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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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181.  THE PROMISE/君への誓い 《ネタバレ》 
このような歴史があった事は知らなかったのでそれを教えてくれた事は評価する。が、主演男女が不倫まがいの双方二股というどうしようもないメロドラマに萎える。他方、友人を救ったが故に徴兵され、仕舞には処刑される青年の誠実さが際立ち心が洗われる。クリスチャン・ベイルは骨のあるジャーナリストで二股にも目を瞑る大人の対応ではあったが、大局的に見れば「欧米的自由民主主義」の正義と「アジア的専制」の悪を訴えているだけの偏向報道をしていると言えなくもない。ラストでトルコの所業に類比するかのように真珠湾攻撃に立ち向かう話が挿入されてくるのが象徴的。でもその後の原爆投下の虐殺には触れず。歴史は勝者によって作られる事を痛感させられると共に、映画の役割についても考えさせられる。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-27 19:07:13)
182.  スイス・アーミー・マン
今流行りの「総合的・俯瞰的」に見れば、無人島で絶望して死を選ぼうとしていた若者が「死者(?)」と出会う事により、生(性?)の喜びや生きる事の素晴らしさに目覚めるという実存主義系の結構ベタな話ではある。そこには「オナラ」をメインテーマとして「醜い自分」や「弱い自分」をさらけ出して生きる事の大切さに気づくという若者の成長・変化も盛り込まれており、ある意味王道系のストーリーでもある。描写としては諸々と下半身系の話が多いので、そういうのを毛嫌う人を排除する作品ではあるのだが、ある意味それが狙いというか、人間の生理的醜さを毛嫌う事への批判も込められているのだろう。それがラストの各々の反応に現れているように思える。気になったのはメニーの死因が事故死なのか自殺なのかハッキリしなかった事と、メニーの「役に立つ」モノ扱いが過剰であった事かな。ハンクが低脳・無能と父から罵られてきた事のアンチテーゼなのだろうが、これでは生きるためには「役に立つ」友人が必要であり、自分も「役に立つ」人間である必要があるというメッセージにも成りかねない。好意的に見れば「生きている」だけで、人の役に立てるという事が言いたいのかもしれないが、そもそも「役に立つ」必要があるのか?という疑問は残り続ける事に変わりはない。
[地上波(字幕)] 7点(2020-10-22 15:22:14)
183.  シンクロナイズドモンスター
都会生活に失敗して故郷にUターンした女と田舎でくすぶっているマイルドヤンキーな男とのマウンティング合戦。双方にコンプレックスがあるのだろうが、基本的には性差的な力関係がベースにあるのでフェミニズム的要素が強い。「シンクロ」は別として結構よくある話のような気もするし、テーマ的には中々面白いとは思うのだが、描き方が斬新過ぎてついていけない人が多いかもしれない。
[地上波(字幕)] 6点(2020-10-20 11:38:27)
184.  ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!
