201. ジャケット
《ネタバレ》 番組表の情報から、SFミステリーだと思って見始めたので、最初は「あれっ 失敗したかな?」と思ったけど、意外におもしろく最後まで見てしまった。ファンタジーだね。テイストは違うけど『イルマーレ』の匂いにおいがする。キーラ・ナイトレイ、正統派の美人だね。くせのある映画だけど、最後が一応、ハッピーエンド(?)ってことで、自分にとってはいい映画でした。 [地上波(吹替)] 5点(2009-03-09 16:21:23) |
202. スターシップ・トゥルーパーズ3
「2」があったから、がっかり感少なく見られたけど、そうじゃなかったら、かなり不満だったかも・・・。ストーリーも無茶苦茶だしね。まあ、まあまあでした。 [DVD(字幕)] 4点(2009-03-05 20:46:04) |
203. スターシップ・トゥルーパーズ2
ひどいなあ。「2」と名乗って欲しくない。予算が少なすぎたのかな? [DVD(字幕)] 2点(2009-03-05 20:07:09) |
204. チーム・バチスタの栄光
同じ原作で映画とテレビドラマ(連ドラ)を作った場合、どうしてもテレビの方が間延びしてつまらなくなってしまうものと経験上思い込んでいたけれど、これに関してはテレビの方が数段出来がよかったと思う。セットやキャストなども大抵は映画の方が上質だと思っていたが、そのどちらもテレビの方が上だった。どうも映画の方が全体にチープでがっかり。盛り上がりも緊張感もないしね。ココリコ田中、嫌いじゃないけど、演技がうまくないのに、役者としてそこそこ活躍してるから不思議。 [地上波(邦画)] 4点(2009-03-05 15:03:30) |
205. M:I-2
期待していた訳ではないけれど、やっぱり少しがっかり。一作目とはテイストがちがうね。 [DVD(字幕)] 5点(2009-03-02 20:21:41) |
206. M:i:III
Ⅱで味わったがっかり感がなく、まあ、おもしろかった。トム・クルーズもまだまだ大丈夫。今後も頑張ってほしい。 この監督は、監督としての経験はあまりないようだけれどうまいね。 [地上波(吹替)] 5点(2009-03-02 20:02:08) |
207. 害虫
うーん、評価については【ワトソン君】さんと同じ気持ち。ちょっと期待した「ダブルあおい競演」だが、蒼井優の使われ方、残念。この監督の『カナリア』は、素直に心に残る作品でした。 [DVD(邦画)] 4点(2009-02-25 20:06:53) |
208. Jam Films
オムニバスの場合、一番良かった作品の点数をつけることにしてるので・・・。やっぱり岩井俊二はレベル高いなあ。登場人物は広末だけ。しかも出てくるのは後半のみ。なのに、あれだけ惹きつけて、しかも広末を可愛く撮って、うまいね。短い作品の方が、監督の力量がはっきりでるのかもしれないね。あと、篠原哲雄監督の『けん玉』もいいなあ。 北村監督はダメダメ。 [DVD(邦画)] 6点(2009-02-25 19:28:37) |
209. LIMIT OF LOVE 海猿
《ネタバレ》 驚いた! 日本でもこれだけの映画が作れるようになったんだね。良いことか悪いことかは別として、ハリウッド映画を見ているようだった。対策本部になぜか民間人の彼女が入ることができて、彼氏の行動に一喜一憂し愛の言葉を交わし合う・・なんてところまで、ハリウッド映画のお約束パターン。伊藤英明はあまり好きな俳優じゃないし、もちろんつっこみどころも満載だけど、それでも十分おもしろかった。やあ、なかなかでした。 [地上波(邦画)] 6点(2009-02-23 17:01:30) |
