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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4669
性別 男性
年齢 41歳

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2501.  上海の伯爵夫人 《ネタバレ》 
真田さんかっこええなぁ~。画に映える男ってのはやっぱいいですなぁ。レイフ・ファインズもさすがは名優だけあって、盲人の役というのを本当にうまく演じてる。頭の中で思い描いた自らのバーという理想郷を作りたいジャクソンと、真摯な彼に魅かれるソフィア、己の野望を遂行しようとするマツダ。地に足のついた当たり前の幸せを追い求めながらも、時代に翻弄されていく様を描いた作品ですけど、ただ、ちょっと物足りなさを感じますねぇ。もっとお話にぐっとくるものがあればよかったんですが、、、。でも1930年代当時の上海の街並みはすごくよく再現されてましたね。
[DVD(字幕)] 6点(2007-08-08 20:28:50)
2502.  ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ! 《ネタバレ》 
いやぁ、ここまで完成度の高いクレイ・アニメって初めて見ました。霧のかかった街並みの風景のリアルさとか、キャラの実に細やかな表情とか、まるで現実の世界を撮影でもしてるかのようなあのライティングのうまさとか、一体なんなんですかねこれ。凄いとしか言いようがないです。英国のアードマン社と米国のドリームワークス社がタッグを組んだ一本、つまりはクレイアニメのプロ中のプロと、最先端の映像技術を有したプロ中のプロが手を取り合った。よく見てると結構CGが使われていることに気がつきますが、それがもうなんの違和感も無く完全にクレイアニメと一体化してる。「目的と手段」が逆になってるアニメが多い中、この見事なまでの画作りの関係は特筆に値しますなぁ。ストーリーはいたってシンプルなわけですが、ストーリーよりも魂が吹き込まれたキャラ一人一人の持ち味が魅力です。うさぎ達のかわいいまぬけ面、敵のワンコの情けない表情に思わず笑い、ウォレスの憎めないその性格に共感し、グルミットのはらりと流れるその涙にグッとくる。なんかもう、あまたの数ほどいる生身の人間の大根役者よりよっぽどいい芝居しやがるなこいつら(笑)。
[DVD(吹替)] 7点(2007-08-05 22:38:12)(良:1票)
2503.  ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》 
世界の武器供給国ベスト5、それは米・英・露・仏・そして中。この五カ国は、国連の常任理事国でもある、、、、。くぅ~、なんか凄い凹みます。悲しいかな、やっぱり世の中は正義じゃなくて、パワーバランスで出来てるんですなぁ。世界の現実を改めて突きつけられた感じで、見終わった後は鬱気分になります。。。主人公は結局、刑事に捕まっちゃうわけですけど、そこでまたあのラストの言葉ですよ。私のやっていることは必要悪だから逮捕されない、てね。人間というものが実にドロドロした内面を持つ、多義性の生き物であるが故に、その人間が作り出す世界もまた一筋縄ではいかない、ドロドロした世界になる。善と悪とネセサリーイーブル。おぉ、、公然と広がるこの非線形複雑系無秩序の世界の様を前にして、若造の僕はただただ呆然と立ち尽くすばかりです、、、。これだけ胸にズシンとくる、身の詰まった説得力ある作品を、これだけ見やすく、軽く作り上げることが出来る、その器用さにも脱帽です。
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-05 22:16:15)
2504.  最終兵器彼女 《ネタバレ》 
