181. 少年と自転車
《ネタバレ》 小さいながらも思った通りにいかない現実に向き合い必死に生きる少年・・・ その健気な姿に心打たれました。 必死に探す父親と共に探した自転車は彼にとって自由の象徴そのもの。 盗まれれば自由を奪われるのと一緒だから取り返すのも必死。 その自転車で颯爽と走り出すラストが印象的。 頑張れ、少年。 [DVD(字幕)] 8点(2013-01-20 13:29:11)(良:1票) |
182. 天城越え(1983)
《ネタバレ》 天城峠の自然の美しさは勿論だが、何よりも田中裕子の妖艶な演技が素晴らしい。 雨の中、少年と向き合うシーンは心奪われて魅入ってしまいました(本当に菩薩のように見え、私の中では忘れられない名シーンの一つになりました)。 聞くところによると、失禁シーンは仕掛けではなく本当にしたとか?・・・ その女優魂にも感服です。 あと思春期の少年の何とも言えないモヤモヤ感も良く描かれていたと思います(私はすんなり感情移入できましたし)。 という訳で、なかなかの良作だと思いましたです。 [DVD(邦画)] 8点(2013-01-06 05:56:48) |
183. ピクニックatハンギング・ロック
《ネタバレ》 美少女が嫌いな訳じゃなく寧ろ好きなんですが(ミランダは本当に美しい・・・個人的には熟したフランス語教師も捨て難い)、この映画はダメダメでした。 私の感性が鈍っているのは承知です。 ですから、この映画に高得点付けられる人が羨ましい(皮肉ではなく)。 私にとっては、道中の景色が綺麗だろうが、団子屋の娘がえらいベッピンだろうが、 水戸黄門が印籠を出さずに素通りして行ったような映画でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-12-30 17:00:55)(笑:1票) |
184. 東海道四谷怪談
《ネタバレ》 伊右衛門さんたら“鬼畜の所業・下衆の極み”って感じで、そりゃ『うらめしや~』って言われまんがな・・・ 終盤の怒涛の驚かせ方なんかは、ドリフのコントは此れを真似たのでは?と思ってしまう位。 何はともあれ、醜い顔になったお岩さんが髪を梳かし抜け落ちるシーンは、印象的な名場面であり(最近で言うと、リングのテレビから貞子が出てくるのに匹敵)、これだけでも観る価値ありかと思いました。 [DVD(邦画)] 5点(2012-12-30 06:05:23) |
185. 幻の女(1944)
《ネタバレ》 遠い昔に原作は読んでいる筈なのですが、内容を忘れてしまっていたので、此れはこれで面白かったです(おそらく原作とは若干違う部分があると思いますが・・・) やはり昔の映画というかモノクロ映画は光と影の使い方が上手く(狙ってなのか偶然の産物なのか定かじゃないが・・・)印象的なシーンも多かったです。 何より秘書のキャロル(エラ・レインズ)が美しかったなぁ~。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-26 16:21:34) |
186. ヘルタースケルター(2012)
《ネタバレ》 何もエリカ様、乳出す必要もないんじゃね? と思いつつ、乳目当てで観たんですけどね・・・ セルフパロディで『別に』なんて、どこかのシーンで言ってくれたりしたら、もうちょい点数プラスしたんだけど・・・ 私には、ようわからん映画でした。スンマセン。 [インターネット(字幕)] 4点(2012-12-24 17:25:11) |
187. アメリ
《ネタバレ》 不思議な魅力を持った映画。 女子ウケしそうで、少女漫画みたいな感じ(て、少女漫画見たことないので想像)。 可愛いんだか可愛くないんだか微妙だなと思いつつ、時々アップになるアメリの目力に オジサンやられてしまったよ。 何か変化のない日々を過ごしているので、この映画のように小さな幸せを感じるイタズラを私にもして下さい・・・なんて思っちゃいました。 そして子供の頃、よくやった石投げ水切り・・・久しくやってないんで、今度やりますかね。 八百屋の青年が少年隊のカッちゃん(植草克秀)に見えて仕方ありませんでした。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-12-16 03:02:58) |
188. ヘル・レイザー
