 中国映画。 第二次世界大戦後の国共内戦、大躍進政策、文化大革命の3つの転換期を生きる 平凡な一家族の半生を追体験する映画。 暗い話。 いくつものエピソードが立て続けに起きるのでグダグダ感はない。 個人的には中国の庶民の生活ぶりが見れて楽しめました。 ただ話に大きな盛り上がりがないので好みは分かれるかもです。 以前見たイラン映画みたいに映画越しとはいえ他文化に触れるのは ちょっとした海外旅行に行ったみたいで面白い。 [DVD(字幕)] 8点(2016-11-13 13:01:39) |
8. ヒットマン(1998)
《ネタバレ》 幼少から暗殺者に育てられたバーコードハゲが 警察や元いた暗殺者集団からも追われつつ逆に黒幕を追い込んでいく話。 つっこみ所は多く話もありがちながらも鑑賞後のスッキリ感は心地良かったです。 [DVD(吹替)] 8点(2015-02-14 02:26:45) |
9. クリムゾン・タイド
《ネタバレ》 緊迫感があって良かった。 どちらの主張も正しい。 どちらもかっこいい。 いい映画でした。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-26 18:08:52) |
10. プリティ・リーグ
《ネタバレ》 人間ドラマもしっかり描かれていて楽しく観れた。 ラストも妹の方が勝ってたけどストーリー的にああするしかなかっただろうな。 そして女子リーグは人気を無くして消滅。 そういう歴史的事実があるから老後も元気で野球している登場人物を出した。 ちょっと泣ける気持ちのいい終わり方だった。 [インターネット(吹替)] 7点(2020-12-30 05:28:24) |
11. 真実の行方
《ネタバレ》 たぶん昔観たと思うんだけどまったく内容を覚えていなかった。 こんな後味が悪い作品だったんだなー。 このオチ入れる必要あったかな。 趣味が悪い…。 どうせなら匂わす程度にしといた方が良かった。 マーティンは満足気に裁判所を去るが 観客は演技だったのか本当に二重人格だったのかどっちなんだろうって悩む。みたいな。 ・・・あんまり変わらんかもだけど [インターネット(吹替)] 7点(2020-11-28 23:21:57) |
12. スモーク(1995)
《ネタバレ》 10年以上毎日同じ時間同じ場所を写真で取り続けるタバコ屋の主人を中心に 妻を亡くし創作意欲を失った小説家、 生き別れの父を探して偽名を使い各地を転々とする青年。 彼らのドラマが語られる。 主人公同士で絡みがあるとはいえ3つのエピソードのオムニバス的作品。 どの話も大きな起伏がある訳ではないがドラマがあり良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2018-05-05 16:03:27) |
13. マイ・フレンド・フォーエバー
《ネタバレ》 1人で遊ぶのが好きな主人公は隣に引っ越してきたHIVの少年と知り合う。 HIVを治すために試行錯誤を重ねる二人であったが 遠い街の研究者がエイズの治療方法を発見したと聞き 二人は旅へと出発する。 いかにもお涙頂戴な話ではあるが主人公が良い奴すぎる。 なので最後まで楽しむことは出来ました。 病院のくだりはなくても良かったかなー。 [DVD(字幕)] 7点(2018-05-05 15:05:46) |
14. JFK
《ネタバレ》 実話ですね。 ケネディ暗殺を捜査する地方検事の話。 関係者が次々不審な死を遂げていく。 政府の発表した内容が不自然で検事が自身も刺客に狙われる中 一つの恐ろしい結論にたどり着く。 ケネディ暗殺の陰謀論はいくつか聞いたことありますけど これが事実ならアメリカクソですねー。 最近百田直樹の「海賊と呼ばれた男」読んだとこなので 今アメリカの評価がめちゃ悪いですw [DVD(吹替)] 7点(2015-06-26 22:35:52) |
15. ギルバート・グレイプ
