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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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181.  夕陽に立つ保安官
ふざけたことを真面目にやってる楽しい西部劇。ただし、それ以上の魅力は感じませんでした。主人公がもう少し「できない」奴だったら、もっと面白かったのに。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-01 16:22:00)
182.  リオの若大将 《ネタバレ》 
若大将もいよいよ大学を卒業。その記念ということなのか、特別出演の今東光をはじめ、 宮口精二・中村伸郎におなじみ左卜全と、なかなか見せるキャスティング。中尾ミエはサブヒロインとしてはいまいちですが、久保明がなかなかいいポジションを占めています。 本作でのスミちゃんは、今までとちょっと違って大人っぽい印象。落ち着きも感じられて、星由里子さんの魅力が存分に出ていたと思います。あと一番面白かったのは、青大将がカンニングしようとしている時、江口のところに照子が来るところですね。かなり笑わせてもらいました。ゼロックスのコピーが登場したり(セルフサービスではなく、店員がコピーしてくれるというのが興味深い)、サイケなシーンがあったりと、風俗的な見どころもありました。 残念だったのは、観光気分でリオの名所を巡っていくわけですが、これがメリハリもなくダラダラとしていて、本編ともまったく関係ないので、かなり飽きてしまいました。若大将と現地の子供とのセッションも、楽しいけれどあらずもがな。観光関係はバッサリ切った方が、時間も短くなって引き締まったと思います。 あと、若大将の歌はこのところそれほど惹かれるものはなかったのですが、今回の「ある日渚に」は、なかなかよかったと思います。やはり卒業ということで、力が入ったのでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-12-22 20:52:18)
183.  アルプスの若大将 《ネタバレ》 
冒頭、スキーをしたあと歌う若大将が延々と映し出されます。これだけ見れば、加山雄三のプライベートフィルムと言ってもおかしくない。ヨーロッパの観光地巡りなども、よく見ればドキュメンタリーっぽい作りなのですが、それがドラマとあまり相容れないです。若大将が歌うのはいつものことですが、今回は脈絡もなく歌いすぎという気がしてきました。見ているこちらが飽きてきたのかもしれませんが。後半のスキーの場面では、空撮でずっと追っていくのは面白いのですが、どうしても単調にならざるを得ません。スミちゃんのライバル2人は出番が少ないし、松原光子はちょっと華がない。ということでマイナス面も多いのですが、いつものパターンなのでそれなりに楽しめます。よかったのは、赤田を出して青大将がスミちゃんを襲わないようにしたことと、前作に続き、スミちゃんが自ら身を引く展開にしたこと。こうする方が、最後への流れがうまくいっていると思います。ただし前半のスミちゃんは、同じ人が監督した作品と同じく、わがまま勝手ぶりが目立ってこれも残念でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-11-22 16:54:21)
184.  十三人の刺客(1963) 《ネタバレ》 
私もセリフが聞こえにくいところが残念でした。まあ、十三人もいると最初から全員にスポットを当てるのは期待していませんが、それにしても本当にどうでもいいような刺客もいましたねぇ。ほとんど区別がつかないのは、どうかと思います。 物語としては、「戦がなくなった時代の侍」を登場させ、それによって逆に侍のあり方や武士道を描く部分もあったのかもしれませんが、印象が弱い。戦いは全般的にリアルですが、どうもダラダラと長く続いたという気がします。舞台となる宿場の地理が全くわからず、今映っている場面がどのあたりなのか見当がつかないというのも、見ていて面白味が少ない。結局、物語もアクションも中途半端でした。 いちばんの見どころは豪華俳優陣で、特に千恵蔵VS内田良平はよかったと思います。アラカンの助演ぶりもおみごとですが、月形龍之介がいいところを占めていたと思います。西村晃もインパクトがありました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-11-10 19:26:08)
185.  ボッカチオ'70 《ネタバレ》 
基本的に、この手の話ってあんまり好みじゃないんですよね。つまらないというわけではありませんが。 印象的だったのは2話・4話。2話はお堅い人たちを揶揄しているバカバカしい話かと思っていたのですが、看板のモデルとの妄想あたりから雰囲気が変わってきて、かえってつまらなくなってしまいました。ミニチュアセットはよくできていたと思います。4話がいちばん楽しめました。あの若い男は物語の展開上必要なのでしょうが、演じている俳優のためか、あまり魅力的に感じられません。ソフィア・ローレンがなびくぐらいだから、もっといい男でないとね。しかし、彼女の仕事仲間の奥さんやクジに当たっちゃう気の弱そうなおじさんなど、それ以外の人物はなかなか魅力的でした。 1本約50分程度ですから、1時間ドラマを一ヶ月分続けて見たような案配ですね。そのせいか、長さの割にはボリューム感とか重厚さとかを感じませんでした。そもそも題材がそういう種類のものだと思いますし。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-04 21:00:51)
