Menu
 > レビュワー
 > えすえふ さんの口コミ一覧。10ページ目
えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 549
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
>> カレンダー表示
>> 通常表示
181.  26世紀青年 《ネタバレ》 
もしかしたら本当にありえるかもしれないこんな世界。馬鹿の繁殖力で未来の地球は馬鹿の世界に。 「バス男」並の残念な邦題だけど、こちらはまぁ26世紀の青年ですもんね…間違ってないですよね。 だけどコメディながらかなり気合いの入ったSFです。美術に衣装、セットまでしっかりバカしかいない未来を作っています。 頭が良い奴らが死ぬ前に馬鹿のために作った機械で生きている残念な未来が恐ろしくも、楽しく描かれていて、 世界観にも説得力があり隙が無く、それでいて次々と炸裂する馬鹿未来はテンポ良く最高に笑えました。 なんだかんだ素晴らしいSF映画です。
[DVD(吹替)] 7点(2016-07-01 21:53:32)
182.  10 クローバーフィールド・レーン 《ネタバレ》 
​狂気!監禁デブオヤジからの脱出! ある事故がきっかけでキチガイオヤジ製のシェルターで共同生活を無理やりさせられちゃうミッシェルちゃんの奮闘記。 外は外で大変そうだけど、こんな怪しくて、ヒゲが汚い、汗臭そうな男といるなんてまっぴら御免よ! もうそりゃIMAXで見ちゃったものだから、オヤジの顔がデカイし迫る迫力が違いますよ!とにかくオヤジの一挙手一投足にとにかくビビります! ですがミッシェルちゃんも黙っちゃいない、日用品から様々な物を作り出す超DIY精神であらゆる窮地を脱出して行きます。 映画の半分以上がシェルター内での濃密すぎる緊張生活で非常にイヤ〜な雰囲気をコレでもかと味わえます。宇宙からの侵略者はオマケ程度でしかもオヤジとの戦いで練度を積んだミッシェルちゃんの前には雑魚同然。 いやぁ、やっぱり一番恐ろしいのは人間ですね。 ラスト、最初の頃とは顔つきがシガニー・ウィーバー並に違う彼女が向かう先は避難所ではなく、助けを求める者の所…この熱い終わり方が本作の救いです。 前作の怪獣モノとは、ほとんど別物ですが、極上の密室緊張世界を味わえる、ちょっとだけSFなサスペンス映画でした。 今年の俺デミー賞助演男優賞はこのオヤジで決まり!
[映画館(字幕)] 7点(2016-06-27 20:40:56)
183.  ミッション:インポッシブル 《ネタバレ》 
10年以上昔見たっきりで全然覚えてなかった。覚えていると言えばCIAに潜入してデータを抜き取るシーン。そしてあのゾクゾクするテーマソング。 でもこうやって見直すといろいろと発見が多いし、非常に良く出来ている。 デ・パルマ監督による緊張感あるシーンと、美しい女性の絵、そして独特でいて構成的な構図が面白いです。うーん、大人な雰囲気。 誰も信用出来ないイーサンの緊張と強迫が入り交じる表情も素晴らしいです。 データを抜き取るシーンは音、振動、温度様々な要素が混ざり合い、こちらまで五感が鋭くなるような体験をこれでもかと味わいました。 それでいてラストのぶっ飛んだ列車とヘリのトンネル内でのチェイスはとにかくアホらしく、それでいて最高に楽しいモノになっていてもうたまりませんね。 爆風で列車に戻る発想が凄いです。 細かい所を見ると、ジャン・レノがクシャミしたり、ネズミにビビったりしていてちょっと面白いですし(どうやってあの体制でネズミを殺したのか)、 ハッカーの方も良くいるメガネオタクタイプではない、屈強な図体で今見ても新鮮なタイプのハッカーです。 