で、結局のところ、なんであの子が兵器にされたのか、その説明が最後までなかったように思うんですけど、シナリオとして果たしてそんなんでいいんですかね?この作品の持ち味は見ていてこっ恥ずかくなるほどの二人の会話と馴れ初め、その青春の様なわけですが、よく恋愛に没頭すると周りが見えなくなる、なんていいますけど、この作品がまさにそれでして、二人をとりまく周りの環境、戦争の発端と正体、とにかくなんにもわからない。ただただ原因のわからない状況下で原因のわからない改造をされ、その中でとてつもないピュアで初々しい恋愛をしている。コミックの映画はどうも説明不足なのが多いように思うが、これも一本の作品として、もっと世界観を構築するべきだったのでは。
[DVD(邦画)] 5点(2007-08-02 23:10:57)
2505.  新幹線大爆破 《ネタバレ》 
これぞまさしくエンターテイメント!犯人の方々のバック・ストーリーが重く、深く、それでいて人情味があって、感情移入せざずには入られません。この犯人の動機付けがもし描かれていなかったら、ただのアクション映画として厚みも無く、犯人達に共感の念を持つ事はなかったでしょう。この動機付けがあるからこそ、被害者を出さずに計画が成功してほしい、と応援する気にもなり、その結果ハラハラドキドキ感が得られるんだろうと思います。アクションシーンが無駄に凄いし、なにより高倉さんと宇津井さんの演技がもう素晴らしいのなんの。乗客の反応がちょっと馬鹿すぎるかなと言う気もしますが、そこはご愛嬌。なにせ30年以上前の作品ですし、実際の新幹線を使ってのアクションシーンは難しいのでしょう、ときおり出てくるミニチュアが興ざめなんですけど、そのへんが-1点かな。ああいうの見ると、この面白さそのままに今の技術で誰かフルリメイクしてくれないかな、と思ったりするんですけど、たぶん脚本も変わって現代風に薄っぺらいものになっちゃっうんだろうな、、、、。ただ一つ、喫茶店の火事はちょっと突然すぎるよね(笑)。でもあんな無理矢理な設定も、ありえなさを面白さが凌駕してるんでOK。飛び去る飛行機のジェット音、そして銃声!のラストは圧巻であります。
[DVD(邦画)] 9点(2007-08-02 00:52:55)
2506.  ZOO(2004) 《ネタバレ》 
5つのなんとも妙なお話からなる短編集。テーマは生と死といったところでしょうか。だけど、深いものは全く感じなかったですね。単にそのテーマから発したアイデアだけで見せてみました、てだけの、若者による若者のための映画、という印象です。一番面白かったのは「SEVEN ROOMS」かなぁ。僕はあれはコメディーだと思うんだけど。だって、冷たい姉ちゃんの命令で白パンツ一丁できったない排水溝みたいのを行き来させられてさ、あの馬鹿馬鹿しさに思わず吹き出しちゃったんですけど(笑)。
[DVD(邦画)] 6点(2007-08-01 00:38:45)
2507.  戦国自衛隊1549 《ネタバレ》 
うははは、皆さんボロクソですね(笑)。いやこれはね~、CGの出来がいまいちだとか役者の演技がいまいちだとか設定にちょっと無理があるよ~とかいろいろあるんですけど、でもやっぱり最大の原因はシナリオですね。このなんていうのかな、見る人を引きつけさせない中身の無い台詞と展開。観客に感情移入させる要素がないんですよ。小学生とかが書くような脚本なのね。だから、たぶん子供さんが見ると喜ぶかもしれないですね。だからまあ、子供向けなんだということで割り切る事にしましょうよ、皆さん。
[DVD(邦画)] 5点(2007-08-01 00:28:11)
2508.  ブラックキス 《ネタバレ》 
遺体の作りや部屋の装飾、全体的な画作りなど、ハード的には凄く凝っていて、さすがは「ヴィジュアリスト」なだけあるなと思うんです。ただ問題はソフトの面。いや、この人の映画はそもそも映像ありきでストーリーは二の次みたいなのばっかりなんだけど、本作はそれまでのに比べると割とストーリーテリングしてる。ただ、サスペンスとしての脚本の出来は果たしてどうなのだろうか。監督が特典映像で「これまでのサスペンスものは犯人がいつも身近な人間ばかり、本当はそうじゃないだろう」と、そんなこと言ってたけど、だからといって犯人はまったく関係のないプロフェッショナルです、そんで思わせぶりな殺し方にも何の意味もありません、では謎解きになってないだろうと。お父さんが殺しを命令うんぬんにも、ちょっと動機としては無理があるんじゃないか。ということで、ハードはOK、つかみもOK、ラストは消化不良、おまけで6点。
[DVD(邦画)] 6点(2007-08-01 00:16:07)
2509.  APPLESEED アップルシード
なかなかチャレンジングな映像ですねぇ。なになに、世界初の3Dライブアニメ?要は、見た目は2Dだけど、動きは実写みたいな感じ、だとのこと。なるほど、確かに動きが独特ですな。アクションシーンも、おっ、かっこいいじゃんと思わせるシーンちらほら。新しい映像表現を開拓しようという試みとしては合格点をあげていいと思います。その試みの第二章が今年の秋に公開だとのことで、どれほど進化しているのか見物です。
[DVD(邦画)] 6点(2007-07-27 03:00:37)
2510.  太平洋ひとりぼっち 《ネタバレ》 
なんといっても堀江謙一さんと言えば、日本を代表する海洋冒険家ですから、その功績からいって、陸の植村直己と共に賞賛されうる人じゃないかと思いますね。1962年、小さいなマーメイド号で日本人として初めて太平洋を単独横断した。という記録自体は知っていても、具体的にどんなバック・ストーリーがあったのかは全然知りませんでした。この作品を見て初めていろいろなことがわかりましたね。どんな物を詰め込んでいったのか、どんな機器を使ったか、どんな危険なことがあったか、どんなものを食べたか、ずっと一人で居続けると、精神上どんなことが起こるか、そしてなにより、家族とのいざこざ。反対し続ける両親。当時は「密出国」なんて言われていたんですねぇ。堀江さんの、意志の強さと前向きさには、感服させられます。
[インターネット(字幕)] 7点(2007-07-27 02:40:21)
2511.  犬神家の一族(2006)
石坂さんと加藤さん、そんで大滝さんは、30年前と同じ役柄で出てます。どういう風にリメイクされているのかな、と思って観てみると、なんとまぁ、脚本から撮り方から音楽から間合いに至るまで、なにからなにまで一緒じゃないですか。ちょっとだけ台詞と挿絵なんかで話を昔よりわかりやすくしてるぐらい。ここまで同じなら、なんでリメイクを撮ったんだろうという気もしてくるんですが、、、、。ただ昔のやつと明らかに違う点が一つ。それは「明るさ」です。明らかに、この作品はライティングが明るすぎる。言ってみれば今風になってる。昔のあの画面の暗さがないので、その分不気味さが軽減しちゃってます。それにしても、石坂さんはなぜ30年経っても髪の毛がフサフサなのか。これこそ最大のミステリーなのであります。
[DVD(邦画)] 6点(2007-07-22 23:12:23)
2512.  犬神家の一族(1976)
お話が二転三転して多層構造になってるもんで、そりゃあね~だろうと思いつつも、見終わって考えてみると、ちゃんと辻褄の合ったストーリーになってるんですよね。あぁよく出来てるなぁと関心致します。印象的な場面や台詞の連続って感じで、観賞後もいろんなシーンが思い起こされます。配役も完璧ですしね、皆さんそれぞれ個性的な演技をしてらっしゃった。スケキヨ君の、口とかをうにゃ~って動かして仮面を顔にフィットさせるシーンがどうにも頭からこびりついて離れないんですよ。スケキヨ君、頼むから夢に出てこないでね。
[DVD(邦画)] 7点(2007-07-22 22:59:47)
2513.  不都合な真実 《ネタバレ》 
ドキュメンタリーというか、温暖化という問題を知らしめるための一つのいい宣伝素材という感じで、ゴアさんの見事なまでの講演を堪能することが出来ます。いかに人々にわかりやすく伝えるか、1000回以上もの講演を重ねて来た彼がなし得た、一種のパフォーマンス・アートと呼んでもいいくらい。まずは地球の映像を見せる。カール・セーガンの言葉を借りて、ボイジャーファイナルショットの青い点になった地球を見せる。そしてその星で起こっている事をわかりやすく説明。「これは政治の問題ではなく、モラルの問題だ」は素晴らしい言葉です。何事も矮小化して考える我々の癖をうまいこと指摘してますな。その後はいろいろな科学的データを見せて温暖化の恐怖を教えてくれます。一番印象的なのは、南極の氷が気温の上昇によって穴だらけのチーズ状みたいになっちゃって、一気に崩れ落ちるという話。あれがグリーンランド全域で起きていて、もしグリーンランドの氷床が溶けたら世界の大都市は海に沈んじゃうよって。実に恐ろしい!一番有意義だなと思った話は、経済と環境は両立するという説明。これが対立するものだと思ってる人がまだまだたくさんいるんだろうという事実。これこそが、温暖化阻止にむけての最大の阻害要因かもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2007-07-10 22:40:29)