《ネタバレ》 ホラーの中では(ホラーって括りもどうなのかとも思うが・・・)、特異で独創的な感じで面白かった。 エグいシーンに目を背けたくなるような場面もあるが・・・ 一番怖いのは魔導士でも何でもなく“人間の女”。 最近、私の中では『地震・雷・火事・オヤジ』ではなく『女・地震・火事・ゆとり少年』って感じな訳でして、それがわかる映画でした。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-15 16:50:41) |
189. 初体験/リッジモント・ハイ
《ネタバレ》 その昔、私にとってのアイドルは、ソフィ―・マルソー嬢とフィービー・ケイツ嬢だった訳で・・・ この作品で、フィービー様が惜しげもなくオッパイを披露したのは、宮沢りえのサンタフェ位のインパクトがあったものです。 しかも美しいお椀型の理想的なオッパイじゃありませぬか・・・10点満点です。 映画の内容は2点~3点位な感じで、総合6点ってことにしときました。 しかし『13日の金曜日』のケヴィン・ベーコン然り、『エルム街の悪夢』ジョニー・デップ然り、この作品のショーン・ペンと、大スターになるまでに地道な努力があってのことだと痛感した次第です。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-09 15:25:40) |
190. 見わたすかぎり人生
《ネタバレ》 仕事に恋に気を張って生きて来て、見知らぬお祖母ちゃんによって弾けて解放されるラストが印象的。 お祖母ちゃんの優しさに癒されるのは万国共通なんですね。 私も含め、人それぞれ色々な事を抱えて人生を歩んでいるんだろうけど、“ケ・セラ・セラ”明日は明日の風が吹く・・・てな感じで、無理なく頑張ろうって気持ちにさせられました。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-12-02 02:24:01) |
191. 名探偵登場
《ネタバレ》 出演者が何気に豪華。 ピーター・セラーズのインチキ中国人が結構ツボでした。 字幕で鑑賞したんですけど、これ上手い吹き替えの人がやったら面白さ倍増しそうな映画じゃなかろうかと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-27 15:41:14) |
192. キッド(1921)
《ネタバレ》 チャップリンが素晴らしいのは周知の事だが、この作品に関しては子役がチャップリンをも凌駕している。 夢の国のシーンは、誰にでも罪を犯し得る(我が子を捨ててしまったり等)、羽のある天使でさえもそうなんだからと。 逆に実の子でなくても優しさや愛情は注げるもの、誰でも天使のようになり得るというメッセージに受け取りました。 ラストは若干あっさりしている感もありますが、名作であることに間違いはない。 [DVD(字幕)] 9点(2012-11-23 14:12:10) |
193. GSワンダーランド
《ネタバレ》 映画の内容云々より、もうザ・タイツメンの『海岸線のホテル』が耳についてしまって、頭の中で数日間ヘビーローテーション・・・ 思わずAmazonでCD(DVD付き)を購入してしまいました。 将来、間違ってレアな価値がついてくれたりしないだろうか? 無理か・・・ [インターネット(字幕)] 6点(2012-11-23 00:14:23) |
194. あなたが寝てる間に・・・
《ネタバレ》 『予期せぬ人生が人生』 本当に私なんかも、まさか二度も結婚して二度も離婚するなんて全く予期しなかった訳で・・・ 今現在独り身の私には、ホッコリ心暖まる映画でした。 好きなシーンは、昏睡状態のピーターに語る場面・・・ 確かにテレビのリモコンは独占出来ても、一緒に笑える相手が欲しいよなぁ~と、今の自分の境遇とダブりウルッと。 そして何より惚れた相手のファミリーが、あれだけハートフルだったら素敵だなぁ(結婚って相手だけじゃなく家族間の結びつきでもある訳だし)。 そんな訳で、ヨシっ私も相手を見つけて、もう一度結婚を“三度目の正直”ってことで・・・なんて勘違いしそうになり“二度あることは三度ある”と我に返った次第です。 おっと、脱線したレビューでゴメンナサイ。 何はともあれ、この時期にピッタリの映画だと思います。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-11-19 14:43:07) |