エレベーターの殺人トラップも、潜入して上に乗った奴を殺すためだけの、大使館が常備している物なのかよくわからない謎な代物感が良いですね。 もちろんスパイ道具達も、流石に時代を感じますが、逆にいい味が出ています、この作品に登場する憧れスパイアイテムが今、自分たちが容易に手に入る物になったというのは、なにか感慨深いです。 それと爆破されたカッコいい水族館レストラン。あれはセットらしいですが行ってみたいですね。維持費が大変そうです。 最初から最後までサスペンスとアクション、そしてミステリーが交錯し、最後まで気が抜けない定番の一作ですね。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-06-21 03:24:26)
184.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 
もうソーとハルクがいないだけなオールスター映画。しかしそこはキャプテンアメリカの名のつく今回。辛く、悲しい。 己の信念が正義と正義がぶつかり合う結果に。おかげで本作は序盤しか悪役超人は登場しない。今回のボスは凡人だ。起こした理由もやりきれない。 そんでもって洗脳されていたとはいえ、人を殺めすぎたウィンターソルジャーとキャプテンの関係もやりきれない辛さがある。 そしてトニーとキャプテンとのバトル。この誰も望まない戦いにはもう悲しみしか無い。誰も責める事が出来ないのだ。こんなヒーローモノは初めてだ。 いつも軽口を叩くトニーも負けた後「盾は置いて行け!父さんのモノだ!」という台詞は珍しくトニーが感情が爆発させた台詞だった。最後までやりきれない。 …そんかわり大集合大乱闘のシーンはその分痛快に出来ている。アントマンも拉致られたようにやってくるし、初参戦のスパイダーマンもまさかあんなに子供だったとは…。おかげでカッコ良くも、ちょっとギャグな面白いバトルになっていて面白かったです。それにしてもスカーレット・ヨハンソンはさらにキレッキレなアクションが極まってます。すっげえ。ブラックパンサーさんも地味ですがこれから頑張ってもらいたいですね。 そんなわけでアベンジャーズ反省会のような内容で初見さんお断りな、凄まじく濃い内容で大満足でした。 ところでこんな大事な時にニック・フューリーは何してたんでしょうね。
[映画館(吹替)] 7点(2016-05-17 21:24:24)(良:1票)
185.  フラッド 《ネタバレ》 
なんて水量!なんて力技!なんてパワー! どうやって作ったんだよ!と叫びたくなる、町中がリアルタイムで増えて行く水かさは圧巻!いや、凄い! とにかくどこも水浸し!町中も屋内もボートで駆けずり回り、敵味方が二転三転し入り乱れる大金争奪戦はまさに痛快! ここまで娯楽性を重視して作り上げちゃったら、もう細かい事やドラマなんて必要ないです!それも映画!とにかくそれくらい凄かった! にしても保安官のゲスっぷりといい、モーガン・フリーマンの謎っぷりといい役者もイイ具合にキャラが立っていてとても楽しかったです。 あぁ…映画って素晴らしい…。
[DVD(吹替)] 7点(2016-05-15 23:16:17)(良:1票)
186.  アントマン 《ネタバレ》 