オープニングはよいし、程よい緊張感も続くので、物語全体としては悪くない。ただし、基本的に宝探し中心なので、アクション的にはやや物足りない。それにしてもこの手の話(敗軍の隠れ財産)って、終戦直後に大量の金塊が東京湾から発見されたりしてるし、現在でも山下財宝を捜し求めている人も居たりするし、古くは徳川埋蔵金伝説もあったりして、ある種定番ネタではあるけれど、そこに「希望」を見出す人は常にいるのかもしれない。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-10-19 11:24:22)
185.  PARKER/パーカー
所詮強盗犯ではあるんだが、犯罪者なりに筋を通したい不器用な主人公。ちょっと不死身すぎる気もするが。展開的には一見己の善に邁進しているように見えるものの、結局は盗品を換金して配ってるだけなので、善か悪かと言えば、悪ではあるよなあ。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-10-17 22:27:42)
186.  SAFE/セイフ
ジェイソン・ステイサムの陰鬱で不器用な感じは中々よい。マフィア&悪徳警察に追われる少女を守るというプロットは『レオン』に似てなくもない。が、この天才中国人のヒロイン?はウェットで可愛げのあったナタリー・ポートマンに比べると不細工で捻くれ者ではある。とは言え、何とも言えない存在感があり、ドライなジェイソン・ステイサムのテイストにマッチしていて、ロリコン臭のない迷コンビにはなっており、独特の世界観がある。
[地上波(吹替)] 6点(2020-10-12 23:40:59)(良:1票)
187.  オリエント急行殺人事件(2017) 《ネタバレ》 
「実は・・・」「実は・・・」と次から次へと真実がご都合主義的に明らかになり、リンドバーグ事件をモデルとする関係者である事がわかっていくので謎解き要素は殆どないし、中盤あたりで全員が犯人なんだろうという事がわかる。この世の人が素性を隠し(経歴を誤魔化し)、理性ではなく感情で動く(殺人はしなくとも違法に近いグレーな行為をする)事を肯定するのなら、あまりにも救いがないようにも思えるが、そういうこの世の救いのなさを訴えたいのなら、それはそれで作品としての価値はあるのかもしれない。負の感情により人種差別意識が「一時的に」撤廃されるというのも「敵の敵は味方」というだけの事でしかないように思える。結局は理性で行動できない人間たちは殺人を犯すし、その後は速やかに感情によって人種差別を行うのだろう。
[地上波(吹替)] 5点(2020-10-05 22:30:04)
188.  チリ33人 希望の軌跡
地下・地上共に登場人物が多いので、個々の人物像の掘り下げは弱いものの「感動的な救出劇」として見ればそれなりに楽しめるとは思う。が、全体的には美談風に製作されているので、実際に地下で起こった負の側面の多くは語られていないようだし、救出後は金銭面での揉め事が生じており、33人は分裂してしまっているようなので、エンディングも金銭的な演出でしかないのだろう。また本事件の政治利用等も描かれておらず、「シビアな現実」を伝えるという面においては物足りなさもある。
[地上波(字幕)] 6点(2020-10-04 16:22:49)(良:1票)
189.  メカニック(2011)
全体的にはダレがなく雰囲気も悪くない。弟子の稚拙さで仕事に「手間」が掛かってしまうのはまあ仕方なくて、それが緊張感を煽ってはいる。でもこれじゃあ「暗殺」というよりタダの殺人でしかないのではないか。親父殺しのネタバレ部分はもうちょっと工夫が欲しかったし(なんで暗殺の証拠品を処分しないんだよ!)、白昼堂々の復讐はもはやバイオレンスになってしまった。実は女も暗殺者なんじゃないの?と疑心暗鬼になったんだが(ハニートラップによる展開があれば盛り上がったのではないか?)、ストーリーに関係ないなら登場させる必要はあったんだろうか。最終的なオチのつけ方はよかったのではないかと評価する。
[地上波(吹替)] 5点(2020-10-03 22:32:05)(良:1票)
190.  ライフ(2017)
