241. リミットレス
テンポがよく楽しめるが、そのまま終わってしまって、オチがないというか弱い気が。 [地上波(吹替)] 5点(2023-02-07 11:02:53) |
242. 僕のワンダフル・ライフ
犬の生涯は飼い主次第であり、人間の生涯も親次第と考えると、ちょっと救いのない作品のようにも思える。 [DVD(吹替)] 5点(2023-01-27 11:47:57) |
243. ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん
作風のせいなのか極限状況というのがあまり伝わってこない。尺も短いのでご都合主義的に展開していくし。ただし、貴族少女のプライドと根性には感じるものがあった。 [地上波(吹替)] 5点(2023-01-02 00:11:34) |
244. 羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来
タッチは昭和感が漂う古臭さがあるし、ジブリだかディズニーだかなんか色々と詰め込んだ印象もあるが、世界観は興味深いものがある。とはいえ、共産主義国が作るアニメなのでそこにはなんらかのイデオロギーが内在したプロパガンダがあるわけで、それに気づかずして見るのはあまりにも無邪気というか中国の思う壺。結局は、妖精はウイグル人等の少数民族で、館は強制収容所、国家反逆罪は「最強の執行人」によって裁かれるということなのかと。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-01-01 12:52:06) |
245. カラフル(2010)
《ネタバレ》 家族の崩壊と再生という視点で見れば『岸辺のアルバム』に似てなくもないが、子供向けにだいぶ薄くしたかなという印象。また、記憶喪失的に自分をやり直してみるというのは興味深い設定ではあるけども、もうちょっとドラマチックな描き方があったのではないのかと。ただし、少年期は「カラフル」を達観するよりも、「純粋さ」を追求した方がよいのかなという気もするが、それでは生きるのが苦しくなるというメッセージなのだろう。その苦しさも「青春」だとは思うが、自殺するほど苦しいのなら無理することもないし。原作がどうなのかはわからないが、二子玉の開発時代をアニメ化したのは貴重ではあるね。「空間的な新旧」というのもテーマになっているのかもしれないが、内容にあまりリンクしていないようにも思えた。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-12-22 11:17:18) |
246. 草原の椅子
原作は阪神大震災のようだが、311に設定を変えて映画化。「絆」がキーワードになっていて、宮本輝の原作からは少々離れてしまったようにも思えるが、それなりに「よい話」ではあるし、個人の生き方と家族や仕事の問題との関係等々考えさせられる部分もある。ただし、シリアスな問題をややコミカルな演技・演出で描いてしまった事に違和感がないわけでもない。 [地上波(邦画)] 5点(2022-12-20 15:57:48) |
247. ラビング 愛という名前のふたり
パトス的な夫婦の愛情とロゴス的な人権派弁護士の戦術との微妙なズレ具合が中々興味深かったが、全体的に盛り上がりには欠ける。本作は半世紀以上前の出来事を扱ってはいるが、人種間の結婚がOKなら、同性婚はOKなのか?重婚はOKなのか?さらには近親結婚はOKなのか?等々、ある種の「すべり坂論法」にどう対応するのかという問題は現代にも継続しており、古くて新しい問題でもあるように思えた。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-12-09 15:22:16) |
248. 陰謀のスプレマシー
中盤まではよかったが、後半失速。娘の存在は最初邪魔にも思えたが、これはこれでよかったのかと。オルガ・キュリレンコ目当で見たのだが、あまり活躍することもなくゾンザイな扱いをされてしまって残念。 [地上波(吹替)] 5点(2022-12-03 15:51:04) |
249. サラの鍵
ヴィシー政権をどう評価するのかというのは結構難しい問題で、それをテーマとした作品なのかなと思ったら、「ファミリーヒストリー」的内容になってしまった印象。他人の「ファミリーヒストリー」を見るなら欧州におけるユダヤ人問題よりも、NHKの番組でアジアにおける日本人問題を扱う方が、鑑賞者としては共感できるかな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-12-02 12:23:32) |
250. バーニング・オーシャン
『チリ33人 希望の軌跡』と比較して、この事故については全くと言っていいほど記憶がなく、その時点で「真相を探る」という興味関心は無いわけだが、映像的な迫力はあってパニックモノとしてはそれなりの出来だとは思う。が、物語の方がイマイチなので全体的には盛り上がりに欠ける。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-28 22:44:25) |
251. サウスポー