​楽しいです。アントマン。いつもの生活を送る部屋でも、極小サイズに小さくなったらそこはまさしく別世界。その世界をアリに跨り、ジェットコースターのように巡る極小世界の映像は素晴らしいです。 そんでもって雰囲気は今までのアベンジャーズシリーズの中でも最もコメディ色が強く、最も親しみやすい主人公である。主人公も一言でいえば「イイ奴」なので見ていて共感も出来れば、楽しい奴なので見ていて非常に楽ですね。 全体的にテンポも良く、小さくなるというアイディアを生かした行動や、アイテム。そして仲間のアリたちとの連携で敵の基地に忍び込むのは見ていて非常に楽しいです。それにサルサな音楽と主人公の泥棒仲間たちもなかなかいい味出してます。 そしてバトルも他とは全く違う戦い方なのでアベンジャーズの中でも凡人なファルコンはたじたじ、ボスのイエロージャケットとのラストバトルは、娘の家でのオモチャを交えた、ちょっとユルい戦いでドキドキしながらも爆笑しちゃいました。どーするんでしょあのトーマス。 そして最後、原子よりも小さくなっていくシーンはとても不思議なシーンで2001年宇宙の旅に通じるところがありますね。極小の世界もまた宇宙なんだと再確認させられました。 全体的な明るさと、ユルさが楽しい、アベンジャーズシリーズの中でも上位に入る素晴らしい作品でした。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-05-10 21:47:38)(良:2票)
187.  マイティ・ソー 《ネタバレ》 
​神様で、王の継承者で、腕っ節も強いから調子こいて暴れちゃって、遂に親父のカミナリが落ちて勘当を言い渡されちゃった! そんな訳で我らがソーさん。ファイナルファンタジー的な神々しき世界から、ようこそニューメキシコの田舎へ。 別世界から地球にやって来た異邦人の王子、はたから見ればイカれた奴。地球人から変な目で見られるのは、アニメでも漫画でもよくある光景。でもやっぱり面白い。 しかもソーさん、育ちがいいせいか聞き分けは良いので、人間の女の子とも仲良しになるし、ラフな格好ですっかり田舎の兄ちゃんスタイルに。似合ってますよ! 主軸は弟ロキとの世継ぎ争いなんだけれど、そんな事より愛するトンカチを持てない悲しみで、すっかり人格者になっちゃうソーさんのなんと成長の早い事。 なんとか自分達の正義に取り込みたいシールドは頑張るけれどアスガルドの神パワーにタジタジですね。ホークアイはホントにチョイ役でビックリ。 それで根暗で人望の無いロキのガバガバな策士具合と、ソーさんのモリモリ筋肉パワーの戦いは、正義の筋肉の方が勝ってしまう世界でした。ソーの仲間たちが街を闊歩してソーを見つけるシーンと、トンカチでロキを固定するシーンは笑えましたw アクション面はソーさんがあんまりにも強いのでちょっとダレますが、派手な演出はたまりませんね。 美しいアスガルドの光景と、ちょっとユルい神さま達のニューメキシコの生活が面白い作品でした。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-04-13 12:49:58)
188.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
​火星でディスコ・サバイバル。頼れるのは自分の知能。 いろんな所にいい具合にお助けアイテムがあるのがご都合主義のように見えるけど、それでも彼はボロボロだ。孤独と飢えに耐え、ディスコミュージックとバイコディンを頼りに、迎えを待つ彼の姿は自然と応援したくなる。なにがあっても明るく挫けない彼の姿勢も自然と応援したくなる。そして綺麗で広大で過酷な火星の景色は圧巻だ。 中盤、中国が応援してくれるのは今のハリウッド映画事情が垣間見れて面白いですね。NASAがとにかく頼りないので、この助け舟は普通にテンション上がりました。 ラストの宇宙空間での救出もどうなるかわからないドキドキが主人公が地球にいるシーンまで止まらない。にしても無重力空間の表現も凄い。 2時間半ダレさせる事なく常に目を離させない構成はさすがリドリー・スコット、素晴らしいです。 最後のスタッフロール時にグロリア・ゲイナーの「恋のサバイバル」が流れ始めた時には吹き出しそうになりました。そう、一人で生きて行ける!