登場人物の描き方が少々浅いような気もするが、密室パニックとしては中々面白いとは思う。ただし、乗組員が皆善人過ぎるのでもうちょっとクセがあったり内部でのイザコザがあってもよかったように思う。また、相対的にみれば単純に「カルビン」が悪であり、人間が善であるという事ではない点にも留意が必要である。科学者のチャレンジ精神は往々にしてリスクテイクとなる。元はと言えば、生物学者が相手を「刺激」した事が発端であり、さらに遡れば、「採取」という名の「収奪」が原因である。逆に考えれば、宇宙人生物学者が人間を採取して電気ショックを与えるのと同じである。このような科学(者)の暴走がどういう結果を招くのかは311で明らかとなっているし、科学による環境破壊によって早くて100年後には人類が地球には住めなくなるという危機も迫っている。よって、科学の活用の是非については全世界的な議論が必要である。宇宙開発は人間が地球上で生きられなくなった場合に備えて行っているらしい。その前に地球上で生きられるようにするためにはどうすればよいのかと考えるべきだと思う。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-30 13:34:44)
191.  ANNIE/アニー(2014)
オリジナルはよく知らないのだが、良くも悪くもアニーが世間ズレしていて物怖じしないので富豪と「対等化」しているように思えた。そこが、皆さんのおっしゃるアニーに魅力を感じないという要因ではないだろうか。経済的な格差拡大はあっても自由主義と(人権的な)平等主義が台頭した現代社会を投影しているのかと。その結果として、配役の人種的なバランスにも配慮しているんだろうし。
[地上波(吹替)] 5点(2020-09-29 01:20:41)
192.  闇の歯車
サスペンス的要素の中に人生というか男女の機微みたいなものが描かれており全体的にはキレイにまとまってはいる。俗な言い方をすれば、カネと女に振り回されているだけなんだが、所詮男の人生なんてそういう「歯車」のようなものなのかもしれない。他方、女性陣の方は妄想的というか各々ベタに描かれていたような気がしないでもない(強盗先に元カノが居たというのもご都合主義というか)。 難点はもう少し時間をかけて主役以外の仲間の素性についての描き方を丁寧にすればよかったのではないかという事と、役を作りすぎてしまったのか、瑛太の演技が硬くて暗くて陰気であり、粋ではないという事。もうちょっと軽めで明るくしなやかにするべきだったのではないかと思う。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-09-28 22:24:53)
193.  シャドー・チェイサー
まだまだ世界中に異母兄弟がいる予感。マドリード舞台のアクション映画というのも珍しい。
[地上波(吹替)] 5点(2020-09-28 17:17:23)
194.  帰郷(2019) 《ネタバレ》 
映像はキレイ。役者も熱演している。ただし、全体的に物語上の年齢と役者の実年齢がふたまわりぐらい違うので終始違和感がある。音楽が仰々しく、ストーリーもイマイチ。そもそも最後の最後まで九蔵が宇之吉に気がつかないってのはかなり無理があるんじゃないのかと。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-09-28 12:04:23)
195.  オカンの嫁入り 《ネタバレ》 
娘の病を克服するための大芝居かと思ったんですが、全部ホントだったとは。まあでも、人間死を覚悟してやりたい事やって、遣り残す事なく娘をどうにかしたいという展開もわからなくもない。PTSDでひきこもりと言っても近所づきあいはできるし、それほど問題があるとは思わない。が、親は医者ではないので「いろんな人と関わって強く生きて欲しい」というある種の厳しい要求をする。克服のやり方が強引で現実的には良し悪しはあるんだろうが、宮崎あおいが健気でカワイイのでよしとしとく。 <追記>5年ぶりに再見。やはり宮崎あおいは電車が怖いというだけで人付き合いが怖いというわけではない。仕事するにしたって近所でバイトすればいいだけの話。強引に電車に乗せようとするやり方には問題がある。まあ、親というのは子供をどうにかしようとして無茶するものなのかもしれないが、自身が医療機関に勤務しているのなら全くの無知でもないだろうし、まずは医師の診断を仰ぐのが本来の姿だろう。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-09-28 00:00:40)
196.  マダム・フローレンス! 夢見るふたり
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[地上波(字幕)] 6点(2020-09-27 13:25:57)(良:1票)
197.  DESTINY 鎌倉ものがたり 《ネタバレ》 