2514.  王と鳥 《ネタバレ》 
宮崎駿に影響を与えたっていうのが宣伝文句であったんで、どれどれと見てみたら、なるほど、確かに「カリオストロの城」はこれによく似ている。でも彼の場合はいつも明るい作品だけど、これは凄く皮肉っぽい、ちょっと怖い作品ですよね。絵から抜け出して来た王様が本物と入れ替わっちゃったりするところなんて、結構怖いアイデアです。ラストにもびっくりですね。全部ぶっ壊して、しまいには自分の巣箱までぶっ壊しちゃう鳥さん。王と鳥。王という暴君を倒すはずだった鳥までもが暴君と化した、なんとも皮肉な結末でした。
[DVD(字幕)] 7点(2007-07-10 22:09:59)
2515.  ゲド戦記 《ネタバレ》 
いたるところに宮崎アニメによく似たショットが出てくるんです。にもかかわらず、宮崎アニメの持ち味やよさである、全体の小気味良いリズムやテンポ、まとまりのよさや活き活きとした台詞、活動的な描写、飯のうまそうな感じ、ストーリーの面白さ、そういうのが全て反比例のごとく裏返しになってます。全体のリズムは細切れな感じで悪いし、台詞はびっくりするぐらい血が通ってないし、まったくもって描写が活き活きしてないし、飯はまずそうだし、ストーリーも全然厚みに欠ける、、、もしかするとわざとなのかもしれないけど、にもかかわらず絵柄だけはところどころ宮崎アニメにそっくりなんだもんなぁ、、、「まことの名」を明かしたらアレンは突然元気になるし、テルーは竜に変身して火吹き出す始末だし、おいおいおい、そりゃ制作者は原作読んでるから脳内補完出来るかも知れないけど、この映画見る人のほとんどは原作なんか読まないんだからさ、バックストーリーぐらい説明してもらわんと、なんだかわけがわかんないじゃないか。そんでもって意味不明なストーリーで結局言いたかった事は「命を大切にしましょう」ってそれだけか?ひょっとして吾朗さん、観客にどうやったらうまく説明出来るか、面白いと思わせられるか、メッセージを届けられるか、そういうことにまで想いが至っていないんじゃないのかしら?いや、そんなことはどうでもいい、自己流で貫き通すんだぜ!ていうんなら、明らかに吾朗さんは「マイノリティ派」の作家ということになるわけです。今回のこの大不評の原因は、本来万人に楽しんでもらえるものを作ってきたジブリの新作ということで、当然「マジョリティな作品」だと思ってたくさんの人が見に押し寄せた(2006年興行収入No1!)のに、実際はそれとはまったく逆の「マイノリティ派」な作品だったので、みんなびっくりしちゃった、てことなんでしょうね。吾朗さん、初監督作にしては、割とまとまってる方ですよ。あなたは「シビアな世界」に興味をお持ちのようですから、その路線で徹底的に追及していった方がいいと思います。間違ってもファンタジーの舞台を借りるのではなく、もっとダークなSFでも借りて、通好みに受ける作風でいったらいいと思います。決して父親の影を追わないでくださいね。父の作風をただ単になぞるのでなく、あなた自身の作風を確立したとき、アレンのごとく悟って道が開けるでしょう。
[DVD(邦画)] 5点(2007-07-06 01:52:24)
2516.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
この作品のテーマは一言でいうと、「意味のあるものとはなにか」であります。昨今、現代社会は意味を喪失した、「意味に餓える社会」であります。劇中、美術品を収拾する男に「これらの骨董品を見る世代がいなくなるのに、なんの為に集めるのか」と主人公は問う。あるいは、奴隷から時計を奪う警官、街のいたるところにある動く広告、台詞の端々にまで、いろんなところに「物欲主義」というキーワードが垣間見える。人がいなくなるってのに、なぜこの人たちはこんなにも物欲に溢れてるのか?何の意味も無い。そして絶望的なまでに無意味な反乱、戦闘、殺し合い。ラストの長回しは、単に「長回し」だけが売りにされてるけど、この長回しにはちゃんと意味がある。そこらへんがデ・パルマとは違う(ファンの方、失礼)。まさに無意味な殺し合いの中、ただ一つ、赤ん坊を救う為に、ひたから駆け抜けていく主人公。最後に人々が目にしたのは、赤ん坊という名の「意味」であったのです。何の為に生き、何の為に社会があり、何が人類にとっての価値なのか。その赤ん坊が 、全ての意味を表している。それを手にしたとき、トゥモロー号のごとく、現代社会を導く「明日への指針」となるでしょう。
[インターネット(字幕)] 8点(2007-07-05 14:37:19)
2517.  明日の記憶 《ネタバレ》 
おのれ堤幸彦め、、、顔に似合わずこんなにいい映画を作りおって、、、(笑)。いやぁ、本当に素直にいい映画だったと思います。こういう良作を見ると、改めて映画の持つ有意義性というものを感じます。人を共感させてナンボ、たくさんの人を共感させて、よりよい社会規範を作っていく。渡辺謙も樋口可南子も、凄くよかったと思うし、特に大滝秀治は本当にいい味出してた。さすがは大御所ですね。こういう、誰にでも降り掛かってくるお話というのは、とても考えさせられる。ラストは本当に印象深い。萩原朔太郎の名言から。「幸福人とは、過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、不幸人とは、それの反対を記憶している人々である」佐伯雅行は、まぎれもなく幸福であったであろうことは、最後の湯のみが教えてくれています。
[地上波(邦画)] 8点(2007-07-02 02:10:47)
2518.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
アクション映画とてしは、申し分ない出来映えだったと思いますねぇ。こう見ていて力の入る銃撃戦は、他を寄せつけないくらい群を抜いて優秀だったし、特によかったのはトンネルのシーンですね。あのたたみ掛けるようなスピード感とカメラワークは、今年のアクション映画のシーンNo.1と言ってもいいぐらいですね。それで前半はつかみOKなんだけど、中盤から後半にかけて失速しますよね。F-35のシーンはちょっとやりすぎかなと思ったし、それに比べてラストはあっけない終わり方だった。ラストの展開をもうちょっとうまく昇華出来るように考えるべきだったと思いますね。でも、全体としてはぐっと締まった、本当によく出来た映画。シリーズ中では、1作目が不動の最高傑作であることに変わりはないけど、本作はそれに次ぐシリーズ2番目の傑作にカウントしてもいいかなと思います。ただまぁ、シリーズものですから、今までで一番凄いアクションを作ろうというのはわかるんですが、そのせいかマクレーンがもはや「超人」と化していたのはちょっと気になるかな。
[映画館(字幕)] 7点(2007-07-02 01:38:39)(良:1票)
2519.  武士の一分 《ネタバレ》 
例えばこのシーンは土砂降りの雨が降っている、このシーンは強い風が吹いている、このシーンは落ち葉、このシーンは突風、という風に、そのシーンそのシーンで周りの環境を使ってうまく表現してるのがいいですよね。それに、まったく無駄に動く事無く、常にシンプルなカメラの動き、構図がとても清々しくていいですね。もう迷いはないんだぞ、みたいな貫禄があります。個人的には山田洋次時代劇3部作の中では、この作品が一番よかったです。新之丞に割と共感出来たのと、キムタクの芝居も決して悪くなかったことと。
[DVD(邦画)] 7点(2007-07-02 00:24:27)(良:1票)
2520.  アンダーワールド/エボリューション 《ネタバレ》 
確かに前作よりはアクションがパワーアップしてることはしてるんですが、、、、、どうもこのシリーズは生理的に受け付けないようです(笑)。見所はケイトのエロエロボディスーツとラストのプロペラミンチシーンぐらいですかねぇ、、、ファンの方、すんません!
[DVD(字幕)] 5点(2007-07-02 00:14:32)
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