[映画館(字幕)] 7点(2016-04-04 20:28:42)
189.  クリフハンガー 《ネタバレ》 
​冬に見ると身も心も凍えるスペクタクル。 なにがどうなったらこんな映画が撮れるのか。そもそもどうやって撮ったのか。本当にスタローンがシャツ一枚で登ってるのか?信じられん。だけど映画マジックでもリアルでもコイツは凄すぎる。テレビでよく聞くテーマソングは本作だったんですね。 冒頭の悲劇のシーン、もうそこのオチは知ってたんだけど、それでもドキドキするし、見てるこちらもビビりまくり。続いて重武装強盗集団(山登りも万全!)との宝探しもスリル満点、連中の稀に見るアルティメットな下衆っぷりは憎たらしさ満点でたまりません。おかげで次々と山とスタローンの餌食になる姿は「ざまぁみやがれ!」と叫びたくなります。シーズンオフだ馬鹿野郎! 見所は鍾乳洞持ち上げ殺し。さすが山岳のプロだからなせる技!(?) 時間も忘れ、次々と変化していく展開に力強く引っ張られていく、スリル満点の作品でした。 叶うなら本作はとにかく大画面の映画館で見たかった…。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-03-16 05:37:58)(良:1票)
190.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
面白かったです。はい。 もう史実のキャラクターを使った真実とはもう関係ないビックリな展開に笑ったり、息をのんだり。 緊張させられる所は緊張させまくり、笑わせる所は笑わせて、最後は大炎上大乱射大爆発。悪い奴には相応の報いを!バスターズに軍律もクソもねぇ! それにしてもブラピ以上に光るクリストフ・ヴァルツのユダヤ狩りSSの頭がキレて、イヤな奴の演技はホント素晴らしかったです。ネチネチと追いつめて行く感じがとてもヒヤッとします。いや、ブラピも狂っていてなかなか素敵なんですけどね。どう見ても話が通じる相手じゃないだろコイツが。 見所は緊張感たっぷりの酒場のシーン。そして最後の大爆発。 それに文字やイメージを使った見せ方でグイグイ自分の世界に引っ張って行くタランティーノってやっぱり凄いなぁ…。 苦手な戦争映画でしたが、なんだかんだ笑いながら楽しく見ていました。素晴らしい。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-03-06 09:56:01)
191.  男たちの挽歌II 《ネタバレ》 
急転直下の落とされ方からの、復讐劇…なのだろう。 燃える展開と悲劇が入り混じるシリーズ2作目は、マークの双子の弟が出てきたり、過去の恩師が出てきたりと続編って感じの続編だが、家族と義理人情なお話にちゃんとなっている。 なんとか仲間として認めてもらうためにホーがキットを撃つシーンは緊張感と「やめてくれー!」と思う気持ちで一杯だ。(めちゃ早く復帰するキットは凄い) それにルンさんの廃人からの覚醒っぷりには熱くなりますね。ケンはもちろんとてつもなくカッコよい。 そしてアクション。これがヤバかった。ジョン・ウーの本領発揮というか、もうラストの殴り込みのシーンは、申し訳ありません。爆笑しました。 もう大量のヤクザが雪崩のようにやってきては即死にまくるのでビックリです。狭いドアから寿司詰めのように現れてやってきては一秒で全滅というもうギャグとしか思えません!それに主役の3人はとにかく丈夫でかなり撃たれてるのに全然死にません!ホーなんて最後刀持って暴れ回り、さっきまでの重い話は別の映画だったかのような炸裂フィーバーっぷりで最高です。 最後はなぜか堂々と椅子に座ってお終いですが、もうなんか・・・なんなんでしょうね?とにかく最高でした。
[DVD(吹替)] 7点(2016-02-22 22:31:33)
192.  ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 