《ネタバレ》 小さな田舎町で知的障害を持つ弟と過食症で引きこもりの母を持つ主人公は 働いて家族の面倒を見ていた。 そんな中、旅の途中車の故障で町に滞在する娘に一目ぼれする。 しかし彼女と過ごすためには弟と母が主人公の重荷になっていく。 といった話。 驚いたのは主人公ジョニーデップ。弟をディカプリオが演じてます。 22年前の映画なので二人とも若いw ディカプリオの障害を持つ少年の演技がすばらしい。 だんだんと苦しみストレスが溜まっていく主人公。 見てるほうのストレスもMAXにw いい映画でした。 でもラストがちょっと不満かなー。 [DVD(吹替)] 7点(2015-06-25 00:18:06) |
16. 息子(1991)
《ネタバレ》 父と息子の視点で描かれる。 仕事の長続きしない息子が就職したがきつい仕事だった。 しかし得意先の受付の女性に一目ぼれし仕事に打ち込み女性にプロポーズする。 女性は聴覚障害者で周りからからかわれるが主人公は一途だった。 主人公は彼女を父に紹介することを決意する。 こういう映画作ってるから邦画は洋画に負けるんですよねー。 でもおっさんになるとこういう映画の方がいい。 三國連太郎がやばい。ラストがやばい。 寂しいと嬉しいが一緒くたですねー。じんわり来る。 [DVD(邦画)] 7点(2015-06-25 00:13:04)(良:1票) |
17. アパートメント(1996)
《ネタバレ》 結婚する予定の女と元カノ、そして新たに現れた一途な女。 3人の間で揺れる主人公。 一途な女の家に元カノと同じ種類同じサイズの靴があった。 主人公は一途な女に靴のプレゼントをするが小さくて入らない。 主人公はピンと来た。といった話。 サスペンス物なのであんまり話書けないですね。 謎としては ・元カノが主人公を捨てて突然いなくなった理由と行方 ・一途な女の部屋にあった元カノのとまったく同じ靴は何か ・元カノと一途な女の関係 ・仕事を放置して女の探し回る主人公の鋼の心臓 途中でネタバレあるんですけど最後まで緊張感保っててなかなか良かった。 フランス映画つまらんと思ってたけど良作でした。 [DVD(字幕)] 7点(2015-06-25 00:12:14) |
18. シャイン
《ネタバレ》 実話を基にした話。 天才ピアノ少年が家族を捨ててまでも音楽家を志すが 精神に異常をきたしてまともな生活が出来なくなり彼の転落人生が始まる。 長い精神病院生活を過ごすが彼の奏でる美しい音楽は人々を魅了しやがて 彼に救いの手を差し伸べ始める。 実話だけあって話は淡々と進む。 精神障害者、クラシック音楽家という鉄板ネタを二つも兼ね備えた作品が 名作にならないわけがないw なんというかグッと感動するというよりジワジワとゆるい感動がずっと続く感じです。 とはいえ人を選ぶ作品な気がします。 障がい者がメインの作品というと「フォレストガンプ」「レナードの朝」「ダンサーインザダーク」など 障害を持ちつつも懸命に生きる姿に感動するわけですねー。 音楽映画というと「アマデウス」「戦場のピアニスト」。 どれも名作です。 ただこの二つのキーワードで思い出すのは佐村河内 [DVD(字幕)] 7点(2015-04-10 21:39:55) |
19. ザ・エージェント
《ネタバレ》 こういう仕事をする人のことをスポーツエージェントというのか。 話はオーソドックスだけどこういう職種を主人公に据えた話は面白い。 恋愛要素がメインな話だったけど最後にジェリーがドロシーに会いに行くシーンが唐突な感じがした。 そんな心変わりするようなエピソードあったかな。 恋愛要素は少なくして仕事のドラマを厚くして欲しかったな。 あとジェリーが会社を追い出された時に手話のエピソードがあって パラスポーツ選手のエージェントになって逆転する話の布石だと思っていたら全然関係なかった。 あれはどういうシーンだったんだろうか。 [インターネット(吹替)] 6点(2023-01-30 00:50:08) |
20. スピード(1994)
《ネタバレ》 良質な娯楽作品。 ただし気に入らないのは一人の警官が突っ走りすぎる。 犯人宅へ突入したり爆弾解除したりとそれはないやろってシーンがいくつもあって白けてしまう。 バスに爆弾が仕掛けられたと分かった時点ですぐにバス無線で連絡していたらこうはなってなかったし 突っ込みどころも多い。 若いキアヌとサンドラブロックが良かった。 [インターネット(吹替)] 6点(2022-05-06 02:17:31) |