201. JFK
《ネタバレ》 ○魅せる極太の204分。息もつかせぬ展開。要所で当時の映像と再現映像を挿む妙技。まずこれだけの内容を飽きがないように編集したことを評価したい。○肝心の内容だが、TVでもネタとしてたまに扱われる陰謀説。そこからの一面しか描いていないのでこちらからすれば陰謀説目線で見るが、国家・スケールの大きさ、恐怖という名の鳥肌を感じずにはいれなかった。また一方で、裁判までの流れ、論告にはどうなるんだろうというエンターテイメント性もある。○またこれだけの豪華キャスト終結も見もの。それぞれ重要な場面でインパクトを残している。音楽も地味ながら好演出。○何度も見られる長さではないが、内容に比して詰め込んでいてわかりにくい部分もあるため、また観てみたい。 [DVD(字幕)] 9点(2011-08-28 11:47:01) |
202. メンフィス・ベル(1990)
《ネタバレ》 ○一体何が描きたいのか。最後まで登場人物を区別できず、かつ群衆劇としてもまとまりに欠ける。戦争映画にしても危機感や緊張感のかけらもなく、青春ものとしてはただただ先を考えない行動したり、ぶつかったりだけで深みがない。○そこまで話題になるほどの作品だと感じなかった。 [DVD(字幕)] 2点(2011-08-17 22:11:31) |
203. アゲイン/明日への誓い
《ネタバレ》 ○一応「男たちの挽歌」シリーズらしいのだが、キャスト名のみ継承されストーリーなどつながりはなし。監督が変わったからか、熱いドラマもそこまでない。話も面白くなかったな。 ○そして、ヒロインがあまりきれいじゃないんだよね。ハードボイルド感を出したかったのは感じるが。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-17 21:34:03) |
204. ハムレット(1990)
《ネタバレ》 ○メル・ギブソンのハムレットは決して悪くはないし、作品自体の完成度も悪くないんだが、あとひと押しが足りないような。ストーリーを知っているだけにそのひと押しがかなり大きいのだが。○キャストはメルも良いんだが、華のある人がやるとまた一味違ったはず。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-17 21:17:25) |
205. NYPD15分署
《ネタバレ》 ○つまらなくはないんだけど、この映画を撮る監督が違う気がするなぁ。この一言に尽きる。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-17 20:12:42) |
206. レッド・オクトーバーを追え!
《ネタバレ》 ○作品を観るまではショーン・コネリーがジャック・ライアンだと思ってた。良い意味で裏切られた。○戦艦ものの醍醐味が満載。時間の長さもそこまで感じず。○他の映画でも言えることだが、ハリウッド映画のロシア人が皆英語を話すのがどうもねえ。 [DVD(字幕)] 6点(2011-07-24 20:29:03) |
207. タイムコップ
《ネタバレ》 ○ヴァンダムにしてはそこそこ面白かった。B級SFにはかわりないが、割りと良い雰囲気である。○ラストの奥さんが生きていてハッピーだが全然知らない息子がいるという展開が複雑でかつ斬新であった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-19 17:14:53) |
208. 永遠に美しく・・・
《ネタバレ》 ○なんともブラックなコメディ。面白かったが、設定が面白い故にもっと面白くなったのではと思ってしまう。バック・トゥ・ザ・フューチャーの監督だけに。脚本の問題か。総じて普通。 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-15 23:14:33) |
209. メリーに首ったけ
《ネタバレ》 ○典型的なラブコメだと思って見ていなかったが、キャメロン見たさに見てみたところ案外面白かった。○下品なシーンや差別的な要素はあるものの、展開がなかなか面白く、笑いどころもそこそこある。○キーを忘れていると言う意地悪なエンディングと思いきややっぱり的などんでん返しは好きだな。しかし最後撃ち殺す必要はないのでは。○エンドロールから現場の楽しさがそのまま伝わってきた。楽しそう。○それにしてもキャメロンが素敵。もっと見たいと思ったくらい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-05-07 10:48:02) |
210. デッドマン・ウォーキング
《ネタバレ》 ○結果的にヘレンの置かれた状況は映画のテーマ的にはすごく面白い。しかし、なんとなく引き受けた仕事であることと、結局どうしたいのかがそこまではっきりしなかった点が残念。しかも、結局殺人はしていたというなんとも救いようのない(ある意味あるが)結末。考えさせられる点ではあるが。○思いテーマに沿った作風なので少し退屈するきらいはあった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-07 10:43:01) |
211. 陰謀のセオリー