186.  赤い夕陽の渡り鳥 《ネタバレ》 
NHKでの放送順が変則的で、これを3番目に見たのですが、あまり影響はないでしょう。どれも似たような話ですから。とはいえ、前作に続いて「もうひとりの殺し屋」が登場。途中で伸次が生死不明になるというのは、変化をつけようということでしょう。そういえば、宍戸錠も途中で行方不明になったりします。黒幕の大坂志郎が裏切られて悪党になりきれないというのも新しいパターンで、俳優の個性を生かした展開でした。白木マリの恋愛話とか、いろいろ味付けを変えようという工夫が目立ちます。ただ、基本的な話はあいかわらずなので、効果がないといえばないのですが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-22 22:37:29)
187.  南から来た用心棒 《ネタバレ》 
これまで見たマカロニ・ウェスタンでのジュリアーノ・ジェンマの役は、どちらかというと心優しい人物が多かったのですが、本作でのアリゾナ・コルトはなかなかハードボイルド。トランプでいかさまをしたりと、一筋縄ではいきません。それでも、どこか人のいいところがあって、そのあたりがちょっと生ぬるいかと思います。敵のゴルドの方は、バンバン人を殺しまくり。仲間だろうが町の人間だろうが、まったく関係ないようで、気に入らない相手にはすぐ鉛の弾をお見舞いするという人物。人殺しを楽しんでいるような極悪人で、ハードボイルド風の主人公の相手としてはこれぐらい必要なのでしょうが、あまりにもどんどん死にすぎるので、後半は食傷気味でした。裏切り者のウィスキーとか、なかなかいいキャラですが、それ以外は魅力的な人物もあまり登場せず、いまいちでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-18 17:01:37)
188.  続・荒野の1ドル銀貨
邦題は「続」となっていますが、『荒野の1ドル銀貨』とはなんの関わり合いもない映画。銀貨も特に出てきません。 どうも話の進行や演出に思わせぶりというか、もったいをつけたところがあって、面白さがややマイナス。マカロニ・ウェスタンだから、格好つけるのは悪くないんですが、なんだか凝ったことをやりたくてすべった感じ。結婚式のあたりからやっと乗ってきました(要するに、アクションが見どころ)。キャストはそれぞれ存在感があってよかっただけに、残念でした。でも基本的には、おもろい娯楽映画です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-19 21:38:38)
189.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
本作における「飢餓」は「貧困」とも言い換えられるでしょう。犬飼にしろ八重にしろ、偶然大金を手に入れたことから、貧困から抜け出すことになった。それはいいのですが、それ以前の貧困、飢餓ぶりが言葉で語られるだけなので、観ているこちらには実感が湧かず、空々しい感じしかしません。特に八重は、金をもらったことを十年間も感謝し続けるわけです。それほどまでに嬉しいことだったのでしょうが、以前の八重に対してこちらは特に思い入れがないものですから、その態度が過剰で、ある種偏執狂的にさえ思えてきます。製作当時の観客にとってはある程度想像できたのでしょうが、現代人にはかなり困難でしょう。現代でも若者の貧困など問題になったりしますが、やはり本作で描かれているものとは質的に異なると思います。題材となった洞爺丸事故や岩内大火を、時代を戻して利用したわけですが、結果として「その時代ならでは」というのが強くなりすぎたと思います。 もう一つ疑問なのは、三国連太郎が演じた人物は何者なのか。最初は犬飼多吉と名乗るので、それが本名かと思ったら、のちに樽見京一郎という名で登場する。しかも樽見という人物は実在していて、母親もちゃんといるらしい。では樽見が本名で、犬飼は偽名だったのか。それならば、どういういきさつで偽名を名乗っていたのか。このあたりがまったく説明されていません。八重に対して「犬飼」と名乗った以上、これが本名か否かは、八重との関係を考える上で重要になってくるはずです。それが不明というのは、納得がいきません。 結論としては、本作では筋を追うのに手一杯で、主要人物の掘り下げが浅く、結果として不十分な内容となったように思われます。感情的に怒鳴り散らす味村刑事も、全体の雰囲気から浮いてしまっています。まあ、ああいう人物も必要だと考えたんでしょうけど。もっともよかったのは、伴淳の弓坂刑事。この人だけは、首尾一貫して魅力を感じられました。
[映画館(邦画)] 6点(2014-06-28 20:57:40)(良:1票)
190.  コレクター(1965) 《ネタバレ》 