210. ミッドナイトイーグル
《ネタバレ》 ローカルの新聞記者や、週刊誌の記者に安易に情報が集まりすぎるし、とにかく御都合主義が目立つけれど、日本のこの手の作品にしては、十分楽しめた。『ホワイトアウト』や『亡国のイージス』よりよかった。主人公の安否を気遣う女性が、なぜか、対策本部的なところに連れて来られていて、主人公の成り行きを見守るという、ハリウッドばりの設定も、そんなに鼻につきはしなかった。まあ、よかったんじゃないかな。 [地上波(邦画)] 5点(2009-02-23 16:41:55) |
211. クワイエットルームにようこそ
《ネタバレ》 復帰した内田有紀、まさに渾身の一作だね。いつから企画されていた作品かわからないけど、このタイミングでの内田有紀の起用に感謝したい。松尾スズキ監督作品は初めて見たけど、なかなか見ごたえのある作品で驚きました。脚本も編集もうまいことできてるなあと思えた。映像もきれいだし、「恋のフーガ」もよかった。今時、妻夫木をあんな役柄で使うってのもなかなかだね。実家に勝手に買った仏壇を送りつけるという、あまり現実味のない話しの発端も、テンポの良い展開で違和感なく受け入れられる。ただ、徳井優(の役柄)は、よくわからなかった。 [DVD(邦画)] 7点(2009-02-16 21:01:32)(良:1票) |
212. リリイ・シュシュのすべて
《ネタバレ》 文字通り痛くなる映画。これだけ、痛みを残すのだから、映画としては成功なのかもしれないが、もう一度、見ようとは思わない・・・が、蒼井優の映画デビュー作が見られたのはよかった。淡々と感情を押し殺して生きていくしかない地獄のような日常の中で、カイトを操った時に見せた晴れやかで無邪気な笑顔。この一本で、名女優としての路線が敷かれたのがよくわかる。蒼井優を世にだしたことだけでも、この映画の価値は大きいね。あと、伊藤歩が痛すぎる役なので、他の作品で、明るい役どころの彼女を見ると、なんとなくうれしくなってしまう。 [DVD(邦画)] 4点(2009-02-12 21:00:25) |
213. 約三十の嘘
豪華キャストによる、閉ざされた空間での会話劇、群像劇? けっこう楽しめたけど、期待していた映画とは違っていた。正直、もう少しスリリングな展開を想定していた。でも、実際その路線をねらって成功するのは難しいよね。 中谷美紀、きれいだったなあ。伴杏里、ちょっと魅力あるね。 [DVD(邦画)] 5点(2009-02-12 20:28:07) |
214. とらばいゆ
この監督の作品を見たのは『約三十の嘘』に続いて2作目。会話劇って感じなのかな? やはり同じ作り方ですね。 あと、映像がきれい。小路が印象的だった。それにしても塚本さん、『クワイエットルーム』 では内田有紀の夫、この作品では瀬戸朝香の夫と、わがままな奥さん(役)には、こういう優しい感じのハンサムではない男優がいいのかな。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-02-12 15:43:28) |
215. チェケラッチョ!!
嫌いじゃないけど、ありきたりかな。でも、「勉強バカ、格闘技バカ、ただのバカ」は、よかった。それと、伊藤歩が見られてうれしかった。 [DVD(邦画)] 4点(2009-02-09 20:39:40) |
216. 大統領の理髪師
全く予備知識なしで見たため、予想できないストーリーを楽しめました。かなり、重い内容だけどコメディにのせてうまく見せてると思う。韓国って今でも言論の自由のない国だと聞いているけど、これくらいの政治批判・風刺はOKなんですね。それとも、政権が違えば(現政権じゃなければ)問題ないのかな? ソン・ガンホは『JSA』みたいなシリアスな役もいいけど、『グエムル』やこの作品のような頼りない役柄がいいね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-02-09 19:01:22) |
217. 深呼吸の必要
見終わって、「こういう映画、大好きだなあ」と思って、スタッフを確認したら、脚本に長澤監督の名前を見つけて納得。篠原監督作品も好きだけど(長澤監督もスタッフとしていくつかの作品に参加してるけど)、長澤作品にはたまらなく惹かれる自分なので、この作品が大好きなのは当然です。今まで、沖縄舞台の映画は何本か見てきたけれど、見終わって「沖縄に行きたい」と思えたのは、この1本だけです。まず、青空がきれい。それに、あえて不自然に美しい風景をはさまず、南の島の暑い空気まで感じさせるような映像。そして、青春というには、ちょっと年齢を重ねているけど、やっぱり自己再生というか成長物語的な、青年達の群像劇(?) まさしく癒しの映画ですね。その癒し感を崩さないキャストと演出。自分も仲間に入りたくなってしまう。でも、実際のきび刈り隊にあんなに美男美女だけが集まることなんてないだろうけどね(あたりまえか)。あと、金子さやか、見直しました。こういうキャラもっと演じてほしいなあ。 [DVD(邦画)] 7点(2009-02-05 20:52:49) |
218. ココニイルコト
《ネタバレ》 本なら愛読書。映画の場合は何て言うんだう? 大好きな作品で何度も見てます。正直言って、映画としてすごく完成度が高いとは思えないけれど、長澤監督の作品は僕を強く引きつけます。 『ココニイルコト』の2人はもう社会人ではあるけれど、この映画は青春映画だね。ほのかな恋愛感情含みの微妙な友人関係は学生だけの専売特許じゃなく、大人にだってあるからね・・・と言うか、あってほしいね。そういう意味で、大人のファンタジー映画でもあるのかな。この作品での相場志乃は失恋による喪失感で現実の中を生きてない。前野君はもともと、いつ終わるかもしれない「おまけの人生」を生きていて、古い物や、永遠の命の象徴とも言える星に心惹かれる生活をしているから、やっぱりあまり現実感がない。そんな2人のつくる空気がいいんだな。特に起伏のあるストーリーがある訳ではないし、いわゆるハッピーエンドではないけれど、見終わった後の気分はほんのりして、また見たくなる。それはエンドロール後の1カットのせいでもあるけどね。 この作品の真中瞳、すごくいいと思うんだけど、もっと映画で活躍してほしいな。堺雅人は今をときめく大活躍ですな。 でもこの映画で、もっとも良い役は、まちがいなく鶴瓶演じる大門さんだよね。仙人というか神様というか、特別な存在だね。 さらに、タイトルの『ココニイルコト』、そしてスガシカオが歌う『ココニイルコト』たまらなくいい。おかげでスガシカオも好きになりました。 [DVD(邦画)] 8点(2009-02-05 18:53:15) |
219. 夜のピクニック
長澤監督の作品って、映画の出来不出来というより、とにかく惹かれる。『夜ピク』もいいね。メインのドラマの他にも別の生徒たちのいろいろなエピソードが垣間見えて楽しい。作られたものじゃない(と思える)高校生達の雰囲気が全編に漂っている。劇的なストーリーがある訳じゃないけど、見終わるとまた見たくなる、自分にとってはそんな作品です。あと、『ヒノキオ』でも多部ちゃんと共演していた加藤諒(馬鹿兄弟の弟役)がでていたのがうれしい。それから、この作品を気にいった人で『ピクニックの準備』を見ていない方がいたら、そちらもぜひ見てほしい。 [DVD(邦画)] 7点(2009-02-02 20:28:35) |
220. ピクニックの準備
本編のキャストそれぞれの歩行祭前日譚。各人がメインのオムニバスということで、本篇よりも生き生きと魅力が引き出されていると思える作品もいくつかある。特に柄本佑、松田まどか、西原亜季の編がいい。松田まどかは本篇ではあまり存在感が感じられず、表情も乏しいけど、この『願い事』ではなかなか魅力的。それと西原亜季、こんなに演技力あるんだなあとちょっと感心、少し、きれいなお姉さんのファンになりました。あと、野球部員役の海老澤健次、ちょっと注目かな。なんといっても9編あるので、点数つけるのは難しい・・・ので、良いと思える作品のみの点数をつけることにしました。 [DVD(邦画)] 8点(2009-02-02 17:51:43)(良:1票) |