なんだかんだの珍道中。ギャングにFBIに賞金稼ぎにまで追われるハメになった二人の珍道中。 カーチェイスもコメディも銃撃戦もサスペンスもより取りみどり、おせちな映画。 空しき賞金稼ぎのウォルシュも、おかしな旅のおかげで因縁を取り払い。何はともあれなんとか目標に到着。 そしてラスト、なにか吹っ切れたようにデュークの手錠を外し、ウォルシュは過去のしがらみである時計を、デュークは必要なくなった大金を渡し合い、別れる二人。しかし振り向いた時にはデュークはもういない。 ウォルシュは一人、大金と共に夜に消えて行く。長い旅を見てきた僕もどこか彼らの別れに寂しさを感じる。でもきっと来世で会えるさ。 あぁ…どうせなら吹き替えで見たかった。
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-16 00:43:46)
193.  ロッキー 《ネタバレ》 
​アポロと戦えたのはラッキーだ。しかし、アポロと15ラウンド戦い抜いたのはロッキーの凄まじき努力の賜物である。自分のために、エイドリアンのために戦う彼に泣けてくる。テレビのバラエティ番組で使い倒されたあの曲が流れても、なにもクサくない。とてもドラマチックだ。 勝ったか負けたかでは語れない、一つの生き様を見せて貰いました。 にしても既に続きそうな雰囲気が出ていますね。こうなると2も気になっちゃいます。
[レーザーディスク(吹替)] 7点(2016-02-15 02:13:58)(良:1票)
194.  男たちの挽歌 《ネタバレ》 
​三年で下っ端から組長になるのはよく分からないが、時間の流れは残酷である。 ホーの弟キットも今までよく兄の職業を知らなかったもんだ。まぁそれはいいとして、変わってしまった香港で贖罪のため堅気になると誓ったホーの努力は涙ぐましい。許されなくても許してもらえるまで待つ。しかし、自分の置いてきた影は大きかった。自分のために復讐を果たしたが足を負傷した友人マーク。そして、ホーを再度極道に取り込もうとするシン。 まとわりつく全てに決着をつけるラストシーン。兄を許すよう説得し、死んでいくマーク。そして弟を庇い、罪を被るホー。シンプルなストーリーだったけど、その分その熱量はとても大きかった。 ジョン・ウーらしい銃撃戦、2丁拳銃。鳩はいないけれど、その分「男の世界」を十二分に味わえました。
[DVD(吹替)] 7点(2016-02-11 00:16:47)
195.  ブリッジ・オブ・スパイ 《ネタバレ》 
​クールなソビエトスパイのアベルと主人公ドノヴァンと奇妙な友情。そして彼の正義感が冷戦という緊張した時代に大きな仕事をする事になる。まるで誰がスパイかもわからない世界で彼の度胸と、自分に真っ直ぐな精神は太ったおっさんなのだが非常にカッコいい。ってこれトム・ハンクスだったの!? 淡々と進むストーリーだが、テンポ良く進むのはやはりスピルバーグの力なのだろう。どんどんのめり込めていく。美術も地味ですが非常に力が入っていて見ごたえがあります。 ギャグなアベルの偽親子も面白かったです。いくらなんでも退室後の豹変っぷりが凄いw 実話を元にとてもうまく構成された緊張感のある非常に濃い作品でした。面白かったです。 そしてドノヴァンさんお疲れ様でした。あとパワーズ、お前絶対喋っただろ。
[映画館(字幕)] 7点(2016-01-28 19:36:52)(笑:1票)
196.  その男ヴァン・ダム 《ネタバレ》 
​嗚呼ヴァンダム。セルフパロディだとわかりつつも、その薄い色の画面の中で映る空しき俳優の姿に涙せずにはいられない。序盤はまるでコメディのように見えるが、そのサスペンス的展開に気がつけばどんどん引き込まれていく。仕事がセガールに取られたり、ジョン・ウーの話になったりと笑える所も多い。 ただ、作中の彼はヒーローではない、ただ巻き込まれた一人の哀れで、ちょっと有名な中年だ。お得意のハイキックにド派手な音は付かない。 そんな彼が空くもファンである強盗の一人との説得で人質を全員解放に成功する。ただ彼は死んでしまい。ヴァンダムも理不尽にも捕まってしまう。 彼の真摯な性格と現実とが重ならない。 それでも信頼してくれる家族がいることでヴァンダムは前に向かっていけるだろう…ってこれ、フィクションなんだけどなぁw 笑えて、ドキドキして、切ない映画だった。
[DVD(吹替)] 7点(2016-01-28 19:27:12)
197.  ガンヘッド 《ネタバレ》 