まず本題に入るまでが長い。だから全体的なストーリーに無駄が多い。そして、死者の無念や遺族の喪失感といった感情部分の描き方も弱い。そもそも映像の力で押し切る作品であって、ストーリーや感情面に期待する作品ではないのかもしれないが。ただし妖怪?も不必要に多すぎるような気がして映像的にも子供っぽさも感じるし、可愛らしさもないので見ていて多少不快になる部分もある。 テーマや設定そのものは悪くはないし、ラストの「想像の力」で乗り切るところは結構哲学的でもあり、観念の映像化としてもっと面白く料理できたのではないか。物語的にも映像的にも大人向けに工夫すればよかったのにと思うが、マンガ原作を映像化するとこうなるのは仕方ないのかもしれない。
[地上波(邦画)] 5点(2020-09-26 21:26:06)
198.  ファイナル・スコア
『ダイ・ハード』系だがブルース・ウィルスに比べると、確かに主人公には華がなく面白みもなし、ジョークっぽい台詞もスベってるというか似合ってない印象。が、生真面目で無骨な感じは悪くはない。他方、案内係のファイザルがコミカルでいい味出していた(「テロリストジョーク」は皮肉が効いていてよかった)ので、配役のバランスは取れている。娘がもうちょっとバカで緊張感をさらに煽るとよかったかも。尚、ピアース・ブロスナンが出ていた事には気がつかず。007しか知らないし、老け過ぎててこれじゃあわからないよ~
[地上波(吹替)] 6点(2020-09-25 01:24:37)
199.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
原作は中学時代に読んで、まったく理解できず挫折。で、映画でリベンジ。尚、近年の教科書では「踏み絵」(板)と「絵踏み」(行為)は用語として使い分けられている事に留意する必要がある(原作は仕方ないが、台詞や字幕は工夫できたのではないか)。 序盤で日本人が「モノ」を求める事を神父が懸念する場面がある。これは偶像崇拝につながるからだろう。であるならば、「踏み絵」も単なる偶像崇拝に過ぎないと考えれば、絵踏みをする事にはそんなに躊躇はないはずである、という話は時々耳にする(カトリックとプロテスタントの違いはあるだろうが)。逆に日本人はモノに神が宿ると考えるので絵踏みには躊躇があるだろう。が、そもそも絵踏みをしたところで棄教したとは言えないし、こんなのは「形式的」な儀式に過ぎない。また「信仰を捨てた」と白状したとしても、本当に棄教したかどうかはわからない。なぜなら「内面の自由」は誰にも侵すことはできないし、他人の心の内などそもそも誰にもわからないからである。終盤までそういった事はうまい具合に映像表現されていたように思うが、その分ラストの「手の内」の映像は余計だった。「心の内」では心許無いので最後の最後で映像による「偶像崇拝」の誘惑に負けてしまったようにも思える(これが映画の限界なのかもしれないが)。あとは皆さん仰るように英語を流暢に話す江戸時代の日本人と「神の声」も難点ではあるが、概ね違和感なく見る事はできた。 遠藤は日本にキリスト教が「根付かない」理由としてローカライズ(日本化)に失敗したからだと述べていたと記憶している(デウスを大日如来とするのはどうかと思うが、こういう「勘違い」で広まった側面はあるだろう)。なら、沼に生える「麦」を蒔けばよいわけだが、禁教であった近世日本においても数百年間隠れキリシタンとして信仰を守ってきた事実をどう考えるべきか。16~17世紀に渡ってきて殉教した宣教師達はある種の「一粒の麦」になりえたと言えるのではないか。他方、当初は「普遍」や「真理」にこだわっていた宣教師達が「転んだ」後はある意味日本流に信仰を守り抜いたという点ではローカライズを体現したと言えるのではないか。遠藤の本作に込めた真意はわからないがそんな印象を持った。ただし、ローカライズというのも信仰スタイルの問題ではなく「原始仏教→大乗仏教」のような教義的な事が言いたかったのかもしれないし、遠藤としては人口の1%に留まっている日本の信者数への不満はあるのだろう。その起源や原因をどこに求めるのかは人それぞれではあるが、本作で描かれたような歴史を認識しておく必要はあるだろう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-24 18:04:29)(良:1票)
200.  映画 「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」
マージャンは若いころによくやっていたが、原作もTVも前作も知らない状態で鑑賞。見所はクールな浜辺美波ぐらいかな。スピンオフなので浜辺美波を差し置いて桜田ひよりが主役になっている格好だが、もうちょっとキャスティングを工夫すればよかったのに。女子学生大会なせいか点棒のやりとりが礼儀正しく丁寧なのが新鮮。
[地上波(邦画)] 4点(2020-09-22 11:39:49)
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