この映画、やはりテレンス・スタンプに尽きますなぁ。あのイっちゃった目つきがこわい。「愛している」と言いながら、相手をたいして信用せず支配しようとするのは、結局愛しているのが自分自身だけだからでしょう。題材からすると下世話な話にも持って行けますが、サリンジャーやピカソを使ってハイブラウな雰囲気をかもし出しています。原作者がイギリス人であることを考えると、イギリスでの階級間の違いが表現されているのかもしれません。そういったあたりにも文芸的な香りがして、俗なショッカーとは一線を画していたのが、ひとつの魅力でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-24 22:14:21)(良:1票)
191.  いつでも夢を(1963)
歌謡曲を題材にした映画ですが、内容的には同時期の『キューポラのある街』や『上を向いて歩こう』と同じく、働き学ぶ若者を描いた、社会派的作品。その点ではまったく定石通りなので、面白味は少ないです。橋幸夫演じるトラックの運転手がチャキチャキの江戸っ子気質で、シリアスな浜田光夫らに比べていいアクセントになっていました。あと、松原智恵子がクレジット3番目なのになぜか出番が少なく、それも少々不満でした。まあこの映画でいちばんの見どころは、当時の東京の風景でしょうね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-06-03 19:30:51)
192.  銀座の恋の物語 《ネタバレ》 
一応恋愛ものですが、夢をめざす青春ものの要素もあり、そのコンビネーションはよかったと思います。トランペットを吹く青年も、ありがちですが効果的でした。ただ、後半ジェリー藤尾の行動がややご都合主義的になったのは残念。あくまで青春ものはおまけの要素ということでしょうか。さらにそのおまけとしてついてくる(?)江利チエミの使い方は少々もったいないかも。だいたいこの映画、脇役に味のある人をそろえていますが、正直そんなたいそうな映画かいな、とも思います。ラブロマンスとしては、後半の記憶喪失が少々強引ですが、記憶が戻るきっかけが気が利いていてよかったです。これまで見た蔵原監督の作品では一番見られましたが、どれもいまいちまとまりがないのは、この監督の好みなんでしょうか。 それはともかく、いちばんの見どころは、メガネをかけてハツラツとした和泉雅子だったりして。あと、浅丘ルリ子の髪型がサザエさんにしか見えないんですが、これはやっぱり江利チエミが出ているからでしょうねぇ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-05-20 19:28:44)(良:1票)
193.  エル・シド 《ネタバレ》 
カトリックのスペイン人とムーア人との争いかと思ったら、キリスト教徒同士で延々と争っていて、なんだかなぁという感じ。しかも人物の思考経路が単純すぎて、行動が短絡的に思われます。恋人が父の仇とか、けっこう複雑に悩む状況だと思うのですが、そういうところは見られません。そのあたりが、私にはむしろ「アメリカ的」と映りました。この単純さのため、話はわかりやすいですが深みが感じられず、重厚な歴史大作風ですが、いくぶん薄っぺらい作になってしまいました。戦闘場面はなかなか見せましたが。 出演者では、ソフィア・ローレンはさすがにスターの存在感がありましたが、それよりもジュヌヴィエーヴ・パージュの王女様が印象的でした。ミクロス・ローザの音楽はさすがに『ベン・ハー』を連想させすぎて、悪くはないですがちょっとどうかと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-30 10:57:48)
194.  新吾十番勝負 完結篇 《ネタバレ》 
今回は、大きく3つの部分に分けられます。最初は絵師・尾形乾山をめぐる一連の騒動。正直、たかが襖絵であそこまでやるか、と思ってしまいます。このある種のバカバカしさが、当時の時代劇の面白さかもしれませんが……。そのあとの多加とのエピソードは、まずまず興味深い。 中盤は、ある藩で打ち首になりそうな男を助けたものの、藩の追っ手のため男とその娘が斬られてしまうという話。当初は若者らしくストレートな正義感に初々しさを感じていたものの、慣れてくるとむしろトラブルメーカーかと思えてきます。まさにそういったエピソードなのですが、そこから新吾に修行の道を進ませるのはいい展開です。新吾の人間的な成長は描かれていたと思います。ただ、修行をして剣が上達したということですが、具体的に描かれていないので、見ているこちらには実感がありません。 終盤は第三部に続いて柳生一門とのいさかい。吉宗の前で剣の各流派代表者が御前試合を行うことになります。これは吉宗と新吾を対面させる目的があるのですが、柳生流の代表として武田一真が出場することになります。最後は新吾との対決で、もちろん新吾が勝つわけですが、なにしろどこがどう強くなったのかわからないので、あまりカタルシスはありません。勝負もあっさりついてしまいますが、乱戦のチャンバラではなく一対一の対決では、けっこうこういうパターンが多いように思います。 シリーズは第二部を除いて松田定次が監督ですが、ワンパターンなところも目につきます。新吾の夢に武田一真が登場するときは、必ず大仰な音楽が大音響で鳴り響きますし、斬り合いの時に2人の顔を交互に映していく(しかも次第に近づく)というのも同じです。そんなこんなで、それほど高くも評価できませんでした。一応面白かったですが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-24 21:30:12)