ストーリーはありがちで、ロッキーの二番煎じという印象。銃撃事件の真相(ライバルの兄弟が発砲?)が主人公に明らかにされず、ケンカを止めに入った黒人が誤認逮捕されたまま終わってしまったのが消化不良。この点について誰か教えてください。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-11-18 11:49:47) |
252. その女諜報員 アレックス
オルガ・キュリレンコには独特の魅力があるし、悪役も中々の存在感でよいのだが、脚本が雑というか難ありで勿体ない作品になってしまっている。 [地上波(吹替)] 5点(2022-10-06 10:11:21)(良:1票) |
253. ハンナ
全体的な雰囲気は悪くはないんだが、ムダにスタイリッシュ?にしてしまったために緊張感が欠如し、サスペンスとしてちょっとズレてしまい、なんだか惜しいなあという印象。 [地上波(吹替)] 5点(2022-09-13 22:44:02) |
254. オンリー・ザ・ブレイブ
30程度カットされたものを鑑賞。実話がベースだから仕方ないが、盛り上がりに欠けやや退屈。ノーカットだとさらに退屈したのかも。が、この話は知らなかったので参考程度にはなる。結局、この結末は不可避だったのか否か。その検証がなされていないので、安易な英雄視もどうなのかと思う。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-09-01 11:54:44) |
255. マラヴィータ
ベッソン&スコセッシだとこうなってしまうんだなという印象。結構ブラックだしクライムコメディとして楽しめるのかと言えば微妙。アクションとしてもイマイチでいろんな意味で中途半端だが、デニーロパワー?で最後まで飽きずにみられるから不思議。トミー・リー・ジョーンズがもうちょっと活躍するのかと思ったがオマケみたいな扱いなのは残念。 [地上波(吹替)] 5点(2022-08-31 12:12:26) |
256. 宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海
リメイクされているのはなんとなく知ってはいたが、旧作のイメージを壊されたくないという思いからなのか、特に興味も湧かず敬遠していた。よってどうせたいしたことはないだろうと期待もせず鑑賞。よく悪くも昨今の事情を反映してか所々設定が異なっていたり、現台風なキャラに少々違和感もあったが、思ってたよりそんなにヒドクはなかった。なんと言っても音楽が同じなのでその力が大きく、懐かしさが込み上げてくる。旧作ファンもギリギリ許容範囲ではないのかと。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-08-22 02:04:12) |
257. 岸辺の旅
「夫婦とは何か」を問う作品だと思うのだが、死別してからでは遅いということだろう。死別しないとわからないこともあるんだろうが、後悔しないように生きてる「今」を大切にするしかないのかと。テーマ・設定は興味深いが、作品としてはイマイチかな。 [地上波(邦画)] 5点(2022-08-19 22:26:16) |
258. 劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
救命モノだと江口洋介の『救命病棟24時』と比べてしまうが、こっちの方が後発なので個々のエピソードは結構似ているものが多い印象。こういうのはもうパターン化されてしまっているので仕方ないのかもしれないが。また、ヘリだと災害現場のシーンが多くなってしまい、院内ドラマの描き方がどうしても弱くなり、物語性が欠如してしまうという難点がある。あとはバランス的に男性看護師も登場させるべきだったのではないのかと。それにしてもドクターヘリというと安倍晋三銃撃事件を思い出してしまうな。 [地上波(邦画)] 5点(2022-07-24 13:08:08) |
259. ジェーン・エア(2011)
当時の時代背景には詳しくないが、民主主義の先進国であるとされるイギリスでも150年程度昔はこの程度なのかと陰鬱な気持ちになる。所謂「名作」的な雰囲気は感じられるし、セリフも芝居がかっていて悪くはないのだが(吹替の人が上手かったのかも)、脚本や演出の問題なのかせっかくの波乱万丈なストーリーが活かしきれておらず、イマイチ盛り上がらなかった印象。全体的に説明不足だし、冒頭で時制が行ったり来たりするのもわかりにくい。なんとなく暗い「サウンドオブミュージック」みたいだなあとも思ったのだが、調べてみると実際にミュージカルとしても人気作のようで、それはそれで見てみたいという気もする。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-07-23 18:49:29) |
260. ホース・ソルジャー
《ネタバレ》 実話に基づいているようだが、ひたすらタリバンの拠点を攻撃していくという戦闘もので物語的要素は小さい。最後の「アフガニスタンに来たらアメリカ人もイチ部族に過ぎない」というセリフは、20年間のアフガン戦争に失敗して撤退したことを思うと、随分予見的というか意味深で印象的である。 [地上波(吹替)] 5点(2022-07-05 22:25:42) |