195. スノーホワイト(2012)
《ネタバレ》 うろ覚えな白雪姫のおさらいが出来ました。 女王に限らず、美は女性の永遠のテーマなんでしょうけど、 見た目の容姿の美しさだけじゃなく、心の美しさも大事・・・てな具合に、魔法の鏡のジャッジは、心の美しさも含めた上でのジャッジですよね? じゃないと納得出来ない程、シャーリーズ・セロンの美しさが際立っていました。 あと終始ダークなイメージの中、妖精の森・サンクチュアリーの件は、とても美しく心洗われるが如く見入ってしまい印象的でした。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-13 15:57:03) |
196. ロボット
《ネタバレ》 無駄に長いし(これでもカットされているみたいだけど)、ハッチャケ過ぎだし、何てバカバカしいんだろう・・・ と思いつつも、結構終盤に向けて見入ってしまった。 あえて、これだけぶっ飛び続けさせた上での、チッティ(ロボット)自ら分解してのラストのメッセージには、ハッとして!グ~(古っ)。 そしてヒロインのインド女性の美しさといったら、もう・・・ まぁ~色んな意味でインド恐るべし・・・と感じた映画でした。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-11 04:06:55) |
197. シコふんじゃった。
《ネタバレ》 好きな人には大変申し訳ないのですが、この映画のどこで笑うのさ・・・って位、 自分には笑える所もなかったし、心に残るシーンもありませんでした。 というか個人的に竹中直人氏の大袈裟な演技?が苦手で受けつけないんですよね~(まぁ~あれが彼の持ち味で見所なんでしょうけど・・・) 締めの“シコふんじゃった”も・・・ん?だから?って感じ。 ただ、この手のスポ根モノの先駆けではあるのかな・・・? 数あるスポーツの中から“相撲”を取り上げたとこは評価すべきとこでしょうかね。 [DVD(邦画)] 3点(2012-11-11 04:03:25) |
198. 穴(1960)
《ネタバレ》 至ってシンプルに穴を掘る・・・ ひたすら掘る・・・ それだけなのに何故か飽きない。 それどころか、こっちまで穴を掘っている気分で力が入ってしまい次の日筋肉痛になりました(いや年取って筋肉痛は二日後に訪れるから錯覚か・・・) ラストを筆頭に印象的なシーンが多い中、私は見回りの看守が蜘蛛の巣を張った蜘蛛に餌をあげるシーンがずっと気になっていて、何かの伏線かなとも思ったのですが(例えば、その蜘蛛の巣が破かれ脱獄犯の存在に気付くとか)、何もなかったですね。 穴が貫通して、一瞬マンホールから顔を覗かせた場面は、観ている私の方がシャバの空気は美味いなぁ~と感じてしまいました。 [DVD(字幕)] 8点(2012-11-06 15:43:06) |
199. 死霊の盆踊り
《ネタバレ》 これだけ色んなオッパイが出てくるのに、これ程早く終わってくれと思ったことはありません。 まさか映画で忍耐力と辛抱強さを学べるとは思いませんでした。 今後どんな映画を観ることになっても恐れることのない心持ちを養いました。 そんな訳で0点ではないです。 皆に、あ~だこ~だ言われながらも愛されているのだから・・・と思いたい。 ダンスは、セクシーさでは2番目の人が良かったです。 おもしろ部門では井森美幸嬢のオーデションのダンスに敵う人は居ませんでした(お暇な方は検索してみて下さい)・・・以上。 [DVD(字幕)] 1点(2012-10-28 17:36:40)(笑:2票) (良:1票) |
200. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 松子の人生は壮絶で普通に描いたら、とてつもなく暗い映画になりそうなところを、笑いを散りばめたミュージカル風にして見せたのは良かったと思います。 結構、良かれと思ってやったことが裏目に出る人って実社会にもいるから、こんな風にミュージカル仕立てにでもしないと逆に観れないというのもある。 それでも一言、切ない・・・ 何はともあれ、中谷美紀は大熱演です。アッパレ!! [DVD(邦画)] 7点(2012-10-28 16:34:12) |