195.  新吾十番勝負 第三部 《ネタバレ》 
第二部の最後で梅井多門先生が武田一真に破れ、大きな存在がなくなってしまったので心配していたのですが、やはり抜けた穴は大きい。今回は柳生一門につけ回されるのが話の骨子で、新吾にとってはいい迷惑なわけですが、こういう「流派のメンツ」という話はよく出てくるので、つまらないわけではありません。それよりも、最後にまみえるのかと思っていた武田一真とあっさり戦って負けたのが驚き。手傷を負っていたとはいえ、えらく簡単にやられたものです。チャンバラ映画としては大川橋蔵が大車輪の活躍をしていますが、お話としてはいまいち印象が薄いです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-04-23 20:50:18)
196.  大いなる旅路 《ネタバレ》 
国鉄職員の一代記もの。主人公は男性ですが、NHKの朝のドラマのような展開。で、毎度言いますが、これならテレビドラマでじっくり見た方が……とは思いますが、映画としてはまとまっています。特に戦死の知らせから即戦後になり、「聞け万国の労働者~♪」となる展開は面白い。また、血気盛んな若い時代から孫ができるまでを演じる三国連太郎も、それぞれの年代をうまく演じていたと思います。国鉄の全面協力の下、往時の蒸気機関車がこれでもかと出てくるので、鉄道ファンは必見でしょう。しかし私はその方面には興味がないので、少し物足りなかったです。
[地上波(邦画)] 6点(2014-02-10 21:26:36)
197.  若草物語(1964) 《ネタバレ》 
65年のお正月映画で、豪華四大女優共演作。ただしストーリーの方はありがちな三角(四角?)関係がメインで、特にこれというポイントはなし。一応次女の由紀中心に話が進んだようで、最後に大番狂わせ。圭一とくっつくというのはないわ~。あれは結局、しずかに次郎を追っかけさせるための展開でしょう。最後には吉永小百合に花を持たせた形ですが(主題歌も歌っているし)、人気俳優を複数使うと配分に気を使ってダメになるという典型のような気がしました。山内賢もあまり活躍の場がなくてかわいそう。ただし四女のチエコは突っ込み役がうまく生きていて、よかったと思います。
[地上波(邦画)] 6点(2014-02-06 21:39:55)
198.  なにはなくとも全員集合!!
人情喜劇としては、まあ普通。普通すぎてインパクトに欠けます。ところどころでかまされるギャグは、面白かったですが。ドリフでは注さんに存在感がなくて残念でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-01-08 20:04:22)
199.  女王陛下の007 《ネタバレ》 
ボンド役が変更ということで、最初はMらレギュラーだけが登場。その後ボンドが車を走らせるシーンになるわけですが、顔はほとんど映さない。それからのアクションを経て、トレイシーを助けて名乗るところで、初めてレーゼンビーが登場。こうした悪い意味での「もったいぶり」があふれていて、どうも好きになれません。アクション場面は細かいカットをつないでていて、スピード感を出すためでしょうが、めまぐるしくて好みではありません。そればかりが続いて飽きてきますし。ということで、演出は失敗の部類でしょう。 ストーリー的にはまあ面白いのですが、極論を言えば、これは007でなくてもいいんじゃないかと思えてきます。いや、亜流の作品が出てきたので、むしろこれで差別化を図ったのかもしれませんが、やはり普通すぎるのではないかと。行くところまで行ってしまった『二度死ぬ』への反動とはいえ、ちょっと方向性が違うなぁと思います。ヒロインに助けられるボンドというのも、どうでしょう。そういうとことであまり高く評価はできません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-01 20:25:31)
200.  眠狂四郎 魔性剣 《ネタバレ》 
エンタメ映画としては、こんなもんでしょう。お話もわかりやすいし。ご都合主義がすぎるとも思いますが、あまり気にするほどでもないかと思ってしまいます(笑)。とはいえ、若い娘に灯りも持たせず夜道を帰らせるのは、どうかと思いますが。監督が替わったためか、やたらと血しぶきが飛びまくるのも、娯楽作品的です。お話の方は、一応浪人の狂四郎VSお家大事の藩士という対立構図で、そこを突き詰めればまた違った作になったかと思いますが、あくまで味付け程度に抑えているのはかえってよかった。全体としてB級感が漂っているのですが、肩の凝らない娯楽作品としてはまずまず楽しめました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-11-25 20:00:57)
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