《ネタバレ》 ○見せ方がうまかったのか、途中までメル・ギブソンの言っていることが嘘か本当かわからなかった。主人公に感情移入させるような演出がうまい。ただ少し長かった。○この手の映画ではヒロインにジュリア・ロバーツと珍しい。お偉いさんの割にあっさり主人公を信じちゃうし、違和感のある人選ではあったがこれもありかと思った。 [DVD(字幕)] 6点(2011-04-17 15:40:05) |
212. プリティ・ウーマン
《ネタバレ》 ○王道というか予定調和というかストーリーは陳腐でつまらなかった。同監督では「潮風のいたずら」が面白かったので期待したが、残念であった。○ほとんどジュリア・ロバーツのファッションショーと言うべき展開。確かに20代前半にしてかわいさと綺麗さを兼ね備えた雰囲気・容姿は素晴らしい。 [DVD(字幕)] 3点(2011-04-17 01:43:15) |
213. キンダガートン・コップ
《ネタバレ》 ○シュワちゃんのコメディは初めて見たが、これはこれでイケるなと思った。安心して見られる。○シュワちゃんが子供相手するなんて。初めて教室に入るシーンで、緊張しているシュワちゃんが最高におもろい。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-17 00:08:17) |
214. エニイ・ギブン・サンデー
《ネタバレ》 ○展開が予定調和すぎるが、その割に長い上映時間を感じさせない演出はさすがオリヴァー・ストーンというところ。○控えだった選手が活躍し、酔いしれて、チームメイトから嫌われ、最後はみんなで勝つというありきたりもいいところのストーリーなのだが、オーナーとのやりとり、メディアとのやりとり、そしてあくまでコーチが主役でというバランスがある程度取れていたのがよかったのだろう。○バランスこそそこそこいいかもしれないが、時間の割になぁという印象。アル・パチーノに言わせるからこそといったセリフもあろうが、他でも聞けるスポ根モノのセリフばかり。もう少しオリジナリティがほしかった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-03-16 23:03:21) |
215. 激流(1994)
《ネタバレ》 ○いたって普通の作品。それ以上でもそれ以下でもないかな。○話にもう少し面白みがあれば良かった。テンポは良かった。○ケヴィン・ベーコンはいつから悪役やっているかわからないが、出てくるだけで悪役と分かってしまうのはなんか惜しいなぁ。○メリル・ストリープがサスペンスアクション映画に出るのは貴重。○銃を持つ犯人相手に屈しないメリル・ストリープ演じる母親も凄いが、デヴィッド・ストラザーン演じる父親が地味ながら超人ばりの大活躍。渓谷・山道を難なくクリア。○割と純粋なサスペンスアクションの中に、インディアン差別が残るアメリカを反映するシーンは凄く浮いた印象。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-02 09:29:33) |
216. L.A.コンフィデンシャル
《ネタバレ》 ○約2時間半飽きることなく観られた。テンポが非常に良いし、登場人物の多さの割りにきれいにまとめられている。○キム・ベイシンガーのアカデミー賞受賞は微妙だが、主要の役者の演技を見るだけでも十分価値のある作品。 [DVD(字幕)] 9点(2010-12-31 17:17:25) |
217. 戦火の勇気
《ネタバレ》 ○「羅生門」をモチーフにしたなかなかの良作。それぞれの証言による展開、メグ・ライアンの証言ごとの演技の違いなど見所もある。○設定上、ナットにも負い目を感じるエピソードが必要なのはわかるが、メインストリーとはあまりにも繋がりがなさすぎる。そこが残念。○他ではあまり見かけないが、ルー・ダイアモンド・フィリップスの自信と迷いの両方を秘めた演技はなかなか印象的であった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-16 10:33:56) |
218. 顔のない天使
《ネタバレ》 ○グダグダせずにあっさり描いているところは好感が持てる。○ハートウォーミングな話自体は良かったもののそこまでの感動はない。○主演にメル・ギブソンというのは悪くないものの、適任の俳優は他にもいたはず。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-16 10:28:13) |
219. 心の旅
《ネタバレ》 ○言いたいことはものすごく分かる。トム・ハンクスの「ビッグ」に似たところがある。○まさか最初に発した言葉のリッツが不倫相手と過ごすために使ったリッツカールトンホテルだとは。思わず吹いてしまった。○ハリソン・フォードの演じる役ではない気がする。○ビル・ナンが良い味出している。彼が家を訪ねたときのセリフが全て。集約されすぎている感もあるが。○ラストはあれで良かったのだろうが、それだけでは解決にならない。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-02 12:38:38) |
220. ナチュラル・ボーン・キラーズ
《ネタバレ》 ○オリヴァー・ストーンの撮る映画じゃない。作風自体は決して悪くないが、柄にもないことはすべきじゃない。○痛烈なメディア批判だが、もっとシンプルにしたほうが分かりやすい。○キャストは言うことなしだった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-02 11:53:05) |