男の子の趣味全開映画がこんな前から日本にあったなんて知らなかった! いや、もう凄いですよ。この特撮。というかゴジラ以上にスケールがデカいですよこの映画。 もうよくわからないストーリーと、常によくわからない状況と、暗くてよくわからない映像を差し引いても凄いですよこの映画。 ロボ好きだったら燃えるに決まってるガンヘッドのデザイン!しかもお喋り出来る!しかもキュート! 動けばカッコいいし!変形すればカッコいい!短時間で主人公と仲良し!お酒も飲めちゃう!!! 登場人物も士郎正宗チックで良いですし、もうたまらないですよ!ホント!ホント! と…まぁ非常にわかりにくい部分の多い映画ですが、非常に味わい深い映画だと思われるので、これからもっと旨味を味わいたいと思います。 とりあえず点数はこんなところですが、パシフィックリムとかに燃えた人なら是非見てもらいたい作品です。
[インターネット(邦画)] 7点(2016-01-10 01:45:10)
198.  グランド・ブダペスト・ホテル 《ネタバレ》 
とてつもなく綺麗な構図と美術は当たり前、そんでもってのアカデミー賞。素晴らしいの一言につきます。 しかしこの作品を一言で感想を言ってしまうと「綺麗な三木聡映画」で収まる。いや、マジホント。 だってこの映画、構図も美術もアカデミー賞だけどなんてったってストーリーは「変」である。 変な連中、変な奴ら、変な男。そしてギャグなのかもわからないシュールなギャグ、下品なギャグ、汚いギャグ、エグいギャグが満載である。 笑えばいいのか、でも笑ったらアホと思われそうな数々。 …結局僕は戦争がどうだとか考える事も出来るかもしれないが、とにかくこの世界に浸れた事を心より嬉しく思えました。 楽しかったです。楽しめました。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-01-04 21:31:54)(良:1票)
199.  ホワイトハウス・ダウン 《ネタバレ》 
長い前振りで上手にホワイトハウスの内部を説明し、警護の厳重さをアピールしまくってから、一気にそれをぶっ潰す。どこか悪に肩入れしたくなるほどの手際の良さで簡単にホワイトハウス陥落(ダウン)です。 あとはダイハード。一人の無職の男がお国のため、娘のために死ぬほど頑張ります。そりゃもう凄い頑張りようです。 だけど世界TOPの国が崩れ始め、どんどん状況は最悪の事態へまっしぐら。上手く行きそうな事が全部上手く行きません。ヘリは墜落するし、爆発は何度もします。戦車も粉々。ミニガンだって出てきます。最高です。 そして刻々と迫る第三次世界大戦の秒読みに見てくこっちも「やべぇよ…やべえ…」という具合に焦りまくり、そしてそれをひっくり返す最後のカタルシス。 最後、なぜかこんなアホ映画なのに涙が…「よかった…本当によかった…」 主人公も無事就職出来ましたし、本当に良かったです。久しぶりにこんなにドキドキした映画を見ました。
[DVD(吹替)] 7点(2016-01-03 19:45:07)
200.  ミッドナイト・イン・パリ 《ネタバレ》 
僕が80年代の日本を憧れるように、主人公は昔のパリに憧れていた。 そんな彼の夢をパリが叶えてくれた、ちょっとユルくロマンスありな現代のファンタジー。 クラシカルな車で行った先は憧れの1920年代にタイムスリップ。ピカソやダリなど実在の芸術家達(しかも似ている!)と出会い、語らい、美しい女性と出会い、主人公は毎晩夢のような日々を過ごす。いちいちビックリしまくる主人公と、芸術家達の過激なキャラクターが面白いですw しかし彼は気づく。きっとその時代にいても満たされないという事を。 結局僕も憧れの時代に行ったら行ったでいろんな不自由に気づき、また違う時代に憧れるかもしれない。 美しいパリとユルいギャグで最初から最後まで気持ちよく見れる一本でした、 なんだかんだ僕も憧れは憧れで大切にして、今をそれなりに頑張って生きていきたいです。
[DVD(吹替)] 7点(2015-12-31 07:50:40)(良:1票)
000.00%
100.00%
230.55%
391.64%
4254.55%
59216.76%
619335.15%
715928.96%
8488.74%
9162.91%
1040.73%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS