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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2517
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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2181.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 
初期に物語の着地点ってモノを提示するモンなのですよ、多くの映画は。物語が目指すところって何処で、どうやってそこまで導いてゆくか、って。この映画、早々に当初見えていたハズの着地点が消失します(ソフィーが元の姿に戻る、荒地の魔女と対決する)。以降、この映画は一体何処へ向うんだろう?とこちらは途方に暮れるばかり。もちろん、それが提示されない映画だっていっぱいあります。そして、それを行うには人を惹き込むだけの自信に裏打ちされたエピソード、映像の積み重ねを求められます。この映画は果たしてそこを自覚してたのでしょうか? 繰り広げられるのは、安定しているけれどサプライズのない毎度の宮崎節。散漫な人称によって視点は定まらず、結局のところの着地点は納得できず。既存のスタイルからの脱却を目指すのであるならば、まずは自身のスタイルそのものの破壊から始めるべきだったのではないでしょうか? 大ヒットを命題に掲げた映画の限界、とでも言うのかな?
[映画館(字幕)] 4点(2004-11-20 20:27:25)
2182.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇>
「帝国」があんまりオリジナルから変わってなかったので、「ジェダイ」もそうなんだろうなぁ、じゃあ、あんまり見る意味ないよなぁ、と思いつつも、3作品連続なチケット買っていたので観賞。えーと、大きく変わってたのはコルサントで喜ぶ人々が追加されたのと、ラストの音楽くらい? 森のクマさん大作戦&グダグダ主役メンバーまで変更されるワケはないですもんね・・・。ところで、映画で使われたスターデストロイヤーのミニチュアやマット画を美術展で見た事があるのですが、どれもワリとチャチでラフなんですよね。でも、それがフィルムに焼き付けられてスクリーンに投影されると、目を見張るような存在感が。映画のマジックを実感したものでした。
[映画館(字幕)] 4点(2004-10-23 00:49:35)
2183.  デビルマン
この点数、私のレビュアー生命の危機かも。えーと、ネット上で散々な言われ方をしておりますが、私にとっては目くじら立てる程でもないフツーの駄作でした。脚本に全く流れが存在していない、主役の演技が壊滅的、という映画なのですが、少なくとも「地獄堂霊界通信」「新宿少年探偵団」「ビッグマグナム黒岩先生」あたりが醸し出していたデビルパワーには到底及んでいないんですよね。意外にマトモで肩すかし。中途半端に変身した明の体が貧相で情けない姿でも、「黒岩先生」でミョーにデカいヘルメットに小さな体でバイクから降り、演技なしの棒読みセリフを発声する横山のやっさんほどの破滅的インパクトはないのです。キャラクターの感情がちっとも伝わってこないし、CGシーンになると全くの別映画になっちゃうし、世界が狭すぎだし、説明不足は全部ボブ・サップの喋りで片付けちゃうしと、まー、そりゃ評価すべき点がちっともない映画ではあります。でも、じゃあ、最悪なのかっていうと、もっとヒドいモノは沢山あるでしょー、と。原作から離れて人の中に棲む悪魔、異なる個性を持った者への弾圧の部分を純化させていったら、あるいはもう少し評価できたかもしれません(補足記:それが明確に表れているミーコとススムくんのエピソードは、ブランコのシーンでの印象的な映像も含めて、この映画の中での少ない評価ポイントなのです)。だけど、それでは原作に思い入れのある人も、原作者自身も納得はできないのでしょうね。ミーコ主役の映画にしろ、って言ってるよーなモンだし。私は原作を読んでもファンにはならず、思い入れもない人間なので、怒りや憤りを感じないのかな。大振り三振を期待したら、スリーバント失敗でした、みたいな映画ではありました。
[映画館(字幕)] 4点(2004-10-16 17:08:28)(笑:1票) (良:5票)
2184.  テックス 《ネタバレ》 
青春期の苦悩を描いたマット・ディロン主演の映画、という事で「アウトサイダー」を思い出さずにはいられないのですが、これは良くも悪くも良識的な範疇に収まった映画でした。田舎に暮らす兄弟の金もない生活は、荒んで落ちてゆく事を容易に予感させますが、ディズニーブランドゆえのお行儀の良い転落と甘いハッピーエンドが約束されてしまっているような感じ。常に映画に抑制がかかり続けていて、そのために鮮烈なイメージを残すような事はありません。やはり、登場人物に強い個性付けがないと魅力が感じられずにツラいですね。悪い人は、なんとなく中途半端に悪い人、いい人はめちゃめちゃいい人な映画、そこから生まれるのはヌルいファンタジー、って感じでした。何しろ撃たれても強い教訓を残すほどのドラマのうねりがあるワケじゃなくてめでたしめでたしですからねぇ・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2004-09-08 02:59:28)
2185.  北斗の拳(1986)
自分の中のアニメ熱がすっかり冷めてしまっていた頃、従姉に「うちの息子連れてってくんない?あたし、こういうの見ないから」と招待券を貰って出かけた映画でした。この時点でジャンプを読まなくなって10年以上、テレビのアニメも見ないって状態では、「北斗の拳」がどんな物語なのかあまり知らなかったのですが(知識としては人間が「あべし」とか「ひでぶ」とかいって爆発しちゃうコトくらい?)、映画はとりあえずグロでした。従姉の息子は恐怖に延々と目を逸らしっぱなし。だけど、なんだか人体標本みたいな絵が沢山出てくる様は、リアリズムとは違う、ちょっと滑稽な感じもして。「マッドマックス2」な世界に配された、平坦な感情の登場人物に感情移入できず、ひたすら殺伐とした世界にゲンナリ。「最近の子供は何かね、こういう人殺しアニメを喜んで見とるのかね?」と、すっかり保護者的な批判的視点で見ておりましたが、考えてみれば、自分が子供の頃は「ハレンチ学園」とか「デビルマン」とか「がきデカ」とか「花の応援団」とか喜んで見てたワケで。子供はいつの時代にも、いかがわしいモノに魅力を感じるのだなぁ、と。ところで、この映画のように物語がちゃんと完結しない、サイドストーリー的なものを東映動画(角川もですが)は今も当たり前のように公開しておりますが、昔の「東映まんがまつり」にあったような名作童話や民話の映画化は、もうしないんでしょうかねぇ。果たして今のテレビアニメの延長映画の土壌から、未来の宮崎駿や高畑勲、大塚康生は生まれるんでしょうか?
[映画館(字幕)] 4点(2004-09-08 01:04:05)
2186.  スレイヤーズ
元の「スレイヤーズ」というものを全く知らない状態で(タイトルくらいは知っておりました)見に行ったのですが、一体この作品世界のどこに魅力があるのかを、掴みかねてしまうような映画でした。既に出来あがっている世界に突然放り込まれ、右も左も判らぬままに、物語がどんどん進行してしまうような感じ。予備知識があって当たり前、一見さんはお断り、という一連の角川歴彦体制での角川アニメの悪い傾向を反映している作品の一つ、だと思います。物語はリナとナーガのマンザイノリと、時間を巡るシリアスな展開とがちぐはぐな感じで、クライマックスのシリアスなリナは、逆に凡庸な、ありふれたファンタジーという印象を与えました。むしろ、リナとナーガの漫才ノリが延々続くよーな映画にした方がいいんじゃない?と思ったのですが、そう考えたのは製作側も同じだったよーで・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2004-08-06 00:14:09)
2187.  地獄の7人
思えば80年代はまだまだ色濃くベトナム戦争の影を残していましたね。なんとかアメリカ人としてベトナム戦争の答えを見つけ出したい、という足掻きを感じた映画でした。でも、結局はアメリカ人側のアタマの中だけで完結させようとしているがゆえに、戦争アクション映画としての価値以上のものは感じられませんでした。大義、正義を織り込む事に、無理があり過ぎなのですわ。皮肉なラストシーンにしても、そこにあるのはごく感傷的な、メッセージとして捉えるにはあまりに脆弱なものですし。起点となる動機から展開する物語に違和感が付きまとい「もっと誠実さを入れ込む道を選ぶか、もしくは大義に縛られる事なく英雄譚としての割り切りの道を進むかしてくれないかなぁ」と、私としては見ていてとても居心地の悪い気分が続いたのでありました。
[映画館(字幕)] 4点(2004-07-24 01:55:51)
2188.  プライベイトスクール 《ネタバレ》 
名画座のフィービー映画三本立てで見た一本。他のフィービーモノに比べて、お下品タップリ、映画としてちゃんと物語が流れてなくって、とにかくひたすらエッチにしか向かってないとゆー状態。シルビア・クリステルは「エアポート’80」でマトモな女優になり損ねたのか、まーたお色気専門要員として登場してるし(しかし、さすがに年齢的にアレなので、ばばーん!と見せるワケにはいきません、ってカンジが淋しさを誘います)。今となっては、ラストの、みんな並んでお尻ぺろーん、くらいしか印象に残ってない映画でございます(それも横からのショットじゃあねぇ、って何言ってんだ・・・)。
[映画館(字幕)] 4点(2004-06-16 00:06:52)(良:1票)
2189.  さよならの微笑 《ネタバレ》 
今から20年以上前に今はなき東急名画座で見ました。「フォー・ウェディング」のように、沢山の人が集まる場がきっかけとなって物語が動いてゆく恋愛ドラマですが(決して難解なおフランス映画ではなくてサラリとしたタッチ)、その基本が不倫ですから、気持ち良く楽しめるという訳にはいきません。ドロドロとしているハズのモノが軽いタッチで描かれる事にどんどん違和感が募り、最後の主人公達の選択によってそれは頂点に。「何もかも放り出して二人で旅立つ事にしました!」とカラッと家を出てゆく結末に、当時の私は唖然呆然。当時の私にこの物語が受け入れられるワケもなく、でも、じゃあ今の私だったら?って考えると、多分やっぱりダメ。この映画でいちばん印象に残っているものと言えば、みんなの前でおじいちゃんがパンツ下げて「ぶ~」と一発カマすシーン。パンツの汚れがリアルで・・・。お食事中の人がいたら、ごめんなさい。
[映画館(字幕)] 4点(2004-06-15 23:46:50)
2190.  宇宙戦士バルディオス 《ネタバレ》 
うーん、結局地球はS-1星になっちゃうんだよ、という到達点が存在しちゃってるため、作品全体が虚しい物語でしかないんですよね。歴史を変えてゆく、という目的があって展開する物語ではなく、それが真実だったのでした、というところに行っちゃうので、実は救いのないアニメ。映画版は、テレビ版の再編集ではあるのですが、放映時の作画があまりに酷かったりしたんで、かなりの部分が描き直されておりますが、それに伴ってエピソード変更して話が安易なものになってしまったり、その物語の変更によって、かえってテレビ版の方がいい作画だったじゃん、みたいな逆転現象が起こってたり(テレビ版、スタジオZ5が担当した部分だけは非常に質が高かったので)と、かなり雑な印象。テレビ版流用部分が16ミリのブローアップ、新作画部分が35ミリ撮影なので、画質がコロコロ変わるのも煩わしいばかりでしたし。それでも羽田健太郎担当の音楽はドラマティックで名曲でした。突如、戸田恵子の歌に乗せてヘンなプロモーションビデオ(と言うよりカラオケ用画面?)みたいな映像が入るあたりは、まあ、ご愛嬌って事で。
[映画館(字幕)] 4点(2004-05-29 15:04:09)
2191.  ヴィドック
なんか、すっごい映像!ってのは5分で慣れちゃうわ。どんどんどんどんスゴくなるのならいいわよ、でもずーっとおんなじノリじゃねぇ。後はやっぱり物語で見せてくれないと続かないわよ。仮面男の正体とか、「そんなのアリ?」って反則気味な展開とかよりも、お話しを面白く見せる方法、ってのを頑張って欲しかったんですけどぉ。大体、おフランスの映画ってば、どうしてこうスローテンポなのかしら? かと言って、スローである分じっくりドラマが描かれるのか、っていうとそういうワケじゃないのよねぇ・・・。あ、キャロのセンスは好きよ。いつも一貫して退廃美、ってカンジで。でも、ジュネと一緒に仕事してこその人ね。ジュネと言えば、そんな名前の耽美的な雑誌が・・・ううん、なんでもないわっ。【あねやん】
[映画館(字幕)] 4点(2004-05-20 22:45:46)(笑:1票)
2192.  すかんぴんウォーク 《ネタバレ》 
なんか、この映画の吉川晃司と、後の彼にはイメージに随分と差がありますね。今のあの、一生懸命独自のスタイルを作ってる感じよりも、この映画の時のイメージの方が好感が持てたりして・・・。さて、でも、この映画自体はかなり退屈でした。辛口青春映画って感じですが、どうもスッキリしません。最初の軽快な流れがどんどんと失速していって、かなりグダグダとした展開になり、そして気持ち良く終わる事もなく、と。当時の時点で彼がそこそこ大物だったならば、この映画の成り上がってゆき、そして挫折という展開も現実を重ね合わせて見る事もできたでしょうが、何しろまだ新人売り出し状態ですから、絵に描いたような成功物語は空々しく、イメージアップに繋がるとは言い難いような映像、人物像ばかり。うーん。なんか、今もって大森一樹監督のこれぞ!という映画を見てないよーな気がするんですけど、どれを代表作として捉えればいいんでしょうか? 「オレンジロード急行」や「ヒポクラテスたち」を代表作認定!という事で納得しちゃいますかぁ? それでいいんですかぁ?
[映画館(字幕)] 4点(2004-05-20 22:12:28)
2193.  モスラ3 キングギドラ来襲 《ネタバレ》 
なんで子供を誘拐するの?(エサにでもすんの?)子供と大人の差って、どうやって判断してるの? 三姉妹の謎が明かされる、って、結局謎って何だったの? ベルベラはどうして敵対してたの? キングギドラが太古の生命体だなんて、どうして判ったの?みたいな数々の疑問符が、当然の如く湧き出してくる、東宝怪獣もの独特の、かなり「あいたた~」って映画ではあります。だけど全くダメ、っていう映画ではないと思うんです。全てが惜しいところでダメ、みたいな。小林恵と羽野晶紀がいい演技してるんだから、それをキチンと活かしてあげることが出来たならば、そしてデジタル合成の画面なんて目を見張る出来を見せていたのですからそれ以外の特撮も頑張っていれば、あるいは名画になったのかもしれません。練りこみの足らなさが災いしているとしか思えません。年1本ペースで作るにしても、2年体制くらいで複数チーム動かす、なんて余裕はないんでしょうかねぇ・・・。
[試写会(字幕)] 4点(2004-05-02 21:45:16)
2194.  102
なんだかデジタル上映の画像が暗くって、全体的に暗いイメージがしちゃってて、それがマイナスに作用したのかもしれませんが、それにしても前作に比べるとひっかかってしまう部分がかなり。舞台が広がったにも関わらず、描かれる範囲がごく限定されている感じなので前作よりも狭い世界の印象がしましたし、実質的にクルエラを主役にした事で、他のキャストがちっとも目立たず、主役らしきカップルでさえ、なんのために存在してるのやら状態。犬達の存在までもクルエラに食われてしまった印象で、いくらクルエラファンの私としても、もう少し周りがシャキっとしてくれないとねぇ、なんて思ってしまいました。いっその事、犬の出ない、グレン・クローズ演じるクルエラ映画を作ってくれた方がいいんですけどねぇ。
[映画館(字幕)] 4点(2004-03-25 14:56:58)
2195.  ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 《ネタバレ》 
公開前に原作を読んだのですが、なんかピンと来なかったんですよね。前作を焼き直して、かつ前作映画版の気に喰わないところを原作者が自ら修正してみせた、みたいな内容で。その映画化は、原作のダメなところをそのまま継承しちゃいつつ、さすがにコレではダメだろ、という感じでクライマックスが付け加えられている状態なのですが、映画全体のテンションが低くて、スピルバーグ、やる気ないでしょ?ってツッコミ入れたくなるよーな映画。T-レックス夫婦は何考えてるんだか判らずウロウロ、トレーラー転落のサスペンスは恐竜のサスペンスとは別のモノだし、ラプトルはまるで遊んでるみたいで前作のような「殺られる!」って恐怖感なし。ヒロインは恐竜の血を付けたままウロウロで案の定惨劇を呼び起こし、なんだか恐竜ランドで大騒ぎ、って感じのガチャガチャした映画でしたねぇ。スピルバーグがやりたかった事(冒険ハンティング映画)と、原作者がやりたかった事(テクノロジー批判)とがちっとも噛み合わないままに完成しちゃいました、という感じでガッカリな映画でした。ラストのハモンド社長の主張、あんたが言うな、って感じ。
[映画館(字幕)] 4点(2004-03-25 12:51:40)
2196.  レッド・ブロンクス
こんなに暗くて血生臭い物語にする必要が、一体どこにあったんだか、ちょっと疑問です。アクションは相変わらず魅せてくれるんですけれど、いつものジャッキー節と、物語が抱えた重さとが不協和音を響かせていて、香港映画恒例の「唐突な大団円」を迎えても釈然としない気持ちが残りました。これが香港の人から見たアメリカのイメージなのでしょうか? その殺伐とした物語の中で、唯一アニタ・ムイはコミックメーカーとして輝いてました。そんな彼女の早すぎる逝去には胸が痛みます。ご冥福をお祈りします。
[映画館(字幕)] 4点(2004-02-21 20:16:02)
2197.  レッドブル
スタイリッシュな映画がお得意のウォルター・ヒルが撮るシュワちゃんの娯楽映画、となれば期待も高まるワケですが(あ、当時は、のハナシですけど)、実際にはなんだか冴えない、どうして?という感じがつきまとっておりました。「48時間」の焼き直しをやるにしても、もう少しヒネるべき所はあったんじゃないかなぁ、と。カルチャーギャップコメディとして弾ませるべきところを、もたつかせてしまって、アクションも気持ちよく流れるという感じではなくって、企画の面白さが実際の映画に反映されなかったような感じがあります。その後のヒルの凋落ぶりを見ると、まあ仕方のない事なのかなぁ、とも思ってしまうんですけれど。
[映画館(字幕)] 4点(2004-02-21 20:05:16)
2198.  レスリー・ニールセンの2001年宇宙への旅
クライマックスのオペラ部分にあまり笑いが盛り込まれていなくて、一体これのどこが面白いんだろう?という感じになってしまいました。もっと徹底してSFパロディで暴走してくれれば良かったんですけど、レスリーの空回りするドタバタばかりが描かれて、そのために物語の停滞まで生んでしまうとなると、どーなんでしょーねー・・・。ファンな私としては単純にドレビン復活を望んでいるんですけど。
[試写会(字幕)] 4点(2004-02-13 21:36:12)
2199.  上海バンスキング(1984)
うーん、ステージシーンでの奥行きのなさや雑なビデオ合成などにチープな感じがしてしまって。物語も痛快とは行かず、重たくて暗いですし。みんなが幸せになってハッピーエンド、という映画がいいという訳ではないんですけれど、「蒲田行進曲」のメインメンバーが再集結して出てきた映画が長めの上映時間で延々暗くて弾まない状態、ちょっとガッカリした印象が残っています。どうしたって平田満には「蒲田~」のノリを期待しちゃってましたしね・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2004-02-04 12:39:03)
2200.  レインディア・ゲーム
お気に入りの映画館で上映してる映画、という事だけで予備知識も何もなしに見に行って、なんだかやたらB級な映画だったなぁ、と思ってたらエンドクレジットで一流なスタッフ&キャストだった事に初めて気付き「フランケンハイマーだったの? それにあれってベン・アフレックだったかぁ。あの女優がシャーリーズ・セロンだったのね。どっかで見た事あると思ったらゲーリー・シニーズ・・・うーん」って。なんでこんなB級映画がこんな大劇場で上映されてるの?って思いながら見てたんですけど。えーと、とにかくヒネりまくってみました、って感じのラストを見せたいためだけに作った映画なのかなぁ、みたいな。ウソつきベンくんの苦しいドタバタは見てて同情しちゃいましたけどね。つーか、サンタの強盗集団って、フツーはコメディでしょ。なのに笑わせてくれないんだもん。マジメなんだもん。なんだかなー。
[映画館(字幕)] 4点(2004-01-29 14:03:07)
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